24 / 58
村で交換
しおりを挟む
翌日の昼過ぎ
「おっ、村が見えてきたな。」
「ご主人様、この村でゴブリンの魔石と以前言っていた農具と交換をしてはどうだろう?」
「構わないが冒険者ギルド以外でも魔石は引き取ってくれるのか?」
「商店とかでも買取り自体はしてくれるが、ギルドへの貢献ポイントが付かないから、冒険者が持ち込むのはあまりないな。
こういったギルドの無いような村とかでは食料とかと交換のため持ちこむ事はあるようだがな。」
「分かった。
ひとまず村についたら交換してくれないか聞いてみよう。」
それから15分ほど歩き村に到着し、第一村人に先程の事を聞いてみる。
「すみません、この村に商店はありますか?
農具が欲しいのですが…。」
「冒険者か?
見ての通りこの村は小さいので商店なんか無いよ。
行商人が時折くる程度さぁ。」
「そうなんですか…
ありがとうございました。」
「あんた、魔石はあるかい?
村長の所だと魔石となら交換してくれるかもしれないよ。
確か数日前に魔石が切れそうだから早く行商人来ないかとヤキモキしてたはずだぁ。」
「マジですか!
助かります。
村長さんはどこに行けば会えますか?」
「ほれ、アソコで馬の世話してるのが村長だぁ。
村長!
そーんちょーーーぉ!」
村長は村人が大声で呼んでいるのに気付き歩いてきてくれた。
「どーしたんだぁ?
大きな声出してぇ。」
「この冒険者が魔石と農具を交換してほしいそうだぁ。」
「魔石が切れそうだったから街まで馬を出そうとしてたところだぁ。
数はあるのかぁ?」
「どれくらい必要なのか分からないけど、ソコソコ有りますよ。」
異空間を偽装するためのバックをひっくり返し返しゴブリンの魔石を100個出す。
「おおっ、これだけあればなんとか次の行商人が来るまでは保たせられます。」
この村での魔石の使い道は村を守る結界用の魔道具に使うそうだ。
結界と言っても弱い魔物を拒む程度の物らしいが、農作物をゴブリン達から守るにはちょうどいいらしい。
結界を見せてもらったら田舎の畑の周囲を囲っている電気でビリビリするやつと殆ど同じだった。
マサトの実家でも使っているやつなので、なんだかホッコリしてしまった。
「魔石100個と交換だからこれだけあればいいかぁ?」
鍬、スコップ、鎌など農業に欠かせない物と、お礼と言うことで野菜を幾つかもらう事ができた。
「村長さんありがとうございました。」
「こっちも助かったぁ
また機会があれば来てくれぇ。」
村をアンナと二人で後にする。
村から30分程歩き人が居ないのを確認して裏異空間に戻る。
「ハルナただいま。」
「お帰りなさいご主人様、そしてアンナも。」
「ハルナ喜べ。
ご主人様が魔石と農具を村で交換してくれたぞ。」
「えっ?ご主人様ありがとうございます!」
「いつまでも剣で土を掘り返すのもどうかと思ってな…」
マサトがハルナに笑いかける。
「それと村で野菜も手にいれる事が出来たよ。
それときゅうりと茄子の苗も少しだが譲ってもらったよ。」
土は落としてくれてあり、調理場奥の低温保管庫に3人で運び入れる。
「当初は家庭菜園と言いながら結構大規模になっちゃったな。」
ハルナがリクエストしていた家庭菜園が、いつの間にかプランターのような趣味レベルではなく、本格的な畑仕事になってしまったのでマサトは苦笑いする。
「ご主人様とアンナが向こうの世界に居る間のいい時間潰しになってます。」
「いつも留守番すまないな。」
「いえいいんです。
食事を作る事が凄く楽しくて今の生活に満足感しています。」
「それなら良かった。
村は見るものも無かったんで呼び寄せなかったけど、街に着いたらみんなでぶらりと楽しもう。」
「じゃぁ明日もご主人様とハルナと3人で、街で買い物出来るようにゴブリン狩り頑張るよ。」
アンナが微笑む。
「ご主人様、今日も背中流してやるから一緒に風呂入ろう!」
「分かったよ。
ただ先に装備の手入れしてからな。」
「おっ、村が見えてきたな。」
「ご主人様、この村でゴブリンの魔石と以前言っていた農具と交換をしてはどうだろう?」
「構わないが冒険者ギルド以外でも魔石は引き取ってくれるのか?」
「商店とかでも買取り自体はしてくれるが、ギルドへの貢献ポイントが付かないから、冒険者が持ち込むのはあまりないな。
こういったギルドの無いような村とかでは食料とかと交換のため持ちこむ事はあるようだがな。」
「分かった。
ひとまず村についたら交換してくれないか聞いてみよう。」
それから15分ほど歩き村に到着し、第一村人に先程の事を聞いてみる。
「すみません、この村に商店はありますか?
農具が欲しいのですが…。」
「冒険者か?
見ての通りこの村は小さいので商店なんか無いよ。
行商人が時折くる程度さぁ。」
「そうなんですか…
ありがとうございました。」
「あんた、魔石はあるかい?
村長の所だと魔石となら交換してくれるかもしれないよ。
確か数日前に魔石が切れそうだから早く行商人来ないかとヤキモキしてたはずだぁ。」
「マジですか!
助かります。
村長さんはどこに行けば会えますか?」
「ほれ、アソコで馬の世話してるのが村長だぁ。
村長!
そーんちょーーーぉ!」
村長は村人が大声で呼んでいるのに気付き歩いてきてくれた。
「どーしたんだぁ?
大きな声出してぇ。」
「この冒険者が魔石と農具を交換してほしいそうだぁ。」
「魔石が切れそうだったから街まで馬を出そうとしてたところだぁ。
数はあるのかぁ?」
「どれくらい必要なのか分からないけど、ソコソコ有りますよ。」
異空間を偽装するためのバックをひっくり返し返しゴブリンの魔石を100個出す。
「おおっ、これだけあればなんとか次の行商人が来るまでは保たせられます。」
この村での魔石の使い道は村を守る結界用の魔道具に使うそうだ。
結界と言っても弱い魔物を拒む程度の物らしいが、農作物をゴブリン達から守るにはちょうどいいらしい。
結界を見せてもらったら田舎の畑の周囲を囲っている電気でビリビリするやつと殆ど同じだった。
マサトの実家でも使っているやつなので、なんだかホッコリしてしまった。
「魔石100個と交換だからこれだけあればいいかぁ?」
鍬、スコップ、鎌など農業に欠かせない物と、お礼と言うことで野菜を幾つかもらう事ができた。
「村長さんありがとうございました。」
「こっちも助かったぁ
また機会があれば来てくれぇ。」
村をアンナと二人で後にする。
村から30分程歩き人が居ないのを確認して裏異空間に戻る。
「ハルナただいま。」
「お帰りなさいご主人様、そしてアンナも。」
「ハルナ喜べ。
ご主人様が魔石と農具を村で交換してくれたぞ。」
「えっ?ご主人様ありがとうございます!」
「いつまでも剣で土を掘り返すのもどうかと思ってな…」
マサトがハルナに笑いかける。
「それと村で野菜も手にいれる事が出来たよ。
それときゅうりと茄子の苗も少しだが譲ってもらったよ。」
土は落としてくれてあり、調理場奥の低温保管庫に3人で運び入れる。
「当初は家庭菜園と言いながら結構大規模になっちゃったな。」
ハルナがリクエストしていた家庭菜園が、いつの間にかプランターのような趣味レベルではなく、本格的な畑仕事になってしまったのでマサトは苦笑いする。
「ご主人様とアンナが向こうの世界に居る間のいい時間潰しになってます。」
「いつも留守番すまないな。」
「いえいいんです。
食事を作る事が凄く楽しくて今の生活に満足感しています。」
「それなら良かった。
村は見るものも無かったんで呼び寄せなかったけど、街に着いたらみんなでぶらりと楽しもう。」
「じゃぁ明日もご主人様とハルナと3人で、街で買い物出来るようにゴブリン狩り頑張るよ。」
アンナが微笑む。
「ご主人様、今日も背中流してやるから一緒に風呂入ろう!」
「分かったよ。
ただ先に装備の手入れしてからな。」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について
マカロニ
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。
クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる