723 / 865
第723話
次々と伸びているケーブルを迎撃。
徐々に処理に困ってエネルギーウイングによる加速で距離を取る方向にシフトしたのだが、何らかの干渉が働いているのか一定以上の距離が取れない。
途中で機体が進まなくなるのだ。
進まなくなるタイミングで上下左右に逃げるが、段々と逃げ場がなくなってきた。
ケーブルの飛んでくる速度は速くはないが、手数が多い。
この時点でもう察していた。
いくら撃ち抜いても切断してもケーブルは元に戻り、次々と飛んでくる。
ここは掻い潜って本体を処理したい所ではあったが、今のホーコートの技量では逃げ切れない。
――あぁ、先輩。 やっぱりあんたが正しかったよ。
こうしてチートを取り上げられ、素の実力がなければ対処ができない状況に放り込まれると嫌でも理解できてしまう。 本当にヨシナリの言う通りだった。
チートは所詮は外付け。 自分の実力ではない。 こうして簡単に剥ぎ取られてこのザマだ。
ヨシナリの話を聞いてはいて理解もしていたつもりだった。
それでも手放さない選択をしたのは自分だ。 だから、この結果を受け止めなければならない。
脳裏に浮かぶのは無心に反復練習を繰り返すヨシナリの姿だった。
「……先輩、すんません」
突撃銃の弾が切れたと同時に無数のケーブルがホーコートの機体を絡め取る。
同時にエラーメッセージがポップアップ。
内容は『当機はハッキングを受けており、このままでは機体の制御を奪われます』と言った物だ。
それにも既視感を覚えたがもうどうにもならなかった。
「ま、思ったよりは粘ったけどこの程度ね。 だーいじょうぶよ。 これから雑魚で愚図なあなたをつよつよにして周りの皆にMODの素晴らしさを広める立派な広告塔にしてあげる。 ――次に目が覚めたら全部すっきりしているわ。 だから安心してね?」
ロッテリゼはじゃあお休みと口にしたと同時にホーコートの意識は徐々に浸食され溶けるように消えて行った。
「うーん。 まぁ、こんなもんかなぁ。 うん、後はランク戦で調整するわ」
ありがとなーと姉がフィールドから姿を消す。
それを見送ったシニフィエは小さく溜息を吐いた。
「まったく、好き勝手してくれるなぁ……」
漏れる言葉には僅かに疲労が滲む。
それもそのはずで彼女の機体は切り刻まれ、バラバラになっていたからだ。
ついさっきまで姉――ふわわの模擬戦に付き合っていたのだが、結果は惨憺たるものだった。
自分で自分を憐れみたくなるほどに徹底的に叩きのめされた事もあって、普段は気にせず前向きにが信条の彼女も少し気分が落ち込む。 次のイベントはユニオン対抗戦。
『星座盤』の最高記録は四回戦と聞いているが、その時はラーガストという規格外の怪物が居たからでその当人も三回戦突破と同時に抜けた事もあってあっさりと負けたとの事。
――あんなのが居たら負ける訳がないか。
フランスサーバーとの対抗戦で少しだけ見たが、あれは完全に別の世界、別のゲームをやっているとしか思えない。 勝てる勝てないを論じる次元を超越していた。
このゲームの頂点はあんなのかと軽く引いたのは記憶に新しい。
――話を戻そう。
その例外を除けば全て三回戦落ち。
義兄はそろそろもっといい成績――具体的には優勝を狙っている。
その為に空枠を埋める為に動いているようだ。
聞けばマルメルも一人助っ人を連れて来るとの事で今回は枠が埋まりそうとの事。
誰が来るかまでは聞いていないが、今の『星座盤』に混ぜても埋もれない実力者だろう。
さてとシニフィエは考える。 現実的に考えて『星座盤』は優勝できるのか?
不可能とまでは言わないが、難しいだろう。
上位になるとメンバー全員がAランクで固めた厄介なチームばかりになる。
そんな相手に勝てるのだろうか? 連携に穴のあった『烏合衆』相手に負けたのだ。
『思金神』の上位メンバー相手に勝てるビジョンが見えなかった。
――ただ、いい所までは行けそうなんだけどなぁ……。
義兄を筆頭にメンバーの成長は著しい。
Aランクの二人は元々強かったのだが、ここに来て更なる伸びを見せている。
ユウヤもベリアルも向上心が強かった事を踏まえても伸びが凄まじい。
今の動きを見ると初めて会った時とは別人と言ってよかった。
マルメル、グロウモスも信じられないほどに強くなっている。
姉に至っては訳が分からない。 技量だけでなく、装備の更新も行っている。
どうやら例のメーカーとまた連絡を取って新しい装備を要求したようだ。
その試し斬りにシニフィエが声をかけられたのだが、本当に酷い目に遭った。
――というか皆、強すぎじゃないですかねぇー。
ヨシナリは総合力のお化けのような強さで指揮は勿論の事、遠近距離を選ばずに高い戦闘能力を誇り、キマイラフレームの特性を完全に引き出している。
マルメルは中衛としての完成度が非常に高く、敵の引きつけ、味方の支援だけでなくハンドレールキャノンによる一刺しと隙あらば抑えだけなく撃破も狙う。
姉はもはや説明不要の怪物だ。 それに加えてAランクの二人と助っ人。
最後に懸念材料であるホーコートだ。 彼に関しては評価を低く見積もらざるを得ない。
元の技量が低いのは仕方がないが、チートによって底上げして多少は戦えるようにしている事もあって全く使えないという事はなかった。
それを差し引いてもシニフィエの評価は「いないよりマシ」レベルだ。
チートで底上げしないと使い物にならない時点でどうしようもない。
シニフィエもこのユニオンでは下の方だとは思っているが、ホーコートは浮いているレベルだ。
大規模戦では気が付いたら撃墜されており、他のイベント戦でも碌な戦果を挙げていない。
シニフィエとしては本気で勝ちたいのならホーコートを外して他を入れた方がいい。
具体的にはDランク以上の中衛をこなせるプレイヤー。
それが完璧に機能すれば三回戦ぐらいは越えられるかもしれない。
「でも、それをやらないんだろうなぁ……」
それなり以上に同じ時間を過ごしたのだ。 義兄の性格はよく分かっている。
他人のやる気や熱意を尊重するが故に彼はホーコートを決して見捨てない。
少なくとも本人が辞めるというまでは。
「まぁ、私もあんまり人の事は言えないから、頑張っていい所を見せますか」
シニフィエはそう呟くとウインドウを操作。 ランク戦へと移動した。
徐々に処理に困ってエネルギーウイングによる加速で距離を取る方向にシフトしたのだが、何らかの干渉が働いているのか一定以上の距離が取れない。
途中で機体が進まなくなるのだ。
進まなくなるタイミングで上下左右に逃げるが、段々と逃げ場がなくなってきた。
ケーブルの飛んでくる速度は速くはないが、手数が多い。
この時点でもう察していた。
いくら撃ち抜いても切断してもケーブルは元に戻り、次々と飛んでくる。
ここは掻い潜って本体を処理したい所ではあったが、今のホーコートの技量では逃げ切れない。
――あぁ、先輩。 やっぱりあんたが正しかったよ。
こうしてチートを取り上げられ、素の実力がなければ対処ができない状況に放り込まれると嫌でも理解できてしまう。 本当にヨシナリの言う通りだった。
チートは所詮は外付け。 自分の実力ではない。 こうして簡単に剥ぎ取られてこのザマだ。
ヨシナリの話を聞いてはいて理解もしていたつもりだった。
それでも手放さない選択をしたのは自分だ。 だから、この結果を受け止めなければならない。
脳裏に浮かぶのは無心に反復練習を繰り返すヨシナリの姿だった。
「……先輩、すんません」
突撃銃の弾が切れたと同時に無数のケーブルがホーコートの機体を絡め取る。
同時にエラーメッセージがポップアップ。
内容は『当機はハッキングを受けており、このままでは機体の制御を奪われます』と言った物だ。
それにも既視感を覚えたがもうどうにもならなかった。
「ま、思ったよりは粘ったけどこの程度ね。 だーいじょうぶよ。 これから雑魚で愚図なあなたをつよつよにして周りの皆にMODの素晴らしさを広める立派な広告塔にしてあげる。 ――次に目が覚めたら全部すっきりしているわ。 だから安心してね?」
ロッテリゼはじゃあお休みと口にしたと同時にホーコートの意識は徐々に浸食され溶けるように消えて行った。
「うーん。 まぁ、こんなもんかなぁ。 うん、後はランク戦で調整するわ」
ありがとなーと姉がフィールドから姿を消す。
それを見送ったシニフィエは小さく溜息を吐いた。
「まったく、好き勝手してくれるなぁ……」
漏れる言葉には僅かに疲労が滲む。
それもそのはずで彼女の機体は切り刻まれ、バラバラになっていたからだ。
ついさっきまで姉――ふわわの模擬戦に付き合っていたのだが、結果は惨憺たるものだった。
自分で自分を憐れみたくなるほどに徹底的に叩きのめされた事もあって、普段は気にせず前向きにが信条の彼女も少し気分が落ち込む。 次のイベントはユニオン対抗戦。
『星座盤』の最高記録は四回戦と聞いているが、その時はラーガストという規格外の怪物が居たからでその当人も三回戦突破と同時に抜けた事もあってあっさりと負けたとの事。
――あんなのが居たら負ける訳がないか。
フランスサーバーとの対抗戦で少しだけ見たが、あれは完全に別の世界、別のゲームをやっているとしか思えない。 勝てる勝てないを論じる次元を超越していた。
このゲームの頂点はあんなのかと軽く引いたのは記憶に新しい。
――話を戻そう。
その例外を除けば全て三回戦落ち。
義兄はそろそろもっといい成績――具体的には優勝を狙っている。
その為に空枠を埋める為に動いているようだ。
聞けばマルメルも一人助っ人を連れて来るとの事で今回は枠が埋まりそうとの事。
誰が来るかまでは聞いていないが、今の『星座盤』に混ぜても埋もれない実力者だろう。
さてとシニフィエは考える。 現実的に考えて『星座盤』は優勝できるのか?
不可能とまでは言わないが、難しいだろう。
上位になるとメンバー全員がAランクで固めた厄介なチームばかりになる。
そんな相手に勝てるのだろうか? 連携に穴のあった『烏合衆』相手に負けたのだ。
『思金神』の上位メンバー相手に勝てるビジョンが見えなかった。
――ただ、いい所までは行けそうなんだけどなぁ……。
義兄を筆頭にメンバーの成長は著しい。
Aランクの二人は元々強かったのだが、ここに来て更なる伸びを見せている。
ユウヤもベリアルも向上心が強かった事を踏まえても伸びが凄まじい。
今の動きを見ると初めて会った時とは別人と言ってよかった。
マルメル、グロウモスも信じられないほどに強くなっている。
姉に至っては訳が分からない。 技量だけでなく、装備の更新も行っている。
どうやら例のメーカーとまた連絡を取って新しい装備を要求したようだ。
その試し斬りにシニフィエが声をかけられたのだが、本当に酷い目に遭った。
――というか皆、強すぎじゃないですかねぇー。
ヨシナリは総合力のお化けのような強さで指揮は勿論の事、遠近距離を選ばずに高い戦闘能力を誇り、キマイラフレームの特性を完全に引き出している。
マルメルは中衛としての完成度が非常に高く、敵の引きつけ、味方の支援だけでなくハンドレールキャノンによる一刺しと隙あらば抑えだけなく撃破も狙う。
姉はもはや説明不要の怪物だ。 それに加えてAランクの二人と助っ人。
最後に懸念材料であるホーコートだ。 彼に関しては評価を低く見積もらざるを得ない。
元の技量が低いのは仕方がないが、チートによって底上げして多少は戦えるようにしている事もあって全く使えないという事はなかった。
それを差し引いてもシニフィエの評価は「いないよりマシ」レベルだ。
チートで底上げしないと使い物にならない時点でどうしようもない。
シニフィエもこのユニオンでは下の方だとは思っているが、ホーコートは浮いているレベルだ。
大規模戦では気が付いたら撃墜されており、他のイベント戦でも碌な戦果を挙げていない。
シニフィエとしては本気で勝ちたいのならホーコートを外して他を入れた方がいい。
具体的にはDランク以上の中衛をこなせるプレイヤー。
それが完璧に機能すれば三回戦ぐらいは越えられるかもしれない。
「でも、それをやらないんだろうなぁ……」
それなり以上に同じ時間を過ごしたのだ。 義兄の性格はよく分かっている。
他人のやる気や熱意を尊重するが故に彼はホーコートを決して見捨てない。
少なくとも本人が辞めるというまでは。
「まぁ、私もあんまり人の事は言えないから、頑張っていい所を見せますか」
シニフィエはそう呟くとウインドウを操作。 ランク戦へと移動した。
あなたにおすすめの小説
局地戦闘機 飛電の栄光と終焉
みにみ
歴史・時代
十四試局戦 後の三菱雷電J2Mとして知られるこの戦闘機は爆撃機用の火星エンジンを搭載したため胴体直径の増加、前方視界不良などが続いたいわば少し残念な機体である この十四試局戦計画に地方の無名メーカーが参加、雷電を超える高性能機が誕生し、零戦の後継として太平洋戦線を駆ける これは設計者、搭乗員の熱く短い6年間を描いた物語だ
スーパーのビニール袋で竜を保護した
チー牛Y
ファンタジー
竜は、災害指定生物。
見つけ次第、討伐――のはずだった。
だが俺の前に現れたのは、
震える子竜と、役立たず扱いされたスキル――
「スーパーのビニール袋」。
剣でも炎でもない。
シャカシャカ鳴る、ただの袋。
なのにその袋は、なぜか竜を落ち着かせる。
討伐か、保護か。
世界の常識と、ひとりの男の常識が衝突する。
これは――
ビニール袋から始まる、異世界保護ファンタジー。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
森のカフェしっぽっぽ
森のカフェしっぽっぽ
ファンタジー
五十代後半の初老――サトルが営むのは、就労支援B型事業所を兼ねた猫カフェ「森のカフェしっぽっぽ」。
一階には利用者が作った木工小物や布雑貨が並び、
猫たち(イチ・きな・トラ・チビ・そして極度の臆病猫ジル)が自由気ままに接客(?)をしている。
しかしこの店には、誰も知らない“もう一つの顔”があった。
地下の倉庫兼店舗は異世界と繋がっている。
ただし、異世界人は地球には来られない。
行き来できるのはサトルだけ。
向こう側には|蜥蜴人族≪リザードマン≫の商人、
頑固な|鉱人族≪ドワーフ≫の職人、
静かな|森人族≪エルフ≫たちがいて、
サトルは彼らから“ちょっとだけ現実を楽にする品”を仕入れている。
仕事に疲れた会社員。
将来に迷う若者。
自信をなくした人。
サトルは客の空気を読み、異世界の商品をさりげなく勧める。
そして、棚の影で震えるジル。
怖がりで、音にびくつき、すぐ隠れる。
それでも店からは逃げない。
その姿が、なぜか人の心を少しだけ軽くする。
これは――
福祉と商売と猫と異世界が、ゆるく混ざり合う物語。
震えながらでも前に立つ者が、
今日も小さく世界をつなぐ。
ダンジョンのある生活《スマホ片手にレベルアップ》
盾乃あに
ファンタジー
進藤タクマは25歳、彼女にフラれて同棲中の家を追い出され、新しい部屋を借りたがそこにはキッチンに見知らぬ扉が付いていた。床下収納だと思って開けたらそこは始まりのダンジョンだった。
ダンジョンを攻略する自衛隊、タクマは部屋を譲り新しい部屋に引っ越すが、そこにもダンジョンが……
始まりのダンジョンを攻略することになったタクマ。
さぁ、ダンジョン攻略のはじまりだ。
52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった
よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】
皆様の熱い応援、本当にありがとうございます!
ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です!
【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】
電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。
気がついたら異世界召喚。
だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。
52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。
結論――王都の地下下水道に「廃棄」。
玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。
血管年齢は実年齢マイナス20歳。
そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。
だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。
下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。
捨てられた魔道具。
長年魔素を吸い続けた高純度魔石。
そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。
チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。
あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。
汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。
スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。
この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。
魔力は毒である。代謝こそが命である。
軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。
でも、だからこそ――まず1話、読んでください。
【最新情報&著者プロフィール】
代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作!
◆ 2月に待望の【第2巻】刊行!
◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中!
◆ 【コミカライズ企画進行中】!
すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!
無属性魔法しか使えない少年冒険者!!
藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。
不定期投稿作品です。