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本編
罪の真相は
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「あら。そうね、ジャンドルとコリエには大まかに話したけれど、ちょっと色々、うふふ!私たちも盛り上がってしまったから、ちゃんと説明しましょうね。これは、お願いでもあるのだもの。ちょっと話が長くなりますから、椅子を用意させましょう。楽にして聞いてね。」
すす、と王妃が手を差し伸べると、サササ、と侍女達により、座り心地の良いふかふかクッションの、腕置きまである椅子が、各自に用意された。おっかなびっくりフィアーバとセンプリチェ夫人は座ったが、他の皆はゆったりと息をつき、ニコニコと歓談の準備ができた風である。
とほほ、と逃れられない気配を感じ、情けなく眉を下げるフィアーバである。センプリチェは、すす、とため息を吐いた。
「少し俺からもご挨拶させて下さい。」
ギフトの御方様、竜樹が、小さな目をショボショボニコニコと、胸に手を当て、王妃様に許可をとった。勿論よ、と頷いてもらい、竜樹は椅子の6人にそっと目をやり、特にフィアーバとセンプリチェに微笑みながら!話し出した。
「この度は、ジャンドル君、コリエさん、苦難を2人、超えられて、ご結婚を決められた事、本当におめでとうございます。エフォール君を時折預かる私としても、彼の純粋な喜びを見ると、本当に嬉しく思います。これから、養父母のパンセ伯爵家とも仲良くされながら、親子3人、交流をもって、仲良くされていかれること、まずはお祝いさせてください。」
人の良い、率直なお祝いに、ふふ、とジャンドルとコリエも心から漏れる微笑みでもって応える。
「ありがとうございます。」
「ありがとう存じます。」
そしてフィアーバとセンプリチェも、何となくホッとして、ぎこちなく微笑んだ。
そうか、孫のエフォールは、2人の結婚を、喜んでいるのかぁ。
ジャンドルの話からも思うが、素直な、良い子なんだろうなぁ。
じわり、胸の中がほの温かくなるのを感じて、ベルジェ伯爵家の夫婦2人は、何となく、ふっ、と落ち着いた。
ギフトの御方様、竜樹には、人を落ち着かせる、不思議な雰囲気がある。地味なお顔も何だか好ましいし、と多少余裕も出てきた所で考えながら、膝に手を置いて、話を聞く用意ができた2人である。
「これから、俺の提案もあって、少しお話が王妃様からありますけど、思う所あったら、遠慮なく言ってみてくださいね。皆で意見を取り入れて、益々素敵な結婚式にしましょう。俺からは、そんな所です。王妃様、お願いします。」
「ええ、竜樹様、いつもながら、私たちに、素敵なご提案とご協力、ありがとうございます。」
王妃は、うふふと竜樹の言葉を受けて、6人に向き直る。
「本当に、おめでとう、2人とも。そして2人の親御さんである、セードゥル侯爵家、ベルジェ伯爵家両家にも、お祝いを。」
「「ありがとう存じます。」」
「「ありがとうございます??」」
え、親御さんのセードゥル侯爵家って、と思考が止まりつつも何とか返事をした2人である。
「うふふ!それにしても、その、借金で花街へと追われたコリエを、長年待って、ずっと協力して借金を払いながら、一筋に愛を貫いたジャンドル。そしてそれを重く受け止めて、何とかジャンドルを自由にしてやろうと冷たくしていたコリエなのに。2人の愛の結晶のエフォールの、コリエお母さんを自由にしてあげたいと、自分で稼いだお金も当てての借金一括返済に、心を変えて3人で生きる事を選んだ。3人のしっかりとしたそれぞれの愛に、私も、心が温かくなったし、応援したいな、という気持ちに、親としても、女性としても、自然となったのです。」
マルグリット王妃が、手を組んで嬉しそうに微笑んだ。
「お仕事していて、良い話が聞ける事って、本当に少ないの。もちろん、お仕事は問題に取り組む訳ですから、そうなのだけど、私、本当に嬉しいのよ。」
マルグリット王妃は、厳しい所もあるが、根は人の良い王妃と言われている。小国出身で、驕り高ぶらないし、王子達も愛し、一身に国のために仕事をして、国王も愛している。
そんな王妃を、ほとんどの臣下達は、敬愛している。
そこにいる6人も、王妃の飾らない言葉に、ええ、ええ、と頷いた。
「こんな風に、愛し愛されて、穏やかにつつがなく暮らしていける夫婦が沢山いてくれたら、我が国も素敵な国に、一層なると思うわ。そこで、ギフトの竜樹様のご提案もあって、2人の結婚式を後援する事としました。私たちと、ジャンドルとコリエで、こういうのはどうかしら?って考えた素案があるから、お話するわね。良いかしら、フィアーバ、センプリチェ夫人。」
「はい、ようございます。」
「はい、お聞かせください。」
「まずは、コリエの事よね。浮ついた理由ではなく、背負った借金の為に花街にいた事を、女性の私から貶めるような事は、勿論、言ってはいけない事だけれど、子爵家の娘であったとはいえ、今の平民の身分のままでは、一層悪い噂をする者達がいるわよね。」
「ええ•••口さがない者がおりますもの。」
セードゥル侯爵家のプリムヴェール夫人が、よろしくないわ!という不満顔でウンウンと、王妃に頷いた。
「ええ、ええ。そこで、こちらのセードゥル侯爵家に、一旦コリエは養女として迎えてもらうのはどう?という事になりました。それから嫁ぐ形をとるわね。」
ニパッ! 朗らかな王妃に、やっぱりね•••ハイ。と、静々受け止めるフィアーバとセンプリチェ夫婦である。
「どうかよろしくお願いする、ベルジェ伯爵。」
「私、娘が欲しかったの!こんなに可愛い娘で嬉しいわ!私たち、娘ともども仲良くしましょうね。センプリチェ夫人!」
本当に嬉しそうに、セードゥル侯爵夫妻は2人に軽く頭を下げて挨拶をしてくる。上位の貴族なのに、とても丁寧に。あたふたと、こちらこそよろしくお願いします、と挨拶して、和やかな空気が醸し出される。
トントン、と人差し指を唇に当てて、マルグリット王妃は、す、と目を伏せて続ける。
「本当はね、コリエのお父様ーーーシャルルー子爵バヴァールが、借金の為に脱税を働いた、っていうの、嘘なのよ。そうして、捕まったけれど、借金も過重されて請求されたけれど、元々の借金も、実はそれほどでもなかったの。」
シャルルー子爵は、はめられたのーーー。
3王子が、くりくり!と目を見張って、しぃー、よ。との王妃に、ウンウンする。
「はめられたの、かわいそうよ。」
「今まで、わからなかったの?」
「冤罪、だったんだね。」
「コリエさんのお父さんは、悪い人じゃなかったんだね。」
竜樹の言葉に、王子達は、うんうんうん、と口々に、エフォールのお母様のお父様だもの!とか、えんざいって、なに?とか言った。
「これね、ジャンドルとコリエには許しをもらったけれど、内緒の、秘密の話なの。王宮内部にも罪人がいたし、ましてや、関わったのが、今微妙な立場にいる、サパン公爵家の先代ですからね。評判を落として、彼らのワイン事業や、開発しはじめているお米事業、食肉事業を落とすのは、国として痛い。先代は問題があったけど、当代は真っ当な、良き領主であり、事業者なのよ。でも償うのは当代になってしまう。申し訳ないのだけど、苦渋を飲んでもらう形になるから、穏当な形でだけれど、罪は重すぎたと、そこに贖いはすべきだと、私たちも思っているわ。」
詳しく話すわね。
ゆっくりいきましょう。お茶を頂戴。
王妃が言い、即座に別室に円卓が用意され、寛いだ一層親密な話ができる環境に皆、案内され。
ああ、本当に、逃れられないーーーと、フィアーバとセンプリチェが覚悟を決めた後。
王妃の話が始まった。
すす、と王妃が手を差し伸べると、サササ、と侍女達により、座り心地の良いふかふかクッションの、腕置きまである椅子が、各自に用意された。おっかなびっくりフィアーバとセンプリチェ夫人は座ったが、他の皆はゆったりと息をつき、ニコニコと歓談の準備ができた風である。
とほほ、と逃れられない気配を感じ、情けなく眉を下げるフィアーバである。センプリチェは、すす、とため息を吐いた。
「少し俺からもご挨拶させて下さい。」
ギフトの御方様、竜樹が、小さな目をショボショボニコニコと、胸に手を当て、王妃様に許可をとった。勿論よ、と頷いてもらい、竜樹は椅子の6人にそっと目をやり、特にフィアーバとセンプリチェに微笑みながら!話し出した。
「この度は、ジャンドル君、コリエさん、苦難を2人、超えられて、ご結婚を決められた事、本当におめでとうございます。エフォール君を時折預かる私としても、彼の純粋な喜びを見ると、本当に嬉しく思います。これから、養父母のパンセ伯爵家とも仲良くされながら、親子3人、交流をもって、仲良くされていかれること、まずはお祝いさせてください。」
人の良い、率直なお祝いに、ふふ、とジャンドルとコリエも心から漏れる微笑みでもって応える。
「ありがとうございます。」
「ありがとう存じます。」
そしてフィアーバとセンプリチェも、何となくホッとして、ぎこちなく微笑んだ。
そうか、孫のエフォールは、2人の結婚を、喜んでいるのかぁ。
ジャンドルの話からも思うが、素直な、良い子なんだろうなぁ。
じわり、胸の中がほの温かくなるのを感じて、ベルジェ伯爵家の夫婦2人は、何となく、ふっ、と落ち着いた。
ギフトの御方様、竜樹には、人を落ち着かせる、不思議な雰囲気がある。地味なお顔も何だか好ましいし、と多少余裕も出てきた所で考えながら、膝に手を置いて、話を聞く用意ができた2人である。
「これから、俺の提案もあって、少しお話が王妃様からありますけど、思う所あったら、遠慮なく言ってみてくださいね。皆で意見を取り入れて、益々素敵な結婚式にしましょう。俺からは、そんな所です。王妃様、お願いします。」
「ええ、竜樹様、いつもながら、私たちに、素敵なご提案とご協力、ありがとうございます。」
王妃は、うふふと竜樹の言葉を受けて、6人に向き直る。
「本当に、おめでとう、2人とも。そして2人の親御さんである、セードゥル侯爵家、ベルジェ伯爵家両家にも、お祝いを。」
「「ありがとう存じます。」」
「「ありがとうございます??」」
え、親御さんのセードゥル侯爵家って、と思考が止まりつつも何とか返事をした2人である。
「うふふ!それにしても、その、借金で花街へと追われたコリエを、長年待って、ずっと協力して借金を払いながら、一筋に愛を貫いたジャンドル。そしてそれを重く受け止めて、何とかジャンドルを自由にしてやろうと冷たくしていたコリエなのに。2人の愛の結晶のエフォールの、コリエお母さんを自由にしてあげたいと、自分で稼いだお金も当てての借金一括返済に、心を変えて3人で生きる事を選んだ。3人のしっかりとしたそれぞれの愛に、私も、心が温かくなったし、応援したいな、という気持ちに、親としても、女性としても、自然となったのです。」
マルグリット王妃が、手を組んで嬉しそうに微笑んだ。
「お仕事していて、良い話が聞ける事って、本当に少ないの。もちろん、お仕事は問題に取り組む訳ですから、そうなのだけど、私、本当に嬉しいのよ。」
マルグリット王妃は、厳しい所もあるが、根は人の良い王妃と言われている。小国出身で、驕り高ぶらないし、王子達も愛し、一身に国のために仕事をして、国王も愛している。
そんな王妃を、ほとんどの臣下達は、敬愛している。
そこにいる6人も、王妃の飾らない言葉に、ええ、ええ、と頷いた。
「こんな風に、愛し愛されて、穏やかにつつがなく暮らしていける夫婦が沢山いてくれたら、我が国も素敵な国に、一層なると思うわ。そこで、ギフトの竜樹様のご提案もあって、2人の結婚式を後援する事としました。私たちと、ジャンドルとコリエで、こういうのはどうかしら?って考えた素案があるから、お話するわね。良いかしら、フィアーバ、センプリチェ夫人。」
「はい、ようございます。」
「はい、お聞かせください。」
「まずは、コリエの事よね。浮ついた理由ではなく、背負った借金の為に花街にいた事を、女性の私から貶めるような事は、勿論、言ってはいけない事だけれど、子爵家の娘であったとはいえ、今の平民の身分のままでは、一層悪い噂をする者達がいるわよね。」
「ええ•••口さがない者がおりますもの。」
セードゥル侯爵家のプリムヴェール夫人が、よろしくないわ!という不満顔でウンウンと、王妃に頷いた。
「ええ、ええ。そこで、こちらのセードゥル侯爵家に、一旦コリエは養女として迎えてもらうのはどう?という事になりました。それから嫁ぐ形をとるわね。」
ニパッ! 朗らかな王妃に、やっぱりね•••ハイ。と、静々受け止めるフィアーバとセンプリチェ夫婦である。
「どうかよろしくお願いする、ベルジェ伯爵。」
「私、娘が欲しかったの!こんなに可愛い娘で嬉しいわ!私たち、娘ともども仲良くしましょうね。センプリチェ夫人!」
本当に嬉しそうに、セードゥル侯爵夫妻は2人に軽く頭を下げて挨拶をしてくる。上位の貴族なのに、とても丁寧に。あたふたと、こちらこそよろしくお願いします、と挨拶して、和やかな空気が醸し出される。
トントン、と人差し指を唇に当てて、マルグリット王妃は、す、と目を伏せて続ける。
「本当はね、コリエのお父様ーーーシャルルー子爵バヴァールが、借金の為に脱税を働いた、っていうの、嘘なのよ。そうして、捕まったけれど、借金も過重されて請求されたけれど、元々の借金も、実はそれほどでもなかったの。」
シャルルー子爵は、はめられたのーーー。
3王子が、くりくり!と目を見張って、しぃー、よ。との王妃に、ウンウンする。
「はめられたの、かわいそうよ。」
「今まで、わからなかったの?」
「冤罪、だったんだね。」
「コリエさんのお父さんは、悪い人じゃなかったんだね。」
竜樹の言葉に、王子達は、うんうんうん、と口々に、エフォールのお母様のお父様だもの!とか、えんざいって、なに?とか言った。
「これね、ジャンドルとコリエには許しをもらったけれど、内緒の、秘密の話なの。王宮内部にも罪人がいたし、ましてや、関わったのが、今微妙な立場にいる、サパン公爵家の先代ですからね。評判を落として、彼らのワイン事業や、開発しはじめているお米事業、食肉事業を落とすのは、国として痛い。先代は問題があったけど、当代は真っ当な、良き領主であり、事業者なのよ。でも償うのは当代になってしまう。申し訳ないのだけど、苦渋を飲んでもらう形になるから、穏当な形でだけれど、罪は重すぎたと、そこに贖いはすべきだと、私たちも思っているわ。」
詳しく話すわね。
ゆっくりいきましょう。お茶を頂戴。
王妃が言い、即座に別室に円卓が用意され、寛いだ一層親密な話ができる環境に皆、案内され。
ああ、本当に、逃れられないーーーと、フィアーバとセンプリチェが覚悟を決めた後。
王妃の話が始まった。
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