恋人はワイン色

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恋人はワイン色

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あたしは赤井明日香。

赤ワインのソムリエールをしてる。

今その赤ワインを試飲中。

「うん、今日の赤ワインも美味しい」

世界中の赤ワイン好きの人達に、あたしの赤ワインを心底美味しく飲んで頂けたら、あたしに、とって、こんなに嬉しい事はない。

ガチャ

「よっ、」

「白多、何しに来たのよ?」

「ひでぇ、言われようだな、折角来てやったのによ」

「頼んでないわよ」

こいつは幼馴染みでライバルの白多涼。

逆に白多は白ワインが好きでのソムリエをしてる。

「あんたは白ワインが好きなんでしょ?だったら、あたしの赤ワインの店に来ないでくれない?」

「あぁ、確かに、お前が赤ワインを好きな様に俺は白ワインの方が好きだ、でも俺は赤ワインも好きだ」

「どっちかハッキリしなさいよ!いいえ!赤ワインの方が美味しい!」

「ムッ!白ワインだってな美味いんだよ!」

「赤ワインよ!」

「白ワインだ!」

とまぁ、こんな感じで意見が別れて口論してるんだけど…





  
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