療育で救われた母親の話

桜花

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第七章 幼稚園選び

T園の開放参加

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電話したその週末に、T園の遊び場、園庭開放に参加しました。

T園は療育先のオススメ幼稚園で、毎年何人も療育先から入園しているそうです。

のびのびと、お勉強はせずたくさん遊ぶ、どんな子でも平等に受け入れる…という方針でした。

そして、教員の充実!
1クラス25人に担任と副担が付き、更にフリーの先生も複数いるとのこと!


ただ、自宅からは車で30分。
自宅付近にたくさんの保育園幼稚園がある、恵まれた環境の中に住んでいるので、30分は遠いな…というのが第一印象でした。

早めに到着したので、遊戯室でそーすけとポニョが遊んでいる間、広場担当の先生からたくさんお話を聞くことが出来ました。

箸が使えないこと、オムツが全然取れないこと、服と靴の着脱ができないこと…できないことがたくさんすぎて悲しくなりました…。

私は相当思い詰めた顔をしていたと思います。
※第五章 カルチャーショック参照

それでも先生は、ひとつひとつに

「大丈夫!大丈夫!」
「できない子もたくさんいる!」
「ホラ、今靴脱げたじゃん!大丈夫!」
「オムツで来ても大丈夫!」
「タイミング見てパンツの練習するから」
「どれだけ汚しても大丈夫だから!」
「たくさんお話できるね!大丈夫!」

と、『大丈夫!』を笑顔でたくさん伝えてくれました。

どれも他の幼稚園ではNGなことばかりなのに。

こんなに全身で受け止めてくれる場所があるのか…と、とても嬉しかったです。

半日、遊戯室で遊んで、希望者は園内の見学が出来ました。

正直、エアコンの効きが悪くてすごく暑くて…抱っこ紐の中のポニョは汗だくで寝てました。

それでも軽くおやつは食べていたので、12時からですが、園内の見学に参加しました。

園舎は決して新しくはありませんが、昔から使い込んでいる、といった印象です。

私立幼稚園というより、公立保育園のような佇まい。

屋外プールに加え、室内には温水プールがあり、1年中プール活動があると聞きいて『さすが私立…!』と思った公立出身の田舎者です(笑)

ちなみに陶器の焼き釜もありました。
さすが私立…!(2回目)

最後に訪れた図書室もとても立派で、疲れたのかそーすけは自分から席に座り、1人でくつろいでました(笑)

これはこれで珍しい光景…。
釣られて他のお子さんたちも座ってました(笑)
涼しかったもんね、図書室。

園の方針に園内の施設、なんの申し分もありませんでした。
正直最高だと思いました。

遊戯室に戻り、バスの経路図を見せてもらうと、直近のバス停はやはり自宅から少し離れていました。

幼稚園バスといえば、自宅前まで送迎のイメージでしたが、バス停まで送迎、ということになります。


ここで、厄介な問題が出てきました。

優先枠です。

願書申込より先に、入園する確約をする制度…それが、数日先に迫っていたのです。

正直、即決してしまいたい程素敵な園でした。

でもまだ見学1件目。
まだM園を見ていない。

期日に願書提出となると、朝早くから出しに行く等大変になるから生まれた優先枠…。

それを蹴って、M園の見学後に改めて考えることにしました。


―――


じっくり話をしすぎたせいで、帰る時には14時近くになっていました。

暑すぎて水筒のお茶は空っぽ。
久しぶりに自販機でお茶を買いました。
子供たちのマグに移したらガブガブごくごく飲んでいて、『暑かったのにごめんね』『ありがとう』と申し訳なく思いつつ、『残りはお母さんがもらうね!』と残りを一気に飲み干したことも鮮明に覚えています。

その後はハッピーセットを買って帰りました。

暑くてかなり疲れたけど、素敵な体験ができた日でした。
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