異空間から始まる40歳の冒険

ホー助

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冒険者ギルドに入り受付に行く。


「あっ、マサトさん無事だったんですね!
昨日はギルドにもどってこなかったから心配していたんです。
まさかゴブリン程度に殺されるような事はないとは思ってましたが…」


いや、ゴブリンってレベル2の俺からすると強敵ですよ…。


「大丈夫ですよ。
この街の周辺の事が分からないので少し奥まで進んでたら日が暮れてきたので野宿してから帰ってきました。」


うん、嘘は言ってないが気まずい。


「そういえばオーガが居ましたが、この辺りだとよく出るんですか?」


「オーガはそこそこ強いモンスターなので滅多には出てきませんが、年に数回は出現報告がありますね。」


ギルドでそこそこ強いって言うことは俺ではやはり死ぬレベルの強敵なんだな…。

滅茶苦茶強いモンスターが出て街中が大慌てしてみたいなラノベのような事はないっぽい。


ちなみに受付をしてくれているエルフの女性はエリーさんと言う名前で若くて美人だ。
思わず鼻の下が伸びてしまうが、他の冒険者とお付き合いしてるそうで惚気話をたまに聞かされ口から砂糖が出てしまいそうになる。


ゴブリンの魔石と薬草の納品が終わったので向かいの商業ギルドに向かう事にする。





「こんにちは。
今日はどういったご用でしょうか?」


こちらは受付嬢ではなく落ち着い感じの普通のオジサンだ。


「買取りをお願いしたいのですが…」


商業ギルドと冒険者ギルドは持ちつ持たれつの関係で、冒険者ギルドでは買取できないような珍しい物などを買取してくれたり、ポーションなどの販売もしている。


「これを買い取ってほしいのですが」


そう言いカバンこら壺を3つ出す。


もちろんこのカバンは異空間の偽装用だ。

マジックバックはこの世界にも存在感しているが冒険者のベテランクラスでも容量の少ないバックを買えるかどうかくらいの高価なものらしい。


「中に入っているのは塩と胡椒と砂糖です。」


「ほう、どれも貴重なものばかりですな」

では奥の部屋に専門の者が居ますので案内しましょう。


オジサンがそう言い奥の部屋に通される。

普通は買取りカウンターで終わるのだが、貴重品との事です奥の部屋に通されたと後で教えてもらった。


個室ではこちらも特別特徴がないメガネをかけたオジサンが対応してくれた。

「うむ、とれも最上級品ですな。
色の付いていない砂糖などは初めて見ました。



精製技術が完成されていないこの世界では当然だろう。


ただ貴重品にはかわりないのだが、1回の買取りで奴隷が買えるようなラノベご都合主義みたいな買取金額ではなかった。

量も少なかったしこんなもんだろうと思う。

それでも小金持ち程度には違いないのでこれを繰り返すしかなさそうだ。

塩が一番高く売れるかと考えていたが、この地方では岩塩がよく採れるそうで逆に一番安かった。


「明日は砂糖を10キロ持ってきます」


「おおっ、それは大変助かります!」


「実は護衛が出来る奴隷を買いたいと思って思っているのですがオススメの奴隷商会などありますか?」


そうマサトが切り出すとオジサンは羊毛紙に地図を書いてくれた。


直ぐには買えないがオススメの商会を聞いておくのは悪くないはずた。


オジサンにお礼をし、再び街を出る。


奴隷を買うまで自力でレベルを上げる必要があるので今日も岩落とし作戦でゴブリンを倒そう思っている。

昨日のオーガは勘弁なのであまり奥までは行かなでおこうと誓う。
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