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ルーテシアの王女と暗殺者
8話 召喚ファヌゥス!
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魔王を倒すついでに銀竜の鱗を採ってこい。
我が妹ながらに恐ろしいことを言う。
冗談なのか、本気なのか。
否、妹は冗談が下手だ。基本的にすべてが本気であり、普通なのだ。
だがどう考えてもリタには自分にあの黒の魔王が倒せるなどとは正直思えない。
何せ伝承では世界を闇に覆い、木達は暴れ、獣は悪鬼と化し、その全てを従えるとあるぐらい。
ましてや魔王は三将と呼ばれる三人の魔族を従えている筈。
魔王を打ち倒す事、即ちそれはそんな大物四体を相手取ると言う事だ。
だが妹は言う。
お兄なら倒せるよ! と。
よく言ったものだ。しかもそれはついでと来てるから恐ろしい。
魔王の根城は伝承に倣うなら銀竜の谷の先。
英雄ヴィナスとマラーナが魔王を相手取る旅の最後に立ち寄った村から更に山一つを越える必要がある。
ならばとリタは考える。
先に銀竜の鱗を持って行ったら荷物になるのではないかと。
そんな事を幾度となく考えながらいつもの森を抜け、吊橋を越えて山岳地帯に近づく。
ダンジョン化により森は既に黒々とし、昼間だと言うのに日の光も通さずまるで別世界に迷い込んだような錯覚を起こさせた。
木々は脈動し、毒々しい程奇妙な赤い実を付ける。
いつもの蜜蝋は使わない。
今回はあの二人がいないというのも理由の一つだが、ここまでダンジョン化しては月光蝶の道案内などまるで意味をなさない。
どちらにせよ、黒の魔王を倒して銀竜の鱗を一キロ回収するまでは戻れないのだ。
言ってしまえば片道切符である。月光蝶等今となればただのペット同然だ。
ふと目の前を黒い小さな毛玉が横切った。
恐らくファーラビットが恐怖に飲まれた姿だろう、リタはそう判断し更に森を進む。ファーラビットは元来臆病な性格だ、こちらから何か仕掛けなければ害は無い。
タタタっと背後から妙な足音と痰の絡んだような吐息音が耳に入る。
黒い毛玉がリタに向かって迫っている最中だった。
臆病等なんのそのだった。
「ダンジョン化があまりにも早い。どうしよう、本当にこの調子で、ふんっ!世界が魔獣に満たされてしまったら……急がねば」
ファーラビットは刺激でその身体を大きくさせる特性がある。成長とは違い肉付きは悪いが毛皮を取るためには敢えて刺激を与えたほうがいいと言う者も居るようだ。
ただ今のリタには関係の無い話だった。
木刀で黒い毛玉の首を叩き潰して瞬時に息の根を止めたリタは森の獣が続々と恐怖に飲まれ酷く凶暴化する中、解体用ナイフとポーチを腰に提げ暗い森をひたすら走っていた。
視界に流れてゆく黒き森の情景。
赤い実がぼとりと地面に落ちて潰れる。
中から果汁が溢れ、刺激臭とともに白煙が上がった。
毒々しいその実はまさに魔界の産物だ。
そんな実を餌だと思い近づく狼もいる。
人の二倍はありそうな体躯を持つ漆黒のワーウルフが実から出る毒ガスを吸ったのだろう、その場で昏倒した。
所々蠢き、襲い掛かる大木の根を躱しながら一直線に闇夜の森を走り続けた。走りながら腰のポーチを探り、ガリッと状態異常用丸薬を一粒奥歯で噛み潰す。
「100を切ったか。予備がいるな、何処かで調合出来ればいいが」
リタは自ら調合した状態異常用の丸薬を入れた布袋を触り残数が99粒になった事に唇を噛む。
ダンジョン化してしまったこの森では丸薬の消費量が激しい。調合するにしても最早ここまで瘴気に染まった森で素材を調達する事は叶わないだろう。
そうは言っても森を出た場所に同じものがあるとも言えない。
だがそんなリタの不安を他所に、森は少しずつ明るさを取り戻していった。
突如開ける視界。
眼下にはまだ若葉をつけた緑色の木々が隙間なく広がる。
所々から白い煙がモヤモヤと上がるのは時刻が朝を迎え森が暖かさを感じている証拠であった。
瘴気が切れたとリタは悟った。
サンブラフの村を出てからどれくらいがたったか、ダンジョン化が進んだ森を抜けてきた以上その時間感覚は不明瞭だ。
だが遥か彼方に切り立った二つの山を見つけたリタはそれが銀竜の谷だと理解し一先ずの安息を得ていた。
「……飛竜、か。妹よ、お前が行ったほうが早いだろ等と無粋な事を考えてしまった兄を許してくれ」
自分の撒いた種である。
魔王を復活させ、世界を滅ぼさんとするきっかけを与えたのは自分なのだ。
言うなればそれは最早自分こそが魔王と言っても差し支えない。
それを棚に上げてこれ以上妹の手を煩わせる事など誰が出来ようか。
リタは首を振り大きく深呼吸した。
眼下に広がる森の清らかな空気を目一杯肺に取り込み、嘆息する。
「簡易式だが少しは役に立つか」
リタは瘴気で満ちた森を背にし、地面に偽召喚公式を円配列で書いた。腰から解体用のナイフを抜き、体内の魔力を三分の一程それに流し込み円配列の中心に投げ刺す。
銀製で出来たリタの解体ナイフは魔力が即座に吸い取られた。地面に掘られた円配列が光る。
円配列の中央では、二足で立つ一頭の山羊が現れリタを睨んでいた。
「こんなちんけな魔力と安物の剣を媒介して神獣の一柱であるこのファヌゥス!を喚び出すとは……いい術式だ、小僧」
自らを神獣だと名乗るその山羊はぶすっとした様子でリタに語りかけた。
「妹が考えた円配列だ。すまない、神獣ファヌゥスよ。この森の瘴気が広がらないよう、少しの間だけ見ててくれ」
「ファヌゥス!だ、小僧。ふむ、小賢しいがいいだろう、お前のちんけな魔力が保つ間は見ててやる。二度とこんな下らん事の為に喚ぶんじゃないぞ」
粗暴な受け答えのファヌゥスはだが、そう言いながらも腕を組んだままむんすと瘴気に満ちる森を見守っていた。
我が妹ながらに恐ろしいことを言う。
冗談なのか、本気なのか。
否、妹は冗談が下手だ。基本的にすべてが本気であり、普通なのだ。
だがどう考えてもリタには自分にあの黒の魔王が倒せるなどとは正直思えない。
何せ伝承では世界を闇に覆い、木達は暴れ、獣は悪鬼と化し、その全てを従えるとあるぐらい。
ましてや魔王は三将と呼ばれる三人の魔族を従えている筈。
魔王を打ち倒す事、即ちそれはそんな大物四体を相手取ると言う事だ。
だが妹は言う。
お兄なら倒せるよ! と。
よく言ったものだ。しかもそれはついでと来てるから恐ろしい。
魔王の根城は伝承に倣うなら銀竜の谷の先。
英雄ヴィナスとマラーナが魔王を相手取る旅の最後に立ち寄った村から更に山一つを越える必要がある。
ならばとリタは考える。
先に銀竜の鱗を持って行ったら荷物になるのではないかと。
そんな事を幾度となく考えながらいつもの森を抜け、吊橋を越えて山岳地帯に近づく。
ダンジョン化により森は既に黒々とし、昼間だと言うのに日の光も通さずまるで別世界に迷い込んだような錯覚を起こさせた。
木々は脈動し、毒々しい程奇妙な赤い実を付ける。
いつもの蜜蝋は使わない。
今回はあの二人がいないというのも理由の一つだが、ここまでダンジョン化しては月光蝶の道案内などまるで意味をなさない。
どちらにせよ、黒の魔王を倒して銀竜の鱗を一キロ回収するまでは戻れないのだ。
言ってしまえば片道切符である。月光蝶等今となればただのペット同然だ。
ふと目の前を黒い小さな毛玉が横切った。
恐らくファーラビットが恐怖に飲まれた姿だろう、リタはそう判断し更に森を進む。ファーラビットは元来臆病な性格だ、こちらから何か仕掛けなければ害は無い。
タタタっと背後から妙な足音と痰の絡んだような吐息音が耳に入る。
黒い毛玉がリタに向かって迫っている最中だった。
臆病等なんのそのだった。
「ダンジョン化があまりにも早い。どうしよう、本当にこの調子で、ふんっ!世界が魔獣に満たされてしまったら……急がねば」
ファーラビットは刺激でその身体を大きくさせる特性がある。成長とは違い肉付きは悪いが毛皮を取るためには敢えて刺激を与えたほうがいいと言う者も居るようだ。
ただ今のリタには関係の無い話だった。
木刀で黒い毛玉の首を叩き潰して瞬時に息の根を止めたリタは森の獣が続々と恐怖に飲まれ酷く凶暴化する中、解体用ナイフとポーチを腰に提げ暗い森をひたすら走っていた。
視界に流れてゆく黒き森の情景。
赤い実がぼとりと地面に落ちて潰れる。
中から果汁が溢れ、刺激臭とともに白煙が上がった。
毒々しいその実はまさに魔界の産物だ。
そんな実を餌だと思い近づく狼もいる。
人の二倍はありそうな体躯を持つ漆黒のワーウルフが実から出る毒ガスを吸ったのだろう、その場で昏倒した。
所々蠢き、襲い掛かる大木の根を躱しながら一直線に闇夜の森を走り続けた。走りながら腰のポーチを探り、ガリッと状態異常用丸薬を一粒奥歯で噛み潰す。
「100を切ったか。予備がいるな、何処かで調合出来ればいいが」
リタは自ら調合した状態異常用の丸薬を入れた布袋を触り残数が99粒になった事に唇を噛む。
ダンジョン化してしまったこの森では丸薬の消費量が激しい。調合するにしても最早ここまで瘴気に染まった森で素材を調達する事は叶わないだろう。
そうは言っても森を出た場所に同じものがあるとも言えない。
だがそんなリタの不安を他所に、森は少しずつ明るさを取り戻していった。
突如開ける視界。
眼下にはまだ若葉をつけた緑色の木々が隙間なく広がる。
所々から白い煙がモヤモヤと上がるのは時刻が朝を迎え森が暖かさを感じている証拠であった。
瘴気が切れたとリタは悟った。
サンブラフの村を出てからどれくらいがたったか、ダンジョン化が進んだ森を抜けてきた以上その時間感覚は不明瞭だ。
だが遥か彼方に切り立った二つの山を見つけたリタはそれが銀竜の谷だと理解し一先ずの安息を得ていた。
「……飛竜、か。妹よ、お前が行ったほうが早いだろ等と無粋な事を考えてしまった兄を許してくれ」
自分の撒いた種である。
魔王を復活させ、世界を滅ぼさんとするきっかけを与えたのは自分なのだ。
言うなればそれは最早自分こそが魔王と言っても差し支えない。
それを棚に上げてこれ以上妹の手を煩わせる事など誰が出来ようか。
リタは首を振り大きく深呼吸した。
眼下に広がる森の清らかな空気を目一杯肺に取り込み、嘆息する。
「簡易式だが少しは役に立つか」
リタは瘴気で満ちた森を背にし、地面に偽召喚公式を円配列で書いた。腰から解体用のナイフを抜き、体内の魔力を三分の一程それに流し込み円配列の中心に投げ刺す。
銀製で出来たリタの解体ナイフは魔力が即座に吸い取られた。地面に掘られた円配列が光る。
円配列の中央では、二足で立つ一頭の山羊が現れリタを睨んでいた。
「こんなちんけな魔力と安物の剣を媒介して神獣の一柱であるこのファヌゥス!を喚び出すとは……いい術式だ、小僧」
自らを神獣だと名乗るその山羊はぶすっとした様子でリタに語りかけた。
「妹が考えた円配列だ。すまない、神獣ファヌゥスよ。この森の瘴気が広がらないよう、少しの間だけ見ててくれ」
「ファヌゥス!だ、小僧。ふむ、小賢しいがいいだろう、お前のちんけな魔力が保つ間は見ててやる。二度とこんな下らん事の為に喚ぶんじゃないぞ」
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