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ACT8 帝国の秘密
#9 アリア④
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移動手段は地下鉄だった。
ちょうど通勤ラッシュの時間にあたっていたらしく、地下鉄の中は鬼のように混み合っていた。
ハルったら、早くスーパーカーを買えばいいのにィ。
乗客たちにもみくちゃにされながら、うんざりした気分で、アリアは思う。
グレーの学ラン姿のアリアは、背が低いせいで、人の壁に囲まれると周りの様子がよくわからない。
不安を解消するために、ポケットに手を突っ込んで、例のローターを握りしめている。
きのう、ハルがリコの口の中でイッた時、そっとリコの体内から回収しておいたのだ。
正体は何かわからない。
でも、使える、と確信した。
これのせいで、リコは突然変身し、しかもMILKYの姿のまま、絶頂に達したのだ。
ハルにペニスがあったことも、驚きだ。
いわゆる、両性具有というやつなのだろう。
ハルの武器である、あの立派過ぎるペニス。
あれに対抗できるものは、この玩具しかないと思う。
これさえあれば、ハルに勝てる。
そう、アリアは確信していた。
それにしても、心配なのは、リコのことだ。
こんな満員電車で、痴漢に襲われなきゃいいけど…。
他人事ながら、気が気でなかった。
黒いブレザーに白いブラウス、そして黒のタイトスカートに身を包んだリコは、裸の時以上にむんむんした色気を発散させている。
まず、脚が長すぎ、尻が発達しすぎているせいで、タイトスカートが超ミニ丈と化してしまっている。
その分、パンティストッキングに包まれた太腿がまる出しになっていて、それが見るからにそそるのである。
そして更にその胸元。
ブラウスのサイズが合わないのか、第2ボタンまではずしているため、深い胸の谷間が上着の間からしっかり見えてしまっている。
しかもその乳を支えるブラジャーは乳房の半分の大きさしかないらしく、今にも果実が丸ごとこぼれ出してきそうなのだ。
せめて、アリアがリコさまを痴漢から守らなきゃ。
そう決心すると、人混みをかき分けて、アリアはできるだけリコのそばににじり寄った。
が、遅すぎたようだ。
リコの様子が変だった。
鼻の頭に汗を浮かべ、何かに耐えるように口を引き結んでいるのだ。
よく見ると、人垣の隙間から手が伸びて、リコのスカートをめくり上げている。
しかも、めくり上げただけでなく、指を伸ばしてなにやら悪さをしているようである。
あ、痴漢!
くう。
リコさまに、なんてことを!
アリアはすかさず手を伸ばし、その手首をつかんだ。
え?
妙に細い、女みたいな腕だった。
と、頭の上から、声がした。
「ん? なんだ? アリア。私に何か用か?」
上から見下ろしてきたのは、ジャージの上下の上にパーカーを羽織り、野球帽をかぶったハルだった。
ちょうど通勤ラッシュの時間にあたっていたらしく、地下鉄の中は鬼のように混み合っていた。
ハルったら、早くスーパーカーを買えばいいのにィ。
乗客たちにもみくちゃにされながら、うんざりした気分で、アリアは思う。
グレーの学ラン姿のアリアは、背が低いせいで、人の壁に囲まれると周りの様子がよくわからない。
不安を解消するために、ポケットに手を突っ込んで、例のローターを握りしめている。
きのう、ハルがリコの口の中でイッた時、そっとリコの体内から回収しておいたのだ。
正体は何かわからない。
でも、使える、と確信した。
これのせいで、リコは突然変身し、しかもMILKYの姿のまま、絶頂に達したのだ。
ハルにペニスがあったことも、驚きだ。
いわゆる、両性具有というやつなのだろう。
ハルの武器である、あの立派過ぎるペニス。
あれに対抗できるものは、この玩具しかないと思う。
これさえあれば、ハルに勝てる。
そう、アリアは確信していた。
それにしても、心配なのは、リコのことだ。
こんな満員電車で、痴漢に襲われなきゃいいけど…。
他人事ながら、気が気でなかった。
黒いブレザーに白いブラウス、そして黒のタイトスカートに身を包んだリコは、裸の時以上にむんむんした色気を発散させている。
まず、脚が長すぎ、尻が発達しすぎているせいで、タイトスカートが超ミニ丈と化してしまっている。
その分、パンティストッキングに包まれた太腿がまる出しになっていて、それが見るからにそそるのである。
そして更にその胸元。
ブラウスのサイズが合わないのか、第2ボタンまではずしているため、深い胸の谷間が上着の間からしっかり見えてしまっている。
しかもその乳を支えるブラジャーは乳房の半分の大きさしかないらしく、今にも果実が丸ごとこぼれ出してきそうなのだ。
せめて、アリアがリコさまを痴漢から守らなきゃ。
そう決心すると、人混みをかき分けて、アリアはできるだけリコのそばににじり寄った。
が、遅すぎたようだ。
リコの様子が変だった。
鼻の頭に汗を浮かべ、何かに耐えるように口を引き結んでいるのだ。
よく見ると、人垣の隙間から手が伸びて、リコのスカートをめくり上げている。
しかも、めくり上げただけでなく、指を伸ばしてなにやら悪さをしているようである。
あ、痴漢!
くう。
リコさまに、なんてことを!
アリアはすかさず手を伸ばし、その手首をつかんだ。
え?
妙に細い、女みたいな腕だった。
と、頭の上から、声がした。
「ん? なんだ? アリア。私に何か用か?」
上から見下ろしてきたのは、ジャージの上下の上にパーカーを羽織り、野球帽をかぶったハルだった。
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