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攻略!謎の塔
階層攻略 その15
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階層攻略 その15
ミノタウロスとラビを混ぜての、ランチも終わり、とうとう再びやって来た8階層での修羅場を迎える。
改めての自己紹介と会食からの作戦会議。
これで管理者に会い、問題無く終われる何かをミノタウロスから僕は掴みたかった。
そして驚いた事に会議での第一声は、ミノタウロスから出た。
「ハヤトさん、あなた方はこの塔の管理者をどうしょうと、考えているのですか?」
「ミノタウロス、僕のパーティーもナビ、黄昏のメンバーと同じくギルドの組織に所属しています。そこから僕に今回依頼されたのは2つ、この塔と管理者の危険性を確認するのが1つと、危険なら即刻の排除。この2つです。」
「予想はしてましたが、やはり理不尽です。私たちは他に危険が及ばない様に閉じ籠り生きているのに、勝手に入って来たのはあなた方です」
「そうですよね……まぁ……。でも、依頼のあった街のほうが以前からありましたから、そこを言い争っても仕方ないです」
「すまんが、こういった場合、少数派が折れたほうが、早くはあるぞ……。」ぬいぬいもそう言うが、やはり自分が彼の立場でもなかなか決められるものではない。
ミノタウロスも決められないようでうーんとうなってしまった。
「じゃあ、逆にミノちゃんだったら、今の状況であの管理者さん何て言うの?」
ミノタウロスの状況をみかねたラビが、割って入る。僕はそのラビの甲斐甲斐しさに、一番驚いていた。
「お前もラビの相談をするのだから、話してわからない相手では無いだろう。」
ぬいぬいにも言われ彼は、しばらく考えたのち答えを出す。
「僕なら……まずあなた方の街の人々からの要求、守って欲しい決まりをまず出して貰います。それを受け僕らも初めて判断が出来ます。後、もうひとつですが、誰かに入ってもらい取り決めをかわせばなんとか……?」
「今日の顔合わせでは、俺たちが立ち会うとしてどうする? すぐに決まる話しではないぞ?」
「管理者殿の了解が出れば、チーム黄昏の皆さんか、ナビさんのパーティーの皆様にお願いすればいいのではないでしょうか?」
ぬいぬいの意見に、すぐさまルイスが即決した。
ナビもギルドのクエストとしてこの依頼を受ければしばらくの間は生活出来るだろう。妥当な案に思われる。
「では、ミノちゃん、私たちの中も認めて貰う為に、まず私たち二人が管理者さんのもとへいきましょう!」
「はい!」
そう明らかに、ミノタウロスの気持ちを待てない感じになっているナビが、ミノタウロスに言ったのだった。
つづく
ミノタウロスとラビを混ぜての、ランチも終わり、とうとう再びやって来た8階層での修羅場を迎える。
改めての自己紹介と会食からの作戦会議。
これで管理者に会い、問題無く終われる何かをミノタウロスから僕は掴みたかった。
そして驚いた事に会議での第一声は、ミノタウロスから出た。
「ハヤトさん、あなた方はこの塔の管理者をどうしょうと、考えているのですか?」
「ミノタウロス、僕のパーティーもナビ、黄昏のメンバーと同じくギルドの組織に所属しています。そこから僕に今回依頼されたのは2つ、この塔と管理者の危険性を確認するのが1つと、危険なら即刻の排除。この2つです。」
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ミノタウロスも決められないようでうーんとうなってしまった。
「じゃあ、逆にミノちゃんだったら、今の状況であの管理者さん何て言うの?」
ミノタウロスの状況をみかねたラビが、割って入る。僕はそのラビの甲斐甲斐しさに、一番驚いていた。
「お前もラビの相談をするのだから、話してわからない相手では無いだろう。」
ぬいぬいにも言われ彼は、しばらく考えたのち答えを出す。
「僕なら……まずあなた方の街の人々からの要求、守って欲しい決まりをまず出して貰います。それを受け僕らも初めて判断が出来ます。後、もうひとつですが、誰かに入ってもらい取り決めをかわせばなんとか……?」
「今日の顔合わせでは、俺たちが立ち会うとしてどうする? すぐに決まる話しではないぞ?」
「管理者殿の了解が出れば、チーム黄昏の皆さんか、ナビさんのパーティーの皆様にお願いすればいいのではないでしょうか?」
ぬいぬいの意見に、すぐさまルイスが即決した。
ナビもギルドのクエストとしてこの依頼を受ければしばらくの間は生活出来るだろう。妥当な案に思われる。
「では、ミノちゃん、私たちの中も認めて貰う為に、まず私たち二人が管理者さんのもとへいきましょう!」
「はい!」
そう明らかに、ミノタウロスの気持ちを待てない感じになっているナビが、ミノタウロスに言ったのだった。
つづく
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