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第9部 倒錯のイグニス
#15 入部審査⑤
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杏里の息がせわしくなる。
まるで熱病にでも罹ったかのように、激しく胸が上下する。
レオタードの布地は、杏里の汗で半ば透明になりつつあった。
仰向けになってすらも崩れない丸い乳房が、薄い布の下でくっきりとその形をあらわにしている。
そして、荒いのは杏里の呼気だけではなかった。
小百合がいかつい顔に汗の玉を浮びっしりと浮かべ、興奮しきった猛牛のように杏里の胸に鼻息を吹きかけているのだ。
その小百合の太い指が、杏里のレオタードの肩紐にかかった。
腋のあたりまで一気に下げられると、ぽろんとばかりにゴム毬のように弾力のある右の乳房がこぼれ出た。
その頂で震える勃起乳首に、小百合のぶ厚い唇が接近する。
「くっ…」
乳首を根元からくわえ込まれ、ぴくりと反応する杏里。
ざらざらしたやすりのような舌が、過敏になった乳頭を舐め回す。
顔をぴったりと杏里の裸の胸につけ、小百合が両手で杏里の躰を撫でまわし始めた。
右手が股に伸びたかと思うと、むっくり盛り上がった恥丘の狭間を、レオタードの上から入念に撫でさする。
「あう、だ、だめ」
杏里の口から甘い声が漏れた。
「それ以上は、もう…いっちゃうから」
そのひと言が、小百合の昂ぶりに油を注いだようだった。
指が布をめくり上げ、じっとり濡れた陰唇を空気に晒した。
親指と人差し指で秘肉をはさむと、中指を蜜口に挿入してきたのだ。
しばし愛撫を楽しむと、小百合が膣から抜いた指を目の前にかざし、不思議なものでも見るように凝視した。
指を開くと、その間に透明な粘液が糸を引いた。
杏里の淫汁でぐっしょり濡れた3本の指を、小百合が長い舌でべろりと舐めた。
それはひどく嗜虐的な光景だった。
「せ、先生」
快感のパルスに打ち震えながら、杏里は小百合を呼んだ。
すがるような切ない目でその顔を見つめると、懇願するようにささやいた。
「先生、キス、してくれませんか…?」
その甘い誘いに、小百合は明らかに怯んだようだった。
庇のように突き出た額の下で、落ちくぼんだ目に逡巡の色が浮かんだ。
「お願い…杏里に、キスして、ください」
とろけるような口調で、更に杏里が迫ったその時である。
「おっと先生、それ以上は」
小柄な影がふたりの間に割って入った。
小百合を押し留めたのは、璃子だった。
「それ以上やると、校則違反です」
薄い唇に皮肉な笑みを浮かべて璃子が言う。
「ば、馬鹿な」
ふと我に返ったように、真っ赤になってサッと身を引く小百合。
「校則違反? 何を言う! これはれっきとした指導だ!」
「ですよね」
肩を震わせてくつくつ笑う璃子。
と、ふいに杏里を持ち上げていたアニスの腕がずるりと滑った。
「アアア、モウダメデス! 支エ切レマセン!」
その叫びと同時に、杏里の身体がぐらっと傾いた。
マットの上に投げ出された杏里を見下ろし、呆然とした口調で小百合がつぶやいた。
「し、信じられん」
気のせいか、その顔は赤みを失い、今は青ざめてしまっているようだ。
「アニスのロメロが解けた? 笹原とやら、おまえ、アニスにいったい何をしたんだい?」
まるで熱病にでも罹ったかのように、激しく胸が上下する。
レオタードの布地は、杏里の汗で半ば透明になりつつあった。
仰向けになってすらも崩れない丸い乳房が、薄い布の下でくっきりとその形をあらわにしている。
そして、荒いのは杏里の呼気だけではなかった。
小百合がいかつい顔に汗の玉を浮びっしりと浮かべ、興奮しきった猛牛のように杏里の胸に鼻息を吹きかけているのだ。
その小百合の太い指が、杏里のレオタードの肩紐にかかった。
腋のあたりまで一気に下げられると、ぽろんとばかりにゴム毬のように弾力のある右の乳房がこぼれ出た。
その頂で震える勃起乳首に、小百合のぶ厚い唇が接近する。
「くっ…」
乳首を根元からくわえ込まれ、ぴくりと反応する杏里。
ざらざらしたやすりのような舌が、過敏になった乳頭を舐め回す。
顔をぴったりと杏里の裸の胸につけ、小百合が両手で杏里の躰を撫でまわし始めた。
右手が股に伸びたかと思うと、むっくり盛り上がった恥丘の狭間を、レオタードの上から入念に撫でさする。
「あう、だ、だめ」
杏里の口から甘い声が漏れた。
「それ以上は、もう…いっちゃうから」
そのひと言が、小百合の昂ぶりに油を注いだようだった。
指が布をめくり上げ、じっとり濡れた陰唇を空気に晒した。
親指と人差し指で秘肉をはさむと、中指を蜜口に挿入してきたのだ。
しばし愛撫を楽しむと、小百合が膣から抜いた指を目の前にかざし、不思議なものでも見るように凝視した。
指を開くと、その間に透明な粘液が糸を引いた。
杏里の淫汁でぐっしょり濡れた3本の指を、小百合が長い舌でべろりと舐めた。
それはひどく嗜虐的な光景だった。
「せ、先生」
快感のパルスに打ち震えながら、杏里は小百合を呼んだ。
すがるような切ない目でその顔を見つめると、懇願するようにささやいた。
「先生、キス、してくれませんか…?」
その甘い誘いに、小百合は明らかに怯んだようだった。
庇のように突き出た額の下で、落ちくぼんだ目に逡巡の色が浮かんだ。
「お願い…杏里に、キスして、ください」
とろけるような口調で、更に杏里が迫ったその時である。
「おっと先生、それ以上は」
小柄な影がふたりの間に割って入った。
小百合を押し留めたのは、璃子だった。
「それ以上やると、校則違反です」
薄い唇に皮肉な笑みを浮かべて璃子が言う。
「ば、馬鹿な」
ふと我に返ったように、真っ赤になってサッと身を引く小百合。
「校則違反? 何を言う! これはれっきとした指導だ!」
「ですよね」
肩を震わせてくつくつ笑う璃子。
と、ふいに杏里を持ち上げていたアニスの腕がずるりと滑った。
「アアア、モウダメデス! 支エ切レマセン!」
その叫びと同時に、杏里の身体がぐらっと傾いた。
マットの上に投げ出された杏里を見下ろし、呆然とした口調で小百合がつぶやいた。
「し、信じられん」
気のせいか、その顔は赤みを失い、今は青ざめてしまっているようだ。
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