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第9部 倒錯のイグニス
#231 嵐の予感⑧
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まさか、こんなところでレスリング部の特訓が役立つとは思ってもみなかった。
杏里はとっさに身体を反転させて重人の突撃をかわすと、振り向きざま、鋭い後ろ蹴りを放った。
スカートがめくれ、真っ白な太腿がむき出しになる。
杏里の上履きの踵が、重人の肩を襲った。
茂みに向かって頭を突っ込む重人。
逃げようと、踵を返しかけた瞬間、スカートの裾をつかまれた。
バランスを崩して四つん這いになったところに、重人が後ろからのしかかってきた。
丸出しになった杏里の尻を両手でつかみ、パンティを半ばまで一気に引き下げた。
あらわになった尻の割れ目に、重人のたけり狂った肉棒がねじこまれる。
くっ。
杏里は後ろに右手を伸ばすと、その竿の部分を握りしめ、思い切りひねり上げた。
ひるむ重人の隙を突き、くるりと身体を回転させると、太腿もあらわに膝蹴りでその顎を突き上げた。
眼鏡が吹っ飛び、口から血反吐を吐いて重人があとじさる。
「何すんの?」
肩で息をつきながら、杏里は言った。
「あんたバカ? こんなところで、いったいどうしたっていうの?」
が、重人は答えない。
ペニスを屹立させたまま、飢えた獣のように目をぎらつかせ、唇の端から血の混じった白い泡を吹いている。
あり得ないことだった。
自分でも宣言していたように、重人はサイコジェニーの”メンテ”によって、杏里への性的欲望を封印されてしまったはずなのだ。
それがなぜか、以前より激しく、あからさまなものになってしまっている。
重人が地を蹴った。
想定外の敏捷さだった。
よける雛もなく胸倉をつかまれ、ブラウスのボタンを引きちぎられた。
こぼれ出るまん丸の巨乳。
がむしゃらにブラをずらすと、重人の5本の指が、それぞれふたつの乳房にがっしりと食い込んだ。
うう、こうなったら…。
大きく口を開けて、重人の顔が杏里に迫ってくる。
今しかない。
杏里は舌に意識を集中した。
一瞬にして舌の形が変わり、戦闘態勢が整った。
重人の口が杏里の口をふさぐ寸前、杏里の喉から矢のように尖った長い舌が飛び出した。
それは、カメレオンが獲物を狙うさまに酷似していた。
「うぐ」
喉の奥を突かれ、重人がくぐもった声を漏らす。
杏里はそのまま己の舌で重人の短い舌をからめ取ると、先から微量のエキスを発射した。
催淫効果のある杏里の体液を口腔内に注入され、重人のペニスが勢いよく垂直に突っ立った。
すぐに重人の口から舌を抜く。
舌が元の形に戻るのに、大して時間はかからない。
その場にしゃがみ込み、重人の充血し切った亀頭をカリの部分でつかむ。
狙いを定め、杏里はその尿道口めがけて髪から抜いたヘアピンを突き刺した。
「ぐはあっ」
よだれを撒き散らし、重人が腰を突き上げた。
後ろに飛び退り、その様子を見守った。
放水寸前の消防自動車のホースのように、重人のペニスがつけ根あたりからぐわっとふくらんだ。
内圧でヘアピンが飛んだ。
そして、次の瞬間、根元に生じたこぶがすさまじい勢いで海綿体の内部を移動したかと思うと、
「あぶっ!」
ひと声うめいて、いきなり重人が爆発した。
多量の精液を噴き上げ、スローモーションのように仰向けに倒れる重人。
「何なのこれ、マジで何がどうなてるの?」
乱れたスカートを直し、ボタンのちぎれたブラウスの前をブレザーで隠すと、杏里は茫然とそうつぶやいた。
杏里はとっさに身体を反転させて重人の突撃をかわすと、振り向きざま、鋭い後ろ蹴りを放った。
スカートがめくれ、真っ白な太腿がむき出しになる。
杏里の上履きの踵が、重人の肩を襲った。
茂みに向かって頭を突っ込む重人。
逃げようと、踵を返しかけた瞬間、スカートの裾をつかまれた。
バランスを崩して四つん這いになったところに、重人が後ろからのしかかってきた。
丸出しになった杏里の尻を両手でつかみ、パンティを半ばまで一気に引き下げた。
あらわになった尻の割れ目に、重人のたけり狂った肉棒がねじこまれる。
くっ。
杏里は後ろに右手を伸ばすと、その竿の部分を握りしめ、思い切りひねり上げた。
ひるむ重人の隙を突き、くるりと身体を回転させると、太腿もあらわに膝蹴りでその顎を突き上げた。
眼鏡が吹っ飛び、口から血反吐を吐いて重人があとじさる。
「何すんの?」
肩で息をつきながら、杏里は言った。
「あんたバカ? こんなところで、いったいどうしたっていうの?」
が、重人は答えない。
ペニスを屹立させたまま、飢えた獣のように目をぎらつかせ、唇の端から血の混じった白い泡を吹いている。
あり得ないことだった。
自分でも宣言していたように、重人はサイコジェニーの”メンテ”によって、杏里への性的欲望を封印されてしまったはずなのだ。
それがなぜか、以前より激しく、あからさまなものになってしまっている。
重人が地を蹴った。
想定外の敏捷さだった。
よける雛もなく胸倉をつかまれ、ブラウスのボタンを引きちぎられた。
こぼれ出るまん丸の巨乳。
がむしゃらにブラをずらすと、重人の5本の指が、それぞれふたつの乳房にがっしりと食い込んだ。
うう、こうなったら…。
大きく口を開けて、重人の顔が杏里に迫ってくる。
今しかない。
杏里は舌に意識を集中した。
一瞬にして舌の形が変わり、戦闘態勢が整った。
重人の口が杏里の口をふさぐ寸前、杏里の喉から矢のように尖った長い舌が飛び出した。
それは、カメレオンが獲物を狙うさまに酷似していた。
「うぐ」
喉の奥を突かれ、重人がくぐもった声を漏らす。
杏里はそのまま己の舌で重人の短い舌をからめ取ると、先から微量のエキスを発射した。
催淫効果のある杏里の体液を口腔内に注入され、重人のペニスが勢いよく垂直に突っ立った。
すぐに重人の口から舌を抜く。
舌が元の形に戻るのに、大して時間はかからない。
その場にしゃがみ込み、重人の充血し切った亀頭をカリの部分でつかむ。
狙いを定め、杏里はその尿道口めがけて髪から抜いたヘアピンを突き刺した。
「ぐはあっ」
よだれを撒き散らし、重人が腰を突き上げた。
後ろに飛び退り、その様子を見守った。
放水寸前の消防自動車のホースのように、重人のペニスがつけ根あたりからぐわっとふくらんだ。
内圧でヘアピンが飛んだ。
そして、次の瞬間、根元に生じたこぶがすさまじい勢いで海綿体の内部を移動したかと思うと、
「あぶっ!」
ひと声うめいて、いきなり重人が爆発した。
多量の精液を噴き上げ、スローモーションのように仰向けに倒れる重人。
「何なのこれ、マジで何がどうなてるの?」
乱れたスカートを直し、ボタンのちぎれたブラウスの前をブレザーで隠すと、杏里は茫然とそうつぶやいた。
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