180 / 865
第180話
ツガルの声はやや疲れている様で、上での激闘が窺える。
「いや、あいつらマジできつい。 ボスとセンドウさんは無事だが、イワモトさんがやられちまった。 他にも結構な数のメンバーが脱落しちまってな。 正直、そろそろ補給と整備が要る」
「だったらこっちまで来てください。 俺達は施設の地下を制圧したんですが、トルーパー用のハンガーと装備の生産工場があったので補給と整備が出来ます」
「マジかよ、そりゃ助かる。 場所は地下でいいのか?」
「はい、地下二階フロアですね。 敵の出現は止まってますが、敵自体が消えた訳じゃないので気を付けてください」
「了解だ。 折角、制圧したのに生き残りに差されて脱落なんて笑えないからな。 ――ってそういえばそっちの調査の話を聞いてなかったな。 フカヤは――やられたか。 何があったんだ?」
ヨシナリは大暗斑で見たものについての話をするとツガルは小さく唸る。
「あぁ、あれってやっぱりただの嵐じゃないんだな」
「はい、敵が起こしている現象で内部にデカいエネミーがいます。 過去のイベントでもそうでしたが、基本的にあのレベルのボスは無策で挑むと碌な事になりません」
「――だな。 まぁ、居場所が分かり易くなった事は素直に朗報か」
ツガルの言う通りだった。 通信制限は施設が何らかの手段で妨害している様で制圧が済めば範囲が大きく拡大しており、センサーやレーダー表示の範囲もまた同様だった。
ツガル曰くこの基地周辺はある程度見えるようになったとの事。 だからと言って視界までクリアになる訳ではないので過信は禁物だ。
――それにしても。
このイベント、思った以上に消耗する。
前回は十二時間という長時間ではあったが、明確なタイムリミットが存在したのでそこまで気にはならなかった。 しかし攻守が逆転するとこうまで消耗するのかとヨシナリは内心で溜息を吐く。
このイベントのクリア条件はこの惑星内に存在する全ての施設を攻略する事だ。
明らかに百や二百では利かない数を陥落させる必要がある。 たった一つでこの有様だ。
果たしてこの惑星自体を陥落させる事など可能なのだろうか? ここにきてヨシナリは惑星という途方もなく広大なフィールドに挑む事の意味を理解した。
それでも他のプレイヤーが何とかしてくれる。 自分はほどほどに頑張ればいい。
そんな甘えが心のどこかに多少なりとも存在するが、通信が断絶されたこの環境ではそれも許されない。 もしかしたら自分たち以外は全滅しているのかもしれないといった想像をしてしまうと早く動かなければといった焦燥感まで感じてしまうのだ。
ヨシナリは内心で首を振って良くない考えを追い出した。
今考える事はそれではない。 とりあえずはここを完全制圧する事に意識を集中して後の事はその時にでも考えればいい。 先の事を考えすぎると碌な事にならないなと思いながら、ツガルとの情報交換を続けた。
『栄光』のメンバーを中心にこの施設の探索を行い、残った敵機の処理も済ませて完全に制圧した事を確認したので生き乗った味方機の整備と補給、後はスパルトイなどでの強化を行う。
一部のプレイヤーは疲労を抜く為に機体をハンガーに預けてログアウトを行う者もいた。
今回『栄光』中心に集まったユニオン連合は総数で二千五百機前後。
生き残ったのは五百三十機。 五分の一しか残らなかった事がここでの激戦を物語っていた。
補給と整備が一通り済んだ所で今後の方針を決める為の場が設けられる。
中心は当然カナタだ。
「皆! お疲れ様! これからの方針が決まったから聞いて欲しい!」
事前に各ユニオンの代表との話し合いは済ませているので発表というよりは確認作業に近い。
カナタは良く通る声で注目を集める。 通信も開いているので外で警戒に当たっている者達も彼女の言葉と姿に注目しているだろう。
「この施設の調査も一通り済んだのでその結果を踏まえて部隊を三つに分けます。 一つは外に出て味方の捜索とこの周辺の調査。 大暗斑がボスエネミーと言う事だったので他にも何らかの手段で身を隠している大型エネミーが居るかもしれないので基地の安全を確保する意味でも必要な作業です」
大暗斑のような分かり易い自然現象を隠れ蓑にしているのならまだマシではあるが、地中に隠れているなんて事も充分にあり得るので確認は必要だ。 同時に孤立している味方が居ればどうにか合流して戦力の増強を狙いたいといった思惑もあった。 ここを制圧する際に全体の八割が持って行かれたのだ。
今は一機でも数が欲しい。
「次にこの基地の防備の強化。 幸いにも奥の工場ではプレイヤー所有の装備――購入して所持済みになっている装備は自由に生産できるので防衛用の兵器を生産して設置作業を行います」
奥の工場で生産できる代物はデフォルトでは敵の使っていた装備だが、プレイヤーの所持装備――正確には購入して持ち込みが可能になっている武装は製作が可能となっている。
つまりセントリーガンを保有している者が生産のオーダーを出すと自由に作り出す事が可能だ。
その機能を利用して地雷やセントリーガンを基地周辺に配置して防備を固める。
どちらにせよここで腰を落ち着けて攻略する事は決定している上、長丁場になるのは目に見えているので拠点の強化は必要だ。
「最後にこの地下に広がっている巨大通路の調査」
これはついさっき発見された物だ。 地下一階にトルーパーが通れるような巨大な縦穴があったので発見者が降りて調べたらかなり巨大な通路があった。 位置的にはヨシナリ達が居る地下二階フロアよりも更に下だ。
大きさ、長さ、そして方向を考えると他の拠点に繋がっている可能性が高い。
本当に拠点があった場合は引き上げて攻略の為に策を練る形になるので目的はあくまで偵察だ。
拠点を手に入れはしたが戦力的に不安がある事には変わりがない。
「――参加はユニオン単位で考えていまずが、他に混ざりたい人は申告するようにしてください! クリアまで頑張りましょう!」
カナタの締めの言葉に各々頷きや返事で返すのを危機ながらヨシナリは自分はどう動くべきかと考えていた。
「ヨシナリ! 見てくれよ! これすげえな!」
スパルトイと重機関銃を装備したマルメルが自機を見せびらかすようにその場で回って見せる。
「実際、凄いぞ。 使った俺が言うから間違いない」
「ウチは重たいのは嫌ややからこっちかなぁ」
ふわわの機体には腰にエネルギーウイングが二基取り付けられていた。
「本来ならエンジェルタイプ専用やのにソルジャータイプに互換性のある上位パーツとかほんまに反則やわ」
「いや、あいつらマジできつい。 ボスとセンドウさんは無事だが、イワモトさんがやられちまった。 他にも結構な数のメンバーが脱落しちまってな。 正直、そろそろ補給と整備が要る」
「だったらこっちまで来てください。 俺達は施設の地下を制圧したんですが、トルーパー用のハンガーと装備の生産工場があったので補給と整備が出来ます」
「マジかよ、そりゃ助かる。 場所は地下でいいのか?」
「はい、地下二階フロアですね。 敵の出現は止まってますが、敵自体が消えた訳じゃないので気を付けてください」
「了解だ。 折角、制圧したのに生き残りに差されて脱落なんて笑えないからな。 ――ってそういえばそっちの調査の話を聞いてなかったな。 フカヤは――やられたか。 何があったんだ?」
ヨシナリは大暗斑で見たものについての話をするとツガルは小さく唸る。
「あぁ、あれってやっぱりただの嵐じゃないんだな」
「はい、敵が起こしている現象で内部にデカいエネミーがいます。 過去のイベントでもそうでしたが、基本的にあのレベルのボスは無策で挑むと碌な事になりません」
「――だな。 まぁ、居場所が分かり易くなった事は素直に朗報か」
ツガルの言う通りだった。 通信制限は施設が何らかの手段で妨害している様で制圧が済めば範囲が大きく拡大しており、センサーやレーダー表示の範囲もまた同様だった。
ツガル曰くこの基地周辺はある程度見えるようになったとの事。 だからと言って視界までクリアになる訳ではないので過信は禁物だ。
――それにしても。
このイベント、思った以上に消耗する。
前回は十二時間という長時間ではあったが、明確なタイムリミットが存在したのでそこまで気にはならなかった。 しかし攻守が逆転するとこうまで消耗するのかとヨシナリは内心で溜息を吐く。
このイベントのクリア条件はこの惑星内に存在する全ての施設を攻略する事だ。
明らかに百や二百では利かない数を陥落させる必要がある。 たった一つでこの有様だ。
果たしてこの惑星自体を陥落させる事など可能なのだろうか? ここにきてヨシナリは惑星という途方もなく広大なフィールドに挑む事の意味を理解した。
それでも他のプレイヤーが何とかしてくれる。 自分はほどほどに頑張ればいい。
そんな甘えが心のどこかに多少なりとも存在するが、通信が断絶されたこの環境ではそれも許されない。 もしかしたら自分たち以外は全滅しているのかもしれないといった想像をしてしまうと早く動かなければといった焦燥感まで感じてしまうのだ。
ヨシナリは内心で首を振って良くない考えを追い出した。
今考える事はそれではない。 とりあえずはここを完全制圧する事に意識を集中して後の事はその時にでも考えればいい。 先の事を考えすぎると碌な事にならないなと思いながら、ツガルとの情報交換を続けた。
『栄光』のメンバーを中心にこの施設の探索を行い、残った敵機の処理も済ませて完全に制圧した事を確認したので生き乗った味方機の整備と補給、後はスパルトイなどでの強化を行う。
一部のプレイヤーは疲労を抜く為に機体をハンガーに預けてログアウトを行う者もいた。
今回『栄光』中心に集まったユニオン連合は総数で二千五百機前後。
生き残ったのは五百三十機。 五分の一しか残らなかった事がここでの激戦を物語っていた。
補給と整備が一通り済んだ所で今後の方針を決める為の場が設けられる。
中心は当然カナタだ。
「皆! お疲れ様! これからの方針が決まったから聞いて欲しい!」
事前に各ユニオンの代表との話し合いは済ませているので発表というよりは確認作業に近い。
カナタは良く通る声で注目を集める。 通信も開いているので外で警戒に当たっている者達も彼女の言葉と姿に注目しているだろう。
「この施設の調査も一通り済んだのでその結果を踏まえて部隊を三つに分けます。 一つは外に出て味方の捜索とこの周辺の調査。 大暗斑がボスエネミーと言う事だったので他にも何らかの手段で身を隠している大型エネミーが居るかもしれないので基地の安全を確保する意味でも必要な作業です」
大暗斑のような分かり易い自然現象を隠れ蓑にしているのならまだマシではあるが、地中に隠れているなんて事も充分にあり得るので確認は必要だ。 同時に孤立している味方が居ればどうにか合流して戦力の増強を狙いたいといった思惑もあった。 ここを制圧する際に全体の八割が持って行かれたのだ。
今は一機でも数が欲しい。
「次にこの基地の防備の強化。 幸いにも奥の工場ではプレイヤー所有の装備――購入して所持済みになっている装備は自由に生産できるので防衛用の兵器を生産して設置作業を行います」
奥の工場で生産できる代物はデフォルトでは敵の使っていた装備だが、プレイヤーの所持装備――正確には購入して持ち込みが可能になっている武装は製作が可能となっている。
つまりセントリーガンを保有している者が生産のオーダーを出すと自由に作り出す事が可能だ。
その機能を利用して地雷やセントリーガンを基地周辺に配置して防備を固める。
どちらにせよここで腰を落ち着けて攻略する事は決定している上、長丁場になるのは目に見えているので拠点の強化は必要だ。
「最後にこの地下に広がっている巨大通路の調査」
これはついさっき発見された物だ。 地下一階にトルーパーが通れるような巨大な縦穴があったので発見者が降りて調べたらかなり巨大な通路があった。 位置的にはヨシナリ達が居る地下二階フロアよりも更に下だ。
大きさ、長さ、そして方向を考えると他の拠点に繋がっている可能性が高い。
本当に拠点があった場合は引き上げて攻略の為に策を練る形になるので目的はあくまで偵察だ。
拠点を手に入れはしたが戦力的に不安がある事には変わりがない。
「――参加はユニオン単位で考えていまずが、他に混ざりたい人は申告するようにしてください! クリアまで頑張りましょう!」
カナタの締めの言葉に各々頷きや返事で返すのを危機ながらヨシナリは自分はどう動くべきかと考えていた。
「ヨシナリ! 見てくれよ! これすげえな!」
スパルトイと重機関銃を装備したマルメルが自機を見せびらかすようにその場で回って見せる。
「実際、凄いぞ。 使った俺が言うから間違いない」
「ウチは重たいのは嫌ややからこっちかなぁ」
ふわわの機体には腰にエネルギーウイングが二基取り付けられていた。
「本来ならエンジェルタイプ専用やのにソルジャータイプに互換性のある上位パーツとかほんまに反則やわ」
あなたにおすすめの小説
局地戦闘機 飛電の栄光と終焉
みにみ
歴史・時代
十四試局戦 後の三菱雷電J2Mとして知られるこの戦闘機は爆撃機用の火星エンジンを搭載したため胴体直径の増加、前方視界不良などが続いたいわば少し残念な機体である この十四試局戦計画に地方の無名メーカーが参加、雷電を超える高性能機が誕生し、零戦の後継として太平洋戦線を駆ける これは設計者、搭乗員の熱く短い6年間を描いた物語だ
スーパーのビニール袋で竜を保護した
チー牛Y
ファンタジー
竜は、災害指定生物。
見つけ次第、討伐――のはずだった。
だが俺の前に現れたのは、
震える子竜と、役立たず扱いされたスキル――
「スーパーのビニール袋」。
剣でも炎でもない。
シャカシャカ鳴る、ただの袋。
なのにその袋は、なぜか竜を落ち着かせる。
討伐か、保護か。
世界の常識と、ひとりの男の常識が衝突する。
これは――
ビニール袋から始まる、異世界保護ファンタジー。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
森のカフェしっぽっぽ
森のカフェしっぽっぽ
ファンタジー
五十代後半の初老――サトルが営むのは、就労支援B型事業所を兼ねた猫カフェ「森のカフェしっぽっぽ」。
一階には利用者が作った木工小物や布雑貨が並び、
猫たち(イチ・きな・トラ・チビ・そして極度の臆病猫ジル)が自由気ままに接客(?)をしている。
しかしこの店には、誰も知らない“もう一つの顔”があった。
地下の倉庫兼店舗は異世界と繋がっている。
ただし、異世界人は地球には来られない。
行き来できるのはサトルだけ。
向こう側には|蜥蜴人族≪リザードマン≫の商人、
頑固な|鉱人族≪ドワーフ≫の職人、
静かな|森人族≪エルフ≫たちがいて、
サトルは彼らから“ちょっとだけ現実を楽にする品”を仕入れている。
仕事に疲れた会社員。
将来に迷う若者。
自信をなくした人。
サトルは客の空気を読み、異世界の商品をさりげなく勧める。
そして、棚の影で震えるジル。
怖がりで、音にびくつき、すぐ隠れる。
それでも店からは逃げない。
その姿が、なぜか人の心を少しだけ軽くする。
これは――
福祉と商売と猫と異世界が、ゆるく混ざり合う物語。
震えながらでも前に立つ者が、
今日も小さく世界をつなぐ。
ダンジョンのある生活《スマホ片手にレベルアップ》
盾乃あに
ファンタジー
進藤タクマは25歳、彼女にフラれて同棲中の家を追い出され、新しい部屋を借りたがそこにはキッチンに見知らぬ扉が付いていた。床下収納だと思って開けたらそこは始まりのダンジョンだった。
ダンジョンを攻略する自衛隊、タクマは部屋を譲り新しい部屋に引っ越すが、そこにもダンジョンが……
始まりのダンジョンを攻略することになったタクマ。
さぁ、ダンジョン攻略のはじまりだ。
52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった
よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】
皆様の熱い応援、本当にありがとうございます!
ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です!
【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】
電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。
気がついたら異世界召喚。
だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。
52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。
結論――王都の地下下水道に「廃棄」。
玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。
血管年齢は実年齢マイナス20歳。
そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。
だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。
下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。
捨てられた魔道具。
長年魔素を吸い続けた高純度魔石。
そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。
チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。
あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。
汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。
スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。
この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。
魔力は毒である。代謝こそが命である。
軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。
でも、だからこそ――まず1話、読んでください。
【最新情報&著者プロフィール】
代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作!
◆ 2月に待望の【第2巻】刊行!
◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中!
◆ 【コミカライズ企画進行中】!
すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!
無属性魔法しか使えない少年冒険者!!
藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。
不定期投稿作品です。