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第9部 倒錯のイグニス
#251 最後の夜④
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-そう。強くこするの。もっと、もっと激しくー
スピーカー機能をオンにしたスマートフォンから、ヤチカの淫蕩な声が流れてくる。
杏里は下着を脱ぎ捨て、いつの間にか全裸になっている。
全裸でソファにまたがって、その角に陰部をこすりつけているのだ。
勃起したふたつの乳首は根元を糸で縛られ、一方の端をカーテンレールに結びつけられている。
これもヤチカに命じられるまま、杏里が自らの手でおこなったことだ。
尻を前後に動かすたびに、リングに搾り上げられた陰核が硬い角に当たり、刺すような快感が駆け抜ける。
体の動きに合わせて糸に乳首が引っ張られ、これもたまらなく気持ちがいい。
秘所はすでに淫汁で濡れそぼり、ソファに蛞蝓が這ったような跡を残している。
興奮のあまり、口の中で舌が別種の生き物のように膨張を始めていた。
以前美里からラーニングした触手に代わり、杏里の肉体に新たに顕現した謎の形質だ。
これも美里の影響かと思うと戦慄を禁じえなかったが、
いけない!
と思った時には口から触手化した舌が伸び上がり、先端を長い指のように開いていた。
ソファの上に転げ落ち、仰向けになった杏里の上に、自らの口から吐き出された触手が襲いかかった。
先が何本にも分かれたそれは、細い触手の群れとなってあるものは乳房を縛り上げ、あるものは膣とアナルに潜り込んだ。
一度に数か所の性感帯を責められ、杏里は恍惚感でもうろうとなった。
まるで肉体が浮遊するような感覚の中に時折激しい電撃が走り、その都度足の腱と指がぴんと突っ張った。
ーあなたの身体は、私がもらったわー
ふいにスピーカーから漏れ出る声が、ヤチカのものから別人のそれに変わったようだった。
-あなたは、そのうち”私”になる。その時が来るのを、楽しみにしているわー
この声…。
全身を蕩かすような愉楽に打ち震えながら、杏里は懸命に記憶を呼び覚まそうとする。
が、あと少しのところで、その努力は快感の津波に押し流されてしまうのだ。
触手が全身の穴という穴から体内に潜り込み、身体の中でひとつに融合した。
灼熱のマグマが身体の中心軸を貫き、内臓の隙間に多量のエキスを放出する。
「あああああああうううううっ!」
そうして中も外も媚薬成分をたっぷり含んだ淫汁にまみれ、杏里は電気を流された食用蛙の心臓のようにひくつき、乳房を震わせ、ぴくぴく痙攣を繰り返し、またしても無様に果ててしまったのだった…。
スピーカー機能をオンにしたスマートフォンから、ヤチカの淫蕩な声が流れてくる。
杏里は下着を脱ぎ捨て、いつの間にか全裸になっている。
全裸でソファにまたがって、その角に陰部をこすりつけているのだ。
勃起したふたつの乳首は根元を糸で縛られ、一方の端をカーテンレールに結びつけられている。
これもヤチカに命じられるまま、杏里が自らの手でおこなったことだ。
尻を前後に動かすたびに、リングに搾り上げられた陰核が硬い角に当たり、刺すような快感が駆け抜ける。
体の動きに合わせて糸に乳首が引っ張られ、これもたまらなく気持ちがいい。
秘所はすでに淫汁で濡れそぼり、ソファに蛞蝓が這ったような跡を残している。
興奮のあまり、口の中で舌が別種の生き物のように膨張を始めていた。
以前美里からラーニングした触手に代わり、杏里の肉体に新たに顕現した謎の形質だ。
これも美里の影響かと思うと戦慄を禁じえなかったが、
いけない!
と思った時には口から触手化した舌が伸び上がり、先端を長い指のように開いていた。
ソファの上に転げ落ち、仰向けになった杏里の上に、自らの口から吐き出された触手が襲いかかった。
先が何本にも分かれたそれは、細い触手の群れとなってあるものは乳房を縛り上げ、あるものは膣とアナルに潜り込んだ。
一度に数か所の性感帯を責められ、杏里は恍惚感でもうろうとなった。
まるで肉体が浮遊するような感覚の中に時折激しい電撃が走り、その都度足の腱と指がぴんと突っ張った。
ーあなたの身体は、私がもらったわー
ふいにスピーカーから漏れ出る声が、ヤチカのものから別人のそれに変わったようだった。
-あなたは、そのうち”私”になる。その時が来るのを、楽しみにしているわー
この声…。
全身を蕩かすような愉楽に打ち震えながら、杏里は懸命に記憶を呼び覚まそうとする。
が、あと少しのところで、その努力は快感の津波に押し流されてしまうのだ。
触手が全身の穴という穴から体内に潜り込み、身体の中でひとつに融合した。
灼熱のマグマが身体の中心軸を貫き、内臓の隙間に多量のエキスを放出する。
「あああああああうううううっ!」
そうして中も外も媚薬成分をたっぷり含んだ淫汁にまみれ、杏里は電気を流された食用蛙の心臓のようにひくつき、乳房を震わせ、ぴくぴく痙攣を繰り返し、またしても無様に果ててしまったのだった…。
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