415 / 865
第415話
マルメルは諦めずにアノマリーから手を放し、脇に吊っていた自動拳銃を抜く。
どうやら強化装甲の下に仕込んでいたらしい。 ヨシナリのハンマーが胴体を捉えると同時に拳銃をバースト射撃。 マルメルの機体がくの字に折れ曲がり、ヨシナリの機体の胸部が穴だらけになった。
どうなったのかと見ていたメンバーが僅かに身を乗り出す。
結果はドロー。 ほぼ同時に撃破扱いとなったので引き分けだ。 二人が戻って来る。
「いや、正直あそこで四方にぶっ放すとは思っていなかった。 ってかノールックで良く当てられたな」
「まぁ、割とギャンブルだったが、試合中にお前の動きをずっと見て、タイミングを体で覚えたんだよ」
やられたという思いはあったが、それ以上にマルメルの動きが秀逸すぎた。
特に交差点に誘い込んでの攻撃はヨシナリのシックスセンスを意識しての動きだ。
変に意識を向けると警戒されると分かっていたからだろう。 ヨシナリがどの方向から来てもいいように四方同時攻撃、しかもどれも充分に当てられる射撃精度。
間違いなく相当量の練習を積んだのだろう。 その為に両肩に追加で散弾砲を積んだのだ。
今の機体でもかなりの伸びを見せたが、更に貪欲に高みを目指す姿勢は素直に好ましかった。
ヨシナリは勝負に大いに満足しているのと同様にマルメルもまた手応えを感じていた。
今回の模擬戦の備えてヨシナリ、ふわわ、グロウモスと三人用に作戦を用意していたのだ。
特にヨシナリは得意レンジ外から仕掛けてくるのが目に見えていたので、防御練習――エネルギーフィールドの使い方とノールックでの射撃練習を重点的に行った。 特にヨシナリはシックスセンスで相手の視界を意識しているので意表を突く為にはそれぐらいやらないと話にならない。
ヨシナリに当てたいのなら躱せない密度の攻撃を叩きこむか、意識の外から喰らわせるかのどちらかだ。 前者が無理なので早い段階で後者しかないと理解していたからこその選択だった。
ただ、通用するのは今回限りなので次は別の手を考えないと当たらないだろう。
ちなみにノールックでの射撃は過去に侵攻戦でヨシナリが敵トルーパーのドローンを撃ち落とす際の動きを参考にした。 精度に関しては特定の状況下でないと安定して当てられないので、平面――地上にいる相手にしか効果がない。 空中の相手に正確に叩き込むにはまだまだ練習が必要だろう。
本音を言えば勝っておきたかったが、少し足りなかったようだ。
「見せて貰ったけどマルメル君、上手くなったなぁ! 交差点のアレは凄いやん!」
「ですね。 視線を向けずに当てたのは流石です」
グロウモスとホーコートはうんうんと無言で頷く。
ヨシナリはいい勝負だったと思いつつ、次の試合行くかとボックスを取り出す。
「では次の試合を決めますね」
ごそごそと箱に手を突っ込んで次の対戦カードを決める。
ヨシナリはちょっと疲れたので三連続は嫌だなと思いながらくじを引いた。
番号は――6。 ふわわとグロウモスだ。
「お、ウチ二回目! 相手はグロウモスちゃんかー。 よろしくねー」
グロウモスは小さく頷く。 二人はそのままフィールドを移動。
「なぁ、どっちが勝つと思う?」
「グロウモスさんが何処まで対策を練っているのかで変わってくると思う。 普通に狙撃するだけじゃ、あの人はまず捉えられない」
少なくともヨシナリは普通に撃って彼女に当てられる訳がないと思っていた。
超人的な反応と動体視力。 銃弾を切り払うといった人間離れした挙動。
彼女と一対一での勝負をする場合はいかに意表を突くかを念頭に置かなければならない。
「しかも勘もいいから初見でも普通に躱してくる。 ――妹として何か意見は?」
ヨシナリがシニフィエを振り返ると彼女は小さく肩を竦める。
「概ねお義兄さんと同じですよ。 姉を突破する簡単な方法は想定外の手を打つ事。 暗器でも何でもいいんですけど、姉の想像を上回れば割と当たりますよ」
「……それ実体験?」
「えぇまぁ……」
「まぁ、グロウモスさんがふわわさんの想定を上回れるのかどうか、か」
ヨシナリがそう呟くと同時に試合開始。
ふわわはとにかく距離を詰めなければならないので早々に真っ直ぐに突っ込んで行く。
グロウモスの機体はステルスコートを装備しているのでレーダー表示には映らないが、気配を察知するので隠れてもあまり意味がないのは前回の模擬戦で理解しているだろう。
その為、距離を取る事が重要だ。
そもそもグロウモスの近接スキルは低いので接近されてしまうとどうにもならない。
グロウモスは腰のボックスから何かを取り出す。 ヨシナリの知らない装備だ。
白い球体でグロウモスが手を離すと縦に割れて上部から小さなプロペラ、下部にはカメラアイ。
「ドローンか」
恐らくは監視に特化した代物だろう。 ドローンは音もなく急上昇。
ヨシナリはなるほどと内心で小さく頷く。 前回はビルごと両断された時の事を考えると見えない時に何をされるか分からないと判断しての事だろう。
単純に「眼」を増やす事でふわわの行動をより詳細に監視できる。
「ドローンで動きを監視できるのは良いけど、当てられんのか?」
「今の段階では何とも言えないな」
グロウモスはある程度、離れた所でスコーピオン・アンタレスを構える。
バチバチと銃口にエネルギーが充填。 それを見てヨシナリはなるほどと納得した。
あのドローンは観測手――所謂、スポッターなのだ。 位置を詳細に知るのは逃げる為ではなく、攻める為。 これまでの傾向から退路を確保する為の眼だと思っていたのだが、より正確に当てる為のドローン。
――守りよりも攻めに偏って来たな。
そう勧めてきたが、実際に行動してくれると少し嬉しくなる。
しかもスコーピオン・アンタレスも銃口と機関部にパーツが増設されているので威力の強化を施されているのは明らかだ。 恐らくは障害物を完全に無視して相手を捉える事を念頭に置いたビルド。
これなら防御も関係ない。 発射。
レールガンではなく高出力のレーザー砲。 射線上のビルを貫通しながらふわわの方へと光が真っすぐに飛ぶ。 ふわわは流石に驚いたのか、僅かに動きが乱れたが急上昇して回避。
横ではなく上に逃げたのはちょうどビルの前を通ったタイミングで咄嗟に路地に飛び込めなかったからだ。
どうやら強化装甲の下に仕込んでいたらしい。 ヨシナリのハンマーが胴体を捉えると同時に拳銃をバースト射撃。 マルメルの機体がくの字に折れ曲がり、ヨシナリの機体の胸部が穴だらけになった。
どうなったのかと見ていたメンバーが僅かに身を乗り出す。
結果はドロー。 ほぼ同時に撃破扱いとなったので引き分けだ。 二人が戻って来る。
「いや、正直あそこで四方にぶっ放すとは思っていなかった。 ってかノールックで良く当てられたな」
「まぁ、割とギャンブルだったが、試合中にお前の動きをずっと見て、タイミングを体で覚えたんだよ」
やられたという思いはあったが、それ以上にマルメルの動きが秀逸すぎた。
特に交差点に誘い込んでの攻撃はヨシナリのシックスセンスを意識しての動きだ。
変に意識を向けると警戒されると分かっていたからだろう。 ヨシナリがどの方向から来てもいいように四方同時攻撃、しかもどれも充分に当てられる射撃精度。
間違いなく相当量の練習を積んだのだろう。 その為に両肩に追加で散弾砲を積んだのだ。
今の機体でもかなりの伸びを見せたが、更に貪欲に高みを目指す姿勢は素直に好ましかった。
ヨシナリは勝負に大いに満足しているのと同様にマルメルもまた手応えを感じていた。
今回の模擬戦の備えてヨシナリ、ふわわ、グロウモスと三人用に作戦を用意していたのだ。
特にヨシナリは得意レンジ外から仕掛けてくるのが目に見えていたので、防御練習――エネルギーフィールドの使い方とノールックでの射撃練習を重点的に行った。 特にヨシナリはシックスセンスで相手の視界を意識しているので意表を突く為にはそれぐらいやらないと話にならない。
ヨシナリに当てたいのなら躱せない密度の攻撃を叩きこむか、意識の外から喰らわせるかのどちらかだ。 前者が無理なので早い段階で後者しかないと理解していたからこその選択だった。
ただ、通用するのは今回限りなので次は別の手を考えないと当たらないだろう。
ちなみにノールックでの射撃は過去に侵攻戦でヨシナリが敵トルーパーのドローンを撃ち落とす際の動きを参考にした。 精度に関しては特定の状況下でないと安定して当てられないので、平面――地上にいる相手にしか効果がない。 空中の相手に正確に叩き込むにはまだまだ練習が必要だろう。
本音を言えば勝っておきたかったが、少し足りなかったようだ。
「見せて貰ったけどマルメル君、上手くなったなぁ! 交差点のアレは凄いやん!」
「ですね。 視線を向けずに当てたのは流石です」
グロウモスとホーコートはうんうんと無言で頷く。
ヨシナリはいい勝負だったと思いつつ、次の試合行くかとボックスを取り出す。
「では次の試合を決めますね」
ごそごそと箱に手を突っ込んで次の対戦カードを決める。
ヨシナリはちょっと疲れたので三連続は嫌だなと思いながらくじを引いた。
番号は――6。 ふわわとグロウモスだ。
「お、ウチ二回目! 相手はグロウモスちゃんかー。 よろしくねー」
グロウモスは小さく頷く。 二人はそのままフィールドを移動。
「なぁ、どっちが勝つと思う?」
「グロウモスさんが何処まで対策を練っているのかで変わってくると思う。 普通に狙撃するだけじゃ、あの人はまず捉えられない」
少なくともヨシナリは普通に撃って彼女に当てられる訳がないと思っていた。
超人的な反応と動体視力。 銃弾を切り払うといった人間離れした挙動。
彼女と一対一での勝負をする場合はいかに意表を突くかを念頭に置かなければならない。
「しかも勘もいいから初見でも普通に躱してくる。 ――妹として何か意見は?」
ヨシナリがシニフィエを振り返ると彼女は小さく肩を竦める。
「概ねお義兄さんと同じですよ。 姉を突破する簡単な方法は想定外の手を打つ事。 暗器でも何でもいいんですけど、姉の想像を上回れば割と当たりますよ」
「……それ実体験?」
「えぇまぁ……」
「まぁ、グロウモスさんがふわわさんの想定を上回れるのかどうか、か」
ヨシナリがそう呟くと同時に試合開始。
ふわわはとにかく距離を詰めなければならないので早々に真っ直ぐに突っ込んで行く。
グロウモスの機体はステルスコートを装備しているのでレーダー表示には映らないが、気配を察知するので隠れてもあまり意味がないのは前回の模擬戦で理解しているだろう。
その為、距離を取る事が重要だ。
そもそもグロウモスの近接スキルは低いので接近されてしまうとどうにもならない。
グロウモスは腰のボックスから何かを取り出す。 ヨシナリの知らない装備だ。
白い球体でグロウモスが手を離すと縦に割れて上部から小さなプロペラ、下部にはカメラアイ。
「ドローンか」
恐らくは監視に特化した代物だろう。 ドローンは音もなく急上昇。
ヨシナリはなるほどと内心で小さく頷く。 前回はビルごと両断された時の事を考えると見えない時に何をされるか分からないと判断しての事だろう。
単純に「眼」を増やす事でふわわの行動をより詳細に監視できる。
「ドローンで動きを監視できるのは良いけど、当てられんのか?」
「今の段階では何とも言えないな」
グロウモスはある程度、離れた所でスコーピオン・アンタレスを構える。
バチバチと銃口にエネルギーが充填。 それを見てヨシナリはなるほどと納得した。
あのドローンは観測手――所謂、スポッターなのだ。 位置を詳細に知るのは逃げる為ではなく、攻める為。 これまでの傾向から退路を確保する為の眼だと思っていたのだが、より正確に当てる為のドローン。
――守りよりも攻めに偏って来たな。
そう勧めてきたが、実際に行動してくれると少し嬉しくなる。
しかもスコーピオン・アンタレスも銃口と機関部にパーツが増設されているので威力の強化を施されているのは明らかだ。 恐らくは障害物を完全に無視して相手を捉える事を念頭に置いたビルド。
これなら防御も関係ない。 発射。
レールガンではなく高出力のレーザー砲。 射線上のビルを貫通しながらふわわの方へと光が真っすぐに飛ぶ。 ふわわは流石に驚いたのか、僅かに動きが乱れたが急上昇して回避。
横ではなく上に逃げたのはちょうどビルの前を通ったタイミングで咄嗟に路地に飛び込めなかったからだ。
あなたにおすすめの小説
局地戦闘機 飛電の栄光と終焉
みにみ
歴史・時代
十四試局戦 後の三菱雷電J2Mとして知られるこの戦闘機は爆撃機用の火星エンジンを搭載したため胴体直径の増加、前方視界不良などが続いたいわば少し残念な機体である この十四試局戦計画に地方の無名メーカーが参加、雷電を超える高性能機が誕生し、零戦の後継として太平洋戦線を駆ける これは設計者、搭乗員の熱く短い6年間を描いた物語だ
スーパーのビニール袋で竜を保護した
チー牛Y
ファンタジー
竜は、災害指定生物。
見つけ次第、討伐――のはずだった。
だが俺の前に現れたのは、
震える子竜と、役立たず扱いされたスキル――
「スーパーのビニール袋」。
剣でも炎でもない。
シャカシャカ鳴る、ただの袋。
なのにその袋は、なぜか竜を落ち着かせる。
討伐か、保護か。
世界の常識と、ひとりの男の常識が衝突する。
これは――
ビニール袋から始まる、異世界保護ファンタジー。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
森のカフェしっぽっぽ
森のカフェしっぽっぽ
ファンタジー
五十代後半の初老――サトルが営むのは、就労支援B型事業所を兼ねた猫カフェ「森のカフェしっぽっぽ」。
一階には利用者が作った木工小物や布雑貨が並び、
猫たち(イチ・きな・トラ・チビ・そして極度の臆病猫ジル)が自由気ままに接客(?)をしている。
しかしこの店には、誰も知らない“もう一つの顔”があった。
地下の倉庫兼店舗は異世界と繋がっている。
ただし、異世界人は地球には来られない。
行き来できるのはサトルだけ。
向こう側には|蜥蜴人族≪リザードマン≫の商人、
頑固な|鉱人族≪ドワーフ≫の職人、
静かな|森人族≪エルフ≫たちがいて、
サトルは彼らから“ちょっとだけ現実を楽にする品”を仕入れている。
仕事に疲れた会社員。
将来に迷う若者。
自信をなくした人。
サトルは客の空気を読み、異世界の商品をさりげなく勧める。
そして、棚の影で震えるジル。
怖がりで、音にびくつき、すぐ隠れる。
それでも店からは逃げない。
その姿が、なぜか人の心を少しだけ軽くする。
これは――
福祉と商売と猫と異世界が、ゆるく混ざり合う物語。
震えながらでも前に立つ者が、
今日も小さく世界をつなぐ。
ダンジョンのある生活《スマホ片手にレベルアップ》
盾乃あに
ファンタジー
進藤タクマは25歳、彼女にフラれて同棲中の家を追い出され、新しい部屋を借りたがそこにはキッチンに見知らぬ扉が付いていた。床下収納だと思って開けたらそこは始まりのダンジョンだった。
ダンジョンを攻略する自衛隊、タクマは部屋を譲り新しい部屋に引っ越すが、そこにもダンジョンが……
始まりのダンジョンを攻略することになったタクマ。
さぁ、ダンジョン攻略のはじまりだ。
52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった
よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】
皆様の熱い応援、本当にありがとうございます!
ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です!
【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】
電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。
気がついたら異世界召喚。
だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。
52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。
結論――王都の地下下水道に「廃棄」。
玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。
血管年齢は実年齢マイナス20歳。
そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。
だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。
下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。
捨てられた魔道具。
長年魔素を吸い続けた高純度魔石。
そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。
チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。
あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。
汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。
スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。
この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。
魔力は毒である。代謝こそが命である。
軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。
でも、だからこそ――まず1話、読んでください。
【最新情報&著者プロフィール】
代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作!
◆ 2月に待望の【第2巻】刊行!
◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中!
◆ 【コミカライズ企画進行中】!
すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!
無属性魔法しか使えない少年冒険者!!
藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。
不定期投稿作品です。