不遇幼女とハートフルなもふもふスローライフを目指します! ~転生前の【努力値】で異世界無双~

epina

文字の大きさ
7 / 54

第4話 ルナのために食べ物を探そう!

 まずは食事の問題に取り掛かろう。
 きっとルナはお腹を空かせているし、俺も空腹だ。

「うーん。何を食べさせてあげるのがいいかな?」

『身体に負担をかけずに栄養バランスの良い食事を提供することが大切です。また、ルナさんの状態に合わせて、消化しやすい形に加工するなどの工夫も必要かもしれません。』

「だいぶ弱ってたもんな。スープとかおかゆがよさげかな?」

『いいアイデアだと思います。』

「でも、異世界のお金ないんだよなぁ……」

『この異世界には自然に育つ木の実や果物があります。近くの森や野原に出かけて、採れるものを探してみるといいかもしれません。また、釣りや狩猟もできます。ただし、野生のものを採る場合は注意が必要です。しっかりと調理して、ルナさんに安全な食事を提供するようにしましょう。』

 そうだよな。
 今のところ、それしか方法はないよな!

「よしっ! さっきの森に戻ろう! いろいろ採って帰るぞー!」

『了解しました。ただ、森の中には危険な生き物もいるかもしれません。十分に気をつけてください。』

「わかった!」

 ルナが馬車から持ってきた袋から中身を丁寧に取り出しておく。
 空になった袋を手に、俺は超スピードで駆け出した。


 ◇


 高ステータスのおかげであっという間に森に戻ってきた。

「マキナ、あの木の実は食べられるやつ?」

 質問されないとマキナはアドバイスを出せないので積極的に聞いていく。

『はい、あの木の実はシルヴァーベリーと呼ばれる果物です。この実は甘酸っぱく、皮には微かに苦味があります。食感はぷるっとしていて、種の周りの果肉がジューシーで、口の中に広がる果汁が爽やかな味わいです。収穫時期には、たくさん採っておくとルナさんにも食べさせることができますよ。』

「そいつはいいな! おやつに良さそうだし、たくさん採っておこう!」

 あっちこっち走り回ってたくさん回収!
 高いところにある実もジャンプでらくらく届く!

「マキナ、あの麦みたいな植物は?」

『あの植物はカラムシといって、麦の一種です。硬い外皮がありますが、煮込むことで柔らかくなり、栄養豊富な食材となります。ただし、必ず煮込んで灰汁あくを取ってください。灰汁を取らないと苦みが強くなって食べられません。』

 よしよし、だったらこれも採取だ! スープにもおかゆにも良さそう!

「マキナ、あのカラフルな実も美味しそうじゃない?」

『タカシさん、それは猛毒があるアゼリアの実です。くれぐれも採取しないようにしてくださいね。私たちはルナさんに安全な食事を提供しなければなりませんから。』

「マジか! あっぶな……」

 マキナが警告してくれて助かった。
 こんな調子で森の中を駆け回って野生の果物や木の実を袋いっぱい詰めこんだ。

「よし、もう充分だな」

 ステータスが全体的に高いから楽勝だった。
 八十七連勤の後だったし、【体力】200にしてなかったら過労で倒れてたな、きっと。

「いいなあ。異世界で無双するって楽しいな。しかも、ルナみたいな子も助けられるし」

『はい、異世界で冒険するのは楽しいですね。ただし、危険も多いので十分に注意が必要ですよ。そして、ルナさんを助けることが最優先です。彼女が元気になるよう、私たちも頑張りましょう。』

「そうだな! って、あれ? この気配は……」

『はい。何かがこちらに向かってきています!』

 茂みの中から飛び出してきたのは巨大なイノシシだった。

「マキナ、こいつは!?」

『これは森猪です。森のヌシとも呼ばれ、通常のイノシシよりも遥かに大きく、攻撃的な習性を持っています。森猪は草食動物ですが、人間を襲うこともあるので、十分に注意が必要です。その場から速やかに離れることをお勧めします。』

「なるほどね。でもあいつ、こっちに気づいてる。やる気満々みたいだ」

 なんかめっちゃ興奮してるし、こっち見てる。
 俺のステータスは常人の十倍にから、逃げるのは簡単だけど……。

「マキナ。あいつを鍋にしたら、ルナが喜ぶと思わない?」
感想 3

あなたにおすすめの小説

42歳メジャーリーガー、異世界に転生。チートは無いけど、魔法と元日本最高級の豪速球で無双したいと思います。

町島航太
ファンタジー
 かつて日本最強投手と持て囃され、MLBでも大活躍した佐久間隼人。  しかし、老化による衰えと3度の靭帯損傷により、引退を余儀なくされてしまう。  失意の中、歩いていると球団の熱狂的ファンからポストシーズンに行けなかった理由と決めつけられ、刺し殺されてしまう。  だが、目を再び開くと、魔法が存在する世界『異世界』に転生していた。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

僕のギフトは規格外!?〜大好きなもふもふたちと異世界で品質開拓を始めます〜

犬社護
ファンタジー
5歳の誕生日、アキトは不思議な夢を見た。舞台は日本、自分は小学生6年生の子供、様々なシーンが走馬灯のように進んでいき、突然の交通事故で終幕となり、そこでの経験と知識の一部を引き継いだまま目を覚ます。それが前世の記憶で、自分が異世界へと転生していることに気付かないまま日常生活を送るある日、父親の職場見学のため、街中にある遺跡へと出かけ、そこで出会った貴族の幼女と話し合っている時に誘拐されてしまい、大ピンチ! 目隠しされ不安の中でどうしようかと思案していると、小さなもふもふ精霊-白虎が救いの手を差し伸べて、アキトの秘めたる力が解放される。 この小さき白虎との出会いにより、アキトの運命が思わぬ方向へと動き出す。 これは、アキトと訳ありモフモフたちの起こす品質開拓物語。

神々に見捨てられし者、自力で最強へ

九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。 「天職なし。最高じゃないか」 しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。 天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。

規格外で転生した私の誤魔化しライフ 〜旅行マニアの異世界無双旅〜

ケイソウ
ファンタジー
チビで陰キャラでモブ子の桜井紅子は、楽しみにしていたバス旅行へ向かう途中、突然の事故で命を絶たれた。 死後の世界で女神に異世界へ転生されたが、女神の趣向で変装する羽目になり、渡されたアイテムと備わったスキルをもとに、異世界を満喫しようと冒険者の資格を取る。生活にも慣れて各地を巡る旅を計画するも、国の要請で冒険者が遠征に駆り出される事態に……。

社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ

のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
 リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。  目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。

【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました

小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。 しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!? 助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、 「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。 幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。 ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく! ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー

異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。 強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。 ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。