372 / 865
第372話
「はい、という訳で。 新しく入ったホーコート君です。 仲良くしてあげてください」
「ホーコートっす。 よろしくおなしゃす!」
メンバーはパチパチと拍手する。
気になる点は多いが、ヨシナリとしてもホーコートの参加はありがたかったからだ。
シニフィエは前衛、ホーコートは中衛なのでそれぞれふわわ、マルメルと組ませる事で安定感が増すだろう。 シニフィエに関してはあまり心配していないが、機体のスペック差で置いて行かれる事もあったⅡ型のパーツはそのまま譲渡という形になった。
後は二人がこのユニオンの空気に合うかだが、こればかりは様子を見ないと何とも言えない。
ヨシナリとしてはそろそろ摩擦が生まれそうな人数だなと思っているのでなるべく人間関係には気を配ろうと意識していた。
「で、リーダー。 面子も増えたし、今後の方針的なものを頼むぜ!」
マルメルがそんな事を言い出したのでヨシナリは少し考える。
「取り敢えずはランク戦をやりつつユニオン間の連携を磨いていこうかと思う。 特にシニフィエとホーコートは入ったばかりだから安定して機能するまで少し練習をしておきたい感じかな。 次のイベントのアナウンスはまだなんで時間はあるから少し大き目の所と模擬戦を組みたいと思ってる」
「先輩! 練習って具体的に何をするんすか?」
「あー、新入り二人は連携を磨く事になるんだけど、シニフィエはふわわさんに任せるとして、お前は後でちょっとトレーニングルームに来てくれ。 動きを見たい」
「うっす、了解です」
ホーコートはやる気満々のようで即座に立ち上がる。
やるならさっさと始めようと言わんばかりだ。 そう言う事なら今すぐ始めよう。
「じゃあウチは妹をしごけばええんやね?」
「えー、まぁいいですけど。 指導は具体的にお願いしますよ?」
空気を読んだのかふわわがシニフィエを掴んで立ち上がる。
「なぁ、ヨシナリ。 俺とグロウモスは何かやる事あるか?」
「あぁ、マルメルは俺と、グロウモスさんはふわわさんについて貰っていいですか?」
シニフィエは明らかに飛び道具に対する対応力に欠けていた。
彼女に必要なのは場数だろう。 状況に対する対応力は高いので連携に関してはあまり心配していなかった。
――問題はこっちだな。
「取り敢えず移動しようか?」
ホーコート達を伴ってトレーニングルームへ移動。
フィールドにヨシナリのトルーパーが出現。 続いてマルメル、ホーコートの機体が現れた。
ヨシナリは改めてホーコートの機体を観察する。 ソルジャー+にエネルギーウイング装備。
ジェネレーターやコンデンサーもかなり良い物を使っている。
――どうやってこの機体を手に入れたんだ?
そんな疑問が喉まで上がって来たが、これまでの反応からヨシナリの求めている答えが返ってくる可能性は低い。
本音を言えば気にはなるが、今考えるべきはホーコートという戦力を最大限活かす方法。
「マルメル。 取り敢えず、お前は見てるだけでいい」
「あぁ、何かあるのは察してるからお前に任せるよ」
ヨシナリさてとホーコートを振り返る。
「まずは自覚してないっぽいからそこから始めよう」
「自覚っすか? 何の?」
「まずは俺が攻撃を仕掛けるからそれを躱して見せてくれ」
「はぁ、分かりました」
ホーコートは何を目的としているか理解していないが何をやるべきかは分かっているようで、そのままエネルギーウイングを噴かして上昇。
「俺が合図したら開始なー!」
「うーっす」
ヨシナリはアシンメトリーを構えた後、ホーコートに合図を送った。
ホーコートの機体の胴体に吸い込まれるようにエネルギー弾が命中し、機体が爆散した。
「だぁ、クソ! またやられた!」
これで十回目だ。 一回目は二分。 二回目は一分三十秒。
三回目は一分二十秒。 四回目以降五秒から三秒単位で徐々に削れて行き、十回目はもう一分もかからなくなった。
「おいおい、これマジか?」
後ろで見ていたマルメルが思わずといった様子で呟く。
録画もしていたので教材は充分だと判断したヨシナリは戻ろうと二人を促してホームへ。
二人を椅子に座らせた後、ウインドウを可視化させてさっきの様子を映す。
「――さて、ホーコート。 何であんなにあっさり落とされたと思う?」
最後は捉えるまで四十秒切っていた。
ヨシナリの質問にホーコートは首を傾げる。
「いや、分かんねっす。 躱したつもりなんスけど、気が付いたら落とされてました」
「……マルメル。 お前はどうだ?」
「いや、これ映像見直しゃ一目瞭然だぞ。 だってお前、躱す時の挙動が全く同じじゃねぇか」
マルメルはほらこれと言いながら映像の一部を再生する。
ヨシナリの狙撃に対してホーコートはエネルギーウイングを噴かして右に旋回して回避。
そのモーション自体は問題はない。 問題は同じ方向から来る類似した攻撃に対して全く同じ挙動で回避するのだ。 そこを見切れたならヨシナリからすればホーコートは微妙に動く的でしかなかった。
二連射。 ホーコートは右に回避し、回避先に跳んできたエネルギー弾の直撃を喰らって大破。
これの繰り返しだ。 驚くべき事に十回やって七回がこのパターンで撃墜されている。
結果と過程を一通り見てしまえばマルメルでなくても震えてしまうだろう。
「ここは俺が言うよりもほぼ初見のマルメルの意見の方が参考になるかもな。 マルメル、感想を頼む」
「一つ一つの動きは良いのにバリエーションが極端に少ないから、動きを見切られた時点で終わる」
実に分かり易く的確な回答だった。
「確か雰囲気でやってるだったかな?」
「そっす」
さっきまでの会話の意味を理解しているのかいないのか即答。
ヨシナリは内心で頭を抱えたくなったが、努めて表に出さない。
「うん。 それを止める所から始めようか」
「あー? どういう事ですか?」
「考えろとまでは言わないけど、自分がどう動くのかを意識した方がいい」
「すんません。 意味分かんないです」
「まぁ、やってみた方が早い。 もっかい移動するぞ」
ヨシナリの想像が正しければ使い物になるまで時間がかかりそうだった。
そのまま再度、トレーニングルームへ。 ホーコートに指示を出して訓練開始。
「ゆっくりでいい。 思考してから動くんだ」
「うっす。 やってみます」
ヨシナリは装備を弾速の遅いロケットランチャーに変えて上空のホーコートを狙う。
「ホーコートっす。 よろしくおなしゃす!」
メンバーはパチパチと拍手する。
気になる点は多いが、ヨシナリとしてもホーコートの参加はありがたかったからだ。
シニフィエは前衛、ホーコートは中衛なのでそれぞれふわわ、マルメルと組ませる事で安定感が増すだろう。 シニフィエに関してはあまり心配していないが、機体のスペック差で置いて行かれる事もあったⅡ型のパーツはそのまま譲渡という形になった。
後は二人がこのユニオンの空気に合うかだが、こればかりは様子を見ないと何とも言えない。
ヨシナリとしてはそろそろ摩擦が生まれそうな人数だなと思っているのでなるべく人間関係には気を配ろうと意識していた。
「で、リーダー。 面子も増えたし、今後の方針的なものを頼むぜ!」
マルメルがそんな事を言い出したのでヨシナリは少し考える。
「取り敢えずはランク戦をやりつつユニオン間の連携を磨いていこうかと思う。 特にシニフィエとホーコートは入ったばかりだから安定して機能するまで少し練習をしておきたい感じかな。 次のイベントのアナウンスはまだなんで時間はあるから少し大き目の所と模擬戦を組みたいと思ってる」
「先輩! 練習って具体的に何をするんすか?」
「あー、新入り二人は連携を磨く事になるんだけど、シニフィエはふわわさんに任せるとして、お前は後でちょっとトレーニングルームに来てくれ。 動きを見たい」
「うっす、了解です」
ホーコートはやる気満々のようで即座に立ち上がる。
やるならさっさと始めようと言わんばかりだ。 そう言う事なら今すぐ始めよう。
「じゃあウチは妹をしごけばええんやね?」
「えー、まぁいいですけど。 指導は具体的にお願いしますよ?」
空気を読んだのかふわわがシニフィエを掴んで立ち上がる。
「なぁ、ヨシナリ。 俺とグロウモスは何かやる事あるか?」
「あぁ、マルメルは俺と、グロウモスさんはふわわさんについて貰っていいですか?」
シニフィエは明らかに飛び道具に対する対応力に欠けていた。
彼女に必要なのは場数だろう。 状況に対する対応力は高いので連携に関してはあまり心配していなかった。
――問題はこっちだな。
「取り敢えず移動しようか?」
ホーコート達を伴ってトレーニングルームへ移動。
フィールドにヨシナリのトルーパーが出現。 続いてマルメル、ホーコートの機体が現れた。
ヨシナリは改めてホーコートの機体を観察する。 ソルジャー+にエネルギーウイング装備。
ジェネレーターやコンデンサーもかなり良い物を使っている。
――どうやってこの機体を手に入れたんだ?
そんな疑問が喉まで上がって来たが、これまでの反応からヨシナリの求めている答えが返ってくる可能性は低い。
本音を言えば気にはなるが、今考えるべきはホーコートという戦力を最大限活かす方法。
「マルメル。 取り敢えず、お前は見てるだけでいい」
「あぁ、何かあるのは察してるからお前に任せるよ」
ヨシナリさてとホーコートを振り返る。
「まずは自覚してないっぽいからそこから始めよう」
「自覚っすか? 何の?」
「まずは俺が攻撃を仕掛けるからそれを躱して見せてくれ」
「はぁ、分かりました」
ホーコートは何を目的としているか理解していないが何をやるべきかは分かっているようで、そのままエネルギーウイングを噴かして上昇。
「俺が合図したら開始なー!」
「うーっす」
ヨシナリはアシンメトリーを構えた後、ホーコートに合図を送った。
ホーコートの機体の胴体に吸い込まれるようにエネルギー弾が命中し、機体が爆散した。
「だぁ、クソ! またやられた!」
これで十回目だ。 一回目は二分。 二回目は一分三十秒。
三回目は一分二十秒。 四回目以降五秒から三秒単位で徐々に削れて行き、十回目はもう一分もかからなくなった。
「おいおい、これマジか?」
後ろで見ていたマルメルが思わずといった様子で呟く。
録画もしていたので教材は充分だと判断したヨシナリは戻ろうと二人を促してホームへ。
二人を椅子に座らせた後、ウインドウを可視化させてさっきの様子を映す。
「――さて、ホーコート。 何であんなにあっさり落とされたと思う?」
最後は捉えるまで四十秒切っていた。
ヨシナリの質問にホーコートは首を傾げる。
「いや、分かんねっす。 躱したつもりなんスけど、気が付いたら落とされてました」
「……マルメル。 お前はどうだ?」
「いや、これ映像見直しゃ一目瞭然だぞ。 だってお前、躱す時の挙動が全く同じじゃねぇか」
マルメルはほらこれと言いながら映像の一部を再生する。
ヨシナリの狙撃に対してホーコートはエネルギーウイングを噴かして右に旋回して回避。
そのモーション自体は問題はない。 問題は同じ方向から来る類似した攻撃に対して全く同じ挙動で回避するのだ。 そこを見切れたならヨシナリからすればホーコートは微妙に動く的でしかなかった。
二連射。 ホーコートは右に回避し、回避先に跳んできたエネルギー弾の直撃を喰らって大破。
これの繰り返しだ。 驚くべき事に十回やって七回がこのパターンで撃墜されている。
結果と過程を一通り見てしまえばマルメルでなくても震えてしまうだろう。
「ここは俺が言うよりもほぼ初見のマルメルの意見の方が参考になるかもな。 マルメル、感想を頼む」
「一つ一つの動きは良いのにバリエーションが極端に少ないから、動きを見切られた時点で終わる」
実に分かり易く的確な回答だった。
「確か雰囲気でやってるだったかな?」
「そっす」
さっきまでの会話の意味を理解しているのかいないのか即答。
ヨシナリは内心で頭を抱えたくなったが、努めて表に出さない。
「うん。 それを止める所から始めようか」
「あー? どういう事ですか?」
「考えろとまでは言わないけど、自分がどう動くのかを意識した方がいい」
「すんません。 意味分かんないです」
「まぁ、やってみた方が早い。 もっかい移動するぞ」
ヨシナリの想像が正しければ使い物になるまで時間がかかりそうだった。
そのまま再度、トレーニングルームへ。 ホーコートに指示を出して訓練開始。
「ゆっくりでいい。 思考してから動くんだ」
「うっす。 やってみます」
ヨシナリは装備を弾速の遅いロケットランチャーに変えて上空のホーコートを狙う。
あなたにおすすめの小説
局地戦闘機 飛電の栄光と終焉
みにみ
歴史・時代
十四試局戦 後の三菱雷電J2Mとして知られるこの戦闘機は爆撃機用の火星エンジンを搭載したため胴体直径の増加、前方視界不良などが続いたいわば少し残念な機体である この十四試局戦計画に地方の無名メーカーが参加、雷電を超える高性能機が誕生し、零戦の後継として太平洋戦線を駆ける これは設計者、搭乗員の熱く短い6年間を描いた物語だ
スーパーのビニール袋で竜を保護した
チー牛Y
ファンタジー
竜は、災害指定生物。
見つけ次第、討伐――のはずだった。
だが俺の前に現れたのは、
震える子竜と、役立たず扱いされたスキル――
「スーパーのビニール袋」。
剣でも炎でもない。
シャカシャカ鳴る、ただの袋。
なのにその袋は、なぜか竜を落ち着かせる。
討伐か、保護か。
世界の常識と、ひとりの男の常識が衝突する。
これは――
ビニール袋から始まる、異世界保護ファンタジー。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
森のカフェしっぽっぽ
森のカフェしっぽっぽ
ファンタジー
五十代後半の初老――サトルが営むのは、就労支援B型事業所を兼ねた猫カフェ「森のカフェしっぽっぽ」。
一階には利用者が作った木工小物や布雑貨が並び、
猫たち(イチ・きな・トラ・チビ・そして極度の臆病猫ジル)が自由気ままに接客(?)をしている。
しかしこの店には、誰も知らない“もう一つの顔”があった。
地下の倉庫兼店舗は異世界と繋がっている。
ただし、異世界人は地球には来られない。
行き来できるのはサトルだけ。
向こう側には|蜥蜴人族≪リザードマン≫の商人、
頑固な|鉱人族≪ドワーフ≫の職人、
静かな|森人族≪エルフ≫たちがいて、
サトルは彼らから“ちょっとだけ現実を楽にする品”を仕入れている。
仕事に疲れた会社員。
将来に迷う若者。
自信をなくした人。
サトルは客の空気を読み、異世界の商品をさりげなく勧める。
そして、棚の影で震えるジル。
怖がりで、音にびくつき、すぐ隠れる。
それでも店からは逃げない。
その姿が、なぜか人の心を少しだけ軽くする。
これは――
福祉と商売と猫と異世界が、ゆるく混ざり合う物語。
震えながらでも前に立つ者が、
今日も小さく世界をつなぐ。
ダンジョンのある生活《スマホ片手にレベルアップ》
盾乃あに
ファンタジー
進藤タクマは25歳、彼女にフラれて同棲中の家を追い出され、新しい部屋を借りたがそこにはキッチンに見知らぬ扉が付いていた。床下収納だと思って開けたらそこは始まりのダンジョンだった。
ダンジョンを攻略する自衛隊、タクマは部屋を譲り新しい部屋に引っ越すが、そこにもダンジョンが……
始まりのダンジョンを攻略することになったタクマ。
さぁ、ダンジョン攻略のはじまりだ。
52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった
よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】
皆様の熱い応援、本当にありがとうございます!
ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です!
【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】
電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。
気がついたら異世界召喚。
だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。
52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。
結論――王都の地下下水道に「廃棄」。
玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。
血管年齢は実年齢マイナス20歳。
そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。
だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。
下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。
捨てられた魔道具。
長年魔素を吸い続けた高純度魔石。
そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。
チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。
あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。
汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。
スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。
この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。
魔力は毒である。代謝こそが命である。
軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。
でも、だからこそ――まず1話、読んでください。
【最新情報&著者プロフィール】
代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作!
◆ 2月に待望の【第2巻】刊行!
◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中!
◆ 【コミカライズ企画進行中】!
すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!
無属性魔法しか使えない少年冒険者!!
藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。
不定期投稿作品です。