336 / 865
第336話
正直、連戦に次ぐ連戦で機体のコンディションはかなり悪い。
アノマリーは実弾は撃ち尽くし、エネルギー弾に関しても撃ちすぎて一部エラーを吐いている状態だ。
何とか動いているがこの調子で使い続けていると動作不良を起こしそうで怖い。
アトルムとクルックスも合計で五十発もない。
他の面子も似たような物で、碌に補給も整備もできない状態であのボスを仕留めきれるだろうか?
あまり自信はなかった。 生き残ったプレイヤー達が総攻撃をかけている様であちこちから集まっているのが見えるが、敵も戦力を結集している様でレーダー表示に敵である反応を示している機体も同様に集まっていた。 両陣営の戦力が集まった事で巨大な肉塊の周囲は時間の経過と共に戦闘が激しくなりつつあった。
「うへ、派手な事になってるナ」
「同感です。 正直、あんまり混ざりたくない戦場ですね」
寄って来たポンポンにそう返しながらどう攻めるかと考える。
「どう思う?」
「攻め方に関してはもう正攻法で行くしかないと思いますね。 小細工の入り込む余地がない」
デカいイカの胴体の中心に反応炉が存在し、内部から放つ謎のエネルギーで水を肉塊に変換するという物理法則を超越した変異を行っているのだ。 反応炉の破壊が勝利条件である以上、あの肉塊を掘り起こして破壊以外の勝ち筋が見えない。
――まさかとは思うが、対生物用の細菌兵器とかがあって事前にどこかの設備で作れとか言わないだろうな?
一瞬、そんな事を考えたが、このゲームに生物兵器の需要なんてある訳がないので仮にショップのラインナップに並んでいたとしても買っている奴が居るとは考え難い。
普通の運営なら論ずるまでもない話だが、このゲームの運営ならやりかねないと思えてしまうあたりが怖い話だった。
――どちらにせよ、設備が使い物にならない以上は無い物ねだりでしかない。
万が一、負けた場合は調べておこう。 そんな事を考えながら巨大な肉塊に視線を戻す。
全力で飛んでいるのだが、巨大すぎる所為で距離感が全く掴めない。
数十キロメートルクラスのエネミーなので距離があるにも関わらずかなり近くに見える。
攻撃手段に関しては特に変化はなさそうだった。
サイコキネシス。 空間を捩じる局所攻撃と衝撃波のような物を放出する範囲攻撃。
問題は表面に張り付いている無数の顔一つにつき、一撃放てるという事だ。
異様さに目が行きがちだが、砲台と認識すればそこまで違和感はない。
ただ、問題はその砲台が時間経過で増殖していっている事だ。
つまりはこうしている間にも敵の火力は増し続けている。 正直、やってられないと思ってしまう。
水の内に蒸発させるべきだったかとも思ったが熱核兵器ですら碌に効果がなかったのだ。
現実的ではない。 いくら考えても正攻法以外の解が出ないので、やるしかなかった。
「って事はあのグロい肉塊を掘らなきゃならないのか……」
「掘る事自体はそこまで難しくはないんですけど、あの攻撃と敵トルーパーを掻い潜るって考えるとしんどいですね」
「お二人さん。 そろそろ到着よ。 準備しなさいな」
ツェツィーリエに言われて意識を肉塊に移すと確かにそろそろ攻撃が届く距離に入りそうだった。
同時に敵の攻撃にも晒される事を意味するが。 視線を落とすと凄まじい有様だった。
トルーパー、エネミー、千切れた肉片が大地を埋め尽くさんばかりに溢れている。
「さて、ここまで付いて来てくれた皆、お疲れ様」
不意にツェツィーリエが全員に声をかける。
「恐らくだけどこの長かったイベントもこれで最後よ。 目標は敵の反応炉。 これを破壊すれば私達の勝ちで、全滅すればまた復刻。 そうならないように勝ちに行きましょう。 小細工は不要、センサーリンクで位置は分かっていると思う。 刺し違えてでも仕留めるわよ!」
ツェツィーリエの言葉に『豹変』のメンバーは口々に戦意を漲らせ、やってやると拳を振り上げた。
到着までに簡単な作戦は立ててあり、共有も済ませている。
上手くすれば思った以上にあっさり片が付くだろう。
シックスセンスが敵の攻撃の兆候を捉えた。
射程内に入ったのでターゲットに設定されたのだろう。 待ってましたとばかりに空間の歪みがヨシナリ達の周囲に発生するが、これは問題ない。
この攻撃は発現点を動かす事ができず、一度ターゲットを設定し終えたのなら発動は止められない。
つまり、攻撃範囲から逃れてしまえば何の問題もない。 加速して範囲を強引に突破。
躱されたのなら次は砲だ。 こちらも一通り見たので、対処法は分かっている。
「グロウモスさん!」
「り、了解」
打てば響くといったタイミングでグロウモスは狙撃銃で次々と肉塊の額を撃ち抜いて黙らせる。 それにより攻撃を阻害され、敵のエネルギーの収束が霧散。
攻撃範囲に穴ができる。 ツェツィーリエが先頭に立ち、他がその背後に着く。
発射。 傍から見れば異様な光景だっただろう。
何故なら空中で列を成すように飛行しているのだから。 視えていない者達も攻撃が砲のように広範囲に及ぶものだと理解はしている。 そんな中、一列に並ぶという事は自殺行為に近い。
――が、彼らは無傷。
その光景は異様としか言いようがない。 不可視の攻撃が通り過ぎる。
「散開! 一機でもいい! 辿り着きなさい!」
躱した者達にはそんな余裕はない。 ツェツィーリエの叫びに全機が散開。
自分達を攻撃範囲に入れる顔だけを撃ち抜いて穴を開け、懐に飛び込んで散らばる。
後は出たとこ勝負だ。 敵が肉塊だけなら互いを守り合って穴掘りと行きたいところだが、散開しなければならない理由があった。
――敵性トルーパーだ。
反応炉への接近を察知した敵機が次々と集まって来る。
ヨシナリはそんな中、機体を変形させて急加速。 位置は分かっているので、そこを真っすぐに射抜くだけだが――
「来たか」
レーダー表示に反応。 異様に速いスピードでこちらに迫って来る機体。
ラーガストのパクリ機体だ。 同等のエネルギーウイングを使っているが欠片も使いこなせていないので脅威度は本物に比べると大きく落ちる。 それでもB上位からAに引っかかる程度の総合力はあった。
――総合力は。
「どうせガワだけ真似て使いこなせねぇんだろうが!」
ヨシナリはそう呟いて敵機への対処を開始した。
アノマリーは実弾は撃ち尽くし、エネルギー弾に関しても撃ちすぎて一部エラーを吐いている状態だ。
何とか動いているがこの調子で使い続けていると動作不良を起こしそうで怖い。
アトルムとクルックスも合計で五十発もない。
他の面子も似たような物で、碌に補給も整備もできない状態であのボスを仕留めきれるだろうか?
あまり自信はなかった。 生き残ったプレイヤー達が総攻撃をかけている様であちこちから集まっているのが見えるが、敵も戦力を結集している様でレーダー表示に敵である反応を示している機体も同様に集まっていた。 両陣営の戦力が集まった事で巨大な肉塊の周囲は時間の経過と共に戦闘が激しくなりつつあった。
「うへ、派手な事になってるナ」
「同感です。 正直、あんまり混ざりたくない戦場ですね」
寄って来たポンポンにそう返しながらどう攻めるかと考える。
「どう思う?」
「攻め方に関してはもう正攻法で行くしかないと思いますね。 小細工の入り込む余地がない」
デカいイカの胴体の中心に反応炉が存在し、内部から放つ謎のエネルギーで水を肉塊に変換するという物理法則を超越した変異を行っているのだ。 反応炉の破壊が勝利条件である以上、あの肉塊を掘り起こして破壊以外の勝ち筋が見えない。
――まさかとは思うが、対生物用の細菌兵器とかがあって事前にどこかの設備で作れとか言わないだろうな?
一瞬、そんな事を考えたが、このゲームに生物兵器の需要なんてある訳がないので仮にショップのラインナップに並んでいたとしても買っている奴が居るとは考え難い。
普通の運営なら論ずるまでもない話だが、このゲームの運営ならやりかねないと思えてしまうあたりが怖い話だった。
――どちらにせよ、設備が使い物にならない以上は無い物ねだりでしかない。
万が一、負けた場合は調べておこう。 そんな事を考えながら巨大な肉塊に視線を戻す。
全力で飛んでいるのだが、巨大すぎる所為で距離感が全く掴めない。
数十キロメートルクラスのエネミーなので距離があるにも関わらずかなり近くに見える。
攻撃手段に関しては特に変化はなさそうだった。
サイコキネシス。 空間を捩じる局所攻撃と衝撃波のような物を放出する範囲攻撃。
問題は表面に張り付いている無数の顔一つにつき、一撃放てるという事だ。
異様さに目が行きがちだが、砲台と認識すればそこまで違和感はない。
ただ、問題はその砲台が時間経過で増殖していっている事だ。
つまりはこうしている間にも敵の火力は増し続けている。 正直、やってられないと思ってしまう。
水の内に蒸発させるべきだったかとも思ったが熱核兵器ですら碌に効果がなかったのだ。
現実的ではない。 いくら考えても正攻法以外の解が出ないので、やるしかなかった。
「って事はあのグロい肉塊を掘らなきゃならないのか……」
「掘る事自体はそこまで難しくはないんですけど、あの攻撃と敵トルーパーを掻い潜るって考えるとしんどいですね」
「お二人さん。 そろそろ到着よ。 準備しなさいな」
ツェツィーリエに言われて意識を肉塊に移すと確かにそろそろ攻撃が届く距離に入りそうだった。
同時に敵の攻撃にも晒される事を意味するが。 視線を落とすと凄まじい有様だった。
トルーパー、エネミー、千切れた肉片が大地を埋め尽くさんばかりに溢れている。
「さて、ここまで付いて来てくれた皆、お疲れ様」
不意にツェツィーリエが全員に声をかける。
「恐らくだけどこの長かったイベントもこれで最後よ。 目標は敵の反応炉。 これを破壊すれば私達の勝ちで、全滅すればまた復刻。 そうならないように勝ちに行きましょう。 小細工は不要、センサーリンクで位置は分かっていると思う。 刺し違えてでも仕留めるわよ!」
ツェツィーリエの言葉に『豹変』のメンバーは口々に戦意を漲らせ、やってやると拳を振り上げた。
到着までに簡単な作戦は立ててあり、共有も済ませている。
上手くすれば思った以上にあっさり片が付くだろう。
シックスセンスが敵の攻撃の兆候を捉えた。
射程内に入ったのでターゲットに設定されたのだろう。 待ってましたとばかりに空間の歪みがヨシナリ達の周囲に発生するが、これは問題ない。
この攻撃は発現点を動かす事ができず、一度ターゲットを設定し終えたのなら発動は止められない。
つまり、攻撃範囲から逃れてしまえば何の問題もない。 加速して範囲を強引に突破。
躱されたのなら次は砲だ。 こちらも一通り見たので、対処法は分かっている。
「グロウモスさん!」
「り、了解」
打てば響くといったタイミングでグロウモスは狙撃銃で次々と肉塊の額を撃ち抜いて黙らせる。 それにより攻撃を阻害され、敵のエネルギーの収束が霧散。
攻撃範囲に穴ができる。 ツェツィーリエが先頭に立ち、他がその背後に着く。
発射。 傍から見れば異様な光景だっただろう。
何故なら空中で列を成すように飛行しているのだから。 視えていない者達も攻撃が砲のように広範囲に及ぶものだと理解はしている。 そんな中、一列に並ぶという事は自殺行為に近い。
――が、彼らは無傷。
その光景は異様としか言いようがない。 不可視の攻撃が通り過ぎる。
「散開! 一機でもいい! 辿り着きなさい!」
躱した者達にはそんな余裕はない。 ツェツィーリエの叫びに全機が散開。
自分達を攻撃範囲に入れる顔だけを撃ち抜いて穴を開け、懐に飛び込んで散らばる。
後は出たとこ勝負だ。 敵が肉塊だけなら互いを守り合って穴掘りと行きたいところだが、散開しなければならない理由があった。
――敵性トルーパーだ。
反応炉への接近を察知した敵機が次々と集まって来る。
ヨシナリはそんな中、機体を変形させて急加速。 位置は分かっているので、そこを真っすぐに射抜くだけだが――
「来たか」
レーダー表示に反応。 異様に速いスピードでこちらに迫って来る機体。
ラーガストのパクリ機体だ。 同等のエネルギーウイングを使っているが欠片も使いこなせていないので脅威度は本物に比べると大きく落ちる。 それでもB上位からAに引っかかる程度の総合力はあった。
――総合力は。
「どうせガワだけ真似て使いこなせねぇんだろうが!」
ヨシナリはそう呟いて敵機への対処を開始した。
あなたにおすすめの小説
局地戦闘機 飛電の栄光と終焉
みにみ
歴史・時代
十四試局戦 後の三菱雷電J2Mとして知られるこの戦闘機は爆撃機用の火星エンジンを搭載したため胴体直径の増加、前方視界不良などが続いたいわば少し残念な機体である この十四試局戦計画に地方の無名メーカーが参加、雷電を超える高性能機が誕生し、零戦の後継として太平洋戦線を駆ける これは設計者、搭乗員の熱く短い6年間を描いた物語だ
スーパーのビニール袋で竜を保護した
チー牛Y
ファンタジー
竜は、災害指定生物。
見つけ次第、討伐――のはずだった。
だが俺の前に現れたのは、
震える子竜と、役立たず扱いされたスキル――
「スーパーのビニール袋」。
剣でも炎でもない。
シャカシャカ鳴る、ただの袋。
なのにその袋は、なぜか竜を落ち着かせる。
討伐か、保護か。
世界の常識と、ひとりの男の常識が衝突する。
これは――
ビニール袋から始まる、異世界保護ファンタジー。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
森のカフェしっぽっぽ
森のカフェしっぽっぽ
ファンタジー
五十代後半の初老――サトルが営むのは、就労支援B型事業所を兼ねた猫カフェ「森のカフェしっぽっぽ」。
一階には利用者が作った木工小物や布雑貨が並び、
猫たち(イチ・きな・トラ・チビ・そして極度の臆病猫ジル)が自由気ままに接客(?)をしている。
しかしこの店には、誰も知らない“もう一つの顔”があった。
地下の倉庫兼店舗は異世界と繋がっている。
ただし、異世界人は地球には来られない。
行き来できるのはサトルだけ。
向こう側には|蜥蜴人族≪リザードマン≫の商人、
頑固な|鉱人族≪ドワーフ≫の職人、
静かな|森人族≪エルフ≫たちがいて、
サトルは彼らから“ちょっとだけ現実を楽にする品”を仕入れている。
仕事に疲れた会社員。
将来に迷う若者。
自信をなくした人。
サトルは客の空気を読み、異世界の商品をさりげなく勧める。
そして、棚の影で震えるジル。
怖がりで、音にびくつき、すぐ隠れる。
それでも店からは逃げない。
その姿が、なぜか人の心を少しだけ軽くする。
これは――
福祉と商売と猫と異世界が、ゆるく混ざり合う物語。
震えながらでも前に立つ者が、
今日も小さく世界をつなぐ。
ダンジョンのある生活《スマホ片手にレベルアップ》
盾乃あに
ファンタジー
進藤タクマは25歳、彼女にフラれて同棲中の家を追い出され、新しい部屋を借りたがそこにはキッチンに見知らぬ扉が付いていた。床下収納だと思って開けたらそこは始まりのダンジョンだった。
ダンジョンを攻略する自衛隊、タクマは部屋を譲り新しい部屋に引っ越すが、そこにもダンジョンが……
始まりのダンジョンを攻略することになったタクマ。
さぁ、ダンジョン攻略のはじまりだ。
52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった
よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】
皆様の熱い応援、本当にありがとうございます!
ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です!
【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】
電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。
気がついたら異世界召喚。
だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。
52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。
結論――王都の地下下水道に「廃棄」。
玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。
血管年齢は実年齢マイナス20歳。
そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。
だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。
下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。
捨てられた魔道具。
長年魔素を吸い続けた高純度魔石。
そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。
チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。
あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。
汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。
スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。
この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。
魔力は毒である。代謝こそが命である。
軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。
でも、だからこそ――まず1話、読んでください。
【最新情報&著者プロフィール】
代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作!
◆ 2月に待望の【第2巻】刊行!
◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中!
◆ 【コミカライズ企画進行中】!
すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!
無属性魔法しか使えない少年冒険者!!
藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。
不定期投稿作品です。