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青と白と朧月
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十
それから時間が経ち、少し冷静になった僕は青いバラを大事そうに両手で握りしめ、先ほどの出来事を反芻(はんすう)しながら帰り道を歩いている。空にはいつも通りの、明るく綺麗な満月がかかっていて、家々は、もはや先ほどのような寂しさを帯びておらずところどころ電気もついている。そしてその明かりの中からは人の生活の気配がする。しかし、そんなものには目もくれず、やはり青いバラを眺めて歩を進めていく。
すると右の脇を自転車がかすめて追い越していった。危ないなと考えて、前方に目をやるとその自転車のライトの先にちらっと女の後ろ姿が反射したのが目にとまる。だがさほど気にもとめずに注意をまたバラに向ける。
少し歩くと、自分と女との距離がかなり近づいていることに気が付く。僕の歩みが速かったのだろうか。改めて後ろ姿をまじまじと見つめると、僕の口から
「あ」
という声が漏れ出ていった。その声に反応して素早く女が振り返る。女は懐中電灯を片手に持っていて、その眩(まぶ)しさで目がくらみ、思わず後ずさりをすると
「あ! ごめんなさい!」
そう言って女、つまり川下幸江は懐中電灯の明かりを消した。
沈黙の中、二人はゆっくり歩いていく。もともと向かう方向は同じだったようで、お互いに何も言わなくても自分の目的地までは相手に合わせて歩みを調整する。五十メートルほど歩いたところで、幸江の方は沈黙に堪え切れなくなって口を開く。
「久しぶりだね」
しかし僕は、彼女が僕と会うことを故意に避けていたということを知っている。
「確かに、ひさしぶりだね」
会話がここで途切れ、幸江はまた黙り、大きな瞳を地面に向ける。しかし沈黙というのは不思議なもので、一度破られるともう一度作り出すことは非常に困難となってしまう。だから今度は僕が堪え切れなくなって口を開く。
「ところで、こんな時間にどうしたの?」
「あ~、えっとね、あはは」
幸江は笑ってお茶を濁(にご)す。僕がそれっきり黙っていると照れくさそうに話しだす。
「笑わないで聞いてほしいんだけど、今夜は、その、月が綺麗だなーって」
「ははは」
たまらず笑う。幸江は少し機嫌を損ねる。
「いいじゃない。こんな子供っぽい理由で、こんな時間に外出しても」
ちらりと腕時計に目をやると、時間は十一時を十五分ほど回っていた。少し、先ほどの泡沫(うたかた)の夢のような出来事を思い出す。
「親にもきちんと許可は取ったし、防犯ブザーも持ってるし、懐中電灯だってしっかり持ってる」
「確かにその懐中電灯の威力は凄かったなあ」
僕がそう言うと彼女は少し申し訳なさそうに肩をすぼめる。
「とにかく、ちゃんと考えた上での外出なんだから理由はなんだっていいじゃない。そうだ、あなたの方こそこんな時間に何してるの?」
僕は質問に、素直に答える。
「月があまりに綺麗だったから、少し散歩に出かけてた」
彼女は先ほどの僕の笑いの意味を理解して、少し顔を赤らめる。そして少し話題を変える。
「その綺麗な青いバラはどこかに生えてたの?」
答えに困り、「まあね」と言葉を濁す。
「良いなあ、わたしも欲しいな。それ、どこに生えてたの?」
「僕の通っていた小学校の近く。でも、きっとこの一輪しかないと思う」
幸江はうつむいて、「そっかあ」と心底残念そうに肩を落とす。
「いいもん。わたしにはこのチューリップがあるから」
うつむいていたと思ったら、今度は満面の笑みで、自分の頭に着けてある白いチューリップの柄が入った髪飾りを強調して見せてくる。
「花は好きなの?」
思わずこう彼女に問う。
「そうなんだ。最近特にね。お花の勉強も少し始めたのよ?」
小さな口をにやりと曲げて得意げにそう答える彼女の笑顔を見て、思わず「君はその花の意味を……」と言いかけたがやめておいた。
彼女の満面の笑みを見ていると、対照的に今日の卒業式の彼女の涙が思い出された。
「卒業式、どうだった?」
そんな分かり切ったことを思わず尋ねる。
「寂しかったけど、楽しかった」
予想通りの返答だ。
なんだかたまらなくなり、僕は今までずっと言いたかったことを、言葉に詰まりながらも少しずつ告白していく。
「確かに卒業式も寂しかったけど、僕が何より寂しかったのは、十か月前のあの日以降、今日まで君が僕のことを明らかに避けてたってことだ」
自分の気持ちを隠さず話す。それが今の自分にはなぜか可能だった。
「ごめんなさい……」
幸江のこの言葉を機に、またしばらく辺りが静寂(せいじゃく)に包まれる。そのうち、幸江がぽつりぽつりと話し始めた。
「わたし、あなたの過去を知らないままであなたに告白したの。あなたは時々すごく寂しそうで、だからこんなわたしでも何か支えになれたらいいなって思って勇気を出して。でもあの日、わたしが告白してから、ずっとあなたは苦しそうにしてた。私に謝るときだって、今にも泣きだしそうな顔をしてた」
僕はこのとき初めて気づく。あの日幸江が心配そうな顔をしていたのは、彼女自身の恋のためじゃなくて、それは僕のためだったんだ。
「だからね、思い切って章文君に聞いたの。あなたに何かトラウマがあるのかって、あなたの様子があまりにも普通じゃなかったから。それでね、章文君は話してくれて、私のしたことは、あなたの傷口をえぐるような行為だって知って、まだ二年もたってないのにね、気持ちを切り替える時間も、余裕もない歳なのにね」
幸江は涙を流しながら必死に言葉を紡ぐ。
「私、あなたに謝ることもできなくて、また近づいたら、あなたを、傷つけてしまうんじゃないかって、ごめんなさい、わたし、何も……」
結局僕は幸江を二度も泣かしたことになる。しかも両方とも僕の弱さのせいで。手元の青いバラに、なんだか責められているような気がした。
「僕も、ごめん。あの日君の告白を断ったのは、君が好きではないからじゃないんだ。僕が弱かったから。怖かったんだ。」
幸江の思いに応えて、僕も本心を打ち明ける。
「それでも、僕にとっては、二年生の時、一緒にいてくれた、励ましてくれていた君はかけがえのない存在で、そんな君に避けられるのは寂しかった。でも自分からまた話しかけることはできなかった。それもやっぱり……怖いから……」
僕の言葉を聞いて、幸江は泣きながら精一杯微笑んだ。
「……なんだ、わたしたち臆病なだけだったんだね」
今日まで、僕は川下幸江を誤解していた。彼女はとても明るくて、はっきりしていて、行動力もあるからあの日僕に告白をして、その後は後腐(あとくさ)れなく平気に生きているのだとばかり思っていた。そんな彼女が羨ましくて、少し妬んだりもした。でもそうじゃなかった。彼女だって悩んで、傷ついて、怖がってたんだ。ひょっとしたら、皆そうなのかもしれない。進もうとしてなかったのは僕だけだったのかもしれない。あの子の父だって……。
十一
しばらく歩くと幸江も泣き止み、彼女の家までたどり着いた。
「送ってくれてありがとう」
その顔に先ほどまでの涙の面影はなく、幸江はにっこりと笑ってそう言った。その笑顔が白いチューリップの髪留めにとても調和していた。
「僕だって、いろいろ、本当にありがとう」
この言葉を残し、その場を去ろうとすると
「ちょっと待って……」
と彼女が僕を引き留めた。立ち止まり、彼女の顔を見ると、彼女は眉を少しひそめ、目は何かを訴えようと、口は何かを伝えようとして少し震えていた。
「もう一度だけ、告白させてください」
ドクンッと心臓が破裂しそうな音を上げる。
「そうすればわたし、今度こそはきれいさっぱり諦めきれます」
鼓動の音で彼女の声が耳に入ってこない。
「わたし、あなたのことが」
本当に、まだ好いてくれているというのか。この間なんかはろくに返事もしなかった奴のことを。そうだ、ぼくはこの間、ろくに返事もせずにただごめんと言っただけだった。
「だめだ!」
幸江の動作の時が止まる。
「うまく言えないけど、僕はまだこの間の告白にもきちんと答えれちゃいない。だから僕はまずそれに答えなくちゃいけない。でも、情けないことに、まだ怖い。未だに頭が真っ白になる。でも今からなら答えを出せそうな気がする。だから少し待っててほしい。必ず答えを用意して、またここにやってくるから」
幸江は物足りなげに、それでも笑って
「分かった。待ってる。じゃあね、お休み」
とだけ答えた。
家に向かいながら先ほどまでのことを思い返す。なんだか今夜は不思議なことばかりだ。あの子のおかげなのかな。あの子がくれた青いバラ。それを見て思わずふふっと笑みをもらす。あの子はこの二年間、たった一夜のためだけにあそこで待ち続けてくれていたのかもしれない。そしてきっと、一度は父の元へも、別れを告げに行っただろう。
ふと幸江の白いチューリップも思い出す。それに伴い、どうしてあんなことを言ったのかという考えも浮かぶ。果たして本当にあの場で答えを出せなかったのか。いや、これでいいんだ。せめてあと少しだけ……。
ゆっくりと、噛みしめるように歩を進める僕の背中を、満足げな月がいつまでも照らしていた。
それから時間が経ち、少し冷静になった僕は青いバラを大事そうに両手で握りしめ、先ほどの出来事を反芻(はんすう)しながら帰り道を歩いている。空にはいつも通りの、明るく綺麗な満月がかかっていて、家々は、もはや先ほどのような寂しさを帯びておらずところどころ電気もついている。そしてその明かりの中からは人の生活の気配がする。しかし、そんなものには目もくれず、やはり青いバラを眺めて歩を進めていく。
すると右の脇を自転車がかすめて追い越していった。危ないなと考えて、前方に目をやるとその自転車のライトの先にちらっと女の後ろ姿が反射したのが目にとまる。だがさほど気にもとめずに注意をまたバラに向ける。
少し歩くと、自分と女との距離がかなり近づいていることに気が付く。僕の歩みが速かったのだろうか。改めて後ろ姿をまじまじと見つめると、僕の口から
「あ」
という声が漏れ出ていった。その声に反応して素早く女が振り返る。女は懐中電灯を片手に持っていて、その眩(まぶ)しさで目がくらみ、思わず後ずさりをすると
「あ! ごめんなさい!」
そう言って女、つまり川下幸江は懐中電灯の明かりを消した。
沈黙の中、二人はゆっくり歩いていく。もともと向かう方向は同じだったようで、お互いに何も言わなくても自分の目的地までは相手に合わせて歩みを調整する。五十メートルほど歩いたところで、幸江の方は沈黙に堪え切れなくなって口を開く。
「久しぶりだね」
しかし僕は、彼女が僕と会うことを故意に避けていたということを知っている。
「確かに、ひさしぶりだね」
会話がここで途切れ、幸江はまた黙り、大きな瞳を地面に向ける。しかし沈黙というのは不思議なもので、一度破られるともう一度作り出すことは非常に困難となってしまう。だから今度は僕が堪え切れなくなって口を開く。
「ところで、こんな時間にどうしたの?」
「あ~、えっとね、あはは」
幸江は笑ってお茶を濁(にご)す。僕がそれっきり黙っていると照れくさそうに話しだす。
「笑わないで聞いてほしいんだけど、今夜は、その、月が綺麗だなーって」
「ははは」
たまらず笑う。幸江は少し機嫌を損ねる。
「いいじゃない。こんな子供っぽい理由で、こんな時間に外出しても」
ちらりと腕時計に目をやると、時間は十一時を十五分ほど回っていた。少し、先ほどの泡沫(うたかた)の夢のような出来事を思い出す。
「親にもきちんと許可は取ったし、防犯ブザーも持ってるし、懐中電灯だってしっかり持ってる」
「確かにその懐中電灯の威力は凄かったなあ」
僕がそう言うと彼女は少し申し訳なさそうに肩をすぼめる。
「とにかく、ちゃんと考えた上での外出なんだから理由はなんだっていいじゃない。そうだ、あなたの方こそこんな時間に何してるの?」
僕は質問に、素直に答える。
「月があまりに綺麗だったから、少し散歩に出かけてた」
彼女は先ほどの僕の笑いの意味を理解して、少し顔を赤らめる。そして少し話題を変える。
「その綺麗な青いバラはどこかに生えてたの?」
答えに困り、「まあね」と言葉を濁す。
「良いなあ、わたしも欲しいな。それ、どこに生えてたの?」
「僕の通っていた小学校の近く。でも、きっとこの一輪しかないと思う」
幸江はうつむいて、「そっかあ」と心底残念そうに肩を落とす。
「いいもん。わたしにはこのチューリップがあるから」
うつむいていたと思ったら、今度は満面の笑みで、自分の頭に着けてある白いチューリップの柄が入った髪飾りを強調して見せてくる。
「花は好きなの?」
思わずこう彼女に問う。
「そうなんだ。最近特にね。お花の勉強も少し始めたのよ?」
小さな口をにやりと曲げて得意げにそう答える彼女の笑顔を見て、思わず「君はその花の意味を……」と言いかけたがやめておいた。
彼女の満面の笑みを見ていると、対照的に今日の卒業式の彼女の涙が思い出された。
「卒業式、どうだった?」
そんな分かり切ったことを思わず尋ねる。
「寂しかったけど、楽しかった」
予想通りの返答だ。
なんだかたまらなくなり、僕は今までずっと言いたかったことを、言葉に詰まりながらも少しずつ告白していく。
「確かに卒業式も寂しかったけど、僕が何より寂しかったのは、十か月前のあの日以降、今日まで君が僕のことを明らかに避けてたってことだ」
自分の気持ちを隠さず話す。それが今の自分にはなぜか可能だった。
「ごめんなさい……」
幸江のこの言葉を機に、またしばらく辺りが静寂(せいじゃく)に包まれる。そのうち、幸江がぽつりぽつりと話し始めた。
「わたし、あなたの過去を知らないままであなたに告白したの。あなたは時々すごく寂しそうで、だからこんなわたしでも何か支えになれたらいいなって思って勇気を出して。でもあの日、わたしが告白してから、ずっとあなたは苦しそうにしてた。私に謝るときだって、今にも泣きだしそうな顔をしてた」
僕はこのとき初めて気づく。あの日幸江が心配そうな顔をしていたのは、彼女自身の恋のためじゃなくて、それは僕のためだったんだ。
「だからね、思い切って章文君に聞いたの。あなたに何かトラウマがあるのかって、あなたの様子があまりにも普通じゃなかったから。それでね、章文君は話してくれて、私のしたことは、あなたの傷口をえぐるような行為だって知って、まだ二年もたってないのにね、気持ちを切り替える時間も、余裕もない歳なのにね」
幸江は涙を流しながら必死に言葉を紡ぐ。
「私、あなたに謝ることもできなくて、また近づいたら、あなたを、傷つけてしまうんじゃないかって、ごめんなさい、わたし、何も……」
結局僕は幸江を二度も泣かしたことになる。しかも両方とも僕の弱さのせいで。手元の青いバラに、なんだか責められているような気がした。
「僕も、ごめん。あの日君の告白を断ったのは、君が好きではないからじゃないんだ。僕が弱かったから。怖かったんだ。」
幸江の思いに応えて、僕も本心を打ち明ける。
「それでも、僕にとっては、二年生の時、一緒にいてくれた、励ましてくれていた君はかけがえのない存在で、そんな君に避けられるのは寂しかった。でも自分からまた話しかけることはできなかった。それもやっぱり……怖いから……」
僕の言葉を聞いて、幸江は泣きながら精一杯微笑んだ。
「……なんだ、わたしたち臆病なだけだったんだね」
今日まで、僕は川下幸江を誤解していた。彼女はとても明るくて、はっきりしていて、行動力もあるからあの日僕に告白をして、その後は後腐(あとくさ)れなく平気に生きているのだとばかり思っていた。そんな彼女が羨ましくて、少し妬んだりもした。でもそうじゃなかった。彼女だって悩んで、傷ついて、怖がってたんだ。ひょっとしたら、皆そうなのかもしれない。進もうとしてなかったのは僕だけだったのかもしれない。あの子の父だって……。
十一
しばらく歩くと幸江も泣き止み、彼女の家までたどり着いた。
「送ってくれてありがとう」
その顔に先ほどまでの涙の面影はなく、幸江はにっこりと笑ってそう言った。その笑顔が白いチューリップの髪留めにとても調和していた。
「僕だって、いろいろ、本当にありがとう」
この言葉を残し、その場を去ろうとすると
「ちょっと待って……」
と彼女が僕を引き留めた。立ち止まり、彼女の顔を見ると、彼女は眉を少しひそめ、目は何かを訴えようと、口は何かを伝えようとして少し震えていた。
「もう一度だけ、告白させてください」
ドクンッと心臓が破裂しそうな音を上げる。
「そうすればわたし、今度こそはきれいさっぱり諦めきれます」
鼓動の音で彼女の声が耳に入ってこない。
「わたし、あなたのことが」
本当に、まだ好いてくれているというのか。この間なんかはろくに返事もしなかった奴のことを。そうだ、ぼくはこの間、ろくに返事もせずにただごめんと言っただけだった。
「だめだ!」
幸江の動作の時が止まる。
「うまく言えないけど、僕はまだこの間の告白にもきちんと答えれちゃいない。だから僕はまずそれに答えなくちゃいけない。でも、情けないことに、まだ怖い。未だに頭が真っ白になる。でも今からなら答えを出せそうな気がする。だから少し待っててほしい。必ず答えを用意して、またここにやってくるから」
幸江は物足りなげに、それでも笑って
「分かった。待ってる。じゃあね、お休み」
とだけ答えた。
家に向かいながら先ほどまでのことを思い返す。なんだか今夜は不思議なことばかりだ。あの子のおかげなのかな。あの子がくれた青いバラ。それを見て思わずふふっと笑みをもらす。あの子はこの二年間、たった一夜のためだけにあそこで待ち続けてくれていたのかもしれない。そしてきっと、一度は父の元へも、別れを告げに行っただろう。
ふと幸江の白いチューリップも思い出す。それに伴い、どうしてあんなことを言ったのかという考えも浮かぶ。果たして本当にあの場で答えを出せなかったのか。いや、これでいいんだ。せめてあと少しだけ……。
ゆっくりと、噛みしめるように歩を進める僕の背中を、満足げな月がいつまでも照らしていた。
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