陰陽和合

鳫葉あん

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陰陽和合

「オレ影山くんのこと好きだから付き合ってくれない?」

 そんな軽いノリで告白してきたのは対極にいるような男だった。


 影山仁(かげやま ひとし)は自他共に認める陰気なキャラ、陰キャである。
 小学校時代から地味で目立たず大人しく、異性は勿論同性との接触も乏しい仁は中学生になると学友作りを諦めインターネットに逃避した。
 コミュニケーションスキルは底辺。対面で会話を弾ませるなんて無理難題。現実世界に親しい友人はいない。
 頭の出来は悪くなく、大学は出ておけという両親の言葉に逆らわずそれなりの大学に入り、日々空気のように過ごしていた仁はある日人生の転機を迎えさせられてしまうことになる。仁に告白してきた男によって。
 親しい友人のいない仁は大学に休まず通っていた。休んだ講義の内容を教えてくれる存在などおらず、誰かに聞くだなんてもっての他だからだ。ありえない。
 助け合う存在はおらず、自分で自分を守らねばならない仁は真面目に講義を受けていた。どの講義も空いているうちに席を取り、前回のノートを見ておく。

「ねぇ、あのさ」

 その日もそうやって時間を潰していた仁に、普段ならない声が掛かった。が、長年友人のいない仁はそれが自分に向けられたものだとは微塵も思わない。そもそも可能性を消している。
 変わらずにノートを見続けていたその肩に誰かの手が触れた。勢いよく跳ねる肩に驚いたのかすぐに退けられ、仁が振り向くと顔のいい男が立っていた。
 他者と交流のない仁でも噂が聞こえてくる程度に目立つ男だった。
 華のある容貌は俳優のように整っており、いつも明るく楽しそうに同じような存在――陽キャ達とつるみ、若い学生生活を謳歌している。仁と関わりの出来る筈もない、何もかもがかけ離れた人種だった。
 そんな彼が何故だか空気のように過ごしている仁に声を掛け、無視する形になった仁の肩に手を置いた。何か用があるのだろうか。
 そう考えは出来ても何と言っていいかわからない。反応が返せず見上げてくるだけの仁に、彼は隣の席に座っても大丈夫か尋ねてきた。
 室内には二人掛けの長机がいくつか配置されているが、そのどれもが埋まり始めていた。誰も座っていない机はなく、誰かと相席するしかない。
 彼の友人は同じ講義を取っていないのか見当たらない。何処でもいいから座りたくて声を掛けたのだろう。
 それなら他の席にしたら良かったのに、と思ってしまうがとりあえず頷いた。彼が仁に声を掛けている姿は嫌な注目を集めていた。
 仁に笑顔を向け、ありがとうと礼を言う男。多くの席から彼に対する話し声が聞こえてくるが本人は何処吹く風だ。
 注目に巻き込まれるのを空気に徹して乗り越える。どうせ今日だけだと、そう思っていたからだ。
 それから彼は仁を利用するようになった。
 存在すら忘れそうになる空気で。早くから席を取っていて。うるさく絡むことのない仁に挨拶し、最初は断りを入れていたのがそれもなくなり、当たり前のように仁の隣に座る。
 友人のいない講義だけならわかるが被っているものは全て、彼は当然のように隣にいた。いつだったか話し掛けられ、上手く反応が出来ない仁に呆れることなく彼は対話を続けた。
 世間話から有名な動画配信サイトの話題が出た時は仁の口も少しだけ軽くなった。そうやって少しずつ交流が生まれていったある日。彼はいつもの曇りを知らない笑顔で仁に告白した。
 彼も仁も同じ性別である。普通は異性と付き合うものだ。常識としてはそうなのに仁の胸には確かな喜びがあった。
 彼は仁から見てとても善良な人間だった。外見が派手で勘違いされやすいが他者に優しく一般的な道徳心を持った好青年。そう、思っていた。
 奇妙な信頼の出来上がっていた仁は言葉の裏を考えることもなく、頷いた。それを見て彼は笑っていた。


 彼は日野太陽(ひの たいよう)と、名前からして明るい男だった。実際両親の名付けは「太陽のように明るく元気な子になってほしい」だったらしい。そんな日野には同じような友人が山ほどいる。
 付き合う前も付き合いだしてからも、仁は日野の友人と関わることはなかった。いかにも陽キャでパリピな彼らと話が合うとは思えないし、彼らも仁と交流しようとは思わないだろう。そもそも彼らが仁の存在を認識しているか怪しい。

「まさか太陽が本当に付き合うとは思ってなかったなー」

 いつも人で溢れる校内のカフェテリアを通りかかった時。いくつもの話し声で混濁する中、彼の名前ははっきりと聞こえてきた。

「上手くやったじゃん」
「まぁね」

 立ち止まり、視線を動かす。テーブルの一角に目立つ集団があった。仁と違って今時の若者らしく髪は明るく染められ、皆揃って顔面偏差値が高い。学力も高い。楽しげに話すスクールカーストの頂点にいる彼らの中に、勿論日野の姿もあった。
 自意識過剰ではなく、冷静に考えて彼らは彼、日野の付き合っている相手――仁の話をしている。同性の恋人という隠したいだろう存在の話を共有していることに、仁は疑念を抱いた。
 普通は隠すものではないだろうか。普通、とは。

「結構簡単だったなぁ」

 彼の声を覚えているのはそこまでだった。


 気が付くと仁は自宅に帰っていた。あの後の講義と帰路の記憶はないが、ノートを確認したら記憶にないものが増えていた。
 ベッドに寝転んでいた仁は、麻痺していたい頭を動かして考え整理する。あれは――バカにしていた。そう受け取った。被害妄想ではないだろう。
 仁が好きだなんてでまかせを言って、裏では友人達と一緒に笑っていたのか。冷静に考えればそうだろう。日野が仁を好きになる理由がない。
 理解出来ても悲しいものは悲しいし、ショックもある。そして怒りがあった。
 彼らにとって仁のような存在は暗くて鬱陶しいだろうが、だからといって何でもしていいとは思わない。
 何より仁に恋愛感情なんて余計なものを自覚させた日野が仁を捨てるなんて許せなかった。
 何か弱味を握って、仁に逆らえなくする。そうすれば彼から捨てることは出来ない。仁が満足するまで彼は仁のものだ。
 弱味とは何か。人に言えない、見せられない恥ずべきことだ。
 閃いたのは仁と――同性と肉体関係を持っている姿を撮ることだった。真実はさておき、同性との交際の証拠となり、周囲への拡散をちらつかせれば流石の彼も焦るだろう。
 非難される行為ではあるが、先に仕掛けてきたのは日野だ。彼らが仁に目を付け、からかったりしなければこんなことしようと思わなかった。


 仁が日野と付き合い始めて半月程、彼らの話を聞いて三日になる。企みがバレていると知らない彼は相変わらず仁に微笑み、他愛ない話をしてくれる。
 普段から表情の変わりにくい仁の顔が強張っていても気付かれることはないが、仁の方から日野の家に行ってみたいと言い出すと目に見えて驚かれた。
 渋られたら交際を盾に強引にでも入り込んでやるつもりでいたが、日野はあっさりと了承した。実家暮らしの仁と違い大学付近の学生向けマンションで一人暮らしをしているらしい。

「片付いてなくて良かったら今日来る?」

 滞りなく進む展開に拍子抜けしつつ、仁は頷いた。
 日野の家に泊まって寝ている彼にバレないようにそれらしい写真を撮る。念のために小道具としてコンドームとローションも用意した。仁が思い付いたのはそれくらいだった。 
 仁を弄ぼうとしている男に一泡吹かせてやりたいだけだった。なのに。


「ちょっ……ひ、日野くん? なに?」

 日野の住むマンションに着き、部屋に通された途端仁の体は硬いフローリングの上に突き飛ばされていた。驚いて声を上げ、起き上がろうとする体を邪魔するように日野が覆い被さってくる。

「いいよね?」

 何がだ。言い返したいのに日野の顔を見ると声が引っ込む。
 大学内で明るく笑う彼はいなかった。爛々と目を血走らせ薄ら笑いを浮かべた男が、仁にのしかかっているだけだった。
 混乱する仁の唇が日野のものに塞がれる。予定のなかった初めてはあっさりと奪われ、呆然としていると口内に舌が入り込んできた。舌同士が絡み、吸い付かれる。
 状況をちっとも理解出来ずただ固まる仁の衣服が剥がされていく。長いインドア生活のおかげで肉付きの薄く真っ白い肌が晒され、唇が解放されたかと思えば日野は仁の薄い胸に吸い付いてくる。

「あひぃっ」

 乳首を舐められ思わず声が出る。普段はそんな所触りもしない上に他人から与えられる刺激にこそばゆさを感じ、余計におかしな気分になってくる。
 やめてほしくて胸に貼り付く日野の頭を退けようと掴み掛かるが、びくともしない。仁の抵抗を嗜めるように乳首を噛まれ再び変な声が出た。
 飽きてくれるのを待つしかないと諦め、日野の好きなようにさせると両方の乳首を交互に刺激してくる。舐められて吸われ、噛られることにくすぐったいだけではない何かが芽生え始め、しばらくすると仁の口からは喘ぎ声が漏れていた。信じられなかった。

「あんっ……あっ……あぁ……ひのくん、もっ……やめてぇ……」
「どうして? 仁の乳首はやらしく尖ってもっとしてって言ってるよ」

 言葉通り仁の乳首は与えられた刺激によって隆起している。長く綺麗な指で弾かれると「ひっ」と声が上がる。痛みだけでなく悦びがあった。

「ほら。仁の体は気持ちいいって思ってる」

 乳首から離れた日野にジーパンのジッパーを下げられ、腰を浮かすよう言われ従うと下着ごとずり下げられる。露になった下半身、仁の陰茎は緩く勃ち上がり始めていた。

「かわいいね」

 サイズをバカにされているのかと思ったが、日野の顔に嘲りの色は微塵もない。熱のこもった眼差しでうっとりと仁を見ている。異様だった。

「仁の体洗う準備してくるから。ちょっとだけ待ってて」
「は……え、まって……」

 快楽を覚え始めた体を放り出され、引き止めようと声を出すが日野は「すぐに終わるから」と聞いていない。
 何が起きているのかわからない頭は警鐘を鳴らし続けている。それに従い逃げるべく衣服を着直しているうちに日野は戻ってきた。
 逃げられず促されるまま連れていかれたのは浴室に繋がる洗面所だった。再び衣服を全て剥がれ、浴室へ連れ込まれ、しばらくして違和感を覚えた。

「……なに……それ」

 備え付けのシャワー。その先が、明らかに普通のシャワーヘッドではなかった。
 長く緩いくの字を描く銀色のそれは側面にいくつか穴が空いている。先端はまるで亀頭のような造りになっている。

「仁の中を綺麗にするためのものだよ」

 淀みなく言い放つ男を見上げる仁の顔には恐怖が浮かんでいた。



 長いような短いような、時間の感覚のわからなくなる苦痛が終わり、呆然とする仁の体はベッドの上に横たわっていた。このまま眠って逃避してしまいたいのに、尻に残る異物感が現実に引き戻す。
 日野の家に来てから当初の目的など頭の中から追い出されてしまった。今はもう、何も考えたくない。

「仁。寝ちゃったの?」

 仁をベッドへ寝かせるとシャワーを浴びに行っていた日野がいつの間にか傍らに来ていた。これから何をしようとしているかなんて、仁でもわかる。
 返事をせず寝たふりを続けていた仁の体に男が覆い被さってくる。閉じた唇を再び塞がれ、こじ開けられ蹂躙される。息苦しさに男の胸を押す。唇を解放され、目を開くとぎらついた目が見えた。
 素っ裸で寝かされていた仁の肌を守るものはなく、日野は好きなように這い回る。乳首を舐めたり噛まれたりすれば仁はただ喘ぎ、空いた手に陰茎を握られ鈴口に爪を立てられると体を跳ねて泣いて悦んだ。

「舐めて」

 短くそう告げた日野が体の向きを変えて仁を跨ぐように覆い被さる。眼前に自分のものより大きな逸物がぶら下がり、目を剥く仁の陰茎が生温かいものに包まれる。日野の口の中だと気付くのに一瞬遅れた。

「うあ、あっ……ぁあ……」

 じゅっぷじゅっぷ、といやらしい水音が鳴り、陰茎に与えられる刺激が気持ち良くて声が漏れる。感じ入る仁の陰茎が解放されたかと思えば亀頭の付け根を思い切り締められる。

「なにっするの……!」
「仁も舐めてよ」

 日野の腰が少しだけ降り、重たげな棒と玉が近付く。怖々とそれを見つめる仁の亀頭を締めたまま日野は鈴口を軽く抉る。

「ひぃっ……やめてっ! ああっ……それやめてぇ!」
「なら舐めて。仁の口でオレのも可愛がってよ」

 痛みと快感に襲われ、耐えられない仁は夢中で日野のものを頬張った。日野がそうしたように口内へ引き入れ、舌で舐めながら吸い付く。鈴口を舌の先でほじると日野も苦しそうな声を上げ、仁の陰茎を吸い始めた。
 日野のものに一生懸命奉仕すれば同じように――それ以上に、日野も仁へ奉仕する。いつの間にか日野の指に尻穴を解されても、仁は気にせず日野のものを舐めしゃぶった。


 もういいよ、と止められたのはそれからどれだけ経っていたのか。声を掛けられても反応せず舐め続ける仁の口から陰茎が出ていく。日野が起き上がったのだ。
 あ、と物欲しげな声を聞いて日野が笑った。

「大丈夫、すぐにここにあげるから。すっかり大好きになった?」

 うんうんと頷く。意味は理解出来ていない。日野の言う通りにすれば気持ち良くなれると、それだけだった。
 顔を険しくして唸り、解した孔へ亀頭を押し付ける。先走りが孔の周りに擦り付けられぬらぬらと光る。そこで僅かな正気の戻った仁が「ゴム」と呟いた。

「ごめんね、ゴムないんだ」

 か細いそれを聞き逃さない日野が笑ってそう答えると、仁は目だけ動かして自分の鞄を探し、見つけると指で示した。日野の目が釣られて鞄に向けられる。

「かばん、なか……あるから」
「…………ゴム、買ったの?」

 今度は意味を理解して頷く。こんなことになるとは思っていなかったが、もしもの為に用意しておいて良かった。
 大きめのサイズを買ったから日野が使っても問題ないだろうと、そんなことを考えられる程度に思考力の戻り始めた仁だったがそれもすぐに逆戻りした。

「お゛おんっ!?」 

 孔に擦り付けて遊んでいた肉棒が躊躇なく突き入れられた。衝撃に喘ぐ仁の目に、日野の顔が見える。
 表情の削げ落ちた顔が、仁を見つめていた。
 怯む仁を置き去りにして日野が押し進んでくる。排泄器官である筈の肉筒を圧し拓き、肉襞を掻き分けて奥へ奥へと蹂躙される。痛みに呻いても日野は止まらず、何かを探すようにひたすら奥を突いてくる。

「……ぐっ……うっ、ううっ……ぅお…………んぁ……あっ……?」

 獣のように唸る中、胎の奥にある何かを突かれると不自然な甘い喘ぎが漏れた。察した日野がそこを狙って突き上げてくる。

「あーーーーっ!!! やめてっそこやめ……ああっ♡、んおっ……んんんっ……!」
「仁、仁……ここがいいんだ……? 気持ちいい?」
「う゛ん゛っ! あぅ……きもちぃから、いやだ……」

 ぷしゃ、と音を立てて仁の陰茎から透明な液体が飛び散っていく。頭が真っ白になった仁の耳に、潮吹きだと呟く嬉しそうな声が聞こえた。
 太く膨れ上がった肉棒に胎内を叩かれながらキスされる。乳首を摘まんで捩られる。淫乱だと揶揄される。与えられる全てが刺激になり、仁はひたすら喜んで喘いで蕩けて――軽快な音で正気に戻った。

「……なに、してっ!」

 いつの間にかスマートフォンを手にしていた日野がカメラレンズを仁に向けている。先程聞こえたのはスマートフォン特有のシャッター音だった。

「仁が可愛いから撮っとこうと思って」
「やだっ……消してよ」
「オレが使うだけだから大丈夫だって。ほらもっかいピースして♡」
「あひぃぃっ♡」

 仁の抵抗など物ともせず、カメラを向けたまま腰を振られれば襲い来る悦楽に流されるしかない。奥を何度も叩かれる悦びに思わず舌を出してよがると再びシャッター音が聞こえた。

「仁、その顔のまま両手でピースして。顔の近くにもってって……そうそう、おー可愛い♡」 

 言われるままにするとシャッター音が鳴り続く。合間に聞こえる日野の言葉が嬉しかった。


「仁は今何を挿入られてるの?」

 スマートフォンを構えながら日野が尋ねる。画面に表示されているのは動画モードに切り替えられたカメラアプリだ。

「……たっ、たいよ……の……ちっ、」

 言われた通りの台詞を答えようとしても、半端な理性が羞恥を棄てきれず言葉に詰まる。口を閉じてしまう仁に対し「違うだろ」と空いた片手で腰を掴み、すっかり男の味を覚えた胎を突くと悲鳴を上げて言葉を続けた。

「太陽のち◯ぽ!! 仁の大好きな太陽のち◯ぽ挿入られて……気持ちいい♡ これすきっ♡ 太陽がいないともう生きてけないのっ♡」

 アドリブで抱き着いてくる体を受け止め、腰を振り始めた仁に日野の顔が歪む。

「……うん。そうだよね♡ オレも仁がいなきゃ生きてけないよ」

 恍惚とした笑みは本心を物語っていた。
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