97 / 106
第二章 辺境の村~7歳~
91 近衛騎士と情意投合
しおりを挟む
翌日。
僕は屋敷の庭で木剣を手にしていた。
目の前にはギルダスさんがいる。
でっかいなー、二メートルはあると思う。
向こうでは兄上とロドリさんが剣を交えている。ロドリさんたっての希望で、兄上と模擬戦をすることになって、なぜか僕はギルダスさんに稽古をつけてもらうことになったんだ。
まーったく望んでいないのに。
話の流れで「弟のハルトはすごいんだ」とかなんとか兄上がギルダスさんに言ったらしい。
それで「そんなに言うなら、どんなもんか見てやろうじゃないか」という流れになったと。
夕べ、客間の外でマリアと立ち聞きしてたけど、途中でクラウスさんに勘づかれちゃて、その辺は聞いてないんだよね。
知っていたらすぐ牧場へ逃げたのに。
ただ、兄上のこととセントリス王国を取り巻く情勢は少しだけ知ることができた。
まず、王国と東にあるサフリア獣王国とは、あまり友好的な関係ではなかったようだ。
そこで、例のジェシーラ王女殿下と獣王国の第三王子の政略結婚があり、先日予定通りに嫁がれたという。そのことについては、兄上にとっても王国にとっても良い話なんだけど。
問題は、学院生時代に兄上と帝国のご令嬢に対して行った王女殿下の愚行、それがヘクサル公爵家による謀だったのではないかという。
証拠はなく憶測でしかないが、ギルダスさんたちはかなりの確信を持っているらしい。
王国貴族は西と東で仲が悪いんだ。
フィールド辺境伯家は西側陣営の大貴族、ヘクサル公爵家は東側陣営のそれというわけ。
しかも王女殿下の横恋慕と愚行は、ヘクサル公爵家による頭角を現してきたアベル兄様への嫌がらせ、という単純な話でもないらしい。
というのも、王国西にあるクロストラ帝国からはキナ臭い話が聞こえてきていて、帝国内は主戦派と和平派で揉めているそうだ。
その和平派の重鎮の一人、スペンサー外務卿のお嬢様が、王立学院で王女殿下が嫌がらせをした人物、つまり兄上の想い人ということ。
帝国外務卿の愛娘、スペンサー嬢という平和の使者に王女殿下が嫌がらせをして、王国と帝国の平和外交に大ダメージを与えてしまった。
帝国内における和平派への風当たりは強くなるだろうし、帝国領に近い王国貴族の西側陣営は有事に備えておかなければならない。
この状況で最も利する人物は誰か?
ギルダスさんはヘクサルの老害と呼んでた。
興味本位で聞かなきゃ良かったよ。
厄介事は知らなければ幸せなんだ。
どのみち辺境で野菜作りに励む少年は、女神様に平和を祈るぐらいしかできないよ。
「おい、ハルト」
「あ、はい、なんですか? ギルダスさん」
僕はギルダスさんを前にしてぼーっとしてた。ちなみに「『様』なんかいらないぞ」と仰るので『さん』付けで呼んでる。
「いや、なんですかじゃないだろう? せっかく近衛騎士の俺が稽古をつけてやろうっていうのに、全然嬉しそうじゃないじゃないか。王国貴族の令息なら、もっとこう目をキラッキラさせて喜ぶもんだろう?」
そういうもの?
近衛騎士様だカッコいいー、て感じかな。
「すみません。僕、武術は苦手なんです」
「アベルの言うことと全然違うじゃないか」
「兄上は家族思いの優しい人なので、僕への評価も甘々なんです」
「氷炎のアベルが? 優しい?」
氷炎のアベル……。
兄上の変な二つ名を知ってしまった。
「へぇー。ま、いいや。ほら、いくぞ」
ギルダスさんは軽く大剣を振ってきた。
え? 木剣使わないの?
「盾モード、光壁」
僕は光の盾を作って受け止める。
大剣の側面とはいえ、これ受け止められなかったらどうするつもりだったんだ? 兄上のご友人だからなあ、あまり深く考えてなさそう。
「はあーっ!? ちょっと待て! ハルトは光盾を使えるのか! お前いくつだ?」
「七歳です」
「ちっ、アベルの奴、そういうことかよ。俺は悪党と神聖騎士は嫌いだってのに」
神聖騎士は教会所属の剣士や魔導士のこと。教会の荒事担当だと思うけど、職種だけで悪党と並べるのはさすがに酷いと思う。
「あのー、ギルダスさんはどうして神聖騎士がお嫌いなんですか?」
「だってあいつらの方が近衛騎士より人気があってモテるだろ? サングラスなんて洒落たもん着けやがって、いざ戦いになるとピッカピカ光魔法使いやがる。こっちは眩しいんだよ!」
なんだろう、人気があるとかモテるとか、どうでもいい理由だった。でも兄上のご友人だし、ここは気を遣っておいた方がいいか。
「僕は白銀の鎧に赤いマント姿の近衛騎士様の方がカッコいいと思います」
「ほう、ハルトは見所があるな。俺の攻撃を防いだら、遠慮なく打ち込んでこい」
うん、お世辞は人付き合いの潤滑油だね。
言われた通り何度か防御して打ち込むと、ギルダスさんはすぐに手を止めた。
「ハルト、盾で攻撃を受ける時は、相手が武器を振り切るのを待たなくていいぞ。勢いに乗る前に間合いを詰めて、相手の手や腕を小突いて勢いを殺すんだ」
一歩踏み込み相手の攻撃の出足を挫けと、手取り足取り教えてくれるギルダスさん。僕はあまりに意外な出来事に言葉を失くした。
「おい、そんなに驚いた顔してどうした?」
「兄上はこういう風に教えてくれたことがないから。僕、ギルダスさんに感動しました」
「あー、なんかわかる気するわ」
「ですよね?」
「あいつは天才肌だからな」
「そうなんです。無茶振りが過ぎるんです」
「苦労してんだな。ハルト、頑張れよ」
「ギルダスさぁん!」
片膝をつき、慈愛の眼差しで微笑むギルダスさんの逞しい胸に飛び込む。僕は思いがけず兄上に対する共感者に巡り合えたんだ。
「おい、二人で何をしている?」
兄上は怪訝な顔で僕らを睥睨した。
翌朝。
国王陛下との謁見には従者を伴うのが慣例らしく、兄上の旅にはカインさんが同行する。
旅装に身を包んだ二人は、ギルダスさんとロドリさんと一緒に王都へ向けて旅立った。帰郷の予定は土の月、収穫祭の前になるそうだ。
僕は屋敷の庭で木剣を手にしていた。
目の前にはギルダスさんがいる。
でっかいなー、二メートルはあると思う。
向こうでは兄上とロドリさんが剣を交えている。ロドリさんたっての希望で、兄上と模擬戦をすることになって、なぜか僕はギルダスさんに稽古をつけてもらうことになったんだ。
まーったく望んでいないのに。
話の流れで「弟のハルトはすごいんだ」とかなんとか兄上がギルダスさんに言ったらしい。
それで「そんなに言うなら、どんなもんか見てやろうじゃないか」という流れになったと。
夕べ、客間の外でマリアと立ち聞きしてたけど、途中でクラウスさんに勘づかれちゃて、その辺は聞いてないんだよね。
知っていたらすぐ牧場へ逃げたのに。
ただ、兄上のこととセントリス王国を取り巻く情勢は少しだけ知ることができた。
まず、王国と東にあるサフリア獣王国とは、あまり友好的な関係ではなかったようだ。
そこで、例のジェシーラ王女殿下と獣王国の第三王子の政略結婚があり、先日予定通りに嫁がれたという。そのことについては、兄上にとっても王国にとっても良い話なんだけど。
問題は、学院生時代に兄上と帝国のご令嬢に対して行った王女殿下の愚行、それがヘクサル公爵家による謀だったのではないかという。
証拠はなく憶測でしかないが、ギルダスさんたちはかなりの確信を持っているらしい。
王国貴族は西と東で仲が悪いんだ。
フィールド辺境伯家は西側陣営の大貴族、ヘクサル公爵家は東側陣営のそれというわけ。
しかも王女殿下の横恋慕と愚行は、ヘクサル公爵家による頭角を現してきたアベル兄様への嫌がらせ、という単純な話でもないらしい。
というのも、王国西にあるクロストラ帝国からはキナ臭い話が聞こえてきていて、帝国内は主戦派と和平派で揉めているそうだ。
その和平派の重鎮の一人、スペンサー外務卿のお嬢様が、王立学院で王女殿下が嫌がらせをした人物、つまり兄上の想い人ということ。
帝国外務卿の愛娘、スペンサー嬢という平和の使者に王女殿下が嫌がらせをして、王国と帝国の平和外交に大ダメージを与えてしまった。
帝国内における和平派への風当たりは強くなるだろうし、帝国領に近い王国貴族の西側陣営は有事に備えておかなければならない。
この状況で最も利する人物は誰か?
ギルダスさんはヘクサルの老害と呼んでた。
興味本位で聞かなきゃ良かったよ。
厄介事は知らなければ幸せなんだ。
どのみち辺境で野菜作りに励む少年は、女神様に平和を祈るぐらいしかできないよ。
「おい、ハルト」
「あ、はい、なんですか? ギルダスさん」
僕はギルダスさんを前にしてぼーっとしてた。ちなみに「『様』なんかいらないぞ」と仰るので『さん』付けで呼んでる。
「いや、なんですかじゃないだろう? せっかく近衛騎士の俺が稽古をつけてやろうっていうのに、全然嬉しそうじゃないじゃないか。王国貴族の令息なら、もっとこう目をキラッキラさせて喜ぶもんだろう?」
そういうもの?
近衛騎士様だカッコいいー、て感じかな。
「すみません。僕、武術は苦手なんです」
「アベルの言うことと全然違うじゃないか」
「兄上は家族思いの優しい人なので、僕への評価も甘々なんです」
「氷炎のアベルが? 優しい?」
氷炎のアベル……。
兄上の変な二つ名を知ってしまった。
「へぇー。ま、いいや。ほら、いくぞ」
ギルダスさんは軽く大剣を振ってきた。
え? 木剣使わないの?
「盾モード、光壁」
僕は光の盾を作って受け止める。
大剣の側面とはいえ、これ受け止められなかったらどうするつもりだったんだ? 兄上のご友人だからなあ、あまり深く考えてなさそう。
「はあーっ!? ちょっと待て! ハルトは光盾を使えるのか! お前いくつだ?」
「七歳です」
「ちっ、アベルの奴、そういうことかよ。俺は悪党と神聖騎士は嫌いだってのに」
神聖騎士は教会所属の剣士や魔導士のこと。教会の荒事担当だと思うけど、職種だけで悪党と並べるのはさすがに酷いと思う。
「あのー、ギルダスさんはどうして神聖騎士がお嫌いなんですか?」
「だってあいつらの方が近衛騎士より人気があってモテるだろ? サングラスなんて洒落たもん着けやがって、いざ戦いになるとピッカピカ光魔法使いやがる。こっちは眩しいんだよ!」
なんだろう、人気があるとかモテるとか、どうでもいい理由だった。でも兄上のご友人だし、ここは気を遣っておいた方がいいか。
「僕は白銀の鎧に赤いマント姿の近衛騎士様の方がカッコいいと思います」
「ほう、ハルトは見所があるな。俺の攻撃を防いだら、遠慮なく打ち込んでこい」
うん、お世辞は人付き合いの潤滑油だね。
言われた通り何度か防御して打ち込むと、ギルダスさんはすぐに手を止めた。
「ハルト、盾で攻撃を受ける時は、相手が武器を振り切るのを待たなくていいぞ。勢いに乗る前に間合いを詰めて、相手の手や腕を小突いて勢いを殺すんだ」
一歩踏み込み相手の攻撃の出足を挫けと、手取り足取り教えてくれるギルダスさん。僕はあまりに意外な出来事に言葉を失くした。
「おい、そんなに驚いた顔してどうした?」
「兄上はこういう風に教えてくれたことがないから。僕、ギルダスさんに感動しました」
「あー、なんかわかる気するわ」
「ですよね?」
「あいつは天才肌だからな」
「そうなんです。無茶振りが過ぎるんです」
「苦労してんだな。ハルト、頑張れよ」
「ギルダスさぁん!」
片膝をつき、慈愛の眼差しで微笑むギルダスさんの逞しい胸に飛び込む。僕は思いがけず兄上に対する共感者に巡り合えたんだ。
「おい、二人で何をしている?」
兄上は怪訝な顔で僕らを睥睨した。
翌朝。
国王陛下との謁見には従者を伴うのが慣例らしく、兄上の旅にはカインさんが同行する。
旅装に身を包んだ二人は、ギルダスさんとロドリさんと一緒に王都へ向けて旅立った。帰郷の予定は土の月、収穫祭の前になるそうだ。
13
あなたにおすすめの小説
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
母は何処? 父はだぁれ?
穂村満月
ファンタジー
うちは、父3人母2人妹1人の7人家族だ。
産みの母は誰だかわかるが、実父は誰だかわからない。
妹も、実妹なのか不明だ。
そんなよくわからない家族の中で暮らしていたが、ある日突然、実母がいなくなってしまった。
父たちに聞いても、母のことを教えてはくれない。
母は、どこへ行ってしまったんだろう!
というところからスタートする、
さて、実父は誰でしょう? というクイズ小説です。
変な家族に揉まれて、主人公が成長する物語でもなく、
家族とのふれあいを描くヒューマンドラマでもありません。
意味のわからない展開から、誰の子なのか想像してもらえたらいいなぁ、と思っております。
前作「死んでないのに異世界転生? 三重苦だけど頑張ります」の完結記念ssの「誰の子産むの?」のアンサーストーリーになります。
もう伏線は回収しきっているので、変なことは起きても謎は何もありません。
単体でも楽しめるように書けたらいいな、と思っておりますが、前作の設定とキャラクターが意味不明すぎて、説明するのが難しすぎました。嫁の夫をお父さんお母さん呼びするのを諦めたり、いろんな変更を行っております。設定全ては持ってこれないことを先にお詫びします。
また、先にこちらを読むと、1話目から前作のネタバレが大量に飛び出すことも、お詫び致します。
「小説家になろう」で連載していたものです。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる