醜女の檻 ~私の美少女監禁日記~

戸影絵麻

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第3章 美少女監禁

#5 穢された天使①

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「脱いだら」 
 茶褐色に変色してしまったスカートを顎で指し示して、私は言った。
 杏里は茫然と立ちすくんでいる。
 むき出しの太腿を伝って、薄茶色の汁が床に水たまりをつくっていた。
 かすかに漂う糞便の臭い。
 が、思ったより量は少ないようだ。
 朝からあまり食べていないのか、これまでの犠牲者に比べ、杏里の脱糞はむしろ控えめすぎるといえた。
 のろのろと杏里がスカートを脱ぐ。
「下着もだよ。そんなに汚しちゃったら、もう穿いてられないでしょ」
 うなずいて、黄色っぽく変色した小さな下着を杏里が脱ぎ捨てた。
 つるんとした下半身があらわになる。
 上にまだタンクトップを着ているだけに、下半身むき出しの杏里は異様に艶めかしい。
「次はこれ」
 近づくと、私は杏里の両手首を左手でつかみ、隠し持っていた手錠をはめた。
「よどみ…」
 杏里が目を見開いた。
「どうして…?」
「向こうを向いて」
「今度は、何?」
「いいから早く」
 無理やり背中を向けさせると、私は右足で杏里の腰を蹴った。
「あ」
 小さく叫んで、杏里が汚物の中にうつ伏せに倒れこむ。
「お尻を上げなさい。いつもやってるみたいに」
 うめきながら顔を上げた杏里に、私は言った。
「抵抗しないんでしょ? タナトスとやらは」
 依然として、タナトスが何なのかはわからない。
 でも、ひとつだけ確かなのは、杏里は相手に決して抵抗しないということだ。
 今までの、どの場合もそうだった。
 杏里はやられっ放しでひたすら待つ。
 相手が自らストレスを解放して、昇天してしまうのを。
 この時のために、床にはカーペットの代わりに薄いビニールシートが敷いてある。
 その上に両手と両ひざをつくと、杏里がゆっくりと尻を上げ始めた。
 真後ろに移動して、じっくりと観察した。
 杏里の裸の腰から尻にかけてのラインは、驚くほど熟れていて背筋がぞくぞくするほどだった。
 なまじウェストが細く、尻が大きいため、綺麗な洋梨型をしているのだ。
 肌の艶も抜群にいい。
 私は壁際の棚から、極太の注射器を取り出した。
 正確には、注射器ではなく、通販で取り寄せた、SMプレイ用の特大浣腸である。
 中に入っているのはグリセリンだ。
 グリセリンは毒性が低く、水によく溶ける。
 これを腸内へ注入すると、浸透圧によって大腸が刺激され、排せつ運動が促進されるとともに、便が溶かされ、軟らかくなる。
 押し出された便が直腸に圧力をかけるため、便意中枢が刺激され、注入後3分~5分程度で強い便意が起こる。
 でも、それでは面白くないので、私の場合、生贄に使うグリセリンは、原液を用いることにしている。
 刺激が強すぎてて腸壁を傷つける恐れがあるのがリスクではあるけれど、これならほんの数十秒で排せつが始まるからだ。
「動かないでね」 
 ”注射器”を構え、私は杏里の尻に顔を寄せていった。
 ぷりぷりの肉を指で押し開くと、菊の花そっくりの可愛らしい肛門が現れた。
 メラニン色素の沈着がほとんどみられない、綺麗なピンク色をしている。
 私は注射器の先端のゴムチューブを、その菊の花びらの真ん中に押し込んだ。
「あうっ」
 杏里が苦しそうに肩を震わせる。
「まだだよ」
 更に力を入れてみる。
 菊の花弁がめくれて、注射器の先端をゆるゆると飲み込んでいく。
「ああ…」
 ここまでくると、もはや杏里の声は、苦しがっているのか感じているのか、よくわからない。
 先端がしっかり根元まで吸い込まれるのを確認して、私は器具のプランジャーを思いっきり押し込んだ。
 強い抵抗に逆らって、大量のグリセリンを杏里の直腸に一気に注入した。
「いやあっ!」
 とたんに、杏里が激しくのけぞった。
「だめ! だめ! そんなこと、しないで!」
 そして。
 すべて注入し終えた私がとっさに後ろに下がった時、杏里の悲鳴とともに、それが始まった。
 
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