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本編
閑話 エクラ王子と神々の庭 15
しおりを挟む朝、日がキラキラと光、射して。
育苗ポットの芽は、土からひょっこり、緑も若々しく、水滴をまとってしっとり、瑞々しい。
ぷるん、と雫。
「いっぱい、なったねえ。お花、楽しみだなー。」
「ねー。」
押し花大好きサージュと、未来はジュヴール王の予定のエクラ。
2人は、パシフィスト王宮の、庭師小屋の近くで、大きめ麦わら帽子にシャツは腕まくり、いつものように庭仕事。
今は、育苗ポットに芽を出させた、神々のお花に水をやっている。
じょうろは本式の銅製で、ピカッと手入れもされた、注ぎ口までのラインが長く繊細で、美しいものだ。
少年たちが持っても、まあまあ重すぎない、容量も程よく。その代わり何度も本体に水を入れなければならない。
サージュとエクラは、苦も言わず、楽しそうに丁寧に、育苗ポットに水をさしてまわる。
多くても、少なくてもダメ。
種類ごとに、気をつけて。
育苗ポットは、日当たりの良い小屋近くに、ズラリ、大きな板で受けをつくり、種類ごとに整然と並んでいる。ズラズラ、ズラリ。中には日陰で涼しい所が好きな芽もあるので、小屋の陰の方まで育苗ポットがある。
あっちの端から、こっちの端まで。
少年たちで世話ができきるのか、と不安になるほどである。
もちろん、庭師のヒューおじいちゃんが、2人のやりたいようにさせながらも大変な作業を手伝って、指導もしている。
植物に造詣が深い、種芋品種改良お任せエルフのお姉さん、サビィが育成条件を鑑定してくれて、そのメモをちゃんと読み込んで、苗をそこそこの大きさまで育てる計画書をつくってある。
小屋の外側の壁に、大きな紙、手書きで。エクラとサージュとヒューおじいちゃんとサビィたちエルフで、ワイワイヤーヤー、計画を立てて、少年の字があっちこっちまだ不器用で。
この神様のお花のポットはこうする、と書かれた詳細な計画書を時々チラッと見ながら(カレンダーに大まかに書いてある作業予定書と、その具体的な細かい作業計画書の両方があるのだ。今日の作業のよてい、と毎日作業予定書と計画書は、エクラとサージュが貼り替えている)確認しながら。
お国のお仕事なので。そして、間違えると、芽が枯れちゃったりと悲しいので。2人ともちゃんと、テキトーじゃなく、慎重だ。
「エクラ殿下、神様いっぱい会えて、お花もらえて、めちゃよかったね!神々の庭のお花畑、すっごくいいのになりそうじゃん!」
サージュが、腰を曲げたままだから、うー、とイタイタ姿勢を直して。だけど嬉しそうに。
「うん。私も、あんなに神様がくるとは、おもってなかったなー。」
ニハ、と笑って返すエクラ王子は、もはやしゃがんで水をあげていて、そのままにじにじ、足をにじって場所を移しながら、サージュに顔を向けた。
今日もいいお天気になりそうだ。
麦の月も、とんとん、進んで、風は初夏。
薫風、そろそろ半袖が欲しいこのごろ。
エクラは、神様たちのお花が、たくさん降った、方針会議の、あの日を思い出す。
大地の、テルース女神様。
諍いと対話の神、クレル・ディアローグ神様。
このお2柱が、きゃいのきゃいのとお花を降らせ、テルース女神様がエクラに祝福をしたあと、こんな風に。
クレル・ディアローグ神様は、なんだか心配そうにエクラに頼んだ。
『エクラ。私の花、あらゆるところにだが、それだけではあるまいな?各国の神々の庭にも、ちゃんと、咲かせておくれな?楽しみにしているのだ。』
「もちろん、です!クレル・ディアローグ神様のお花も。神々の庭に、ぜったい植えます!」
エクラが、ふす!と鼻息、真面目な顔してコクコクと頷き。
「諍いと対話、大切なお花だもんねぇ、エクラ。神々の庭には、外せないよね。」
竜樹も目をショボショボ、へへ、と神を安心させるのだった。
『そ、そうか?そうかそうか、そうだろうな!うんうん。育てるための元の花は足りるか?もっと降らせてあげようね。』
うっふふ、と喜んだクレル・ディアローグ神により、白いお花がわんさか降る。
『その位にしときなさい!あんまり多くても、扱いに困っちゃうでしょ!』
バシィ!とテルース女神様に腕を叩かれて、ん、そう?そうかな?このくらいにしとく? なんて、気前のいい諍いと対話の神なのである。
コホン、と女神様、咳払い。
『それはそうと。』
『うむ。』
目配せ、頬に手、ちょっと困り顔。
『そうなのよ、あのね、私たち、神の世界で、神々の庭を、こちらの世界につくるですって!?って、そりゃあもう、皆、楽しみにしてねえ。』
『そうなのだ。神なれば、気軽に顕現できないというに、我も我もと、押し合いへし合いでなぁ。』
いや、私はちゃんと関係あるから顕現したのであるぞ?とちょっぴりニヤニヤしている男神である。
そして、そそそそそ、と、竜樹のスマホの上の空間から、2柱の神が両脇に割れて避けた。
『エクラにお花をあげたくって、今、こっちに顕現しようと集まってるのよ。ああ、でも、心配しないで。ちゃんと顕現までするのは、今回のお話に関係する神に限ったから!あんまり沢山、神が顕現したら、竜樹が神がかりすぎちゃうし、神気でここにいる皆が、人ならざる領域に近づいちゃうわ!……って、怒っときましたからね。でもねぇ、エクラ、竜樹、良いかしら?ちょっと騒がしいけれど、神々の、ささやかな願い、私のお花も育ててくれないかなぁの押し付け、しちゃっても?』
顕現しない神々も、私のお花、育てて、育てて!って、お花だけ降らせたいみたい。それくらいなら、なんとか大丈夫でしょ?って。
あ、そうそう、鑑定すれば、どの神のお花か、分かるようにしておくから。
『イヤならイヤで良いのだぞ!手間もかかること、無理強いはできぬのでな!』
ふふん!クレル・ディアローグ神は、自分のお花は育ててもらえるので、なんか余裕ぶっている。
『まさか全部の神ってことはなくて、え~と、まあほとんど全部の神が、神々の庭でお花は育ててもらいたいのだけど。中には、自分が、こう、人と直接、関わりをもったとき、バーンと顕現した印象的な場でもって、ちゃんと授けたいって神もいるから。目立ちた……ゴホン。お花の由来に意味付けしたいみたいなのよね。もったいぶっ……ゴホン。そんなこんなで、こちらで調整はしましたのよ。今回は、ほどほどの量になるかしら。』
『今までの花も、これから先も。人が神々と関わり、花を授けた時に、大事に神々の庭に加えて、育ててほしいのだ。神を神たらしめるものは、この世界の全て。見守るものなくて、神は神でいられぬよ。見返りなど、何もなくても見守るのだが、気にかけてもらえたら、孤高で寂しがり屋の神たちは、それは嬉しいものでなあ。どうか、無理なくで良いから、頼む、頼む。』
クレル・ディアローグ神の実感こもったお頼みごとは。諍いの神として、以前は人に疎まれていた神ならではの寂しさ辛さも、あるのだろう。
無理なく、と言いながらも、余裕ぶりを潜めて、他の神のために、頼むのだ。
ここでお返事するのは、誰が適任か。
各国代表は、神気にのまれて、どうお返事してよいやら。いや、そりゃ育てるよ!喜んで!神様がお願いするのだもの!
だけど、自分がお返事していいのか。神々の庭のことは、ギフトの竜樹預かりで。
そして。
「テルース女神様。クレル・ディアローグ神様。神様のお花、うれしいです!いっぱいお花があったら、それだけ、みりょくてきなお庭に、どこのお国も、きっと、なる!」
エクラ少年が、なんともで神々の庭をつくるのであるから。お返事、純粋な少年が、ふわぁ!と、ただただ喜ぶのを、2柱の神も、ふふふと嬉しそうに。
「このお花は、この神様のお花で、こんな特徴があって、って、お庭のあちこちに、案内板とかもつくりましょうね。聞きたい人には、ガイドさんも付けましょうか。そうしたら、きっと、お庭に訪れる皆が、その神様に思いを馳せて、この神様はこんなお花なのだなぁ、なんか、らしいなぁ、とか。えぇ!この神様のお花は、これなんだ!?そっかー、なんて、楽しいと思うんです。ジュヴールの、緑肥になるテルース女神様のお花とか、そんな挿話もつけて、きっと、とても親しまれますよね。」
静かにお庭をまわりたい人は、それができるように。スケッチしたり、写真を撮ったりも、できて。
そして、そこに来ただけで、心健やかに、和やかに、癒されて、楽しく嬉しくなるような。憩いの場に。
竜樹がそんなふうに、植物園のあるあるを取り入れて申し出ると、2柱は、うんうんうん、そりゃあいい、と喜びに花を再び、ぴょい、ふわふわ、と降らせた。
エクラも、うんうん!と竜樹を見て、勢いよく頷いている。
『それじゃあ、今回関係する神をよぶわよ。あ、竜樹のいいねから顕現の分は引くけど、いつもみたいに、今回も授けたい、いいねがそれぞれの神であるから、やっぱり差し引きトントンになるかしら。よろしくねぇ。』
場所をあけた2柱の間。
竜樹のスマホから。
まずはファーメ神。お歳を召した、お爺様、お髭も長いヒョロリとした熟したお姿。醸し発酵の神である。
衣は煮染めたようなお色で、ふわふわホコホコと香ばしいパン生地の発酵した美味しい香りがしたかと思えば、すぐ後に、酒の香りをちょっと酸っぱくさせた感じが漂ってくる。
美味しそうな神様である。
『いやいや、今回は、肥料のことで発酵をすごく使ってくれる訳だのぅ。嬉しやのぅ。発酵のファーメ神、ワシからは、このお花を授けようの。見栄えは茶色でパッとせんが、そうそう、酵母がとれるでな!花酵母、竜樹なら、色々できるじゃろ?ほほほ、なかなか使い勝手の良い神であろ!の!』
ふぉほほほ、と笑う。
スマホの上の空間の、ファーメ神。その下から、画面、にゅっと、ぼろぼろの衣、腐り落ちそうな、焦茶にどど黒、穴あきお袖が現れる。
『ほ、ほ。ワシの双子の兄神、腐敗神プリテュールが挨拶しとうて。顕現してはお腐れじゃから、手だけで勘弁よ、と言うておるの。腐敗と発酵、元は同じもの。ワシに力満ちれば、兄プリテュール神も、ほくほくなるでな。ちょっと臭うが、嫌がらないでおくれな?』
エクラは、ふはい?と、はてな。ジュヴールのお国と、何の関係が?
確かに、その御手の辺りから、そこはかとなくクチャいにおいがする。
竜樹が、ツーンに、ちょっと目をパシ、と瞑ってパチリ。
「森の木や、草や、獣、虫、鳥の死骸やなにか。腐敗することで大地に還り。人には直接役立たなくても、いつまでも死骸が残らず、大地のお掃除、ゆくゆくは栄養になるのですよね。腐敗神プリテュール様も、もちろんお力、とっても必要で、大事な神様でいらっしゃいます。食べ物が腐ったり、肥料が上手くできなくて、腐ったりもします。私たち、それがなければ、やっぱり人として、ちゃんと自然に生きていけないんじゃないでしょうか。腐敗神様は、腐ると酸っぱくさせたり、どろどろにさせたり、ねば~っとさせたりして、お知らせして下さいますし。」
フリフリ!と嬉しそうにぼろぼろのお袖が振られる。竜樹のショボショボが激しくなる。
そうして、そのお手に、ふわっと苔一欠片。そこからほんの小さな、指先ちょん、白の花。
『エクラ。プリテュール神の手に触らないように、お手てを受けてお出しなさいな。』
テルース女神様が、ほほ、と口を出して。お目々を見張りながら、エクラはそっと、その御手の先に、ちょうだいの片手を差し出した。もう片手は、テルース女神様の緑肥のお花を持っていたので。
腐敗神プリテュールのお袖が、そーっ、と、エクラに触れないよう伸びて。ぽそ、と。
少年の手のひら、苔に花を、ぽとん。渡した。
『兄神プリテュールの苔花は、森や山、ジュヴールの地であらゆるものの死骸を、ちょっとだけ盛んに腐敗させるものだと言っておるよ。倒木なんかもお任せあれよ。』
そうなのだ。
きっと、虫も、鳥も、獣も草も木も。
ジュヴールでは、沢山、生命が死んでしまう。人は工夫してなるべく死なないようにできるが、その、人が、ジュヴールをこうしたのだ。
自然は厳しいのだが、また、懐深く、粛々と運命を受け入れて、そして生命は大地の栄養となる。
鳥の鳴かない空を、虫の羽音のしない川べりを、木々のない森を、ジュヴールの民たちは、きっと寂しく、辛く思うだろう。
だけど、きっと。
「プリテュール神様、きっとまた、生まれますよね。草や木や、虫や鳥、獣も。」
心配そうなエクラに、腐敗神は、うんうん、と言うように。
お袖を、コックリコックリと振って見せるのだった。
ぼろぼろのお袖が引っ込む。
お次は、森を司る、アーブル神。
髪に葉っぱがわさわさと生えて、そこから鹿の角が立派に伸びている。髪の葉っぱは森めいて、さわさわ揺れて風。
丸っと潤んだ、黒目がちな鹿の瞳、睫毛が長い。
『………。』
無言であられる。
だけれど、お喋りみたいに、葉っぱが激しく、さわさわしている。
『アーブル神は、森にも、甦りの植林などをしてほしいって。全ての木が枯れている訳じゃないから、自然に時間が経てば木々は茂るけれど。倒木が腐敗して栄養が還ったら、気にかけてくれたら森も嬉しいそうよ。』
テルース女神が通訳する。
アーブル神様のお花は、ドングリのお花。ひと枝、糸がふさふさしている黄色、雄花に、ニョキっと真ん中、黄緑ふつふつの雌花。
パサリとエクラの腕に、青々とした枝が乗せられる。
オンデュ神。海の恵みの女神。
ウネウネと長いお髪に貝殻、しっとりお肌に所々桜色の鱗が美しい。女神様というものは、ごく一部を除けば、みな大らかでいらっしゃって、包容力のある、お力を感じさせる深さをお持ちである。
浜辺に咲く、クリームイエローの花。5枚の花弁が重なり合って丸く、蕊がちょろ、と真ん中に、奥が赤い。
夏を感じさせる花である。
漁獲制限したり、森を育てて海を守ろうとしたりで、いいね!と思ってくれたらしい。
うふん、とエクラ少年に笑いかけ、お花を渡すと、くる~ん、とお裾を翻して竜樹のあごを撫で撫でした。
犬じゃないが、黙って撫でられる竜樹である。
死を司る神、モール神。
再生を司る神、レナトゥス神
水を司る神、オンディーヌ神。
山神、川の神、商業の神、職工の神、そしてもちろん、情報神ランセ神様。
現れない神々のお花も、エクラの周りに。
ふるふる ふるる
ひらひら ひらり
花が降るふる ふわりと ふうわり
ピンクの 空色 山吹黄金 お日様色のクリームに 真珠の七色。
柔らかく 全ての色 そして重ねた闇黒もちらり
色とりどりの 花 花 花。
花は、祝福。
神々の庭への準備、そしてジュヴールの大地、山、森に植えるための花木(中には苔もあるけど)の準備の育苗ポットに、水やりがちょうど終わった頃。お日様はもう、いい具合に昇って、さん、とし始めている。
麦わら帽子のエクラとサージュ、じょうろを片付けて、ヒューおじいちゃんと今日の作業のいっこ、済み!と計画書にチョークで、つま先立って2人。チェックを入れた。
水のにおいがしている。
「おお~い、エクラ、サージュ。」
遠くから、声。
竜樹が両腕にでっかい箱を。えっちらおっちら、重そうに持って歩いてくる。後ろをお助け侍従のタカラが、アワワワ、竜樹様、私がお持ちしますよ!なんて慌てていて、護衛で王弟のマルサがニハハと笑って悠然と着いてくる。
「はぁ~、暑かった!見てみて!これ、缶詰の新しいやつ、試食のお仕事もらったんだ!」
みつ豆缶だよ!
何だかめちゃくちゃ嬉しそうな竜樹に、少年2人は、麦わら帽子を傾けて、はてな?である。
「みつまめ?」
「みつまめ、ってなーに?竜樹とーさ?」
「みつ豆はね、みつに、かんてん、求肥、果物、歯ごたえの良いアマ塩おまめが入ってるオヤツだよ。餡子を炊いて、あんみつにしようじゃんね!アイスもつける?スペシャルクリームあんみつ、おやつにどうだ!黒蜜もたら~り、つくっちゃう!」
多分それは、とても美味しい。
エクラとサージュは、顔を見合わせて。ニカカ!と笑う竜樹の持つ、缶詰の詰まった木箱に手を掛けて。
「みつまめ!たべよ!」
「わ~い!みつまめ!なんかよさげ!」
みつまめ!みつまめ!
わっしょいしょい、と手伝って新聞寮へ。
ヒューおじいちゃんは、ふほほほ、と笑いながら見送って。
ジュヴールの、あの、大画面広場でテレビをみていた親子、チビちゃんの少年は。
もう少ししたら、桃缶を開けて食べるだろうか。
きっと、父ちゃんと母ちゃんと、笑って、今日はごちそうだね、なんて。そして、いつか、たくさん働いて、お国がよみがえったら。
桃缶を、生ハムとクリームチーズで、エクラ殿下のレシピで食べたいな、なんて。
父ちゃんと母ちゃんは、日々のお疲れに、だけどしみじみ、チビちゃんがすやすや眠った後。月さやかな星光る夜に、言っているかもしれない。
花はふるふる。
パシフィストの新聞寮にも、エルフの森にも。そしてジュヴールにも。
育てる、神々の庭。
ささやかな花の祝福を。
ーーーーーー
これで、エクラ王子の神々の庭の閑話は、終わりです。
おー、長かった!
次は、王族対抗歌合戦です!わわ~っと明るいお話で盛り上がりたいです。
書いているのは楽しいのですが、新年の閑話がまだ終わらないという。どうか、のんびりお付き合いください。
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