体育館倉庫での秘密の恋

狭山雪菜

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お泊まり2

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モゾモゾと動く気配で頭が揺れた。固い枕に頬を押し付け、まだ起きたくないと枕に触れる。背後から
「うっ…」
と唸る声が聞こえ、喋る枕…?と寝ぼけた頭で思う。頭をズラされると、固い枕が無くなり柔らかな枕が頬に触れる。
「…悪い…起こしたか?」
低い声に瞼を上げると、彼が肩肘を突き私を見下ろしていた。彼の声を聞いて顔を見ると、
「ううん…大丈夫…です」
無意識に左腕を上げ彼の首に手を置くと、彼は屈む。右腕も上げると彼の首に腕を回し、引き寄せる。軽く触れた唇は一度離れ、またくっつく。啄むキスに、ギシッとベッドが軋み彼の腕が私の頭の横に置かれた。
口を開けると彼の舌が入り、キスが深くなる。顔の角度を何度も何度も変えては、舌を強く吸い絡める。
「んっ、んふっぁ」
唇から漏れる甘い声に、首に回した腕の力を込めると、彼の唇が離れ寂しくてあとを追う。下唇を喰み、ちゅぅっと吸う。
彼の太ももに自分の太ももを寄せて、彼の右足に自分の足を挟んだ。
「…香苗」
欲情した掠れた彼の声を聞いて、潤む瞳の私は上目遣いで彼を見た。
「夏樹さん、私…」
想いを告げるつもりが、甘えた声が出てしまい彼を誘う。屈んだ彼は喰むと私の唇を甘噛みし、動き出した手は私の腰を撫でる。彼の胸元の浴衣を掴みギュッと握ると、はだけた浴衣に胸板が現れる。頬に移動した彼の口が、首筋に移り舌を這わす。耳の下から肩に掛けて何度も往復している舌は、時折首に甘噛みをして強く吸い、チクッとした痛みが断続的に起こる。喉にも舌を這わし、反対側に移動すると同じように赤い印をつけていく。
腰にあった手が下から胸を掬うよう浴衣の上から揉むと、ピタッと手を止め首筋に埋めていた顔を上げた。
「…してないの…か」
多分ブラの事を言っているのか、コクンと頷くと彼は目元を染めた。
「そういえば、浴衣…なんでこのベッドに」
聞くというよりか、思わず自分が思っている事を口から出した彼。
「…2時くらいに起きて…それでお風呂に入りました」
報告するの恥ずかしいな、と頬を染めていると、今何時だろうと、ナイトテーブルの方へ視線を向けた。そんな私の様子に納得した彼は、
「そうか………今は…朝の6時39分だな」
時計を見て、また私に視線を戻すと首筋に顔を埋め、胸への愛撫を再開した。

浴衣を脱がされ下着のパンツだけになった私は、胸元を彼の眼下に晒される。ほうっと、熱い息をつく彼は上体を起こして、私の身体を上から下まで絡みつく視線で、目に焼き付けているみたいだ。
足に触る彼の手は、まるで宝物を触るかのように優しくそっと触れる。
「んっ、ぁ」
焦ったい動きに身体を捩ると、足の間に入った彼の下半身と私の下半身がぴたりと合わさる。固い熱が下着越しに感じられ期待で胸が熱くなる。
ぐっと昂りを押し付けて、屈む彼は私の肩に額を乗せると、鎖骨の下に舌を這わしていく。甘噛みしては、大きな片手が私の胸を優しく、時には強く揉む。乳房から出た粒を摘み、カリカリと掻き、グリグリと転がす。口に含んだ片方の乳房を美味しそうに、ちゅうちゅうと吸うと、舌で弄び甘噛みをする。
「あっ、んんっ」
夢中で私の胸を触る彼の頭に指を絡ませ、抱きしめる。快感で仰反ると胸を押しつけるように彼の口の中、奥に入っていく。
たっぷりねっとり堪能した胸から口を離し、お腹へと下がる頭が舌を這わし強く吸う、赤い印が増えていく痛み。掴むところが無くなった私は、頭にある枕を掴みギュッと握る。
膝の裏を持ち、両膝を曲げて立てると彼の頭が間に入った。彼の頭で見えなくなった下半身から目を離した。
下着の上のラインを舌でなぞり、下着をずらしていく。
露わになっていく下生えを、口に含み喰む、喰むと淡く噛む。腰の布を下ろし腰を上げると、スルリと脱がされた下着は、ベッドの外へ投げられた。彼の前で裸になった膝を立てた私の膝にちゅっ、とキスをすると、そのまま内腿に舌を這わしていく。太ももの付け根に到達すると、何の前触れもなく下生えに鼻をつけ蜜壺に彼の唇が当たる。
「んっぁあっ!」
突然訪れた強烈な快感に耐えきれずイくと、お尻を引いてしまい離れないようにと、彼の顔がぐいぐいと下生えに押し付けられる。舌を出し蜜壺に入ると、グチュグチュと中を広げながら奥へと進み、ピクピク蠢く中の蜜壺に入っていく舌。
彼の頭に触れ、やめて欲しいのか、続けて欲しいのか頭の中で悩むのに、身体は無意識に快感を求め彼の頭を押さえる。
「あっん、んん」
喘ぎ声が溢れ身じろぎする私を、彼はただただ丹念に蜜壺に舌を這わしていた。
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