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ゲームしてみた結果...
異世界に行く方法を試してみた結果
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レミィ 「ねえ!皆いる~?」
咲夜 「はい、蒼空さんもいますし。皆いますよ?どうされましたか?」
レミィ 「ちょっと今からゲームしない?」
蒼空 「なんの~?」
レミィ 「あっおはよう。起きたのね?」
蒼空 「うん。ついさっきね。で、なんのゲーム?」
レミィ 「広間に来てくれたら言ってあげてもいいわよ?」
蒼空 「それで?」
レミィ 「!!早っ!あなたどれだけゲームしたいのよ...。」
蒼空 「うんうん。で?」
レミィ 「'王様ゲーム'って知ってる?」
蒼空 「なにそれ。」
咲夜 「私が説明しますよ。王様ゲームとはですね、
参加者が各自、くじを引きます。それで、王様と書かれたくじを引いた人が名乗りでます。
王様は「○番が○で○○をする」や、「○番と○番が○○をする」などの命令を出します。
指名された者は名乗り出て、命令内容を'絶対に'実行するんですよ。それから、くじを回収する。これを繰り返すんです。」
蒼空 「絶対?」
咲夜 「そんなに心配しなくても、命に関わるような命令は誰も出しませんよ。」
レミィ 「今日の夜ご飯の後、霊夢とか魔理沙もつれてくるから。そしたら始めましょう?」
蒼空 「うんうん。ぜひやりたい!」
咲夜 「じゃあ私、夜ご飯の準備してきますね。」
蒼空 「私も手伝うよ!!」
咲夜 「え~ありがとうございます~!」
私は、咲夜と彼が手を繋いで歩いているのに気がついた。
二股の猫は二人が仲良さそうにしているのを悲しそうな顔をして眺めていた。
レミィ 「あなた、彼のこと好きなのね?可愛いわね。」
お燐 「フニャアァ...」
お燐 (なんか複雑な感情だな~。彼が幸せそうにしているのは嬉しいのに...私のところにはいないんだなって思うと...。)
レミィ 「もやもやするんでしょ?彼が咲夜といるのを見ると。」
彼女は猫ながらうなだれていた。そして私の問いに対し、首を縦に振った。
私はその猫を抱き上げ、撫でてあげた。
それから夜...
霊夢 「じゃあ、始めましょう?」
レミィ 「そうね。」
蒼空 「まったく...ふたりともゲーム始める前にあんなにお酒飲んで...」
咲夜 「あの二人、一緒になるとすっごいお酒飲むんですよ。」クスッ
魔理沙 「おい霊夢!!目を覚ませ!」
霊夢 「あっごめんごめん。」
フラン 「じゃあいくよー!!」
皆 「おーさまだれだ!」
咲夜 「王様、私ですね...。まあ最初は簡単なのを。3番の方、皆の分飲み物を用意してください。」
魔理沙 「ちぇっ私か。仕方ない、すぐ戻るから待っててくれよ~!」
魔理沙はそういうと部屋を出ていった。
蒼空 「そういえば魔理沙あれからどうやって戻ったの?」
レミィ 「永琳がなんかやったみたいだけど...細かいことはよくわからないわ。」
蒼空 「ふ~ん。」
魔理沙 「戻ったぞ~!」
蒼空 「じゃあ次いってみよー!」
皆 「おーさまだれだ!」
レミィ 「私ね。う~んそうね...じゃあ2番と4番手を繋いで?」
蒼空 「えっ」
お燐 「えっ」
蒼空 「手って...。」
お燐 「ニャッ」
レミィ 「あらあら、あなたのそばにいたいみたいね。膝にのっちゃって...」
フラン 「次いこっ」
皆 「おーさまだれだ!」
蒼空 「私か...。う~ん。じゃあ1番、今度ミス亭のご飯を皆に奢って?」
霊夢 「よくも...よくもこの私にカネを出させるようなことを...」
蒼空 「あ...ごめんなさい...」
霊夢 「まあ皆で食事するってのはいいことだからいいんだけどね?」
フラン 「じゃあ」
皆 「おーさまだれだ!」
フラン 「私王様だ!やったー!」
フラン 「じゃーねーじゃーねー...6番が1番にキスをして!」
小悪魔 「6なんだけど...」
蒼空 「.........1...」
咲夜 「!」
小悪魔 「じゃ、じゃあ...んっ///」
蒼空 「んっ」
咲夜 「後でちょっといいですか?」ニコニコ
蒼空 「...はい...」
フラン 「よーし!」
皆 「おーさまだれだ!」
魔理沙 「おっ私だぜ。えーとそしたら...1,2,3番!今度私の家の掃除を手伝ってくれ!」
蒼空 「!!」
霊夢 「!!」
パチェ 「!!」
蒼空 「それはちょっと...」
霊夢 「命に...」
パチェ 「関わるわね...」
魔理沙 「命令は絶対だからな!よろしくたのむぜ!」
蒼霊パ 「は、ハハ...」チーン...
フラン 「次!!」
誰も掛け声をかけることなくくじを取った。
お燐 「ニャ、ニャ、ニュ~」
蒼空 「は?なに?」
レミィ 「3,4ギューッらしいわね」
猫は首を縦に振った。
霊夢 「私と...?」
魔理沙 「えっ?///」
魔理沙 「ちょ、ちょっとまってくれ///」
霊夢 「なによ?嫌なの?///」
ギューッ
蒼空 (この二人...)
パチェ (両思いなのね...)
小悪魔 「あっ。もうこんな時間!次で最後にしましょう?」
レミィ 「そうね、そうしましょうか。」
フラン 「最後だよー!」
咲夜 「私ですね...。そしたら。1番!後で私の部屋に来てくださいね?」
蒼空 「は、はい。」
ゲームは終わった。
私の命も終わったかもしれない。南無~。
咲夜 「はい、蒼空さんもいますし。皆いますよ?どうされましたか?」
レミィ 「ちょっと今からゲームしない?」
蒼空 「なんの~?」
レミィ 「あっおはよう。起きたのね?」
蒼空 「うん。ついさっきね。で、なんのゲーム?」
レミィ 「広間に来てくれたら言ってあげてもいいわよ?」
蒼空 「それで?」
レミィ 「!!早っ!あなたどれだけゲームしたいのよ...。」
蒼空 「うんうん。で?」
レミィ 「'王様ゲーム'って知ってる?」
蒼空 「なにそれ。」
咲夜 「私が説明しますよ。王様ゲームとはですね、
参加者が各自、くじを引きます。それで、王様と書かれたくじを引いた人が名乗りでます。
王様は「○番が○で○○をする」や、「○番と○番が○○をする」などの命令を出します。
指名された者は名乗り出て、命令内容を'絶対に'実行するんですよ。それから、くじを回収する。これを繰り返すんです。」
蒼空 「絶対?」
咲夜 「そんなに心配しなくても、命に関わるような命令は誰も出しませんよ。」
レミィ 「今日の夜ご飯の後、霊夢とか魔理沙もつれてくるから。そしたら始めましょう?」
蒼空 「うんうん。ぜひやりたい!」
咲夜 「じゃあ私、夜ご飯の準備してきますね。」
蒼空 「私も手伝うよ!!」
咲夜 「え~ありがとうございます~!」
私は、咲夜と彼が手を繋いで歩いているのに気がついた。
二股の猫は二人が仲良さそうにしているのを悲しそうな顔をして眺めていた。
レミィ 「あなた、彼のこと好きなのね?可愛いわね。」
お燐 「フニャアァ...」
お燐 (なんか複雑な感情だな~。彼が幸せそうにしているのは嬉しいのに...私のところにはいないんだなって思うと...。)
レミィ 「もやもやするんでしょ?彼が咲夜といるのを見ると。」
彼女は猫ながらうなだれていた。そして私の問いに対し、首を縦に振った。
私はその猫を抱き上げ、撫でてあげた。
それから夜...
霊夢 「じゃあ、始めましょう?」
レミィ 「そうね。」
蒼空 「まったく...ふたりともゲーム始める前にあんなにお酒飲んで...」
咲夜 「あの二人、一緒になるとすっごいお酒飲むんですよ。」クスッ
魔理沙 「おい霊夢!!目を覚ませ!」
霊夢 「あっごめんごめん。」
フラン 「じゃあいくよー!!」
皆 「おーさまだれだ!」
咲夜 「王様、私ですね...。まあ最初は簡単なのを。3番の方、皆の分飲み物を用意してください。」
魔理沙 「ちぇっ私か。仕方ない、すぐ戻るから待っててくれよ~!」
魔理沙はそういうと部屋を出ていった。
蒼空 「そういえば魔理沙あれからどうやって戻ったの?」
レミィ 「永琳がなんかやったみたいだけど...細かいことはよくわからないわ。」
蒼空 「ふ~ん。」
魔理沙 「戻ったぞ~!」
蒼空 「じゃあ次いってみよー!」
皆 「おーさまだれだ!」
レミィ 「私ね。う~んそうね...じゃあ2番と4番手を繋いで?」
蒼空 「えっ」
お燐 「えっ」
蒼空 「手って...。」
お燐 「ニャッ」
レミィ 「あらあら、あなたのそばにいたいみたいね。膝にのっちゃって...」
フラン 「次いこっ」
皆 「おーさまだれだ!」
蒼空 「私か...。う~ん。じゃあ1番、今度ミス亭のご飯を皆に奢って?」
霊夢 「よくも...よくもこの私にカネを出させるようなことを...」
蒼空 「あ...ごめんなさい...」
霊夢 「まあ皆で食事するってのはいいことだからいいんだけどね?」
フラン 「じゃあ」
皆 「おーさまだれだ!」
フラン 「私王様だ!やったー!」
フラン 「じゃーねーじゃーねー...6番が1番にキスをして!」
小悪魔 「6なんだけど...」
蒼空 「.........1...」
咲夜 「!」
小悪魔 「じゃ、じゃあ...んっ///」
蒼空 「んっ」
咲夜 「後でちょっといいですか?」ニコニコ
蒼空 「...はい...」
フラン 「よーし!」
皆 「おーさまだれだ!」
魔理沙 「おっ私だぜ。えーとそしたら...1,2,3番!今度私の家の掃除を手伝ってくれ!」
蒼空 「!!」
霊夢 「!!」
パチェ 「!!」
蒼空 「それはちょっと...」
霊夢 「命に...」
パチェ 「関わるわね...」
魔理沙 「命令は絶対だからな!よろしくたのむぜ!」
蒼霊パ 「は、ハハ...」チーン...
フラン 「次!!」
誰も掛け声をかけることなくくじを取った。
お燐 「ニャ、ニャ、ニュ~」
蒼空 「は?なに?」
レミィ 「3,4ギューッらしいわね」
猫は首を縦に振った。
霊夢 「私と...?」
魔理沙 「えっ?///」
魔理沙 「ちょ、ちょっとまってくれ///」
霊夢 「なによ?嫌なの?///」
ギューッ
蒼空 (この二人...)
パチェ (両思いなのね...)
小悪魔 「あっ。もうこんな時間!次で最後にしましょう?」
レミィ 「そうね、そうしましょうか。」
フラン 「最後だよー!」
咲夜 「私ですね...。そしたら。1番!後で私の部屋に来てくださいね?」
蒼空 「は、はい。」
ゲームは終わった。
私の命も終わったかもしれない。南無~。
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