6 / 6
第二章
4 もう一回 (キス表現有)
しおりを挟む
「かけるは何食べたい?」
「んー、ハンバーグ。」
近くのスーパーの肉のコーナーで男子高校生がそんな話をしている。別に周りから見りゃ仲のいい友人あるいは兄弟と思うんだろう。だが、俺には違う。俺が思い描いていたもの(妄想の間違い)は夫婦だった。我に返ればきちんと反省はする。しかし癖がついてしまったようで何かといいように想像してしまう。
結局はハンバーグに決まりその材料を買って家に戻った。「あと二時間ほどで帰るわね。」と輝の元へ入ったメール。つまりあと二時間、俺は耐えなければならない。この無自覚煽り野郎の言動に。理性よ…頑張ってくれ!!!!
「あと二時間だって…」
「そ~だな。」
「なんか、今日は二人で暮らしてるみたいだった…楽しかったけどあと二時間で終わっちゃうんだ…」
「…(アホなのか?こいつは)」
先程決めた覚悟が早くも揺るぎかけている。いや、俺は悪くないだろう。悪いのは輝であって…絶対今のは俺は悪くねえ!!
途切れるかないかそのギリギリであった理性はプツンと切れてしまったようだ。
「んっ…は、か…かけるッ」
気付けば30分が過ぎていた。感覚としては一分程度なんだが…。そして、輝は甘い息を吐いている。少々息苦しそうだが涙を浮かべたその瞳は俺を煽るには十分だ。
「輝。」
「うぅ ン、も…やぁ。」
ただのキスでここまでグズグズになるって…体敏感過ぎないか?だ、大丈夫なのか?不安になる…。ていうか俺ら付き合ってもないのに。
そうは思えど止める術なし。次第に激しくなっていく。
「んぅ…ふ あ、あ 。」
途切れることなく聞こえる吐息。とても可愛らしい。
「輝、口開けて」
「え、… こう?」
輝はあーとおっきく口を開ける。本当に可愛いな。ムードとかそんなレベルじゃない。高三にもなってディープキスが分からないのか?ただ俺相手だから安心してるのか?そう考えたらムカついてきた。
「ん」
ヌルッとおれは輝の口へ舌を押し込んだ。
「んぅ、! んんんぅぅ~ ふ あぅ~」
「輝、もっと。」
「んううぅ。 あ ふぁ ん~、」
ガチャリ。扉の開く音がした。それで冷静さを取り戻せたのだからラッキーだ。
「ごめ…輝?」
謝ろうとして顔を見た。あ~、なんでこいつはこんなに可愛い顔してるんだよ。
て!!だめだめ。おばさん帰ってきたって!!
「輝、これにくるまっとけ!」
そう言ってブランケットを投げ渡した。
「おかえり、おばさん。」
「ただいま♡ あれ、輝は?」
「それがさ映画見てたら寝ちゃって」
「そっか、ご飯出来たら呼ぶわね♡あら!ハンバーグね、これは!」
「俺のリクエストっす。」
「うんうん!頑張るわぁ♡」
良かった。うん。良かった。しかし困ったものだ。輝と…キスしちまった。これからどうすればいいんだよ。
あ~…、もう一回してぇな。
「んー、ハンバーグ。」
近くのスーパーの肉のコーナーで男子高校生がそんな話をしている。別に周りから見りゃ仲のいい友人あるいは兄弟と思うんだろう。だが、俺には違う。俺が思い描いていたもの(妄想の間違い)は夫婦だった。我に返ればきちんと反省はする。しかし癖がついてしまったようで何かといいように想像してしまう。
結局はハンバーグに決まりその材料を買って家に戻った。「あと二時間ほどで帰るわね。」と輝の元へ入ったメール。つまりあと二時間、俺は耐えなければならない。この無自覚煽り野郎の言動に。理性よ…頑張ってくれ!!!!
「あと二時間だって…」
「そ~だな。」
「なんか、今日は二人で暮らしてるみたいだった…楽しかったけどあと二時間で終わっちゃうんだ…」
「…(アホなのか?こいつは)」
先程決めた覚悟が早くも揺るぎかけている。いや、俺は悪くないだろう。悪いのは輝であって…絶対今のは俺は悪くねえ!!
途切れるかないかそのギリギリであった理性はプツンと切れてしまったようだ。
「んっ…は、か…かけるッ」
気付けば30分が過ぎていた。感覚としては一分程度なんだが…。そして、輝は甘い息を吐いている。少々息苦しそうだが涙を浮かべたその瞳は俺を煽るには十分だ。
「輝。」
「うぅ ン、も…やぁ。」
ただのキスでここまでグズグズになるって…体敏感過ぎないか?だ、大丈夫なのか?不安になる…。ていうか俺ら付き合ってもないのに。
そうは思えど止める術なし。次第に激しくなっていく。
「んぅ…ふ あ、あ 。」
途切れることなく聞こえる吐息。とても可愛らしい。
「輝、口開けて」
「え、… こう?」
輝はあーとおっきく口を開ける。本当に可愛いな。ムードとかそんなレベルじゃない。高三にもなってディープキスが分からないのか?ただ俺相手だから安心してるのか?そう考えたらムカついてきた。
「ん」
ヌルッとおれは輝の口へ舌を押し込んだ。
「んぅ、! んんんぅぅ~ ふ あぅ~」
「輝、もっと。」
「んううぅ。 あ ふぁ ん~、」
ガチャリ。扉の開く音がした。それで冷静さを取り戻せたのだからラッキーだ。
「ごめ…輝?」
謝ろうとして顔を見た。あ~、なんでこいつはこんなに可愛い顔してるんだよ。
て!!だめだめ。おばさん帰ってきたって!!
「輝、これにくるまっとけ!」
そう言ってブランケットを投げ渡した。
「おかえり、おばさん。」
「ただいま♡ あれ、輝は?」
「それがさ映画見てたら寝ちゃって」
「そっか、ご飯出来たら呼ぶわね♡あら!ハンバーグね、これは!」
「俺のリクエストっす。」
「うんうん!頑張るわぁ♡」
良かった。うん。良かった。しかし困ったものだ。輝と…キスしちまった。これからどうすればいいんだよ。
あ~…、もう一回してぇな。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
【8話完結】帰ってきた勇者様が褒美に私を所望している件について。
キノア9g
BL
異世界召喚されたのは、
ブラック企業で心身ボロボロになった陰キャ勇者。
国王が用意した褒美は、金、地位、そして姫との結婚――
だが、彼が望んだのは「何の能力もない第三王子」だった。
顔だけ王子と蔑まれ、周囲から期待されなかったリュシアン。
過労で倒れた勇者に、ただ優しく手を伸ばしただけの彼は、
気づかぬうちに勇者の心を奪っていた。
「それでも俺は、あなたがいいんです」
だけど――勇者は彼を「姫」だと誤解していた。
切なさとすれ違い、
それでも惹かれ合う二人の、
優しくて不器用な恋の物語。
全8話。
言い逃げしたら5年後捕まった件について。
なるせ
BL
「ずっと、好きだよ。」
…長年ずっと一緒にいた幼馴染に告白をした。
もちろん、アイツがオレをそういう目で見てないのは百も承知だし、返事なんて求めてない。
ただ、これからはもう一緒にいないから…想いを伝えるぐらい、許してくれ。
そう思って告白したのが高校三年生の最後の登校日。……あれから5年経ったんだけど…
なんでアイツに馬乗りにされてるわけ!?
ーーーーー
美形×平凡っていいですよね、、、、
【短編】初対面の推しになぜか好意を向けられています
大河
BL
夜間学校に通いながらコンビニバイトをしている黒澤悠人には、楽しみにしていることがある。それは、たまにバイト先のコンビニに買い物に来る人気アイドル俳優・天野玲央を密かに眺めることだった。
冴えない夜間学生と人気アイドル俳優。住む世界の違う二人の恋愛模様を描いた全8話の短編小説です。箸休めにどうぞ。
※「BLove」さんの第1回BLove小説・漫画コンテストに応募中の作品です
【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます
夏ノ宮萄玄
BL
オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。
――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。
懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。
義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる