超短くても怖い話【ホラーショートショート集】

戸影絵麻

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第327話 僕の妹飼育日記(33)

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 仰向けに寝そべった僕の上にまたがると、妹は左手を僕の胸に置き、右手を股の間に回して、僕のペニスをつかんだ。
 そしてそのまま、狙いをつけるようにして、自分の股間に猛り立ったそれを導いた。
 亀頭の先端が、水着からはみ出た妹の恥丘に触れた。
 妹が更に腰を沈めると、ぬるりと肉襞が反転するような感触がして、亀頭全体が熱い穴の中に呑み込まれた。
 ペニスを体内にすっかり収納し、妹がぺたんと僕の下腹の上に座った。
「自分で動いてみろ」
 棒のように横たわったまま、僕は命令した。
「俺をいかせられると思うなら、やってみるがいい」
「いいよ」
 うなずいて、妹がゆるゆると腰を使い始めた。
 円を描くように尻を回し、ペニスを刺激する。
「ああん…」
 すぐに喘ぎ始めた。
 円周運動に加え、両手を支えに腰を上下に動かした。
「す、すごい…あたってる…」
 妹の動きが激しくなる。
 目の前で、水着に包まれた胸のふくらみが揺れている。
 胸のところに空いた穴から、ふたつの勃起乳首が仲良く飛び出している。
 僕は手を伸ばし、そのピンクの突起を指先でつまんだ。
 ふたついっぺんに、強くひねりあげてやる。
「あふっ」
 妹がのけぞり、同時にペニスがぎゅっと締めつけられるのがわかった。
 今度は手のひらで、飛び出した乳首ごと、水着の上から乳房全体を鷲掴みにしてやった。
 肉と肉の当たる湿った音が大きくなる。
 窓から差し込む陽光の中で、妹のスレンダーな身体が淫らにしなる。
 ひりつくような快感に、僕は震えた。
「キスして」
 断続的に腰を動かし、徐々に僕を追い込みながら、妹が言った。
 潤んだような瞳で上から僕の顔を覗き込んでいる。
 あどけなさと淫蕩さが入り混じった、実に蠱惑的な表情だ。
 僕は妹を下腹の上に乗せたまま、慎重に上体を起こした。
「好き…」
 舌足らずな声でささやいて、妹がしがみついてくる。
 スクール水着のすべすべした感触が、火照った肌に気持ちいい。
 水着に開いた穴から飛び出した硬い乳首が、僕の胸に当たる。
 勃起した乳首が僕の乳首に押しつけられると、危うく声が漏れそうになった。
 妹の濡れた唇が、花のつぼみが開くようにほころび、甘い息が匂った。
 その上に唇を重ねると、それが合図でもあったかのように、また妹が腰を使い始めた。
 更に体を起こし、胡坐をかいて座った姿勢になる。
 互いの舌を貪り合い、唾液を相手の口の中に流し込む。
 妹が僕の股の上で跳ねるたび、くちゅくちゅといやらしい音がする。
「くううう…い、いい…」
 口を離して、妹が上半身をのけぞらせた。
 水着の穴から突き出た乳首が天を向く。
 僕は身をかがめると、そのピンクの突起に前歯を立てた。
 右左と交互に甘噛みしてやると、妹の身体の中に埋まったペニスの根元がじゅわりと熱くなった。
 新たな愛液が溢れ出してきたのだ。
「あ、ああ、あああ、ああああ」
 乳首を噛みながら、頬をすぼめて思いっきり吸いたてる。
 妹がせがむように胸を突き出した。
 腰で下から突き上げるようにしてやると、妹の腰もそれに合わせて淫らな上下運動を再開する。
 喘ぎの形に開いたままの唇に、指をつっこんでみた。
 待ちかねたように妹の舌がからみつく。
 まるでアイスキャンディーでもしゃぶるように、僕の人差し指に貪りついてきた。
 その舌を指でつまみ、同時に接合部に空いたほうの手を入れて、妹のクリトリスを探り当てる。
 ぬかるみのなかで、そこだけ硬いものが指先に当たった。
 指でつまみ、包皮を剥く。
「くうん」
 妹が鼻にかかったような声を上げ、僕の肩に強くしがみついてきた。


 
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