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12>>真実
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純潔を失う初めての経験で、4人の男を同時に相手したメロディーは身も心もヘトヘトになってベッドの上に居た。
気を失っている時にメイドに体を清められたのか新しい寝間着を着せられていたが、朝だからと起き上がることもできなかった。
メロディーはぼうっと天井を見つめながら何故こうなったのかを考える。
みんなが好き。
エイドリックもセルジュもロンゼンもアルドーナも好き。
それはちゃんと恋愛感情で、誰か一人になんて絞れなかったのは自分。
それでも良いんだとみんなが言ってくれたからメロディーもみんなを愛した。
だからみんなで一緒になる。
みんなで一緒に住んで、みんなで分け隔てなくキスして、みんなで同時に愛し合って…………
メロディーは昨日の行為の最中に見た男たちの絡みの意味を考えた。
「ねぇ……
みんなは……私が好きなんだよね……?」
純粋な疑問だった。
みんな『メロディーが好きだから一緒に居る』んだよね?
そんなメロディーの疑問に、今日はまだメロディーの横でゴロゴロする事を選んだセルジュとロンゼンがメロディーの側にやって来て答えてくれた。
「何を当然の事を聞いているんだ?」
「皆メロディーを愛しているから今があるんじゃないか」
そんな二人の答えにメロディーは聞き返す。
「好きなのは……私だけ……?」
そのメロディーの言葉に、二人は一瞬少しだけ目を開いて、そして溶ける様に笑ってメロディーに抱きついた。
「どうしたんだ? 寂しくなった?」
「メロディーは特別だ。でもそれだけじゃ『皆で』なんて居れないだろう?」
「私たちは『みんな』を『同じ様に』愛してるんだ」
「そう。メロディーが俺たちを愛する様に、俺たちも『全員を』愛しているよ」
「メロディーだってそうだろう?」
「メロディーが俺たち全員を同時に好きな様に、
俺たちも全員を同時に愛しているんだよ」
「可愛いメロディー。
私たちの天使」
「メロディーが居なきゃ俺たちもバラバラだった」
「あぁ。政略結婚でそれぞれ家庭を持たなきゃいけなかったけど……メロディーが居た」
「メロディーが俺たちを受け入れてくれたから、俺たちはこうやって一緒になる事ができたんだ」
「メロディーのお陰だよ……」
「愛してるよメロディー……俺たちの可愛い奥さん」
そう言ってメロディーの唇にそれぞれキスをしてくれたセルジュとロンゼンがメロディーの顔の前でキスをした。
そんな二人をぼうっとした目で見ていたメロディーはやっとそこで理解する。
5人で愛し合うという事は、
そういう事なんだという事を…………
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メロディーはぼうっと天井を見つめながら何故こうなったのかを考える。
みんなが好き。
エイドリックもセルジュもロンゼンもアルドーナも好き。
それはちゃんと恋愛感情で、誰か一人になんて絞れなかったのは自分。
それでも良いんだとみんなが言ってくれたからメロディーもみんなを愛した。
だからみんなで一緒になる。
みんなで一緒に住んで、みんなで分け隔てなくキスして、みんなで同時に愛し合って…………
メロディーは昨日の行為の最中に見た男たちの絡みの意味を考えた。
「ねぇ……
みんなは……私が好きなんだよね……?」
純粋な疑問だった。
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そんなメロディーの疑問に、今日はまだメロディーの横でゴロゴロする事を選んだセルジュとロンゼンがメロディーの側にやって来て答えてくれた。
「何を当然の事を聞いているんだ?」
「皆メロディーを愛しているから今があるんじゃないか」
そんな二人の答えにメロディーは聞き返す。
「好きなのは……私だけ……?」
そのメロディーの言葉に、二人は一瞬少しだけ目を開いて、そして溶ける様に笑ってメロディーに抱きついた。
「どうしたんだ? 寂しくなった?」
「メロディーは特別だ。でもそれだけじゃ『皆で』なんて居れないだろう?」
「私たちは『みんな』を『同じ様に』愛してるんだ」
「そう。メロディーが俺たちを愛する様に、俺たちも『全員を』愛しているよ」
「メロディーだってそうだろう?」
「メロディーが俺たち全員を同時に好きな様に、
俺たちも全員を同時に愛しているんだよ」
「可愛いメロディー。
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「あぁ。政略結婚でそれぞれ家庭を持たなきゃいけなかったけど……メロディーが居た」
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