所感日記

ジュネーブ

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私事

歪む軋む

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今日は雨が降っている

大学時代、仕事、日記そんなことを書く気力もない
何故なだろう?

昨日たくさん歩いたのだろうか?
足が押さえつけられているように動かない
腕も動かず指を動かすのみでもやや痛む

あれ、いつの間にか俺はゆりかごに乗っている
目の前が気持ちよく揺れており睡眠を促す

寒い…布団をかぶる
しかし、布団をかぶると突然に暑くなってしまう

しかし、とると寒くなってしまう
俺はどうすればいいのだ

バイキングに乗った私は吐き気を覚えた
三半規管の水が気持ち悪いほどにぐるぐる回る

トイ…れに行かないと
ー!!
立てない足が引っ張られる

朝は何も食ってない
なのに何を出すというのだ?

結局何も出なかった
ただ気持ち悪さが残る

あ…
俺、我、私は??自分は何を考えたか拳を丸めて
これを頼りかのように今、自分だけの時計げんじつを止めた

普段はリミッターが発動して自分を守る
しかし、頭がいかれたのか思いっきり殴ることが出来た

翌日??…私は天井も壁も窓からも白い景色に包まれていた
ポタ…ぽたぽた

私の腕には許可も取ってないのにチューブと針が伝っている
水が入ってる袋にはツムテル(よく分からないが…)と書いてあった

体もだいぶ落ち着いており私はただひたすらに白い景色を見ることにした

ふと思い出した
もう一度殴ってみる
痛さもあってかなんとなくここと覚えている

リミッターもまともに動くようだ
喉を指でなぞることしか出来ない

それに対して私は安心した
なぜ病院に連れてこられたか誰が運んだかは全く記憶が無い

不思議な体験をした

しかしこの白い景色はインスタ映えするのだろうか?
病院なう…と
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