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神殿から帰宅した翌日から神言の勉強が始まった。週に一回は教会に通い御言葉の聞き方を習うものの他はネーベルスから渡された教本を読むだけで左程苦ではなかった。
ーしんげん、ってなんかむずかしそうだけど思ったよりかん単だな。
ユリアは如何やら神眼のスキルとの相性が良かった。どれも絵本の様にしか感じない程の易しさであった。読み飽きてしまったので本のお代わりをしたものだ。
教本のおかわりなど未だかつてなく、しかも10歳以下の幼児が自分たちが一年掛けてやっと読み解いた本を返し、要求された為神官たちは驚き、また絶望していた。
「あ!ルージアだ。おはよう」
「おはようユリア。」
クリクリと大きな目を持つ可愛らしい少年はルージア、もといセルジア=ヴァンリラ。以前教会で水晶を何色にも光らせた天才少年だ。
彼とはその後教会で度々会い話す様になった。4人兄弟の末っ子に生まれ平民ながら莫大な魔力を保持し5歳の時に魔力暴走しかけ、そこからは保護という形で教会に居るらしい。
因みに平民にはファミリーネームはないが彼のヴァンリラは親戚であるヴァンリラ男爵家が後見人となったからである。
ーヴァンリラだんしゃく家はまほうを研きゅうしていると聞いてるしきっとルージアに良くしてくれてるだろうな。
「そうだルージア、まほうのくん練はどんな感じなの?」
「そうだね、今は一通りぼくのもつぞくせいは扱えるようになったかな。ネーベルス神官長もしだん長もおいそがしいから自主練中だよ」
ルージアは4大属性は勿論空間、雷属性も持っており、魔法を教える先生も限られネーベルスと宮廷魔術師師団長が教えてくれるらしい。この国魔法使いトップ2に教えられるとは誰もが羨むがそれ程に見込まれ期待されている天才少年なのだ。
「すごいね!さすがルージアどりょくかだね!」
「ううん、そんな事ないよ」
褒めると顔を真っ赤にして恥ずかしそうにモジモジしている様は可愛らしい少年である。
ーしんげん、ってなんかむずかしそうだけど思ったよりかん単だな。
ユリアは如何やら神眼のスキルとの相性が良かった。どれも絵本の様にしか感じない程の易しさであった。読み飽きてしまったので本のお代わりをしたものだ。
教本のおかわりなど未だかつてなく、しかも10歳以下の幼児が自分たちが一年掛けてやっと読み解いた本を返し、要求された為神官たちは驚き、また絶望していた。
「あ!ルージアだ。おはよう」
「おはようユリア。」
クリクリと大きな目を持つ可愛らしい少年はルージア、もといセルジア=ヴァンリラ。以前教会で水晶を何色にも光らせた天才少年だ。
彼とはその後教会で度々会い話す様になった。4人兄弟の末っ子に生まれ平民ながら莫大な魔力を保持し5歳の時に魔力暴走しかけ、そこからは保護という形で教会に居るらしい。
因みに平民にはファミリーネームはないが彼のヴァンリラは親戚であるヴァンリラ男爵家が後見人となったからである。
ーヴァンリラだんしゃく家はまほうを研きゅうしていると聞いてるしきっとルージアに良くしてくれてるだろうな。
「そうだルージア、まほうのくん練はどんな感じなの?」
「そうだね、今は一通りぼくのもつぞくせいは扱えるようになったかな。ネーベルス神官長もしだん長もおいそがしいから自主練中だよ」
ルージアは4大属性は勿論空間、雷属性も持っており、魔法を教える先生も限られネーベルスと宮廷魔術師師団長が教えてくれるらしい。この国魔法使いトップ2に教えられるとは誰もが羨むがそれ程に見込まれ期待されている天才少年なのだ。
「すごいね!さすがルージアどりょくかだね!」
「ううん、そんな事ないよ」
褒めると顔を真っ赤にして恥ずかしそうにモジモジしている様は可愛らしい少年である。
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