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私の他作品のあらすじ
神樹はまだまだ成長期 作品例 Lv.0 苗木に触れてしまった魂
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”来たみたいだね”
「あ、こんにちは」
”あっちで紹介されているかもしれないけど、改めて自己紹介をするね。僕は、こちらの世界の創造神だよ”
「そうなんですね。どうも、俺は、転送されてきた魂です。既に魂に何かしらの加工がされたのか、前世の記憶はあるけど、前世の知識はない状態になっています」
”あの人は、そこまでやってくれたんだね。じゃあ、君は、後は転生を待つだけなんだね”
「そうなるのだと思います」
”世界ができる、もう少し時間があるから、お話でもする? ”
「お願いします」
”何か聞きたいこととかある? ”
「何で世界を作るんですか?」
”1人前になるためかな。創造神界隈だと、自分でつくった世界をもって1人前という価値観があるんだよ”
「そうなんですね。創造神って、どのぐらいの数いるんですか?」
”全員を把握している訳じゃないから、具体的な数値は分からないけど、だいたい君の前世の人類の数ぐらい入ると思うよ”
「そんなに居るんですね。そのうち、世界をもっている創造神はどのぐらい居るんですか?」
”ほとんどの創造神はもっていると思うよ。割合で言うと9割9分と言ったところかな”
「そんなに持っている者なんですね」
”君たち人間と違って、創造神には寿命がないからね。数は増えていく一方なんだ。だから、1人前になっていない創造神よりも、1人前の創造神の方が圧倒的に多いんだよ”
「そうなんですね。新しい世界を作ったら、創造神様もその世界に来るんですか?」
”僕は、神界と、創造神が普段生活しているような世界を行き来するから、君が転生する世界に行くことはないよ”
「そうなんですね。この神界も創造神様がつくったんですか?」
”そうだよ。いわゆる地上世界を作るためのウォーミングアップみたいな感じで作ったよ”
「これからつくる世界が、地上世界なんですか?」
”世界の説明は受けていないんだね。世界というのは、いくつかの世界で輪を作るようにして存在するものなんだよ。1つは、生きているもの達が生活する地上世界。1つは、地上世界の管理や死後の魂の天界。1つは、死後の魂を浄化するための冥界。1つは、先に言った3つの世界の自然を管理しながら、浄化のすんだ魂が次の誕生を待つ精霊界。これら4つの世界が輪のように連なって存在するんだ。僕がつくるのは、この輪。だから、世界で言うと4つの世界を同時に作るのかな。ちなみにこの神界は、その輪の真ん中に存在するんだよ”
「そんな仕組みなんですね。その輪のことを輪廻の輪って呼ぶってことですか?」
”そういうことになるね”
「俺は、その輪に、地上世界から入って、輪廻の輪の混ざり物として頑張るってことなんですね」
”そういうことになるね”
「俺以外の他の魂は、今は、どうなっているんですか?」
”君以外の魂は、世界ができると同時に生まれるから、まだ存在していないよ”
「そうなんですね」
”そろそろ、世界を作る最終調整に移るから、会話が難しくなるんだよ。だから、会話はこれで終わりかな。転生までじっとしていてもつまらないだろうから、神界内を散歩して来て良いよ”
「良いんですか?!」
”良いけど無闇矢鱈に神界のものに触れてはダメだよ。ものによっては一瞬で魂が崩壊してしまうものとかがあるからね”
「分かりました。気をつけていきます。創造神様も、世界を作るのを頑張ってください」
”そうだね。じゃあ、僕は良い世界が作れるように頑張るよ”
そう言うと、創造神様は、スッと消えていった。
創造神様を前にすると、創造神様に集中しないとという気持ちになっていたな。
何でなんだろう。
それが、創造神様の能力? もしくは、創造神様の威厳? と言うことなのかな。
地球側の創造神様の時も、創造神様しか見えなかったし、対話に全集中していたから余計なことを考えている暇も余計なものを見ている暇もなかったな。
創造神様ってそういうもんなんだな。
まぁ、神様だし、そういうものなんだろう。
創造神様から解放されて、よそを見る余裕が出てきたな。
創造神様が神界と言ったこの空間は、基本的には何もない真っ白な空間が続いている。
その中に、ぷかぷかと様々な物体が浮かんでいる。
とても不思議な空間だな。
創造神様がいたときは、創造神様に集中していたから、この空間が白いと言うことまでは気がついていたけれど、ものがぷかぷかと浮いていると言うことには気がつかなかったな。
もしかしたら、地球の方の創造神様の時も、何かしらが浮いていたのかも知れないな。
探索かぁ。
どうしよう。
そう思いながらふよふよと浮いてさまよっていると、何かが俺に向かって突っ込んでくるのが見えた。
神界のものには不用意に触れてはいけないと創造神様が言っていたし、それに、あのスピードのものには当たりたくない。
そう思い、俺は全力でその物体を避けた。
その物体は、俺の鼻先を通過していった。
ギリギリだった。
危なかった。
魂の状態で怪我をするところだった。
俺はホッとしながら一歩分ぐらい後ろに下がった。
すると、何かに触れたような感覚があった。
周囲がゆっくりになるように感じる。
ゾーンというやつかな?
ゆっくりと、振り返るとそこには、苗木が浮かんでいた。
どうやら俺はこの苗木に触れてしまったようだ。
ものに触れてはいけないと言われていたのに、触れてしまった。
俺は、魂が真っ青になるのを感じた。
そこで、周囲の速度は元に戻った。
それと同時に、その苗木に自分が吸い込まれていくのを感じた。
そこで一度俺の意識は途切れた。
「あ、こんにちは」
”あっちで紹介されているかもしれないけど、改めて自己紹介をするね。僕は、こちらの世界の創造神だよ”
「そうなんですね。どうも、俺は、転送されてきた魂です。既に魂に何かしらの加工がされたのか、前世の記憶はあるけど、前世の知識はない状態になっています」
”あの人は、そこまでやってくれたんだね。じゃあ、君は、後は転生を待つだけなんだね”
「そうなるのだと思います」
”世界ができる、もう少し時間があるから、お話でもする? ”
「お願いします」
”何か聞きたいこととかある? ”
「何で世界を作るんですか?」
”1人前になるためかな。創造神界隈だと、自分でつくった世界をもって1人前という価値観があるんだよ”
「そうなんですね。創造神って、どのぐらいの数いるんですか?」
”全員を把握している訳じゃないから、具体的な数値は分からないけど、だいたい君の前世の人類の数ぐらい入ると思うよ”
「そんなに居るんですね。そのうち、世界をもっている創造神はどのぐらい居るんですか?」
”ほとんどの創造神はもっていると思うよ。割合で言うと9割9分と言ったところかな”
「そんなに持っている者なんですね」
”君たち人間と違って、創造神には寿命がないからね。数は増えていく一方なんだ。だから、1人前になっていない創造神よりも、1人前の創造神の方が圧倒的に多いんだよ”
「そうなんですね。新しい世界を作ったら、創造神様もその世界に来るんですか?」
”僕は、神界と、創造神が普段生活しているような世界を行き来するから、君が転生する世界に行くことはないよ”
「そうなんですね。この神界も創造神様がつくったんですか?」
”そうだよ。いわゆる地上世界を作るためのウォーミングアップみたいな感じで作ったよ”
「これからつくる世界が、地上世界なんですか?」
”世界の説明は受けていないんだね。世界というのは、いくつかの世界で輪を作るようにして存在するものなんだよ。1つは、生きているもの達が生活する地上世界。1つは、地上世界の管理や死後の魂の天界。1つは、死後の魂を浄化するための冥界。1つは、先に言った3つの世界の自然を管理しながら、浄化のすんだ魂が次の誕生を待つ精霊界。これら4つの世界が輪のように連なって存在するんだ。僕がつくるのは、この輪。だから、世界で言うと4つの世界を同時に作るのかな。ちなみにこの神界は、その輪の真ん中に存在するんだよ”
「そんな仕組みなんですね。その輪のことを輪廻の輪って呼ぶってことですか?」
”そういうことになるね”
「俺は、その輪に、地上世界から入って、輪廻の輪の混ざり物として頑張るってことなんですね」
”そういうことになるね”
「俺以外の他の魂は、今は、どうなっているんですか?」
”君以外の魂は、世界ができると同時に生まれるから、まだ存在していないよ”
「そうなんですね」
”そろそろ、世界を作る最終調整に移るから、会話が難しくなるんだよ。だから、会話はこれで終わりかな。転生までじっとしていてもつまらないだろうから、神界内を散歩して来て良いよ”
「良いんですか?!」
”良いけど無闇矢鱈に神界のものに触れてはダメだよ。ものによっては一瞬で魂が崩壊してしまうものとかがあるからね”
「分かりました。気をつけていきます。創造神様も、世界を作るのを頑張ってください」
”そうだね。じゃあ、僕は良い世界が作れるように頑張るよ”
そう言うと、創造神様は、スッと消えていった。
創造神様を前にすると、創造神様に集中しないとという気持ちになっていたな。
何でなんだろう。
それが、創造神様の能力? もしくは、創造神様の威厳? と言うことなのかな。
地球側の創造神様の時も、創造神様しか見えなかったし、対話に全集中していたから余計なことを考えている暇も余計なものを見ている暇もなかったな。
創造神様ってそういうもんなんだな。
まぁ、神様だし、そういうものなんだろう。
創造神様から解放されて、よそを見る余裕が出てきたな。
創造神様が神界と言ったこの空間は、基本的には何もない真っ白な空間が続いている。
その中に、ぷかぷかと様々な物体が浮かんでいる。
とても不思議な空間だな。
創造神様がいたときは、創造神様に集中していたから、この空間が白いと言うことまでは気がついていたけれど、ものがぷかぷかと浮いていると言うことには気がつかなかったな。
もしかしたら、地球の方の創造神様の時も、何かしらが浮いていたのかも知れないな。
探索かぁ。
どうしよう。
そう思いながらふよふよと浮いてさまよっていると、何かが俺に向かって突っ込んでくるのが見えた。
神界のものには不用意に触れてはいけないと創造神様が言っていたし、それに、あのスピードのものには当たりたくない。
そう思い、俺は全力でその物体を避けた。
その物体は、俺の鼻先を通過していった。
ギリギリだった。
危なかった。
魂の状態で怪我をするところだった。
俺はホッとしながら一歩分ぐらい後ろに下がった。
すると、何かに触れたような感覚があった。
周囲がゆっくりになるように感じる。
ゾーンというやつかな?
ゆっくりと、振り返るとそこには、苗木が浮かんでいた。
どうやら俺はこの苗木に触れてしまったようだ。
ものに触れてはいけないと言われていたのに、触れてしまった。
俺は、魂が真っ青になるのを感じた。
そこで、周囲の速度は元に戻った。
それと同時に、その苗木に自分が吸い込まれていくのを感じた。
そこで一度俺の意識は途切れた。
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