303 / 463
第9部 倒錯のイグニス
#303 タナトスの矜持②
しおりを挟む
日下部伊織と名乗る美少女の大胆さに、杏里は舌を巻く思いだった。
クラス中の生徒が見つめているというのに、何のためらいもなく、伊織は制服を脱ぎ始めたのだ。
制服の下から現れたのは、透き通るようなという形容がぴったりの、真っ白な裸身である。
まるで一度も陽に当たったことのない隠花植物の茎にも似たその肌に、杏里は激しい欲望を覚え、ふと視界が揺らぐのを感じていた。
「先に言っておくけど、私、不感症なの。自分で自分を慰めても何も感じないし、男の人の裸に欲情したこともない。そんな私でも、エクスタシーとやらを感じられるものかしら?」
小ぶりながら形のいい胸を両肘で隠し、伊織が言った。
切れ長の眼が、値踏みするように杏里の裸体を見る。
背が高くスレンダーな伊織の肢体と、小柄ながら成熟した胸と尻を持つ杏里の肢体は対照的である。
「それはおあつらえ向きね。どうなるか、とりあえず試してみたら?」
伊織の裸身にうっすらと浮かび上がるオレンジの微光を確認しながら、杏里は挑発するように言った。
この子、確かに普通より性感帯の輝きが弱い。
でも、少なくともゼロではない。
ふたつの乳首、腋の下、おへそ、それから性器の周囲が、うっすらとだけど、蛍光色を放って見える。
「いいわ」
伊織の薄い唇が、笑みの形に吊り上がる。
「その代わり、うまくいかなかった時は、私があなたのリングをもらうわね」
尖った顎で床に落ちているニッパーを示して、そう言った。
「どうぞ。お好きなように」
気のない口調で返事をすると、杏里は伊織の身体すれすれの位置まで歩み寄った。
まず、可愛らしく盛り上がった右の乳房に顔を近づけた。
豆腐のように白い隆起の頂に、そこだけ薄いピンクの乳首が飛び出ている。
乳房のサイズの割に乳首は大きく、乳頭の中央が切れ込むようにへこんでいる。
その突起を上唇と下唇ではさんで咥えると、顎を引いて手前に引っ張った。
ゴムのように伸び切ったところで、ぱちんと放してやる。
伊織の顔色は変わらない。
いぶかしげなまなざしで、ただ杏里の行為を眺めているだけだ。
咥えては放し、咥えては放し、をしばらく繰り返す。
辛抱強くそうしていると、ようやく伊織の乳首が硬く尖ってきた。
それを確かめると、杏里は乳首を根元まで咥え込み、唾液をまぶした舌でその茎の部分をしゃぶり始めた。
仕上げに乳頭のへこみを尖らせた舌の先端でつつくと、次は左の乳首にとりかかった。
時間をかけて、しっかりしゃぶり尽くしてやる。
上目遣いに様子をうかがうと、伊織の日本人形のような頬に、ほんのりと紅が差していた。
乳首の攻略を終え、鳩尾からへそにかけてのなめらかなラインを、丹念に唇でなぞっていく。
流線形のへそに行きついたところで一服し、中に多量の唾液を注入する。
それが済むと、くびれた腰を両手でつかんで、下腹部の中央ラインに沿って唇を下げていった。
淡い恥毛が顔に当たってくすぐったい。
我慢してその中に分け入った。
舌を長く伸ばし、股間に隆起した肉の丘に触れてやる。
ほんの少しだが、割れ目が開いているのがわかった。
クリトリスが隠れているあたりに鼻を押しつけ、唾液をまぶした舌をスリットの中に割りこませる。
そのまますくい上げるように、ざらざらした舌の表面でべろりと舐め上げた。
杏里の拘束から逃れようとでもするかのように、ぴくりと伊織の腰が動いた。
膝が震え出し、杏里の味蕾に刺すような酸味が広がった。
その味は、氷柱のような不感症が一気に溶け始めた何よりの証拠だった。
クラス中の生徒が見つめているというのに、何のためらいもなく、伊織は制服を脱ぎ始めたのだ。
制服の下から現れたのは、透き通るようなという形容がぴったりの、真っ白な裸身である。
まるで一度も陽に当たったことのない隠花植物の茎にも似たその肌に、杏里は激しい欲望を覚え、ふと視界が揺らぐのを感じていた。
「先に言っておくけど、私、不感症なの。自分で自分を慰めても何も感じないし、男の人の裸に欲情したこともない。そんな私でも、エクスタシーとやらを感じられるものかしら?」
小ぶりながら形のいい胸を両肘で隠し、伊織が言った。
切れ長の眼が、値踏みするように杏里の裸体を見る。
背が高くスレンダーな伊織の肢体と、小柄ながら成熟した胸と尻を持つ杏里の肢体は対照的である。
「それはおあつらえ向きね。どうなるか、とりあえず試してみたら?」
伊織の裸身にうっすらと浮かび上がるオレンジの微光を確認しながら、杏里は挑発するように言った。
この子、確かに普通より性感帯の輝きが弱い。
でも、少なくともゼロではない。
ふたつの乳首、腋の下、おへそ、それから性器の周囲が、うっすらとだけど、蛍光色を放って見える。
「いいわ」
伊織の薄い唇が、笑みの形に吊り上がる。
「その代わり、うまくいかなかった時は、私があなたのリングをもらうわね」
尖った顎で床に落ちているニッパーを示して、そう言った。
「どうぞ。お好きなように」
気のない口調で返事をすると、杏里は伊織の身体すれすれの位置まで歩み寄った。
まず、可愛らしく盛り上がった右の乳房に顔を近づけた。
豆腐のように白い隆起の頂に、そこだけ薄いピンクの乳首が飛び出ている。
乳房のサイズの割に乳首は大きく、乳頭の中央が切れ込むようにへこんでいる。
その突起を上唇と下唇ではさんで咥えると、顎を引いて手前に引っ張った。
ゴムのように伸び切ったところで、ぱちんと放してやる。
伊織の顔色は変わらない。
いぶかしげなまなざしで、ただ杏里の行為を眺めているだけだ。
咥えては放し、咥えては放し、をしばらく繰り返す。
辛抱強くそうしていると、ようやく伊織の乳首が硬く尖ってきた。
それを確かめると、杏里は乳首を根元まで咥え込み、唾液をまぶした舌でその茎の部分をしゃぶり始めた。
仕上げに乳頭のへこみを尖らせた舌の先端でつつくと、次は左の乳首にとりかかった。
時間をかけて、しっかりしゃぶり尽くしてやる。
上目遣いに様子をうかがうと、伊織の日本人形のような頬に、ほんのりと紅が差していた。
乳首の攻略を終え、鳩尾からへそにかけてのなめらかなラインを、丹念に唇でなぞっていく。
流線形のへそに行きついたところで一服し、中に多量の唾液を注入する。
それが済むと、くびれた腰を両手でつかんで、下腹部の中央ラインに沿って唇を下げていった。
淡い恥毛が顔に当たってくすぐったい。
我慢してその中に分け入った。
舌を長く伸ばし、股間に隆起した肉の丘に触れてやる。
ほんの少しだが、割れ目が開いているのがわかった。
クリトリスが隠れているあたりに鼻を押しつけ、唾液をまぶした舌をスリットの中に割りこませる。
そのまますくい上げるように、ざらざらした舌の表面でべろりと舐め上げた。
杏里の拘束から逃れようとでもするかのように、ぴくりと伊織の腰が動いた。
膝が震え出し、杏里の味蕾に刺すような酸味が広がった。
その味は、氷柱のような不感症が一気に溶け始めた何よりの証拠だった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
女子切腹同好会
しんいち
ホラー
どこにでもいるような平凡な女の子である新瀬有香は、学校説明会で出会った超絶美人生徒会長に憧れて私立の女子高に入学した。そこで彼女を待っていたのは、オゾマシイ運命。彼女も決して正常とは言えない思考に染まってゆき、流されていってしまう…。
はたして、彼女の行き着く先は・・・。
この話は、切腹場面等、流血を含む残酷シーンがあります。御注意ください。
また・・・。登場人物は、だれもかれも皆、イカレテいます。イカレタ者どものイカレタ話です。決して、マネしてはいけません。
マネしてはいけないのですが……。案外、あなたの近くにも、似たような話があるのかも。
世の中には、知らなくて良いコト…知ってはいけないコト…が、存在するのですよ。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる