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リクエスト 冬のクリスマス!! 巨×巨⑤
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今までは冬が1番好きだった。夏のように汗をかく事はないし、日焼けの心配もしなくていい…紫外線は気にするけど、自分のコンプレックスの体型のわかる薄着にならなくていい──と思っていたけど、最近では夏も好きになっていた。秋もなかなかいいかもって、事があったし、1番好きだった冬がやってきた。
ハロウィンが終わって数日もしないうちに、イルミネーションが街を照らし、11月下旬を過ぎると街にクリスマスソングが溢れて一気にクリスマスモードに入った。
──今回はどうしようかな
テレビで流れるクリスマスのメニュー料理を出すお店の特集を見ながら、私白川藍子はテーブルに置いたスマホを手に取った。
前回のハロウィンのイベントのナースのコスプレは、彼氏の元信がめちゃくちゃ気に入って喜んでくれた。
今年の夏に付き合い始めた彼氏の元信との初のイベントであるハロウィンを大成功に納めた私は、次はクリスマスのイベントをどう過ごすか悩んでいた。
──ハロウィンと同じくらい元信に喜んで欲しい
と、思っていた私は、スマホのロック画面を解除して、情報収集にあたった。
***************
「元信、クリスマスはバイトあるの?」
「バイト…あー実はその日はバイト入れてなくて」
私がお皿を洗っていると、バイトに行く作業着に着替えた彼が私の横にやってきた。少し早い夕飯を一緒に食べたから片付けていたのは、元信がこの後夜のバイトがあるからだ。
12月に入って第2週、今だにクリスマスをどうするのかわからなかった私は元信が夜のバイト行く前に聞いておこうと思って、元信に直接予定を聞いた。前回のハロウィンでは、私が準備に夢中になってスマホを手元に持っていなかったから、元信からの着信履歴もメッセージも読めなくて、連絡がつかなくて心配したと後日言われたのだ。だから計画するのはいいけど、スマホはちゃんと持っていてと言われていた。今回は予め予定を決めるし、冬休みになると一緒に居られるから、ハロウィンの時のようにはならないと思うけど…元信は心配症だ。
すると、彼は視線を泳がせた後、私の顔をじっと見たあと観念したように肩を落として口を開いた。
「…ホテル…取ったんだ、一緒に過ごそうと思って」
「ホテル?」
「そう、レストランでディナーしてさ、泊まろうよ」
付き合いたてのカップルの一大イベントだからバイトは休むだろうなー、休んで欲しいと思いつつ、まさかホテルを予約しているとは思っていなかった私は、びっくりして目を見開いていると、元信は私の顔を見て、フッと笑うと私の口に自分の口を重ねるだけのキスをした。
「…いや?」
「うっ…ううん!すごく嬉しいっ!」
突然の提案は私の頭を真っ白にし、私の返事がないと元信が少し不安そうに聞いてくると、私は洗い途中のお皿をシンクに置いて、元信の方を振り向くと思いっきり頭を横に振って元信に抱きついた。
「藍子」
「ん?…わっ!」
ぎゅうぎゅうと抱きついていると、彼はいとも簡単に私を抱き上げてお姫様抱っこしてしまう。彼は私をベッドへと連れて行くと、仰向けで寝かせて覆い被さる。
「…仕事は?」
「まだあと少しあるから」
私の顔の横に肘をついた彼は、うっとりして見上げる私の唇に自分の唇を重ねて、まだ大丈夫だと囁いた。
その数十分後には、遅刻すると言いながら慌てて飛び出た彼がを、私はベッドの上から見送ったのだった。
***************
クリスマスの日。家族や友達と過ごす日、または恋人と思い出を増やす日だ。
24日の朝の9時に目が覚めると、隣には元信が仰向けで寝ていた。昨日の夜はバイトとだったから、終わったらそのまま私の家に来たみたいだ。
──今日はホテルのディナーの後に泊まる
その前に何をするのかは知らないけど、もうお泊まりバックは準備してあるからいつでも出かけられる。
もう起きようかと思っていたけど、すやすやと眠る元信の寝顔に見惚れてしまう。
いつもの鋭い眼差しは閉じられているし、シャワーを浴びた後ちゃんと髪を乾かさずに寝たのか髪はぐちゃぐちゃになっていた。無精髭が生え放題だった口元も顎に少しあるだけだ。
──触ったら起きるかな
枕に頭を乗せて寝ている彼の横に顔を近づけて見ていたが、規則正しい呼吸をしている彼に釣られて私もうとうととしてしまい、もういいやと彼の肩に頬をつけた。すると、仰向けで寝ていた元信は、横向きになって私の身体の上に太い腕を乗せて、寝ているのに私を腕の中へと納めた。
「…元信?起きてる?」
聞いても返事もなかったから、私は元信の身体に抱きついた。ドクンドクンと聞こえる鼓動に、安心して身体の力が抜けていった。
「マジか、寝過ごした」
それから2時間ほど寝ていた私達が起きると、もうすぐでお昼の12時になろうとしていた。ショックを受けてベッドから起き上がって座る元信の背中に抱きついて、私はまだ寝ぼけていた。
「もう行くの?」
「時間は平気…だが…」
元信の声が聞き取れないくらい小声になって、不思議に思って顔を上げると、彼は口元に手を置いて固まっていた。
「…どうしたの?」
「その格好…っ」
「格好?」
彼に言われて視線を下げて見るが、いつもワンピース代わりに着ている元信のサイズのシャツを見にてけているだけで、いつもと変わらない。
「いや、うん…なんでもない」
寝ぼけた彼女のシャツは自分の、しかも使い古しているTシャツだから、緩くなった首元は丸首は伸びて、元信が見下ろすと彼女の胸の谷間が見える。しかもブラをしていないから、Tシャツの胸の膨らみの頂点にツンとした小さな丸が2つがシャツを押し上げていた。シャツの裾からは、真っ白でむちむちの生脚が出ていて朝から刺激が強くて目の毒だ。
今彼女にそれを言ったら、そんなつもりじゃないと顔を真っ赤にして恥ずかしがって2度とこのTシャツを着てくれなくなると察知した元信は、この機会を失ってはたまるかと濁した。
「元信?」
「まだ出かけるには、早いから」
それでもムスコは、ちゃんと反応してしまったため、起きたばかりの彼女を押し倒してベッドへ戻して、元信は自分にも言い聞かせるように呟いた。
「元信」
彼女が自分の肩に手を置いた後、押し倒した時に垂れた伸びた俺の髪を後ろに退かした。甘い声で名前を呼ばれ、身体を前に倒した。
「すごい美味しかった」
「そうだな」
あれからホテルまでの道のりを一緒に歩いて、イルミネーションを楽しみながらデートをした。冬だから日が沈むのが早く、イルミネーションも十分に楽しめた。ホテルにチェックインして部屋に荷物を置いたら、ホテルの最上階のフロアにある景色の良いレストランでディナーを食べた。フランス料理のコースを食べるのは初めてで緊張したけど、元信もそうらしく2人して周りの人達を見てちゃんとしているかチラチラ見てしまった。元信もそうしていて、私達は同じ行動しているのに顔を合わせて笑ってしまう。
だいぶ緊張も解れてきたら、外の景色を見る余裕が出てきた。
「藍子」
「うん?」
対面で食べていたけど、デザートが終わると、元信はテーブルの上に置いた私の手の上に自分の手を重ねた。うっとりと見つめ合いながら、私は手の向きを変えて元信の人差し指を摘んだ。指先同士で戯れながら見つめ合い、さっきまで周りを見ていたのに今は元信しか目に入らない。
「…そろそろ行くか」
「…うん」
デザートも食べたし、食後のノンアルコールのシャンパンも終わった。20歳を過ぎていたけど、今日は2人ともアルコールを飲むつもりはなかった。
──特別な日、初めて恋人と過ごすカップルのイベントだもん
思えば朝から濃厚すぎる時間を過ごしていたから、ご飯も食べたしお腹いっぱいで身体は疲れているのに、この後の事を考えると胸がドキドキした。
──今日のために準備したの…気に入ってくれるといいな
元信が気に入らないはずはないけど、やっぱり初めてやる事は緊張がついてくる。
元信は私の手のひらを親指の腹で撫でると、名残惜しそうに私から視線を外してウェイターに目を配った。
フランス料理のディナーのレストランの下のホテルは、特別な日には最高の部屋だった。きっと何ヶ月も前から予約していたのかもしれないと思ったけど、そんな事は言われなかったし聞かなかった。私達が泊まる46階の部屋は、主寝室のダブルベッドが部屋の壁際の中央にあり、全面ガラス張りの窓からは100万ドルの夜景といっていいくらい綺麗なイルミネーションや建物の灯りでロマンチックだった。壁際にはソファー、壁に嵌め込まれたテレビとミニ冷蔵庫、金庫とミニテーブルが2つの1人用の椅子が窓の外を向くように置かれていた。さっきお風呂に入った時も、浴室から外を見られたからきっと2人きりで入ったらムードが出来上がって盛り上がってしまいそうだ。
だけど、さっきは入らなかった。彼のために準備したものをサプライズて見せたかったからだ。それは普段だったら、絶対に着ないセクシーランジェリーだった。
部屋についてまず私が先にお風呂に入り、元信は今私と入れ替えでお風呂に入っている。元信は私と一緒に入ろうとしていたけど、それだと私の準備が出来ないからテキトーに言い訳して1人で入った。お風呂は別に後でいくらでも入れるしね。
持ってきたバッグの中から、一度試着した下着を引っ張り出して身につけた私は、バスルームには鏡があったけど部屋には姿見はなく、外の暗さと室内の明かるさで鏡の役割をしている部屋の奥にある全面ガラス張りの窓で自分の姿を確認した。
寄せなくても谷間が出来る2つの乳房を赤い紐が支え、私の乳房の先端が隠れる程の三角の布の面積しかないブラと、赤い紐が私の腰の横にそれぞれ結ばれたこちらも下生えが隠れる程の面積の布しかないTバック。その上に全面シースルーのキャミソールワンピースを着ているが、ランジェリーも肌も丸見えだからキャミワンピースを着る意味はないけど、着ないよりかは着た方が、ちゃんと全部見えないから印象がガラリと変わる。
白い肌と朝付けられたばかりの赤い所有印が私の身体に付いていて、なんだかいやらしく思うのは私だけだろうか。
横を向くとほっそりとした腰のラインが見えるし、日々の運動の賜物だ。ほとんどは、元信との運動なんだけど…彼がいない時に腹筋とかやっているから自分のおかげでもある。
「あっ、やばっ」
元信がバスルームから出る音が聞こえて、自分の姿を見ている場合じゃないと、どこで待っていればいいのかと今更ながらどうしようと悩んでベッドに座る事にした。
サプライズでセクシーランジェリー姿を見せるのに夢中になって、どんなポーズで待つか考えていなかった事を悔やんでベッドに足を乗せ、足を伸ばしてバスルームの方に背中を向けて横向きでいたら、バスルームに続くドアが開かれたのに気がついて思わず振り返ると、もうそこに腰にタオルを巻いただけの元信がいた。
「…っ、藍子」
すごく驚く彼に、そんな大きな目も出来るんだと新たな発見をして嬉しくなる。彼が見える位置からは、まず私のお尻が目に入り、ベッドに左肘をつけてたまたま振り向いたから、胸元もバッチリ見えるはずだ。サプライズは成功かな、と思っていたら、元信は私の背後のベッドのそばまでやってきた。
「サプライズのプレゼント、気に入った?」
彼は無言で私を見下ろしたままだから、不安になってしまったけど、
「ああ、すごく」
と低い声で頷いてくれたから、私は満足した。右足を曲げると、元信の手が私の太ももを撫でる。私が左手を伸ばしすと、彼は片膝をついてベッドへと上がった。ベッドサイドテーブルのツマミを回すと、部屋の明かりが淡いオレンジの保安灯部屋になり、外からの夜景もあるから十分にお互いを見れた。
「…後でお風呂入ろう?」
「ああ」
元信は私の足を持ち上げてその場所に正座して座ると、私の身体を持ち上げて彼の太ももの上へと向かい合わせで座らされた。彼の首の後ろに腕を回すと、啄むキスをする。くっついては離れ、次第に回数を重ねるたびに唇が重なる時間がながくなると、舌の絡まる濃厚なキスへと変わる。元信は私を抱きしめていたのに腕の力を緩めると、私はベッドへと仰向けに倒れた。
「あっ」
ぷるん、ぷるんと揺れる乳房を、彼は眩しいものを見るように目を細めて見下ろし、お尻が彼の太ももの上で彼の腰の左右に両足を伸ばした私がいる。私は両腕を曲げて両手を口元の下に合わせると、胸は寄せられて綺麗な谷間を作る。腕を動かしてわざとぷるん、と弾ませると、元々少なかった面積の布から私の乳輪が見えてしまう。元信はごくん、と唾を飲み込むと、腰に巻いたタオルを外して私から視線を外さずにベッドに投げ捨てた。
「サプライズ…んっ」
彼の視線を痛いほど感じながら、私はゆっくり喋ると、右手を下ろして下半身へと伸ばした。元信は動く私の手を目で追いかけるのが分かり、おへその下にある紐の下着に手を忍ばせて少しだけ布を動かしたら、下生えが出る。元信は私の太ももの外側に手を置くと、足のラインをなぞるように上下に撫でた。
「成功だ、藍子」
元信は上体を屈めて私の唇に触れるだけの一度キスをすると、首筋から鎖骨までねっとりと舌を這わして、時々ちゅうと吸い付いた。私の乳房に大きな手を置くと、パンをこねるように揉み始める。シースルーのキャミソールの上から撫でられているけど、実質素肌に触れている感覚だ。
「あっ、やっ、は…ぁっ、んんっ!」
元信の身体が大きい分、大きな手のひらが私の柔らかな乳房を揉んでいるはずなのに、私の乳房は他の人よりも大きいから指の間から溢れているように見え、元信の手が小さく見える錯覚がする。それと同時に熱い舌が私の乳房の膨らみを舐めると、私は気持ち良くて軽くイってしまった。
「藍子、俺のも舐めて上にきて」
背中がのけ反って快感の波が引くのを待っていると、元信は私の横に仰向けで寝ると、私と彼の体勢を変えた。
「…すごい…大きい」
「藍子、早く」
彼顔に背を向けるように胸板の横に膝を付けて視線を落とすと、彼の昂りの先端が私の方を向いていて、先端からは透明なツユが溢れていた。大きくて太い昂りを目の前に、私はうっとりとしていると、我慢出来なくなったのか元信が私の太ももを掴み催促をした。
髪を耳に掛けて、上体を倒して彼の腰の横に左手をつけて、大きな昂りを右手で握りながら口を開いて彼の昂りの先端を口に入れた。ちゅう、と軽く吸い付くと、口内にある昂りがピクピクと動き、私はもっと大きな口を開く。が、なんせ規格外の大きさの昂りをこれ以上、口に入れられないため、舌と手を使って愛でる事にした。
「っ、ぁあっ、気持ちっいよ」
彼は私の太ももに置いた手を私のお尻に回すと、私のお尻をもみくちゃに揉みながらTバックの腰紐を片方だけ解いた。昂りを上下に擦りながら、側面に舌を這わし、歯を立てないように側面を甘噛みすると、元信は下から突き上げるように腰を動かす。
「…っ…藍子、腰揺れてる」
気持ちよさそうな声で、私のお尻を揉むのをやめて両手でお尻を広げると、彼は私のお尻の奥にある蜜口に鼻と口を付けた。
「はっぁ…っ!」
じゅるっ、と音を立てて、まだ下半身の愛撫もちゃんとされていないのに溢れる蜜を啜りながら彼はペロリと舌も這わし、あまつさえ2本も指を入れて蜜壺の中を掻き回した。収まっていた快感がまた強くなると、彼の昂りを握ったまま動けなくなる。彼の腰の横に付けていた左手に力が入らなくなって、彼のお腹に乳房が当たって彼の身体の上に倒れた。乳房はむにゅと形を変えて潰れたら、元信が突然上体を起こして私の下半身に両手をつけて動かないように固定し、口をつけて私の蜜壺の中にも舌を入れ始めた。
「あっ、あっ…ンッ、んっ」
手の中にある昂りが目に入って、私は身体を前に動かして乳房を昂りの先端につけた。
「っ、はっ…っ」
彼は私のお尻に顔を近づけてさらに埋めると、私は押されて彼の昂りに胸を押し付ける格好となってしまう。そのまま彼の昂りを乳房の上から谷間に無理矢理入れると、昂りがぴくっと反応した。私の涎と彼の昂りの先端から出たツユで濡れているから、潤滑油のような役割を果たしているおかげでスムーズに入った。
両側の胸を押さえながら胸を上下に揺らしていると、元信は私の身体をベッドの上に寝かせて、彼は私の足を広げて蜜壺から顔を上げて太ももの内側に舌を這わして蜜壺に入った指を3本に増やした。
「あっ、あっ」
しばらくお互いを昂らせていたけど、元信が私の下半身から顔を離すと、ベッドから起き上がって私の顔の横に手を置いてキスを始めた。ベッドにうつ伏せになりながらキスをして、お尻を持ち上げられると、元信は昂りの先端を蜜口に当てて、腰を進めると太くて固い昂りが私の蜜壺の中へと入った。
「ぁあっ、あ」
「ぐっ、締まりすぎるっ」
元信が一気に蜜壺の最奥まで昂りで貫くと、彼は私の上に覆い被さって、私の両手を私の頭の横に移動して置いて、その上から彼の手と重ねた。
腰を動かして抽送をすると、彼の固い胸板が私の背中を擦り、荒々しい息を耳元に吹きかけられておかしくなる。ずっと気持ち良くて、口からは甘い声しか聞こえない。身体が沈むベッドに私の甘い声が消えていく。次第に元信の腰が速くなると抽送もその分激しくなる。パンと腰と私のお尻がぶつかり、最奥に昂りが届くと中を抉るように左右に動かして快感を深めた。
「あっ、あ…元っ、ぶっ…んっ…ぁっ」
「藍子っ、んぐ…っ」
彼が私のお尻を上から押し付けると、元信のお尻がプルプルと震えた直後に蜜壺の中に彼の証を感じて私も絶頂へと達した。
「ん、元信…好き」
「ああ、藍子俺もだ」
元信は私の身体の横に手と足を付けて私の上から体重を掛けるのをやめて、繋がったまま私の右足を上げて身体の向きを変えさせられた。彼が私の背中に手を回して、私は腕を伸ばして元信の首の後ろへと手を回して抱きついたら持ち上げられ、ベッドに座った元信の上に跨いで座った。
「その格好、最高だよ」
元信は私のシースルーのキャミソールワンピースの下に手を入れると、私のブラの紐と下着の紐を解いて脱がせた。支えるものがなくなった乳房がぷるんと揺れると、元信は私の乳房をキャミの上から口に含んだ。
彼が私の胸に夢中になっている間に、キャミソールワンピースを脱ぐと、お腹に力を入れて蜜壺の中にある昂りを締め付けた。
「ん、ぁっ」
彼が私の乳房から顔を上げたら、元信の口を塞いで甘い時間が始まる。
「可愛いよ、藍子」
元信がそう囁きながら下から突き上げ始め──私達のカップルのイベントの初めての夜がこうして幕を開けた。
綺麗な夜景を見ながら愛を深めた私達は、夜明けの太陽を窓に押し付けられながら見た後に眠りについた。数時間寝た後朝食をベッドの上で取り、お風呂に入って最後の繋がりをした。
「あっ…夜に一緒に入れば良かった」
「そうだな、また今度も泊まろうか」
蜜壺の中に出された証を掻き出しながら、このホテルでは最後にとえっちをした。
真夜中に入れば良かったと思っても、また来ればいいから集中しろと言われて元信の背中に腕を回してチェックアウトギリギリまでお風呂場でイチャイチャして過ごした。
こうして私達の初のクリスマスイベントは大成功したかに見えた…が、
「「あっ!プレゼント忘れてた」」
肝心の贈り物を送り合い買うのを忘れ、どうせならとお揃いの指輪を後日2人で買いに行って終わったのだった。
ハロウィンが終わって数日もしないうちに、イルミネーションが街を照らし、11月下旬を過ぎると街にクリスマスソングが溢れて一気にクリスマスモードに入った。
──今回はどうしようかな
テレビで流れるクリスマスのメニュー料理を出すお店の特集を見ながら、私白川藍子はテーブルに置いたスマホを手に取った。
前回のハロウィンのイベントのナースのコスプレは、彼氏の元信がめちゃくちゃ気に入って喜んでくれた。
今年の夏に付き合い始めた彼氏の元信との初のイベントであるハロウィンを大成功に納めた私は、次はクリスマスのイベントをどう過ごすか悩んでいた。
──ハロウィンと同じくらい元信に喜んで欲しい
と、思っていた私は、スマホのロック画面を解除して、情報収集にあたった。
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「元信、クリスマスはバイトあるの?」
「バイト…あー実はその日はバイト入れてなくて」
私がお皿を洗っていると、バイトに行く作業着に着替えた彼が私の横にやってきた。少し早い夕飯を一緒に食べたから片付けていたのは、元信がこの後夜のバイトがあるからだ。
12月に入って第2週、今だにクリスマスをどうするのかわからなかった私は元信が夜のバイト行く前に聞いておこうと思って、元信に直接予定を聞いた。前回のハロウィンでは、私が準備に夢中になってスマホを手元に持っていなかったから、元信からの着信履歴もメッセージも読めなくて、連絡がつかなくて心配したと後日言われたのだ。だから計画するのはいいけど、スマホはちゃんと持っていてと言われていた。今回は予め予定を決めるし、冬休みになると一緒に居られるから、ハロウィンの時のようにはならないと思うけど…元信は心配症だ。
すると、彼は視線を泳がせた後、私の顔をじっと見たあと観念したように肩を落として口を開いた。
「…ホテル…取ったんだ、一緒に過ごそうと思って」
「ホテル?」
「そう、レストランでディナーしてさ、泊まろうよ」
付き合いたてのカップルの一大イベントだからバイトは休むだろうなー、休んで欲しいと思いつつ、まさかホテルを予約しているとは思っていなかった私は、びっくりして目を見開いていると、元信は私の顔を見て、フッと笑うと私の口に自分の口を重ねるだけのキスをした。
「…いや?」
「うっ…ううん!すごく嬉しいっ!」
突然の提案は私の頭を真っ白にし、私の返事がないと元信が少し不安そうに聞いてくると、私は洗い途中のお皿をシンクに置いて、元信の方を振り向くと思いっきり頭を横に振って元信に抱きついた。
「藍子」
「ん?…わっ!」
ぎゅうぎゅうと抱きついていると、彼はいとも簡単に私を抱き上げてお姫様抱っこしてしまう。彼は私をベッドへと連れて行くと、仰向けで寝かせて覆い被さる。
「…仕事は?」
「まだあと少しあるから」
私の顔の横に肘をついた彼は、うっとりして見上げる私の唇に自分の唇を重ねて、まだ大丈夫だと囁いた。
その数十分後には、遅刻すると言いながら慌てて飛び出た彼がを、私はベッドの上から見送ったのだった。
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クリスマスの日。家族や友達と過ごす日、または恋人と思い出を増やす日だ。
24日の朝の9時に目が覚めると、隣には元信が仰向けで寝ていた。昨日の夜はバイトとだったから、終わったらそのまま私の家に来たみたいだ。
──今日はホテルのディナーの後に泊まる
その前に何をするのかは知らないけど、もうお泊まりバックは準備してあるからいつでも出かけられる。
もう起きようかと思っていたけど、すやすやと眠る元信の寝顔に見惚れてしまう。
いつもの鋭い眼差しは閉じられているし、シャワーを浴びた後ちゃんと髪を乾かさずに寝たのか髪はぐちゃぐちゃになっていた。無精髭が生え放題だった口元も顎に少しあるだけだ。
──触ったら起きるかな
枕に頭を乗せて寝ている彼の横に顔を近づけて見ていたが、規則正しい呼吸をしている彼に釣られて私もうとうととしてしまい、もういいやと彼の肩に頬をつけた。すると、仰向けで寝ていた元信は、横向きになって私の身体の上に太い腕を乗せて、寝ているのに私を腕の中へと納めた。
「…元信?起きてる?」
聞いても返事もなかったから、私は元信の身体に抱きついた。ドクンドクンと聞こえる鼓動に、安心して身体の力が抜けていった。
「マジか、寝過ごした」
それから2時間ほど寝ていた私達が起きると、もうすぐでお昼の12時になろうとしていた。ショックを受けてベッドから起き上がって座る元信の背中に抱きついて、私はまだ寝ぼけていた。
「もう行くの?」
「時間は平気…だが…」
元信の声が聞き取れないくらい小声になって、不思議に思って顔を上げると、彼は口元に手を置いて固まっていた。
「…どうしたの?」
「その格好…っ」
「格好?」
彼に言われて視線を下げて見るが、いつもワンピース代わりに着ている元信のサイズのシャツを見にてけているだけで、いつもと変わらない。
「いや、うん…なんでもない」
寝ぼけた彼女のシャツは自分の、しかも使い古しているTシャツだから、緩くなった首元は丸首は伸びて、元信が見下ろすと彼女の胸の谷間が見える。しかもブラをしていないから、Tシャツの胸の膨らみの頂点にツンとした小さな丸が2つがシャツを押し上げていた。シャツの裾からは、真っ白でむちむちの生脚が出ていて朝から刺激が強くて目の毒だ。
今彼女にそれを言ったら、そんなつもりじゃないと顔を真っ赤にして恥ずかしがって2度とこのTシャツを着てくれなくなると察知した元信は、この機会を失ってはたまるかと濁した。
「元信?」
「まだ出かけるには、早いから」
それでもムスコは、ちゃんと反応してしまったため、起きたばかりの彼女を押し倒してベッドへ戻して、元信は自分にも言い聞かせるように呟いた。
「元信」
彼女が自分の肩に手を置いた後、押し倒した時に垂れた伸びた俺の髪を後ろに退かした。甘い声で名前を呼ばれ、身体を前に倒した。
「すごい美味しかった」
「そうだな」
あれからホテルまでの道のりを一緒に歩いて、イルミネーションを楽しみながらデートをした。冬だから日が沈むのが早く、イルミネーションも十分に楽しめた。ホテルにチェックインして部屋に荷物を置いたら、ホテルの最上階のフロアにある景色の良いレストランでディナーを食べた。フランス料理のコースを食べるのは初めてで緊張したけど、元信もそうらしく2人して周りの人達を見てちゃんとしているかチラチラ見てしまった。元信もそうしていて、私達は同じ行動しているのに顔を合わせて笑ってしまう。
だいぶ緊張も解れてきたら、外の景色を見る余裕が出てきた。
「藍子」
「うん?」
対面で食べていたけど、デザートが終わると、元信はテーブルの上に置いた私の手の上に自分の手を重ねた。うっとりと見つめ合いながら、私は手の向きを変えて元信の人差し指を摘んだ。指先同士で戯れながら見つめ合い、さっきまで周りを見ていたのに今は元信しか目に入らない。
「…そろそろ行くか」
「…うん」
デザートも食べたし、食後のノンアルコールのシャンパンも終わった。20歳を過ぎていたけど、今日は2人ともアルコールを飲むつもりはなかった。
──特別な日、初めて恋人と過ごすカップルのイベントだもん
思えば朝から濃厚すぎる時間を過ごしていたから、ご飯も食べたしお腹いっぱいで身体は疲れているのに、この後の事を考えると胸がドキドキした。
──今日のために準備したの…気に入ってくれるといいな
元信が気に入らないはずはないけど、やっぱり初めてやる事は緊張がついてくる。
元信は私の手のひらを親指の腹で撫でると、名残惜しそうに私から視線を外してウェイターに目を配った。
フランス料理のディナーのレストランの下のホテルは、特別な日には最高の部屋だった。きっと何ヶ月も前から予約していたのかもしれないと思ったけど、そんな事は言われなかったし聞かなかった。私達が泊まる46階の部屋は、主寝室のダブルベッドが部屋の壁際の中央にあり、全面ガラス張りの窓からは100万ドルの夜景といっていいくらい綺麗なイルミネーションや建物の灯りでロマンチックだった。壁際にはソファー、壁に嵌め込まれたテレビとミニ冷蔵庫、金庫とミニテーブルが2つの1人用の椅子が窓の外を向くように置かれていた。さっきお風呂に入った時も、浴室から外を見られたからきっと2人きりで入ったらムードが出来上がって盛り上がってしまいそうだ。
だけど、さっきは入らなかった。彼のために準備したものをサプライズて見せたかったからだ。それは普段だったら、絶対に着ないセクシーランジェリーだった。
部屋についてまず私が先にお風呂に入り、元信は今私と入れ替えでお風呂に入っている。元信は私と一緒に入ろうとしていたけど、それだと私の準備が出来ないからテキトーに言い訳して1人で入った。お風呂は別に後でいくらでも入れるしね。
持ってきたバッグの中から、一度試着した下着を引っ張り出して身につけた私は、バスルームには鏡があったけど部屋には姿見はなく、外の暗さと室内の明かるさで鏡の役割をしている部屋の奥にある全面ガラス張りの窓で自分の姿を確認した。
寄せなくても谷間が出来る2つの乳房を赤い紐が支え、私の乳房の先端が隠れる程の三角の布の面積しかないブラと、赤い紐が私の腰の横にそれぞれ結ばれたこちらも下生えが隠れる程の面積の布しかないTバック。その上に全面シースルーのキャミソールワンピースを着ているが、ランジェリーも肌も丸見えだからキャミワンピースを着る意味はないけど、着ないよりかは着た方が、ちゃんと全部見えないから印象がガラリと変わる。
白い肌と朝付けられたばかりの赤い所有印が私の身体に付いていて、なんだかいやらしく思うのは私だけだろうか。
横を向くとほっそりとした腰のラインが見えるし、日々の運動の賜物だ。ほとんどは、元信との運動なんだけど…彼がいない時に腹筋とかやっているから自分のおかげでもある。
「あっ、やばっ」
元信がバスルームから出る音が聞こえて、自分の姿を見ている場合じゃないと、どこで待っていればいいのかと今更ながらどうしようと悩んでベッドに座る事にした。
サプライズでセクシーランジェリー姿を見せるのに夢中になって、どんなポーズで待つか考えていなかった事を悔やんでベッドに足を乗せ、足を伸ばしてバスルームの方に背中を向けて横向きでいたら、バスルームに続くドアが開かれたのに気がついて思わず振り返ると、もうそこに腰にタオルを巻いただけの元信がいた。
「…っ、藍子」
すごく驚く彼に、そんな大きな目も出来るんだと新たな発見をして嬉しくなる。彼が見える位置からは、まず私のお尻が目に入り、ベッドに左肘をつけてたまたま振り向いたから、胸元もバッチリ見えるはずだ。サプライズは成功かな、と思っていたら、元信は私の背後のベッドのそばまでやってきた。
「サプライズのプレゼント、気に入った?」
彼は無言で私を見下ろしたままだから、不安になってしまったけど、
「ああ、すごく」
と低い声で頷いてくれたから、私は満足した。右足を曲げると、元信の手が私の太ももを撫でる。私が左手を伸ばしすと、彼は片膝をついてベッドへと上がった。ベッドサイドテーブルのツマミを回すと、部屋の明かりが淡いオレンジの保安灯部屋になり、外からの夜景もあるから十分にお互いを見れた。
「…後でお風呂入ろう?」
「ああ」
元信は私の足を持ち上げてその場所に正座して座ると、私の身体を持ち上げて彼の太ももの上へと向かい合わせで座らされた。彼の首の後ろに腕を回すと、啄むキスをする。くっついては離れ、次第に回数を重ねるたびに唇が重なる時間がながくなると、舌の絡まる濃厚なキスへと変わる。元信は私を抱きしめていたのに腕の力を緩めると、私はベッドへと仰向けに倒れた。
「あっ」
ぷるん、ぷるんと揺れる乳房を、彼は眩しいものを見るように目を細めて見下ろし、お尻が彼の太ももの上で彼の腰の左右に両足を伸ばした私がいる。私は両腕を曲げて両手を口元の下に合わせると、胸は寄せられて綺麗な谷間を作る。腕を動かしてわざとぷるん、と弾ませると、元々少なかった面積の布から私の乳輪が見えてしまう。元信はごくん、と唾を飲み込むと、腰に巻いたタオルを外して私から視線を外さずにベッドに投げ捨てた。
「サプライズ…んっ」
彼の視線を痛いほど感じながら、私はゆっくり喋ると、右手を下ろして下半身へと伸ばした。元信は動く私の手を目で追いかけるのが分かり、おへその下にある紐の下着に手を忍ばせて少しだけ布を動かしたら、下生えが出る。元信は私の太ももの外側に手を置くと、足のラインをなぞるように上下に撫でた。
「成功だ、藍子」
元信は上体を屈めて私の唇に触れるだけの一度キスをすると、首筋から鎖骨までねっとりと舌を這わして、時々ちゅうと吸い付いた。私の乳房に大きな手を置くと、パンをこねるように揉み始める。シースルーのキャミソールの上から撫でられているけど、実質素肌に触れている感覚だ。
「あっ、やっ、は…ぁっ、んんっ!」
元信の身体が大きい分、大きな手のひらが私の柔らかな乳房を揉んでいるはずなのに、私の乳房は他の人よりも大きいから指の間から溢れているように見え、元信の手が小さく見える錯覚がする。それと同時に熱い舌が私の乳房の膨らみを舐めると、私は気持ち良くて軽くイってしまった。
「藍子、俺のも舐めて上にきて」
背中がのけ反って快感の波が引くのを待っていると、元信は私の横に仰向けで寝ると、私と彼の体勢を変えた。
「…すごい…大きい」
「藍子、早く」
彼顔に背を向けるように胸板の横に膝を付けて視線を落とすと、彼の昂りの先端が私の方を向いていて、先端からは透明なツユが溢れていた。大きくて太い昂りを目の前に、私はうっとりとしていると、我慢出来なくなったのか元信が私の太ももを掴み催促をした。
髪を耳に掛けて、上体を倒して彼の腰の横に左手をつけて、大きな昂りを右手で握りながら口を開いて彼の昂りの先端を口に入れた。ちゅう、と軽く吸い付くと、口内にある昂りがピクピクと動き、私はもっと大きな口を開く。が、なんせ規格外の大きさの昂りをこれ以上、口に入れられないため、舌と手を使って愛でる事にした。
「っ、ぁあっ、気持ちっいよ」
彼は私の太ももに置いた手を私のお尻に回すと、私のお尻をもみくちゃに揉みながらTバックの腰紐を片方だけ解いた。昂りを上下に擦りながら、側面に舌を這わし、歯を立てないように側面を甘噛みすると、元信は下から突き上げるように腰を動かす。
「…っ…藍子、腰揺れてる」
気持ちよさそうな声で、私のお尻を揉むのをやめて両手でお尻を広げると、彼は私のお尻の奥にある蜜口に鼻と口を付けた。
「はっぁ…っ!」
じゅるっ、と音を立てて、まだ下半身の愛撫もちゃんとされていないのに溢れる蜜を啜りながら彼はペロリと舌も這わし、あまつさえ2本も指を入れて蜜壺の中を掻き回した。収まっていた快感がまた強くなると、彼の昂りを握ったまま動けなくなる。彼の腰の横に付けていた左手に力が入らなくなって、彼のお腹に乳房が当たって彼の身体の上に倒れた。乳房はむにゅと形を変えて潰れたら、元信が突然上体を起こして私の下半身に両手をつけて動かないように固定し、口をつけて私の蜜壺の中にも舌を入れ始めた。
「あっ、あっ…ンッ、んっ」
手の中にある昂りが目に入って、私は身体を前に動かして乳房を昂りの先端につけた。
「っ、はっ…っ」
彼は私のお尻に顔を近づけてさらに埋めると、私は押されて彼の昂りに胸を押し付ける格好となってしまう。そのまま彼の昂りを乳房の上から谷間に無理矢理入れると、昂りがぴくっと反応した。私の涎と彼の昂りの先端から出たツユで濡れているから、潤滑油のような役割を果たしているおかげでスムーズに入った。
両側の胸を押さえながら胸を上下に揺らしていると、元信は私の身体をベッドの上に寝かせて、彼は私の足を広げて蜜壺から顔を上げて太ももの内側に舌を這わして蜜壺に入った指を3本に増やした。
「あっ、あっ」
しばらくお互いを昂らせていたけど、元信が私の下半身から顔を離すと、ベッドから起き上がって私の顔の横に手を置いてキスを始めた。ベッドにうつ伏せになりながらキスをして、お尻を持ち上げられると、元信は昂りの先端を蜜口に当てて、腰を進めると太くて固い昂りが私の蜜壺の中へと入った。
「ぁあっ、あ」
「ぐっ、締まりすぎるっ」
元信が一気に蜜壺の最奥まで昂りで貫くと、彼は私の上に覆い被さって、私の両手を私の頭の横に移動して置いて、その上から彼の手と重ねた。
腰を動かして抽送をすると、彼の固い胸板が私の背中を擦り、荒々しい息を耳元に吹きかけられておかしくなる。ずっと気持ち良くて、口からは甘い声しか聞こえない。身体が沈むベッドに私の甘い声が消えていく。次第に元信の腰が速くなると抽送もその分激しくなる。パンと腰と私のお尻がぶつかり、最奥に昂りが届くと中を抉るように左右に動かして快感を深めた。
「あっ、あ…元っ、ぶっ…んっ…ぁっ」
「藍子っ、んぐ…っ」
彼が私のお尻を上から押し付けると、元信のお尻がプルプルと震えた直後に蜜壺の中に彼の証を感じて私も絶頂へと達した。
「ん、元信…好き」
「ああ、藍子俺もだ」
元信は私の身体の横に手と足を付けて私の上から体重を掛けるのをやめて、繋がったまま私の右足を上げて身体の向きを変えさせられた。彼が私の背中に手を回して、私は腕を伸ばして元信の首の後ろへと手を回して抱きついたら持ち上げられ、ベッドに座った元信の上に跨いで座った。
「その格好、最高だよ」
元信は私のシースルーのキャミソールワンピースの下に手を入れると、私のブラの紐と下着の紐を解いて脱がせた。支えるものがなくなった乳房がぷるんと揺れると、元信は私の乳房をキャミの上から口に含んだ。
彼が私の胸に夢中になっている間に、キャミソールワンピースを脱ぐと、お腹に力を入れて蜜壺の中にある昂りを締め付けた。
「ん、ぁっ」
彼が私の乳房から顔を上げたら、元信の口を塞いで甘い時間が始まる。
「可愛いよ、藍子」
元信がそう囁きながら下から突き上げ始め──私達のカップルのイベントの初めての夜がこうして幕を開けた。
綺麗な夜景を見ながら愛を深めた私達は、夜明けの太陽を窓に押し付けられながら見た後に眠りについた。数時間寝た後朝食をベッドの上で取り、お風呂に入って最後の繋がりをした。
「あっ…夜に一緒に入れば良かった」
「そうだな、また今度も泊まろうか」
蜜壺の中に出された証を掻き出しながら、このホテルでは最後にとえっちをした。
真夜中に入れば良かったと思っても、また来ればいいから集中しろと言われて元信の背中に腕を回してチェックアウトギリギリまでお風呂場でイチャイチャして過ごした。
こうして私達の初のクリスマスイベントは大成功したかに見えた…が、
「「あっ!プレゼント忘れてた」」
肝心の贈り物を送り合い買うのを忘れ、どうせならとお揃いの指輪を後日2人で買いに行って終わったのだった。
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結果的に両片思いだったのに、降られた?男の子の行き違いも見たいです!
続編、ありがとうございます😊
嬉しくて嬉しくて、本当にありがとうございます。
そして更なる続編楽しみです。
夏と言ったら、プール、海、夏祭り(浴衣)
秋のハロウィン
冬のクリスマス
楽しみに待ってます。
最高です。
続編など読んでみたいです。