439 / 475
生産
鍛冶の説明
しおりを挟む「まずは、鍛冶とは何かというところから説明していくよ」
「鍛冶とは、金属の加工をするための生産だよ。武器とか防具を作るときもあれば、鉄パイプのようなものとか針金のようなものとかのような金属素材を作るときもあるよ。後は、針とかの消耗品もたまに作るかな。そうやって、金属を加工していくのが鍛冶だね」
「そして、その鍛冶を専門にしているのが鍛冶士だね。鍛冶士は、APOの生産職ではメジャーな方だよ。それでも、戦闘職に比べるとかなり数は少ないかな。まぁ、それは生産職全体にも言えることだけどね」
「鍛冶には、何種類かあるんだよ。細工と組み合わせた細工鍛冶と言われるもの。これは、金属系のアクセサリーとかを作ったり、出来た武器とかに細工で何かを刻んだりする。革加工と組み合わせた防具造りと言われるもの。これは、金属だけの鎧なども、金属と革の混合の鎧なども、革だけの鎧などもどれも作れるからそういう名前らしいよ。後は、木工とあわせた木金工というものとかいろいろあるよ。これらは、全てプレイヤーによって名付けられた名前で、特にそういうスキルとか称号がある訳でも、現地の人が言っている訳でもないんだよね」
「まぁ、プレイヤーが勝手に作った、区分のようなものだね」
「何が言いたいのかというと、要は、鍛冶って思ったよりも他の生産との親和性が高いよってことだよ」
「鍛冶って、金属しか出来ないんだけど、他の生産と組み合わせると、グッと可能性が広がるんだよね」
「鍛冶の説明はこれぐらいで良いかな」
「じゃあ、今日作るものを発表するよ」
「今日作るのは、金属札というアクセサリーだよ」
「さすがに武器を作るのには時間がかかるし技術もいるからね。一番手軽に出来る火を使ったものをチョイスしてみたよ」
「金属札というのは、四角の両脇に半円を足したみたいなプレートのことだよ。細工があれば、そこに好きな文字とか数字とか、自分の名前を刻むことが出来るよ」
「じゃあ、作成の手順や材料を説明するよ」
「まずは、作成に必要な物を説明するよ」
「材料は、くず鉄、そして、糸とか紐が1本、あとは、鍛冶セット」
「手順としては、まず、作業台を鍛冶仕様にするよ」
「そして次に、くず鉄を専用の容器に入れて熱するよ」
「すると鉄が溶けてくるから、今度は型に流し込むよ」
「それが冷えて固まったら、完成だよ」
「ハンマーで叩いたりとか、汗だくになりながら火入れをしたりとかしないから手軽に出来ちゃうんだよね」
「まぁ、叩かないから、耐久値は、そこまででないけど、まぁアクセサリーだから大丈夫だよね」
「手順と材料はこんな感じだよ」
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる