789 / 865
第789話
シニフィエがやられたからではなく向かったタイミングで彼女が落ちた事もあって、結果的にはキュムラスにマルメル達の追撃を許さなかったのはいい判断だと言える。
相変わらず銃声と推進装置の噴射音ぐらいしか聞こえないのでなにが起こっているのかが分からない。
「ホーコート。 動きに関しての説明を頼む」
「うっす。 弾をばら撒いて敵の炙り出しをやりました」
――炙り出し?
視界がゼロの状態で? 相手の推進装置は重力制御だ。
そもそもステルスに力を入れている機体がその程度でボロを出すものか?
これが爆発物で霧を散らした後にやったのなら理解はできるが、音の感じから適当に撃っていないのなら明らかに見えている動きだ。
「見えてはいなかったんだな」
「うっす。 でも、何となく居場所は分かりました」
その後、霧の奥が光る。 爆発ではない。
「プラズマグレネードか何かか?」
そう口にしたのはアリスとの訓練でその手の武装を見慣れているマルメルだ。
「似たような物です。 俺のはEMP撒く事に特化した奴なんでドローンはこれで処理しました」
――なるほど。
ドローンを排除されてしまえばキュムラスはリングによる直接攻撃に切り替えざるを得ない。
捉えやすくなるのは納得ではあるが、違和感は拭えなかった。
「後は誘導用のニードルを撃ち込んで仕留めました」
聞けば突き刺さった位置に弾丸を誘導するといった代物だったらしい。
それが本当ならキュムラスは何処へ隠れても弾丸が追いかけて仕留める事が可能となる。
「そうか、頑張ったな」
「うっす。 運もあったと思いまずがお役に立てて本当に良かったっす!」
ホーコートは心から嬉しそうに笑う。
ヨシナリとしては反応に困る状況だった事もあって曖昧に頷く事しかできなかった。
「次はどうするか……」
「ウチにしてくれへん?」
映像を戻しているとふわわが挙手したのでそちらに切り替える。
彼女は斉射をやり過ごすどころか正面から渓谷を突破して真っ先に霧ヶ峰を斬りに行っていた。
「し、初っ端から飛ばすなぁ……」
タイミング的にマルメル達を真っすぐに追いかける形になっている。
二人が篠突を追いかけて所で入れ替わる形で戦場の中央に辿り着き、霧ヶ峰に斬りかかったのだがそれを凍露が妨害に入った。 そしてそのままマッチアップとなる。
「うーん。 間に合わへんかったわぁ」
「機体の性能的にもあれ以上早くは難しいので仕方ないですよ」
ふわわとしては凍露の相手をする前に霧ヶ峰を処理してしまいたかったのだろう。
彼女はシックスセンスとセンサー系の妨害システムが最大の強みだ。
相手の情報を制限しつつ、相手の情報を常に把握するといったやり方でアドバンテージを取って来る。
その為、集団戦では非常に邪魔な相手と言える。
初手で落とせればかなり大きかったのだが、初期配置は基本的に真ん中――つまりは何かあれば常に誰かがフォローに入れる位置なのだ。
篠突が早々にマルメル達を引き剥がしにかかったのもそれが理由だろう。
意地でも落としたいと深追いすれば碌な事にならない。 だからこそ全員に徹底していた事がある。
霧ヶ峰に関しては可能であれば撃墜を狙うが深追いはしない。
生かしておく厄介ではあるが、他もそれは同じだ。
この戦いは数を減らさなければ話にならない以上、時間をかける事はリスクでしかない。
付け加えるなら霧ヶ峰に関してはグロウモスに任せると考えていた事もあって問題はないと思っていたのだ。
――実際、敵のカバーも速かったからな。
ふわわも速い段階で追撃を諦めた。
「ウチはそこまでやないけど鬱陶しかったわぁ」
「俺は効果範囲外でしたから直に喰らってませんが、機体構成によってはかなりぶっ刺さりますからね」
霧ヶ峰のジャミングシステム「ホワイト・ノイズ」。
範囲内の敵機の索敵能力の低下。
これの嫌な所は機能を露骨に停止させるのではなく制限してくるところだ。
見えなくなる訳ではない事で死角が増えた事に気付き辛くなる。
ヨシナリとしては使われるとかなり嫌な代物だ。
そして最大の目玉は敵機のロックオンとロックオン警告を無効化する事。
つまりは誘導兵器や座標を指定する類の武装が扱えなくなる。
「星座盤」で該当するのはふわわのナインヘッド・ドラゴン、ベリアルの短距離転移などだろう。
ミサイル系の武装を多用するメンバーが居ない事もあって攻撃面ではそこまで大きなデバフという訳ではないが、ロックオン警告を切られるのは地味に厄介だ。
普段なら飛んでくる警告が来ずに反応が遅れる可能性が上がる。
使われたふわわも早々にナインヘッド・ドラゴンの使用は諦めていた。
即座に背の柄を用いて曲刃を形成して投擲で気を散らせた後、踏み込もうとしていたがこのタイミングで凍露が割り込んで来た。
機体名「サーモカルスト」。 白を基調とした機体で常に白い靄のような物を纏っている。
かなりユニークな機体でその真髄は液体の操作にあった。
詳細は不明な点が多いが、何ができるのかは分かっている。
両手、両足、胴体のスリットから透明な液体を放出し、それを凝固、融解させる事で武器としている。
単なる水ではないらしく、ふわわと普通に斬り合えている時点でそれが窺えた。
「どうでした?」
「んー? 何かやってるのは間違いないよー。 多分、キックボクシングか何かやと思う。 それを機体に合わせて弄ったって感じやったなぁ」
「なるほど」
機体の特性を最大限に活かす戦い方はベリアルに近い。
それにリアルのスキルを乗せたといった感じだろうか。
確かにそう言われると凍露の戦い方は武器こそ使うが打撃の延長といった動きだ。
氷の長槍による刺突、ブレードも刀剣というには短く、ナイフと呼ぶには少し長かった。
凍結させて硬度を上げているのは分かるのだが、実体剣と普通に打ち合えるのは凄まじい。
今回はほぼ使わなかったが、液体化させたそれを盾のように広げる事も可能との事。
単純に水の性質を変えるだけでなく、力場のような物を用いて操っているのだろう。
だから零れたりしない訳だ。 それを両手足で行う事でどこからでも攻撃と防御に繋げられる。
ある程度の壊れない保証がある武器を自由に振り回せるが故に思い切りのいい攻めを行えるのは彼の強みと言えるだろう。
攻撃の組み立てもいい。
ふわわの見立て通り、格闘技をやっているようで立ち回りに隙が少なかった。
相変わらず銃声と推進装置の噴射音ぐらいしか聞こえないのでなにが起こっているのかが分からない。
「ホーコート。 動きに関しての説明を頼む」
「うっす。 弾をばら撒いて敵の炙り出しをやりました」
――炙り出し?
視界がゼロの状態で? 相手の推進装置は重力制御だ。
そもそもステルスに力を入れている機体がその程度でボロを出すものか?
これが爆発物で霧を散らした後にやったのなら理解はできるが、音の感じから適当に撃っていないのなら明らかに見えている動きだ。
「見えてはいなかったんだな」
「うっす。 でも、何となく居場所は分かりました」
その後、霧の奥が光る。 爆発ではない。
「プラズマグレネードか何かか?」
そう口にしたのはアリスとの訓練でその手の武装を見慣れているマルメルだ。
「似たような物です。 俺のはEMP撒く事に特化した奴なんでドローンはこれで処理しました」
――なるほど。
ドローンを排除されてしまえばキュムラスはリングによる直接攻撃に切り替えざるを得ない。
捉えやすくなるのは納得ではあるが、違和感は拭えなかった。
「後は誘導用のニードルを撃ち込んで仕留めました」
聞けば突き刺さった位置に弾丸を誘導するといった代物だったらしい。
それが本当ならキュムラスは何処へ隠れても弾丸が追いかけて仕留める事が可能となる。
「そうか、頑張ったな」
「うっす。 運もあったと思いまずがお役に立てて本当に良かったっす!」
ホーコートは心から嬉しそうに笑う。
ヨシナリとしては反応に困る状況だった事もあって曖昧に頷く事しかできなかった。
「次はどうするか……」
「ウチにしてくれへん?」
映像を戻しているとふわわが挙手したのでそちらに切り替える。
彼女は斉射をやり過ごすどころか正面から渓谷を突破して真っ先に霧ヶ峰を斬りに行っていた。
「し、初っ端から飛ばすなぁ……」
タイミング的にマルメル達を真っすぐに追いかける形になっている。
二人が篠突を追いかけて所で入れ替わる形で戦場の中央に辿り着き、霧ヶ峰に斬りかかったのだがそれを凍露が妨害に入った。 そしてそのままマッチアップとなる。
「うーん。 間に合わへんかったわぁ」
「機体の性能的にもあれ以上早くは難しいので仕方ないですよ」
ふわわとしては凍露の相手をする前に霧ヶ峰を処理してしまいたかったのだろう。
彼女はシックスセンスとセンサー系の妨害システムが最大の強みだ。
相手の情報を制限しつつ、相手の情報を常に把握するといったやり方でアドバンテージを取って来る。
その為、集団戦では非常に邪魔な相手と言える。
初手で落とせればかなり大きかったのだが、初期配置は基本的に真ん中――つまりは何かあれば常に誰かがフォローに入れる位置なのだ。
篠突が早々にマルメル達を引き剥がしにかかったのもそれが理由だろう。
意地でも落としたいと深追いすれば碌な事にならない。 だからこそ全員に徹底していた事がある。
霧ヶ峰に関しては可能であれば撃墜を狙うが深追いはしない。
生かしておく厄介ではあるが、他もそれは同じだ。
この戦いは数を減らさなければ話にならない以上、時間をかける事はリスクでしかない。
付け加えるなら霧ヶ峰に関してはグロウモスに任せると考えていた事もあって問題はないと思っていたのだ。
――実際、敵のカバーも速かったからな。
ふわわも速い段階で追撃を諦めた。
「ウチはそこまでやないけど鬱陶しかったわぁ」
「俺は効果範囲外でしたから直に喰らってませんが、機体構成によってはかなりぶっ刺さりますからね」
霧ヶ峰のジャミングシステム「ホワイト・ノイズ」。
範囲内の敵機の索敵能力の低下。
これの嫌な所は機能を露骨に停止させるのではなく制限してくるところだ。
見えなくなる訳ではない事で死角が増えた事に気付き辛くなる。
ヨシナリとしては使われるとかなり嫌な代物だ。
そして最大の目玉は敵機のロックオンとロックオン警告を無効化する事。
つまりは誘導兵器や座標を指定する類の武装が扱えなくなる。
「星座盤」で該当するのはふわわのナインヘッド・ドラゴン、ベリアルの短距離転移などだろう。
ミサイル系の武装を多用するメンバーが居ない事もあって攻撃面ではそこまで大きなデバフという訳ではないが、ロックオン警告を切られるのは地味に厄介だ。
普段なら飛んでくる警告が来ずに反応が遅れる可能性が上がる。
使われたふわわも早々にナインヘッド・ドラゴンの使用は諦めていた。
即座に背の柄を用いて曲刃を形成して投擲で気を散らせた後、踏み込もうとしていたがこのタイミングで凍露が割り込んで来た。
機体名「サーモカルスト」。 白を基調とした機体で常に白い靄のような物を纏っている。
かなりユニークな機体でその真髄は液体の操作にあった。
詳細は不明な点が多いが、何ができるのかは分かっている。
両手、両足、胴体のスリットから透明な液体を放出し、それを凝固、融解させる事で武器としている。
単なる水ではないらしく、ふわわと普通に斬り合えている時点でそれが窺えた。
「どうでした?」
「んー? 何かやってるのは間違いないよー。 多分、キックボクシングか何かやと思う。 それを機体に合わせて弄ったって感じやったなぁ」
「なるほど」
機体の特性を最大限に活かす戦い方はベリアルに近い。
それにリアルのスキルを乗せたといった感じだろうか。
確かにそう言われると凍露の戦い方は武器こそ使うが打撃の延長といった動きだ。
氷の長槍による刺突、ブレードも刀剣というには短く、ナイフと呼ぶには少し長かった。
凍結させて硬度を上げているのは分かるのだが、実体剣と普通に打ち合えるのは凄まじい。
今回はほぼ使わなかったが、液体化させたそれを盾のように広げる事も可能との事。
単純に水の性質を変えるだけでなく、力場のような物を用いて操っているのだろう。
だから零れたりしない訳だ。 それを両手足で行う事でどこからでも攻撃と防御に繋げられる。
ある程度の壊れない保証がある武器を自由に振り回せるが故に思い切りのいい攻めを行えるのは彼の強みと言えるだろう。
攻撃の組み立てもいい。
ふわわの見立て通り、格闘技をやっているようで立ち回りに隙が少なかった。
あなたにおすすめの小説
局地戦闘機 飛電の栄光と終焉
みにみ
歴史・時代
十四試局戦 後の三菱雷電J2Mとして知られるこの戦闘機は爆撃機用の火星エンジンを搭載したため胴体直径の増加、前方視界不良などが続いたいわば少し残念な機体である この十四試局戦計画に地方の無名メーカーが参加、雷電を超える高性能機が誕生し、零戦の後継として太平洋戦線を駆ける これは設計者、搭乗員の熱く短い6年間を描いた物語だ
スーパーのビニール袋で竜を保護した
チー牛Y
ファンタジー
竜は、災害指定生物。
見つけ次第、討伐――のはずだった。
だが俺の前に現れたのは、
震える子竜と、役立たず扱いされたスキル――
「スーパーのビニール袋」。
剣でも炎でもない。
シャカシャカ鳴る、ただの袋。
なのにその袋は、なぜか竜を落ち着かせる。
討伐か、保護か。
世界の常識と、ひとりの男の常識が衝突する。
これは――
ビニール袋から始まる、異世界保護ファンタジー。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
森のカフェしっぽっぽ
森のカフェしっぽっぽ
ファンタジー
五十代後半の初老――サトルが営むのは、就労支援B型事業所を兼ねた猫カフェ「森のカフェしっぽっぽ」。
一階には利用者が作った木工小物や布雑貨が並び、
猫たち(イチ・きな・トラ・チビ・そして極度の臆病猫ジル)が自由気ままに接客(?)をしている。
しかしこの店には、誰も知らない“もう一つの顔”があった。
地下の倉庫兼店舗は異世界と繋がっている。
ただし、異世界人は地球には来られない。
行き来できるのはサトルだけ。
向こう側には|蜥蜴人族≪リザードマン≫の商人、
頑固な|鉱人族≪ドワーフ≫の職人、
静かな|森人族≪エルフ≫たちがいて、
サトルは彼らから“ちょっとだけ現実を楽にする品”を仕入れている。
仕事に疲れた会社員。
将来に迷う若者。
自信をなくした人。
サトルは客の空気を読み、異世界の商品をさりげなく勧める。
そして、棚の影で震えるジル。
怖がりで、音にびくつき、すぐ隠れる。
それでも店からは逃げない。
その姿が、なぜか人の心を少しだけ軽くする。
これは――
福祉と商売と猫と異世界が、ゆるく混ざり合う物語。
震えながらでも前に立つ者が、
今日も小さく世界をつなぐ。
ダンジョンのある生活《スマホ片手にレベルアップ》
盾乃あに
ファンタジー
進藤タクマは25歳、彼女にフラれて同棲中の家を追い出され、新しい部屋を借りたがそこにはキッチンに見知らぬ扉が付いていた。床下収納だと思って開けたらそこは始まりのダンジョンだった。
ダンジョンを攻略する自衛隊、タクマは部屋を譲り新しい部屋に引っ越すが、そこにもダンジョンが……
始まりのダンジョンを攻略することになったタクマ。
さぁ、ダンジョン攻略のはじまりだ。
52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった
よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】
皆様の熱い応援、本当にありがとうございます!
ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です!
【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】
電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。
気がついたら異世界召喚。
だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。
52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。
結論――王都の地下下水道に「廃棄」。
玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。
血管年齢は実年齢マイナス20歳。
そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。
だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。
下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。
捨てられた魔道具。
長年魔素を吸い続けた高純度魔石。
そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。
チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。
あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。
汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。
スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。
この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。
魔力は毒である。代謝こそが命である。
軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。
でも、だからこそ――まず1話、読んでください。
【最新情報&著者プロフィール】
代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作!
◆ 2月に待望の【第2巻】刊行!
◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中!
◆ 【コミカライズ企画進行中】!
すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!
無属性魔法しか使えない少年冒険者!!
藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。
不定期投稿作品です。