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第二逝
其の三「金の幼女と銀の幼女」
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クラブだ・・・。
たぶん、コレはクラブだ。
あんま知らんけど、三国志の有名軍師が転生する作品で見た事がある。
いや、でもあれとはちょっと違うな。
え、こんな黒い建物あるの?
ずっと音楽漏れ聞こえてるし・・・。
「え、この中に入るって事ですか?」
「はい!ジーちゃん達がスキルについて説明してくれます。」
え~、こんな所入らなきゃならんのか・・・。
黒い服の強面の人とか、超陽キャのパリピとか、変なクスリの売人とかの巣窟だろ・・・(偏見)。
いや~でも行くっきゃないもんなぁ。
10mほど先の黒い建物に恐る恐る近づく。
少しずつ大きく鳴り響くクラブミュージック。
幸い黒服の人が立っていたりはしないけど、ゴテゴテしてるのか上品なのかよく分からない扉が放つ圧力がスゴい。
「ハァー。ん?ん゛ん゛ん゛ッ!」
無駄に重い!
しかも、開けた先に同じタイプの扉が、もう1枚!
なんで謎の白い空間に突然出てきたクラブの扉が重いんだよ!
死後の世界に重さとか要らなくないか?
色々と不満に思いながら2枚目の扉も開ける。
そして、中は更にうるせー!!!
なんじゃこりゃ?!
えー、耳悪くなるよ、こんなの。
早く爺ちゃんズ探そう。
「あのー!!!爺ちゃん!さん?!!!」
ズンズンズン♪
イエ~イ、イエ~イ、イエー♪
返事は無いが陽気な歌が返ってきた。
マジなんなんだよ、この状況。
スキルの説明受けに来たんだよな?
とりあえずウロウロするしかないか。
誰も人がいないから、爺ちゃん達を見つければいいだけだしな。
そんなに広くないし、とりあえずエントランス抜けてステージの方行ったら見つかるだろう。
ガチャ。
「「フゥーーッ!!」」
い た 。
暗いホールにビカビカした色とりどりの照明、爆音で音楽が流れる、まさにクラブという雰囲気がする空間のど真ん中。
爺ちゃんでも婆ちゃんでもなくて、楽しそうに踊っている幼女が2人。
こんな光景見た事ない。
年齢的には6歳くらいの、金髪ポニーテールと、銀髪ツインテールのダンサーっぽい格好をした2人。
「ええぇ・・・。」
2人とも踊っている。
踊り狂っている。
死ぬ前は想像すら出来なかった。
2人の幼女が踊るクラブを訪れるなんて。
この世のものとは思えない・・・。
いや、死んでるからこの世のものじゃないのか。
それにしても、この2人から転生スキルの説明を受けるのか。
人違いという可能性も、限りなく低いが、ある。
うん、聞くだけ聞いてみよう。
「あのー!!!!!」
声をかけられた事で2人がようやく俺に気付いた。
何やら2人で話している。
あ、めっちゃ笑ってる。
「「コッチ来て~!!!」」
凄いシンクロ率で呼びかけられた。
兎にも角にも話してみなきゃ。
照明で分からなかったが、近づいてみるとこの2人、ほぼ同じ顔をしている。
それも日本人顔じゃなくて、北欧とかあっちの人の顔だ。
双子なのか?
そもそもこの・・・あの世?に双子とか性別とかあるのか分からないが、とにかくそっくりだ。
「「一緒に踊る?」」
「はい?!」
たぶん、コレはクラブだ。
あんま知らんけど、三国志の有名軍師が転生する作品で見た事がある。
いや、でもあれとはちょっと違うな。
え、こんな黒い建物あるの?
ずっと音楽漏れ聞こえてるし・・・。
「え、この中に入るって事ですか?」
「はい!ジーちゃん達がスキルについて説明してくれます。」
え~、こんな所入らなきゃならんのか・・・。
黒い服の強面の人とか、超陽キャのパリピとか、変なクスリの売人とかの巣窟だろ・・・(偏見)。
いや~でも行くっきゃないもんなぁ。
10mほど先の黒い建物に恐る恐る近づく。
少しずつ大きく鳴り響くクラブミュージック。
幸い黒服の人が立っていたりはしないけど、ゴテゴテしてるのか上品なのかよく分からない扉が放つ圧力がスゴい。
「ハァー。ん?ん゛ん゛ん゛ッ!」
無駄に重い!
しかも、開けた先に同じタイプの扉が、もう1枚!
なんで謎の白い空間に突然出てきたクラブの扉が重いんだよ!
死後の世界に重さとか要らなくないか?
色々と不満に思いながら2枚目の扉も開ける。
そして、中は更にうるせー!!!
なんじゃこりゃ?!
えー、耳悪くなるよ、こんなの。
早く爺ちゃんズ探そう。
「あのー!!!爺ちゃん!さん?!!!」
ズンズンズン♪
イエ~イ、イエ~イ、イエー♪
返事は無いが陽気な歌が返ってきた。
マジなんなんだよ、この状況。
スキルの説明受けに来たんだよな?
とりあえずウロウロするしかないか。
誰も人がいないから、爺ちゃん達を見つければいいだけだしな。
そんなに広くないし、とりあえずエントランス抜けてステージの方行ったら見つかるだろう。
ガチャ。
「「フゥーーッ!!」」
い た 。
暗いホールにビカビカした色とりどりの照明、爆音で音楽が流れる、まさにクラブという雰囲気がする空間のど真ん中。
爺ちゃんでも婆ちゃんでもなくて、楽しそうに踊っている幼女が2人。
こんな光景見た事ない。
年齢的には6歳くらいの、金髪ポニーテールと、銀髪ツインテールのダンサーっぽい格好をした2人。
「ええぇ・・・。」
2人とも踊っている。
踊り狂っている。
死ぬ前は想像すら出来なかった。
2人の幼女が踊るクラブを訪れるなんて。
この世のものとは思えない・・・。
いや、死んでるからこの世のものじゃないのか。
それにしても、この2人から転生スキルの説明を受けるのか。
人違いという可能性も、限りなく低いが、ある。
うん、聞くだけ聞いてみよう。
「あのー!!!!!」
声をかけられた事で2人がようやく俺に気付いた。
何やら2人で話している。
あ、めっちゃ笑ってる。
「「コッチ来て~!!!」」
凄いシンクロ率で呼びかけられた。
兎にも角にも話してみなきゃ。
照明で分からなかったが、近づいてみるとこの2人、ほぼ同じ顔をしている。
それも日本人顔じゃなくて、北欧とかあっちの人の顔だ。
双子なのか?
そもそもこの・・・あの世?に双子とか性別とかあるのか分からないが、とにかくそっくりだ。
「「一緒に踊る?」」
「はい?!」
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