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第251話
「まぁ、あの化け物Sランクが出ないだけでどこが勝つかが分からなくなっつてのも凄まじい話だな」
言いながらツガルはラーガストと戦った事を思い出す。
前回のユニオン対抗戦『栄光』にとっては最終戦だったあの戦い。
文字通り手も足も出なかった。 逃げるだけで精いっぱいで勝てる勝てない以前の問題で、やられるかまだやられていないかでしかなかったのだ。 ラーガストにとってツガル達はただの獲物――いや、目障りな障害物程度だろう。
屈辱的な話ではあるが、あそこまで圧倒的だと怒る気にもなれない。
「どうやったらあれだけ強くなれるのか見当もつかないが、チート使ってる感じでもねぇしマジでどうなっているのやら」
「それはあたしにも分からん。 ――そう言えば優勝は賞品に関しては聞いてるか?」
「あぁ、聞いてる。 優勝したら例のキマイラ+のフレームだろ? いきなり新実装のフレームを賞品にするなんて気前がいいな」
「で、準優勝がノーマルのキマイラタイプ、三から五位がソルジャー+とパンツァー+だとさ」
「……らしいな」
「反応が薄いナ。 てっきりもっと欲しがるんじゃないかって思ってたゾ」
「いや、欲しいっちゃ欲しいんだよ。 でもよ、そろそろボスからAランクに上がれって言われててな」
「奇遇だナ。 あたしもおねーたまに同じ事を言われた」
「考える事はどのユニオンも同じって事か」
ここ最近、個人ではなくユニオン単位で出場するイベントが増えてきたので、チームとしての総合力を高める為にBランク上位のプレイヤーはさっさとAに上がってジェネシスフレームに乗り換えろと言われる事が多くなったのだ。 特にサーバー対抗戦ではその差は顕著だった。
あの戦いはラーガストがいなければ確実に負けていたという事実を踏まえれば強化は必須と言える。
恐らくだがあの勝利は大半の上位ランカーにとって不本意な物だっただろう。
自分達は文字通りラーガストの添え物でしかなかったのだから。
「俺は今回負けちまったから後五勝だな」
「あたしは後二勝。 金も充分に用意してあるから昇格と同時に乗り換えるつもりだ」
「――の割にはあんまり嬉しそうじゃないな」
「お前も乗り気じゃないって感じだゾ」
沈黙。 二人は少しの間黙り込んでいたが、ややあってツガルが口を開く。
「正直、Aランクに上がってジェネシスフレーム貰って強くなるのは素直に歓迎したいんだが、Aランク帯でやってける自信がねぇんだよ」
本音だった。 Aに上がれば名実ともにハイランカーの仲間入りだが、果たして自分はあの中に入ってやって行けるのだろうか? ツガルは今の自分にはまだ早いと思っていた。
最終的には行く事にはなるだろうが、それは果たして今なのだろうか? そんな考えが脳裏を過ぎる。
「何だぁ? ビビってんのか?」
「あぁ、上がっても即落ちて折角手に入れたジェネシスフレームが使えなくなったり、周りの期待を裏切んのが怖ぇよ」
ポンポンはそんな事ねぇよと反論してくると思っていたのでどう反応したものかと悩む。
本音を言えば彼女も似たような事を考えていたからだ。 ジェネシスフレームは既存機と違い完全にワンオフの機体でそれぞれに独自の攻略法が必要となる。 その上、一人一人がこの修羅の巷で生き残り続けている凄腕だ。 普段なら気楽にいこうと言いたいが、降格した際に失うものを考えると変にプレッシャーがかかる。 特に一度上がって即座に落ちた後、再び這い上がろうと言った気持ちになれるのかも怪しかったので、可能であるならもう少し自信が付くまで待って欲しいというのが偽らざる気持ちだった。
「あー、それなー、あたしもBからCに落ちてエンジェルタイプ使えなくなった時期があってナ。 あれは中々にきつかったなぁ……」
本当にこのゲームは徹底した実力主義だ。
昇格した際の褒美は用意しているが、維持する為の実力が伴わなければ容赦なく没収する。
そういったペナルティがなければもう少し楽しめるのだが、運営はプレイヤーにそういった物を求めていないのだろう。 ツガルの苦悩は理解できた。
ポンポン自身もそろそろAランクに手がかかっている状態なので上がった場合、ランクを維持する為に必死にならなければならない。
そんな事を考え、自分と同じ悩みを抱えているツガルに何と声をかけるか?
「ま、きついんだったら適度に負けて調整したらどうだ? 別にしくじっても死ぬわけじゃねーんだ。 周りの期待やらが重いんなら適当に負けてBを維持すりゃいいと思うがナ? あくまでこれはゲームだし逃げても恥ずかしくねーだろ」
「……そうかもな。 悪いな、ちょっと楽になったわ」
「そりゃよかったナ」
会話も一区切りついたのでポンポンは立ち上がるとそろそろ行くわと言ってその場を後にした。
「……ふぅ、頑張るか」
ツガルはその場に留まっていたが、一つ大きく呼吸してウインドウを操作し何処かへと移動。
その場には誰も居なくなった。
――畜生、逃げられない。
グロウモスは反転して狙撃銃を上空に向けて構えるが逆光で見え辛い。
ここに来て位置取りも誘導されていたと悟ったが、もうどうにもならなかった。
コックピット部分にエネルギー弾が命中し即死。 敗北となった。
「お疲れです。 どうします? もう一回やりますか?」
そう尋ねてきたのはヨシナリだ。
屈辱の三連敗をグロウモスは枕を濡らす事で乗り越え、リベンジを兼ねてヨシナリに挑んだのだ。
他の二人はともかく、文字通り瞬殺されたのは精神的にきつかったのでそれを回復させる為にもと挑んだのだが、結果は五連敗。 全く歯が立たなかった。
胸は屈辱感でいっぱいだ。
ムキになってもう一度と言いかけたが、ヨシナリの反応を見てふと止める。
元々、彼女は人と話す事が余り上手くない。 だから自分から何かを言い出す事に強い抵抗感があった。 だからさっきまでは無言でヨシナリの模擬戦をしますか?という提案に頷く事しかできなかったのだ。
グロウモスは無言。 対するヨシナリも無言だったが、ややあって口を開く。
「――俺はこのゲームを楽しめればそれでいいと思ってますし、周りにそれを強要するような真似もしたくありません。 だから考えを押し付ける気はないんですが、グロウモスさんは少し自分の意見を口にした方が良いと思います。 俺はあんたの事を良く知らない。 だから、言ってくれなきゃ分からないんですよ」
言いながらツガルはラーガストと戦った事を思い出す。
前回のユニオン対抗戦『栄光』にとっては最終戦だったあの戦い。
文字通り手も足も出なかった。 逃げるだけで精いっぱいで勝てる勝てない以前の問題で、やられるかまだやられていないかでしかなかったのだ。 ラーガストにとってツガル達はただの獲物――いや、目障りな障害物程度だろう。
屈辱的な話ではあるが、あそこまで圧倒的だと怒る気にもなれない。
「どうやったらあれだけ強くなれるのか見当もつかないが、チート使ってる感じでもねぇしマジでどうなっているのやら」
「それはあたしにも分からん。 ――そう言えば優勝は賞品に関しては聞いてるか?」
「あぁ、聞いてる。 優勝したら例のキマイラ+のフレームだろ? いきなり新実装のフレームを賞品にするなんて気前がいいな」
「で、準優勝がノーマルのキマイラタイプ、三から五位がソルジャー+とパンツァー+だとさ」
「……らしいな」
「反応が薄いナ。 てっきりもっと欲しがるんじゃないかって思ってたゾ」
「いや、欲しいっちゃ欲しいんだよ。 でもよ、そろそろボスからAランクに上がれって言われててな」
「奇遇だナ。 あたしもおねーたまに同じ事を言われた」
「考える事はどのユニオンも同じって事か」
ここ最近、個人ではなくユニオン単位で出場するイベントが増えてきたので、チームとしての総合力を高める為にBランク上位のプレイヤーはさっさとAに上がってジェネシスフレームに乗り換えろと言われる事が多くなったのだ。 特にサーバー対抗戦ではその差は顕著だった。
あの戦いはラーガストがいなければ確実に負けていたという事実を踏まえれば強化は必須と言える。
恐らくだがあの勝利は大半の上位ランカーにとって不本意な物だっただろう。
自分達は文字通りラーガストの添え物でしかなかったのだから。
「俺は今回負けちまったから後五勝だな」
「あたしは後二勝。 金も充分に用意してあるから昇格と同時に乗り換えるつもりだ」
「――の割にはあんまり嬉しそうじゃないな」
「お前も乗り気じゃないって感じだゾ」
沈黙。 二人は少しの間黙り込んでいたが、ややあってツガルが口を開く。
「正直、Aランクに上がってジェネシスフレーム貰って強くなるのは素直に歓迎したいんだが、Aランク帯でやってける自信がねぇんだよ」
本音だった。 Aに上がれば名実ともにハイランカーの仲間入りだが、果たして自分はあの中に入ってやって行けるのだろうか? ツガルは今の自分にはまだ早いと思っていた。
最終的には行く事にはなるだろうが、それは果たして今なのだろうか? そんな考えが脳裏を過ぎる。
「何だぁ? ビビってんのか?」
「あぁ、上がっても即落ちて折角手に入れたジェネシスフレームが使えなくなったり、周りの期待を裏切んのが怖ぇよ」
ポンポンはそんな事ねぇよと反論してくると思っていたのでどう反応したものかと悩む。
本音を言えば彼女も似たような事を考えていたからだ。 ジェネシスフレームは既存機と違い完全にワンオフの機体でそれぞれに独自の攻略法が必要となる。 その上、一人一人がこの修羅の巷で生き残り続けている凄腕だ。 普段なら気楽にいこうと言いたいが、降格した際に失うものを考えると変にプレッシャーがかかる。 特に一度上がって即座に落ちた後、再び這い上がろうと言った気持ちになれるのかも怪しかったので、可能であるならもう少し自信が付くまで待って欲しいというのが偽らざる気持ちだった。
「あー、それなー、あたしもBからCに落ちてエンジェルタイプ使えなくなった時期があってナ。 あれは中々にきつかったなぁ……」
本当にこのゲームは徹底した実力主義だ。
昇格した際の褒美は用意しているが、維持する為の実力が伴わなければ容赦なく没収する。
そういったペナルティがなければもう少し楽しめるのだが、運営はプレイヤーにそういった物を求めていないのだろう。 ツガルの苦悩は理解できた。
ポンポン自身もそろそろAランクに手がかかっている状態なので上がった場合、ランクを維持する為に必死にならなければならない。
そんな事を考え、自分と同じ悩みを抱えているツガルに何と声をかけるか?
「ま、きついんだったら適度に負けて調整したらどうだ? 別にしくじっても死ぬわけじゃねーんだ。 周りの期待やらが重いんなら適当に負けてBを維持すりゃいいと思うがナ? あくまでこれはゲームだし逃げても恥ずかしくねーだろ」
「……そうかもな。 悪いな、ちょっと楽になったわ」
「そりゃよかったナ」
会話も一区切りついたのでポンポンは立ち上がるとそろそろ行くわと言ってその場を後にした。
「……ふぅ、頑張るか」
ツガルはその場に留まっていたが、一つ大きく呼吸してウインドウを操作し何処かへと移動。
その場には誰も居なくなった。
――畜生、逃げられない。
グロウモスは反転して狙撃銃を上空に向けて構えるが逆光で見え辛い。
ここに来て位置取りも誘導されていたと悟ったが、もうどうにもならなかった。
コックピット部分にエネルギー弾が命中し即死。 敗北となった。
「お疲れです。 どうします? もう一回やりますか?」
そう尋ねてきたのはヨシナリだ。
屈辱の三連敗をグロウモスは枕を濡らす事で乗り越え、リベンジを兼ねてヨシナリに挑んだのだ。
他の二人はともかく、文字通り瞬殺されたのは精神的にきつかったのでそれを回復させる為にもと挑んだのだが、結果は五連敗。 全く歯が立たなかった。
胸は屈辱感でいっぱいだ。
ムキになってもう一度と言いかけたが、ヨシナリの反応を見てふと止める。
元々、彼女は人と話す事が余り上手くない。 だから自分から何かを言い出す事に強い抵抗感があった。 だからさっきまでは無言でヨシナリの模擬戦をしますか?という提案に頷く事しかできなかったのだ。
グロウモスは無言。 対するヨシナリも無言だったが、ややあって口を開く。
「――俺はこのゲームを楽しめればそれでいいと思ってますし、周りにそれを強要するような真似もしたくありません。 だから考えを押し付ける気はないんですが、グロウモスさんは少し自分の意見を口にした方が良いと思います。 俺はあんたの事を良く知らない。 だから、言ってくれなきゃ分からないんですよ」
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