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後編
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「初めて見かけた時から可愛いと思っていた」
「好きだ」
私が事故で送った告白の返事は、初めて一緒に飲み物を買いに来た時の、自動販売機横の死角になるスペースに押し込まれた時に告げられた。私の右手と彼の左手は教室に出てから繋がれたままで、彼の右手が私の左顔の横に置かれた状態の壁ドンをされ、屈んだ彼が私が返事をしようと口を開けた途端に塞いだ。
「っ、っ」
初心者にするような、重なるだけのキスではなく、いきなり口内に彼の舌が入り、私の舌をちゅうちゅうと何度も吸い付く。驚いて繋がれた手を握ると、指先を絡められて、今度は壁から彼が手を離して私の頭と首の境目に手を添えられた。キスがより深くなったから苦しくなって鼻で息をすると、私は力が抜けて彼の胸板に手を置いて、舌を動かした。
「…っ、…」
拙いけれど、傍若無人に動き回る彼の舌を追いかけていると、元信は顔の角度を何度か変えた。何度か舌先を甘噛みされ、ちゅうとまた吸われたら、やっと離れた。元信の息もまた上がっていて、額が重なったまま彼もはぁはぁと口呼吸している。
瞼を上げると、元信と視線がばっちりと合った。彼は鋭い眼差しを向けてはいるが、目元が少しだけ赤くなっている。それがなぜか目が離せなくなって、じっと見つめてしまう。
「…私もっ、好き」
心の奥底深くにあった言葉を口にすると、私は恥ずかしくなって元信に胸板に顔を埋めて抱きついた。
***************
今日もバイトだと言った彼を家へと招待した。両思いになって、じゃぁ、また明日ね、さよならするより、もう少し一緒に居たいし、仮眠を取るなら私の家が一番バイト先に近いからだ。『最悪この格好でも行ける』と言った元信の言葉に、甘えた。
白いTシャツと紺色チノパンの元信は、いつも似たような格好をしているのに気がついた。
「待て…って」
家に入るなり荷物をどさどさと床に落とし、元信の首の後ろに腕を回して抱きつくと、彼は家に入ったばかりだと暗に言うが、私の顎を持ち上げるとキスをする。
大学でした時と同じ舌の絡まる濃厚なヤツだ。大学にいた時は、キスをされるがままだったが、人が居ない分思いっきり触ると、彼も私の身体を弄る。
「…もっと可愛い服着れば良かった」
首筋に顔を埋めて、熱い唇が私の首に触れるだけのキスと唇以上に熱い舌がねっとりと舌を這わす。
元信が私の身体を服の上からマッサージをするように揉み、ついには私の胸に辿り着くと下着の上から下から掬うように左手を添えた。
「いつも可愛いよ」
リップサービスだとしても嬉しい言葉を聞けて、私は彼の肩に頭を寄せた。
「すげぇ、俺の手よりも大きい」
身体と同じように元信の手は他の人よりも大きい、その彼の手が私の胸を包むのが出来ないくらいに大きいのだ。
感動しているのか、思わず出た独り言は私にもばっちり聞こえるのだ。
「…小さい方が好き?」
「いや、俺は巨乳が好き」
ついこの間胸の大きさでショックで寝込んでいたから、元信があんまり好きじゃなかったら嫌だなと、思っていたけど、彼は食い気味ではっきり返事をした。
最初は宝物を扱うみたいにゆっくり揉んでいたのに、彼の親指と他の4本の指が胸を挟むように違う動きを始めると、力も加わるようになった。
「…あ」
私の声が漏れてしまうと、彼は私のTシャツを脱がして胸の谷間が出来ている上半身裸の私をじっと見つめた。
「あちぃな、部屋どこ?」
玄関入ってすぐに抱きしめ合っていたから、見れば彼の頬に汗が出ていた。
「あっちの…っ、わっ!」
急に持ち上げられ落ちないように彼の肩に手を置くと、ずんずんと部屋の中へ歩き出した。
「リモコン、どれ?」
「あっ、これ…っん」
部屋の隅にあるベッドに仰向けで寝かされると、リモコンのある場所を聞いてきたのに、元信は覆い被さり私の胸に舌を這わした。
手探りでリモコンを探して、冷房のボタンをピッと付けると彼は私の手からリモコンを取り上げてベッドボードに置いた。そのまま私と彼は手のひらを合わせて2つの手を重ねると、指先を曲げて硬く結ぶ。
「…んっ、っ…あっ」
ブラで寄せた胸の膨らみに舌を這わしていた元信が私の谷間に舌を入れると、彼の髭が私の肌に当たりちくちくする。
私が重ねた彼の手から下にずらすと、するりと手が解放された。長くなっている襟足の長い髪に指先を絡めながら、足を曲げて大きな身体を挟むと、彼は私の谷間から顔をあげた。
「ね、脱いでよ」
目が据わった彼から上から見下ろされ、ゾクゾクする。
「ああ」
素っ気ない返事とは反対の荒々しいキスをされ、彼の頭に手をつけると、顔の角度を変えながら何度も舌を求められた。
ギシッ、ギシッと彼が動くたびにベッドが軋み、シングルのベッドは2人分──他の人よりも身体も大きい元信が乗るに抗議しているようだった。
「一回、出す…もう我慢出来ない」
そう言って彼は私の足を上げると、自分の腰に巻き付けるようにし、抽送をしているみたいに腰を下から上へ動かし始めてしまう。
「んっ、なんでっ」
早く一つになりたいのに、と不満の声が漏れてしまうと、元信はゔっ、と低い声を出す。腰の動きを止めないで反論しない彼が、不思議になって彼の肩から手を離して、私の下半身に擦られてる所を見ると、下着の上から擦られたソレは、私の拳ぐらいの先端が見えた。
「うそっ」
「…まじだって、一回イカないと」
驚いて思わず声が出てしまったら、彼ははっ、はっ、と息を荒げながらも腰を動かすスピードを上げた。自分の目が信じられなくて、2人の重なった所から目が離せなくなる。
擦られた時に見える元信の昂りは私の手首どころか、腕くらいの太さがある。こんなの入らないと思うのに、昂りの先端から出るツユが私の下着を湿らせるのから目が離せない。擦られてるところが摩擦で熱くなり、自然と私の体温も上がっていく。
──あれが私の中に入るの?無理無理っ
と思うのに、元信の熱い息が顔の近くに当たるから、瞳が潤んでぼぅっと何にも考えられなくなる。
──入らない事はない…うん
と、深く考えるのを放棄した私は、気持ちいいのか目を閉じている彼が面白くない。自分だけ先に気持ち良くなろうとしていて、置いてけぼりにされているのが嫌と思ってしまう。彼の腰に巻き付けていた足を、彼の太ももの裏に掛けて、彼の胸板にあるツンと尖っている乳首を指で摘んだ。
「ぬっ、ぐ…っ」
目を開いた元信と視線が合うと、やっと私を見てくれたと嬉しくなり、元信が大きい方が好きと言っていた胸を両手で下から掬って揉んだ。
「触らなくていいの?」
「はっ、ぐっ…っ、っ」
彼の腰の動きに合わせて私も腰を前後に動かすと、眉を寄せてより一層苦しそうにする。
ずるずると擦られていく下半身の下着の中は、次第にヌルりと蜜が溢れた。手を下着に伸ばして、擦られている箇所の布を捲ると、直接彼の昂りが蜜口に当たる。
「はっ、くそっ、くそっ!エロいっ」
彼の手が私が下ろした手を掴み、手が下着から離れた瞬間元に戻って元信の昂りが下着の中に入った。
彼は僅かに聞こえるくらいの小さな声で、手のひらに舌を這わしながらそう言った。
「あっ、つい…っ、っ」
直接蜜口に昂りの側面も先端も当たるから、蜜口がきゅんと締まり蜜を溢れさせていく。上下に揺さぶられながら、それに合わせてブラに収まるおっぱいがぷるんぷるんと揺れた。
「脱ぐなっ俺がやるっ」
下着を取ろうとしたら元信に止められたので、大人しく元信にくっつく事にした。逞しい腕、筋肉のついた分厚い肩と背中に手を回し、彼のお尻を触りたかったが、体格差があるためそれが叶わずしょうがなく腰に手を回した。ヌチャッヌチャッと下半身から2人分の粘音が重なり、低く唸った彼が私をキツく抱きしめた。力を入れているから若干固くなった彼の身体を受け止めると、元信の先端から出された証で下着の中が熱く燃えるようだ。
はぁ、と荒い息を整える前に彼は私の首筋に舌を這わし始めた。
「悪い、もう余裕出来たから」
一度出したらもう終わりだと思っていたのに、彼はこれからが本番だと笑う。家に入ってから今までの性急な愛撫から、上半身隈なく彼の舌と口が、時々チクリとした痛みを伴いながら無精髭をちくちくと肌に当たって移動する。プレゼントを開封するように、丁寧に私のブラを外すと、鼻血が出そうと情けない声もした。
彼の舌で濡らされたブラのライン通りに膨らみの乳房から、薄ピンク色の乳房の中心にある粒がツンと固くなっている。規格外の大きさの彼でも私の乳房を全部口に収めるのは無理で、はむはむっ、と歯を立てないで甘噛みする。
「はっ…あっ!」
乳房の粒を舌で転がしちゅうちゅうと吸い付きながら、今度は歯を立てて噛まれると、私の背は仰け反った。彼の髪に指を絡めて頭を抱きしめると、彼は左手で私の右の乳房を揉み始め、左の乳房を口にした。右手を下げたと思ったら、私の下着の中に手を入れた。
「ぐちょぐちょ」
「…ちょっ、はっ…あっ!」
2人分の蜜と証が混ざっている当たり前の事実を告げられただけなのに、なんでこんな頭を痺れさせる低い声で言うのだろうか、と思っていると、彼は私の蜜口に指を入れた。ごつごつした指先、濡れているとはいえ、私よりも大きくて太い指が蜜壺に入ると、蜜壺は異物を押し出すようにぎゅうぎゅうと締め付ける。彼が蜜壺の中で指を動かしたせいでお腹に力が入るたび、乳房をちゅうちゅう吸われたり甘噛みされると、全身の力が抜けた隙にまた好き勝手蜜壺の中にある指が動く。
「うっ、っん…あっ、ぅ」
違和感しかなかったのに、次第に甘い声が口から零れると、元信は私の反応を見ながら指を一本ずつ増やしていった。
「もと…のぶっ、っ」
飽きる事なく彼は私の乳房を舐めては甘噛みをするから、本当は胸だけが目当てなのかと彼の頬を両手で挟んで顔を上げさせると、ちゃんと私の口にもキスをした。すぐに離れるのは嫌だから、私も舌を出して彼の口内の舌を求めると、今度は私の蜜壺の中にある指が抜かれ、一つの大きな物が当てがわれた。
「もう、大丈夫だと思うけど」
指でじゅうぶん解された蜜壺は、最初は彼の先端を受け入れたが、解された時にあった指よりも太い昂りがすんなり入るわけもなく、私は全身の力を抜くのに精一杯だ。
「あっ、おっきっ…っ」
「きっ、っつ…力抜いて、藍子」
「そんな…の、っ、無理っ」
私の様子を見ながら入れているのか、ズズッと進んでは少し止まり、私の乳房をしばらく揉んでからまた腰を動かす。そして蜜壺を3分の2くらい進んだら、元信は私の顔の横に肘をついて一気に蜜壺の中を貫いた。
「ぁっああっ!」
「ぐっ、っ」
ずんっと身体に貫かれた衝撃とともに、快感が一気に身体中に巡った。身体が強張り、きゅうきゅうと蜜壺を締め付けてしまうと、お腹の中に昂りの存在を感じた。
彼は繋がったまま動かずに、大きな手のひらが私の乳房を揉み始めた。
「んっ…っ、は…あっ」
「すげ…これが好きなの?」
乳房の中央にある粒を摘み粘土をこねるように指先を転がすと、彼は私ですら知らなかった乳房の弱いところを発見する。
おかしくなると、乳房を触る彼の手首に手を置くと、彼は腰を打ち付けてきた。
「はっ、あっ!んっ、はっ…あっ」
「気持ちっ、い…なっ」
私の顔の横にある元信の腕を掴むと、抽送が激しくなっていく。口から零れる甘い声が大きくなって、太い腕は私が強く掴んでもびくともしない。足を彼の太ももの裏へと掛け、離れないように身体を密着させたら、彼は私の首筋に顔を埋めた。ギシギシッと大きくなる軋むベッドの音の鳴る間隔が短くなっていくと、お互いの絶頂が近いていく。
「っ、むっ、りっ…く、いくっ」
「ああ、俺もっ」
経験したことのない快感が身体の中を駆け巡って叫びそうになると、彼は私を強く抱きしめて同時に絶頂に達した。
「はっ、あっ」
「おっ、っ、ぐっ」
ベッドの音がうるさいと、床に座る彼の足の上に跨って座りながら下から突き上げられ、正常位よりも深く交わると、快感が飛び抜けて強くなった。今日2人とも初めて強烈な快感を体験をしてしまい、きっと親しい人に言っても絶対に信じてもらえないほど何度も何度も求め合った。
一度繋いだ身体を離すと、彼の昂りをまた蜜壺に戻す時に解さないといけないから、と意味不明な事を言われて、ずっと繋がり交わっている。クタクタなのに、彼が私を抱きしめる腕がしっかりと私を支えるから、彼の肩に頬を乗せてうっとりとしていると、彼は休憩中も私のおっぱいを触るからすぐに火がつく。
「そろそろ寝ないと、やべぇ」
繋がった蜜壺の中にある昂りは衰え知らずで、全然やばそうじゃない。
「んっ、そうだね」
寝ないとね、と言いながら私も彼の足の上で腰を上下に揺らしたり、腰を前後に動かすから、始末に置けない。
「ねっ、きすっ、っぁ、あっ」
唇を合わせて下から突き上げられるのが、一番好きな事と気づいてからは、もうずっとこの体勢だ。彼の首の後ろへ腕を回しておねだりをすると、彼は私のお尻を掴みながら願いを叶えてくれた。もちろん、彼好みのおっぱいを彼の分厚い胸板に押さえつけながらでないといけないが。
「藍子っ」
ひときわ大きく突き上げられたら彼はまた達し、私も蜜壺の中に熱い飛沫を注がれながらイッた。
***************
「白川ー、お久ー!最近付き合い悪いじゃん」
食堂に向かう途中で、つい先月まで好きだった男友達に声を掛けられた。
「おーお久ー!…まぁね…ちょっと忙しくて」
と濁す感じに言っちゃうのは、大学の講義以外は元信と2人で熱い時間を過ごしているからだ。
「ふーん…彼氏出来たって聞いたけど…まじ?」
「あー…うん、できた」
ぽりぽりと頬を掻きながら聞いてきた男友達に、素直に頷くと何故かショックを受けた顔をした。
「うっそ!まじかー」
と嘆く男友達を見て私は、首を傾げると、
「…実は好きなんだよね…白川のこと」
と突然告白されたが、先月は失恋したと泣いていたのに、びっくりするほど何の感情も抱かなかった。
「あ…そうなんだ」
「今の彼氏どう?」
「…うん、かっこい」
私の返事が素っ気ないから、まぁいいけど、となどと言いながら、私が元信の事を聞かれ頬が赤くなると、男友達はあからさまに肩を落として私の前から居なくなってしまった。
「…おい、藍子は俺の彼女だろ」
と、なかなか私が食堂に来ないから、心配して見にきた元信は面白くなさそうに言った。
「…ちゃんと断ったよ?」
「知ってる」
男友達とのやり取りをどこから見ていたのかは知らないが、彼は私の手首を掴むと歩き出してしまう。当初は食堂でご飯を食べてから、彼のバイトの時間まで私の部屋でゆっくり──は、しないと思うが、過ごすはずだったけど、気が変わったのか大学の門へと向かってる。
「…ふふっ、元信だけだよっ」
元信の行動が分かってなかったけど、歩いているうちに、どうやら男友達とのやり取りで機嫌がよろしくないと分かった。
些細なやり取りだと思っていたのに、やきもちを妬く彼が可愛くて、嬉しくて彼の腕に抱きつくと、自然とブラをしているとはいえ、柔らかな胸が彼の腕にぶつかる。
「ふん」
元信は鼻息荒く返事をするだけだったのに、家に入った途端に彼に襲われた。
「俺を受け入れられるのは、藍子だけ」
「ん…嬉しい」
俺を、と言いながら、おへその上から押し付けられた昂りの熱を感じながら、私は彼の気持ちと身体から与えられる大きすぎる愛に溺れていったのだった。
「好きだ」
私が事故で送った告白の返事は、初めて一緒に飲み物を買いに来た時の、自動販売機横の死角になるスペースに押し込まれた時に告げられた。私の右手と彼の左手は教室に出てから繋がれたままで、彼の右手が私の左顔の横に置かれた状態の壁ドンをされ、屈んだ彼が私が返事をしようと口を開けた途端に塞いだ。
「っ、っ」
初心者にするような、重なるだけのキスではなく、いきなり口内に彼の舌が入り、私の舌をちゅうちゅうと何度も吸い付く。驚いて繋がれた手を握ると、指先を絡められて、今度は壁から彼が手を離して私の頭と首の境目に手を添えられた。キスがより深くなったから苦しくなって鼻で息をすると、私は力が抜けて彼の胸板に手を置いて、舌を動かした。
「…っ、…」
拙いけれど、傍若無人に動き回る彼の舌を追いかけていると、元信は顔の角度を何度か変えた。何度か舌先を甘噛みされ、ちゅうとまた吸われたら、やっと離れた。元信の息もまた上がっていて、額が重なったまま彼もはぁはぁと口呼吸している。
瞼を上げると、元信と視線がばっちりと合った。彼は鋭い眼差しを向けてはいるが、目元が少しだけ赤くなっている。それがなぜか目が離せなくなって、じっと見つめてしまう。
「…私もっ、好き」
心の奥底深くにあった言葉を口にすると、私は恥ずかしくなって元信に胸板に顔を埋めて抱きついた。
***************
今日もバイトだと言った彼を家へと招待した。両思いになって、じゃぁ、また明日ね、さよならするより、もう少し一緒に居たいし、仮眠を取るなら私の家が一番バイト先に近いからだ。『最悪この格好でも行ける』と言った元信の言葉に、甘えた。
白いTシャツと紺色チノパンの元信は、いつも似たような格好をしているのに気がついた。
「待て…って」
家に入るなり荷物をどさどさと床に落とし、元信の首の後ろに腕を回して抱きつくと、彼は家に入ったばかりだと暗に言うが、私の顎を持ち上げるとキスをする。
大学でした時と同じ舌の絡まる濃厚なヤツだ。大学にいた時は、キスをされるがままだったが、人が居ない分思いっきり触ると、彼も私の身体を弄る。
「…もっと可愛い服着れば良かった」
首筋に顔を埋めて、熱い唇が私の首に触れるだけのキスと唇以上に熱い舌がねっとりと舌を這わす。
元信が私の身体を服の上からマッサージをするように揉み、ついには私の胸に辿り着くと下着の上から下から掬うように左手を添えた。
「いつも可愛いよ」
リップサービスだとしても嬉しい言葉を聞けて、私は彼の肩に頭を寄せた。
「すげぇ、俺の手よりも大きい」
身体と同じように元信の手は他の人よりも大きい、その彼の手が私の胸を包むのが出来ないくらいに大きいのだ。
感動しているのか、思わず出た独り言は私にもばっちり聞こえるのだ。
「…小さい方が好き?」
「いや、俺は巨乳が好き」
ついこの間胸の大きさでショックで寝込んでいたから、元信があんまり好きじゃなかったら嫌だなと、思っていたけど、彼は食い気味ではっきり返事をした。
最初は宝物を扱うみたいにゆっくり揉んでいたのに、彼の親指と他の4本の指が胸を挟むように違う動きを始めると、力も加わるようになった。
「…あ」
私の声が漏れてしまうと、彼は私のTシャツを脱がして胸の谷間が出来ている上半身裸の私をじっと見つめた。
「あちぃな、部屋どこ?」
玄関入ってすぐに抱きしめ合っていたから、見れば彼の頬に汗が出ていた。
「あっちの…っ、わっ!」
急に持ち上げられ落ちないように彼の肩に手を置くと、ずんずんと部屋の中へ歩き出した。
「リモコン、どれ?」
「あっ、これ…っん」
部屋の隅にあるベッドに仰向けで寝かされると、リモコンのある場所を聞いてきたのに、元信は覆い被さり私の胸に舌を這わした。
手探りでリモコンを探して、冷房のボタンをピッと付けると彼は私の手からリモコンを取り上げてベッドボードに置いた。そのまま私と彼は手のひらを合わせて2つの手を重ねると、指先を曲げて硬く結ぶ。
「…んっ、っ…あっ」
ブラで寄せた胸の膨らみに舌を這わしていた元信が私の谷間に舌を入れると、彼の髭が私の肌に当たりちくちくする。
私が重ねた彼の手から下にずらすと、するりと手が解放された。長くなっている襟足の長い髪に指先を絡めながら、足を曲げて大きな身体を挟むと、彼は私の谷間から顔をあげた。
「ね、脱いでよ」
目が据わった彼から上から見下ろされ、ゾクゾクする。
「ああ」
素っ気ない返事とは反対の荒々しいキスをされ、彼の頭に手をつけると、顔の角度を変えながら何度も舌を求められた。
ギシッ、ギシッと彼が動くたびにベッドが軋み、シングルのベッドは2人分──他の人よりも身体も大きい元信が乗るに抗議しているようだった。
「一回、出す…もう我慢出来ない」
そう言って彼は私の足を上げると、自分の腰に巻き付けるようにし、抽送をしているみたいに腰を下から上へ動かし始めてしまう。
「んっ、なんでっ」
早く一つになりたいのに、と不満の声が漏れてしまうと、元信はゔっ、と低い声を出す。腰の動きを止めないで反論しない彼が、不思議になって彼の肩から手を離して、私の下半身に擦られてる所を見ると、下着の上から擦られたソレは、私の拳ぐらいの先端が見えた。
「うそっ」
「…まじだって、一回イカないと」
驚いて思わず声が出てしまったら、彼ははっ、はっ、と息を荒げながらも腰を動かすスピードを上げた。自分の目が信じられなくて、2人の重なった所から目が離せなくなる。
擦られた時に見える元信の昂りは私の手首どころか、腕くらいの太さがある。こんなの入らないと思うのに、昂りの先端から出るツユが私の下着を湿らせるのから目が離せない。擦られてるところが摩擦で熱くなり、自然と私の体温も上がっていく。
──あれが私の中に入るの?無理無理っ
と思うのに、元信の熱い息が顔の近くに当たるから、瞳が潤んでぼぅっと何にも考えられなくなる。
──入らない事はない…うん
と、深く考えるのを放棄した私は、気持ちいいのか目を閉じている彼が面白くない。自分だけ先に気持ち良くなろうとしていて、置いてけぼりにされているのが嫌と思ってしまう。彼の腰に巻き付けていた足を、彼の太ももの裏に掛けて、彼の胸板にあるツンと尖っている乳首を指で摘んだ。
「ぬっ、ぐ…っ」
目を開いた元信と視線が合うと、やっと私を見てくれたと嬉しくなり、元信が大きい方が好きと言っていた胸を両手で下から掬って揉んだ。
「触らなくていいの?」
「はっ、ぐっ…っ、っ」
彼の腰の動きに合わせて私も腰を前後に動かすと、眉を寄せてより一層苦しそうにする。
ずるずると擦られていく下半身の下着の中は、次第にヌルりと蜜が溢れた。手を下着に伸ばして、擦られている箇所の布を捲ると、直接彼の昂りが蜜口に当たる。
「はっ、くそっ、くそっ!エロいっ」
彼の手が私が下ろした手を掴み、手が下着から離れた瞬間元に戻って元信の昂りが下着の中に入った。
彼は僅かに聞こえるくらいの小さな声で、手のひらに舌を這わしながらそう言った。
「あっ、つい…っ、っ」
直接蜜口に昂りの側面も先端も当たるから、蜜口がきゅんと締まり蜜を溢れさせていく。上下に揺さぶられながら、それに合わせてブラに収まるおっぱいがぷるんぷるんと揺れた。
「脱ぐなっ俺がやるっ」
下着を取ろうとしたら元信に止められたので、大人しく元信にくっつく事にした。逞しい腕、筋肉のついた分厚い肩と背中に手を回し、彼のお尻を触りたかったが、体格差があるためそれが叶わずしょうがなく腰に手を回した。ヌチャッヌチャッと下半身から2人分の粘音が重なり、低く唸った彼が私をキツく抱きしめた。力を入れているから若干固くなった彼の身体を受け止めると、元信の先端から出された証で下着の中が熱く燃えるようだ。
はぁ、と荒い息を整える前に彼は私の首筋に舌を這わし始めた。
「悪い、もう余裕出来たから」
一度出したらもう終わりだと思っていたのに、彼はこれからが本番だと笑う。家に入ってから今までの性急な愛撫から、上半身隈なく彼の舌と口が、時々チクリとした痛みを伴いながら無精髭をちくちくと肌に当たって移動する。プレゼントを開封するように、丁寧に私のブラを外すと、鼻血が出そうと情けない声もした。
彼の舌で濡らされたブラのライン通りに膨らみの乳房から、薄ピンク色の乳房の中心にある粒がツンと固くなっている。規格外の大きさの彼でも私の乳房を全部口に収めるのは無理で、はむはむっ、と歯を立てないで甘噛みする。
「はっ…あっ!」
乳房の粒を舌で転がしちゅうちゅうと吸い付きながら、今度は歯を立てて噛まれると、私の背は仰け反った。彼の髪に指を絡めて頭を抱きしめると、彼は左手で私の右の乳房を揉み始め、左の乳房を口にした。右手を下げたと思ったら、私の下着の中に手を入れた。
「ぐちょぐちょ」
「…ちょっ、はっ…あっ!」
2人分の蜜と証が混ざっている当たり前の事実を告げられただけなのに、なんでこんな頭を痺れさせる低い声で言うのだろうか、と思っていると、彼は私の蜜口に指を入れた。ごつごつした指先、濡れているとはいえ、私よりも大きくて太い指が蜜壺に入ると、蜜壺は異物を押し出すようにぎゅうぎゅうと締め付ける。彼が蜜壺の中で指を動かしたせいでお腹に力が入るたび、乳房をちゅうちゅう吸われたり甘噛みされると、全身の力が抜けた隙にまた好き勝手蜜壺の中にある指が動く。
「うっ、っん…あっ、ぅ」
違和感しかなかったのに、次第に甘い声が口から零れると、元信は私の反応を見ながら指を一本ずつ増やしていった。
「もと…のぶっ、っ」
飽きる事なく彼は私の乳房を舐めては甘噛みをするから、本当は胸だけが目当てなのかと彼の頬を両手で挟んで顔を上げさせると、ちゃんと私の口にもキスをした。すぐに離れるのは嫌だから、私も舌を出して彼の口内の舌を求めると、今度は私の蜜壺の中にある指が抜かれ、一つの大きな物が当てがわれた。
「もう、大丈夫だと思うけど」
指でじゅうぶん解された蜜壺は、最初は彼の先端を受け入れたが、解された時にあった指よりも太い昂りがすんなり入るわけもなく、私は全身の力を抜くのに精一杯だ。
「あっ、おっきっ…っ」
「きっ、っつ…力抜いて、藍子」
「そんな…の、っ、無理っ」
私の様子を見ながら入れているのか、ズズッと進んでは少し止まり、私の乳房をしばらく揉んでからまた腰を動かす。そして蜜壺を3分の2くらい進んだら、元信は私の顔の横に肘をついて一気に蜜壺の中を貫いた。
「ぁっああっ!」
「ぐっ、っ」
ずんっと身体に貫かれた衝撃とともに、快感が一気に身体中に巡った。身体が強張り、きゅうきゅうと蜜壺を締め付けてしまうと、お腹の中に昂りの存在を感じた。
彼は繋がったまま動かずに、大きな手のひらが私の乳房を揉み始めた。
「んっ…っ、は…あっ」
「すげ…これが好きなの?」
乳房の中央にある粒を摘み粘土をこねるように指先を転がすと、彼は私ですら知らなかった乳房の弱いところを発見する。
おかしくなると、乳房を触る彼の手首に手を置くと、彼は腰を打ち付けてきた。
「はっ、あっ!んっ、はっ…あっ」
「気持ちっ、い…なっ」
私の顔の横にある元信の腕を掴むと、抽送が激しくなっていく。口から零れる甘い声が大きくなって、太い腕は私が強く掴んでもびくともしない。足を彼の太ももの裏へと掛け、離れないように身体を密着させたら、彼は私の首筋に顔を埋めた。ギシギシッと大きくなる軋むベッドの音の鳴る間隔が短くなっていくと、お互いの絶頂が近いていく。
「っ、むっ、りっ…く、いくっ」
「ああ、俺もっ」
経験したことのない快感が身体の中を駆け巡って叫びそうになると、彼は私を強く抱きしめて同時に絶頂に達した。
「はっ、あっ」
「おっ、っ、ぐっ」
ベッドの音がうるさいと、床に座る彼の足の上に跨って座りながら下から突き上げられ、正常位よりも深く交わると、快感が飛び抜けて強くなった。今日2人とも初めて強烈な快感を体験をしてしまい、きっと親しい人に言っても絶対に信じてもらえないほど何度も何度も求め合った。
一度繋いだ身体を離すと、彼の昂りをまた蜜壺に戻す時に解さないといけないから、と意味不明な事を言われて、ずっと繋がり交わっている。クタクタなのに、彼が私を抱きしめる腕がしっかりと私を支えるから、彼の肩に頬を乗せてうっとりとしていると、彼は休憩中も私のおっぱいを触るからすぐに火がつく。
「そろそろ寝ないと、やべぇ」
繋がった蜜壺の中にある昂りは衰え知らずで、全然やばそうじゃない。
「んっ、そうだね」
寝ないとね、と言いながら私も彼の足の上で腰を上下に揺らしたり、腰を前後に動かすから、始末に置けない。
「ねっ、きすっ、っぁ、あっ」
唇を合わせて下から突き上げられるのが、一番好きな事と気づいてからは、もうずっとこの体勢だ。彼の首の後ろへ腕を回しておねだりをすると、彼は私のお尻を掴みながら願いを叶えてくれた。もちろん、彼好みのおっぱいを彼の分厚い胸板に押さえつけながらでないといけないが。
「藍子っ」
ひときわ大きく突き上げられたら彼はまた達し、私も蜜壺の中に熱い飛沫を注がれながらイッた。
***************
「白川ー、お久ー!最近付き合い悪いじゃん」
食堂に向かう途中で、つい先月まで好きだった男友達に声を掛けられた。
「おーお久ー!…まぁね…ちょっと忙しくて」
と濁す感じに言っちゃうのは、大学の講義以外は元信と2人で熱い時間を過ごしているからだ。
「ふーん…彼氏出来たって聞いたけど…まじ?」
「あー…うん、できた」
ぽりぽりと頬を掻きながら聞いてきた男友達に、素直に頷くと何故かショックを受けた顔をした。
「うっそ!まじかー」
と嘆く男友達を見て私は、首を傾げると、
「…実は好きなんだよね…白川のこと」
と突然告白されたが、先月は失恋したと泣いていたのに、びっくりするほど何の感情も抱かなかった。
「あ…そうなんだ」
「今の彼氏どう?」
「…うん、かっこい」
私の返事が素っ気ないから、まぁいいけど、となどと言いながら、私が元信の事を聞かれ頬が赤くなると、男友達はあからさまに肩を落として私の前から居なくなってしまった。
「…おい、藍子は俺の彼女だろ」
と、なかなか私が食堂に来ないから、心配して見にきた元信は面白くなさそうに言った。
「…ちゃんと断ったよ?」
「知ってる」
男友達とのやり取りをどこから見ていたのかは知らないが、彼は私の手首を掴むと歩き出してしまう。当初は食堂でご飯を食べてから、彼のバイトの時間まで私の部屋でゆっくり──は、しないと思うが、過ごすはずだったけど、気が変わったのか大学の門へと向かってる。
「…ふふっ、元信だけだよっ」
元信の行動が分かってなかったけど、歩いているうちに、どうやら男友達とのやり取りで機嫌がよろしくないと分かった。
些細なやり取りだと思っていたのに、やきもちを妬く彼が可愛くて、嬉しくて彼の腕に抱きつくと、自然とブラをしているとはいえ、柔らかな胸が彼の腕にぶつかる。
「ふん」
元信は鼻息荒く返事をするだけだったのに、家に入った途端に彼に襲われた。
「俺を受け入れられるのは、藍子だけ」
「ん…嬉しい」
俺を、と言いながら、おへその上から押し付けられた昂りの熱を感じながら、私は彼の気持ちと身体から与えられる大きすぎる愛に溺れていったのだった。
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