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第7部 蹂躙のヤヌス
#2 特別研修
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「あなたが、いずなちゃん?」
声をかけると、少女がうなずいた。
おずおずと姿を現したのは、質素な白のワンピースを着た、大人しそうな娘である。
髪型はポニーテール。
顎の細い小顔は、鼻のつけ根のあたりにそばかすが散っている。
脚は少し内股で、膝ばかり目立ってまるで色気がなく、全体的に骨ばった印象である。
今どきの中学生の基準に照らし合わせても、その起伏のないやせた体つきは、発育が遅いほうに入るだろう。
顔だち自体は悪くないのだが、表情があまりにおどおどしているため、余計に幼く見える。
この子がタナトス?
杏里は2、3度、目をしばたいた。
向いていない。
瞬間的に、そう思った。
こんな、第二次性徴期を迎えているかどうかも怪しい少女に、私と同じ役割を?
「ちょっとふたりで話してなよ。その間に、僕と由羅で行く先を決めておくから」
よっこらしょ、と重人が立ち上がる。
「行く先って?」
「杏里のデモンストレーションの場所だよ。どうせなら、効果がひと目でわかる所がいいだろ?」
「また、なんか変なこと企んでる」
「違うよ。少しは仲間を信用しろよ。由羅、行こう。僕の部屋のパソコンで、色々探してみよう」
「あ、ああ」
由羅はちらっと杏里といずなに視線を投げたが、すぐに目を逸らすと、重人に続いてドスドスと足音も荒く家の奥に入っていった。
「私、稲盛いずなといいます」
縁側から1メートルほど離れた畳の上に正座すると、少女のほうから切り出した。
「笹原さんのことは、周りからよく聞かされています。すごく優秀なタナトスだって」
「じゃ、いずなちゃんは、自分がタナトスだってことは、当然知ってるわけなんだ」
「ええ…。おまえは、人間社会を浄化する大事な役割を担って生まれてきたんだって、施設の偉い人に、そういわれました」
「へーえ。委員会もタナトスにずいぶん優しくなったんだね」
杏里はため息をついた。
「私の時なんて、気がつくといきなり実戦で、初めのうちは、どうして自分だけこんなひどい目に遭わなきゃならないのかって、ずいぶん悩んだものなんだよ」
「たぶん、それは、私が劣等生だからだと思います。早めに素性を教えておかないと、自滅しかねないってことで…・最近、タナトスの供給が追いつかなくって、こんな私でも、簡単には廃棄処分にできないんだって、施設の人は言ってました。なんとか早く一人前になってもらわないと困るって」
「いずなちゃんは、委員会の施設育ちなの?」
「はい…つい、1ヶ月前まで。今は実地研修のため、代理母とふたり暮らしですけど」
「タナトスとして生まれ変わる前のことは、覚えてる? つまり、死ぬ前の記憶が残ってるかどうかってことなんだけど」
「いいえ、ほとんど…。目が覚めた時には、透明なガラスのタンクの中に裸で浮かんでました」
「やっぱり、そこからスタートなんだ」
「でも、笹原さんは、よく耐えてますよね…こんな任務というか、人生に。私なんて、もう…」
いずなのワンピースは、この暑さなのに、なぜか長袖である。
いずなが右手でしきりに左手首をこすっていることに気づいて、杏里は言った。
「ちょっと見せて」
「え?」
左手を取って、袖をめくる。
思った通りだった。
いずなの左手首には、白い筋が縦横に走っていた。
リストカットの痕に違いない。
「こんなことしても、無駄でしょ?」
杏里はそのほとんど消えかけている刃物の跡を指で優しくなでながら、いずなの瞳をのぞき込んだ。
「あなたがタナトスなら、こんなことで死ぬことはできない。私なんて、2週間前に、たちの悪いサイコパスに、胸のところに大きな穴を開けられて心臓掴み出されたけど、ほら、こんなふうにまだ余裕で生きてるし」
「そんな…ほんとですか…?」
いずなの顔が恐怖でひきつった。
「嘘じゃないよ。なんなら後で重人たちに聞いてごらんなさい」
「は、はい…。でも、それが本当だとすると、私、余計にわからなくなるんです。どうして、タナトスって、そんなふうに自分を犠牲にしてまで、他人を救わなきゃならないんですか?」
「そうだよね。それ、当然の疑問だと思う」
杏里はしばし考え込んだ。
これまでに杏里自身、何度も自問自答した難問である。
だが、正直、答えはまだ見つかっていない。
あるのはただ漠然とした、ある種の予感みたいなものだけだ。
タナトスの行為は、外面だけ捉えれば、確かに従軍慰安婦や娼婦のそれと大差ない。
でも、と思うのだ。
実はこれは、自分に与えられた”天命”のようなものではないのか、と。
そして、ずっと続けていけば、いつかこの力が、何かを大きく変えることにつながるのではないか…。
最近、そんな気がしてならないのだった。
私があえて二度目の生を受けた意味。
それがいつか、わかる時がくる…。
その思いが、強い。
が、とりあえず、今はそんな漠然としたことを話しても始まらない。
杏里はいずなに実際のところを正直に打ち明けることにした。
これはまだ、由羅や重人にも話したことのない内容だ。
「私もね、初めのうちは、嫌で嫌でたまらなかった。見ず知らずの人間たちに、この身体をもてあそばれ、傷つけられて、それでいて、誰にも感謝されない、こんなむちゃな人生が…。でも、いつの間にか気づいたの。心がいくら嫌がっていても、体はそうじゃないってことに」
「体はそうじゃないって…。それ…どういうことですか…?」
いずなが不思議そうに訊いてくる。
そうだ。
この感覚は、今の彼女にはわからない。
「どんなにひどい目に遭っても、私の身体は、進んでその状況を受け入れ、楽しんでいるんだってこと。私の身体は、すべてを快感に変えてしまう。そうして、次はどんな快感を味わえるのかと、いつもわくわくしてる。だから私の身体は、心と無関係に挑発的な衣装を纏いたがるの。スカートはいつも超ミニ。下着は必ず大人用。体育の時はブルマしか穿かないし、水着もほぼハイレグでTバック。私の身体は人に見られるのが大好き。よこしまな視線を感じるとドキドキする。重人が聞いたらきっと変態って罵るわ。でもね。いつからかな。そんな体に、無条件に従うことにしたら、気持ちがすーっと楽になったんだ。たぶんこれが、タナトスとしての目覚めなんじゃないかって思う。つまり、今のいずなちゃんに欠けてるのは、その部分。どんな事象も快感に変えられるんだっていう、その実体験」
「そんな…無理です」
いずなが泣き出しそうな顔になった。
「ここ1ヶ月、練習で、映画館や、バスの中で、少し、その、実技訓練をさせられました。でも、私、怖くて、気持ち悪くて、とてもじゃないけど、周りの人に快感を与えるなんてこと、できませんでした。ましてや、そんなふうに、自分が気持ちよくなるなんて…」
「こればっかりは、その瞬間が来るのを待つしかないものね。まあ、だから重人と由羅は、私に手本を示せって言ってるんだろうけど…」
杏里がそこまで言った時だった。
「決まったよ」
奥から出てきて、重人が言った。
「え? 何のこと?」
顔を上げると、自慢げに重人が言葉を継いだ。
「杏里がいずなの前で、最高のパフォーマンスを発揮できる所が見つかったのさ」
「何それ? どこよ?」
何とはなしに、嫌な予感がした。
どうも、重人の面白がっているような口調が気に入らない。
「この春、隣町にオープンした、『パノラマランド』。たいした距離じゃないから、バスが嫌ならタクシーを呼んでもいいよ」
「パノラマランドって?」
胡散臭い名前である。
「簡単に言えば、スーパー銭湯さ」
いつのまにか、柱にもたれていた由羅が言った。
「どうせ裸になるんなら、それが当たり前の環境がいい。そうだろう?」
「ちょ、ちょっと…」
杏里は茫然と、ふたりを見た。
銭湯で、タナトスの力を発揮しろっていうの?
さすがにそれは、初体験だけど…。
何が起こるか、予想もつかないよ。
「よし、決まった」
重人がにんまりと笑う。
由羅は馬鹿にするように、鼻の頭にしわを寄せている。
「しょうがないわね」
杏里は肩をすくめた。
いずなに啖呵を切った手前、今更嫌とは言えやしない。
「でも、先に言っておくけど、どうなっても知らないからね」
嫌な予感はするけれど、ワクワク感を隠し切れないのは気のせいか。
「私…怖い」
いずなが細い肩を震わせた。
「大丈夫。ここは任せて」
杏里はにっこり微笑むと、いずなの唇に、そっと人差し指を押し当てた。
「いずなちゃん、あなたの身体にも、教えてあげるから。タナトスだけが到達できる、真の天国ってやつを、ね」
声をかけると、少女がうなずいた。
おずおずと姿を現したのは、質素な白のワンピースを着た、大人しそうな娘である。
髪型はポニーテール。
顎の細い小顔は、鼻のつけ根のあたりにそばかすが散っている。
脚は少し内股で、膝ばかり目立ってまるで色気がなく、全体的に骨ばった印象である。
今どきの中学生の基準に照らし合わせても、その起伏のないやせた体つきは、発育が遅いほうに入るだろう。
顔だち自体は悪くないのだが、表情があまりにおどおどしているため、余計に幼く見える。
この子がタナトス?
杏里は2、3度、目をしばたいた。
向いていない。
瞬間的に、そう思った。
こんな、第二次性徴期を迎えているかどうかも怪しい少女に、私と同じ役割を?
「ちょっとふたりで話してなよ。その間に、僕と由羅で行く先を決めておくから」
よっこらしょ、と重人が立ち上がる。
「行く先って?」
「杏里のデモンストレーションの場所だよ。どうせなら、効果がひと目でわかる所がいいだろ?」
「また、なんか変なこと企んでる」
「違うよ。少しは仲間を信用しろよ。由羅、行こう。僕の部屋のパソコンで、色々探してみよう」
「あ、ああ」
由羅はちらっと杏里といずなに視線を投げたが、すぐに目を逸らすと、重人に続いてドスドスと足音も荒く家の奥に入っていった。
「私、稲盛いずなといいます」
縁側から1メートルほど離れた畳の上に正座すると、少女のほうから切り出した。
「笹原さんのことは、周りからよく聞かされています。すごく優秀なタナトスだって」
「じゃ、いずなちゃんは、自分がタナトスだってことは、当然知ってるわけなんだ」
「ええ…。おまえは、人間社会を浄化する大事な役割を担って生まれてきたんだって、施設の偉い人に、そういわれました」
「へーえ。委員会もタナトスにずいぶん優しくなったんだね」
杏里はため息をついた。
「私の時なんて、気がつくといきなり実戦で、初めのうちは、どうして自分だけこんなひどい目に遭わなきゃならないのかって、ずいぶん悩んだものなんだよ」
「たぶん、それは、私が劣等生だからだと思います。早めに素性を教えておかないと、自滅しかねないってことで…・最近、タナトスの供給が追いつかなくって、こんな私でも、簡単には廃棄処分にできないんだって、施設の人は言ってました。なんとか早く一人前になってもらわないと困るって」
「いずなちゃんは、委員会の施設育ちなの?」
「はい…つい、1ヶ月前まで。今は実地研修のため、代理母とふたり暮らしですけど」
「タナトスとして生まれ変わる前のことは、覚えてる? つまり、死ぬ前の記憶が残ってるかどうかってことなんだけど」
「いいえ、ほとんど…。目が覚めた時には、透明なガラスのタンクの中に裸で浮かんでました」
「やっぱり、そこからスタートなんだ」
「でも、笹原さんは、よく耐えてますよね…こんな任務というか、人生に。私なんて、もう…」
いずなのワンピースは、この暑さなのに、なぜか長袖である。
いずなが右手でしきりに左手首をこすっていることに気づいて、杏里は言った。
「ちょっと見せて」
「え?」
左手を取って、袖をめくる。
思った通りだった。
いずなの左手首には、白い筋が縦横に走っていた。
リストカットの痕に違いない。
「こんなことしても、無駄でしょ?」
杏里はそのほとんど消えかけている刃物の跡を指で優しくなでながら、いずなの瞳をのぞき込んだ。
「あなたがタナトスなら、こんなことで死ぬことはできない。私なんて、2週間前に、たちの悪いサイコパスに、胸のところに大きな穴を開けられて心臓掴み出されたけど、ほら、こんなふうにまだ余裕で生きてるし」
「そんな…ほんとですか…?」
いずなの顔が恐怖でひきつった。
「嘘じゃないよ。なんなら後で重人たちに聞いてごらんなさい」
「は、はい…。でも、それが本当だとすると、私、余計にわからなくなるんです。どうして、タナトスって、そんなふうに自分を犠牲にしてまで、他人を救わなきゃならないんですか?」
「そうだよね。それ、当然の疑問だと思う」
杏里はしばし考え込んだ。
これまでに杏里自身、何度も自問自答した難問である。
だが、正直、答えはまだ見つかっていない。
あるのはただ漠然とした、ある種の予感みたいなものだけだ。
タナトスの行為は、外面だけ捉えれば、確かに従軍慰安婦や娼婦のそれと大差ない。
でも、と思うのだ。
実はこれは、自分に与えられた”天命”のようなものではないのか、と。
そして、ずっと続けていけば、いつかこの力が、何かを大きく変えることにつながるのではないか…。
最近、そんな気がしてならないのだった。
私があえて二度目の生を受けた意味。
それがいつか、わかる時がくる…。
その思いが、強い。
が、とりあえず、今はそんな漠然としたことを話しても始まらない。
杏里はいずなに実際のところを正直に打ち明けることにした。
これはまだ、由羅や重人にも話したことのない内容だ。
「私もね、初めのうちは、嫌で嫌でたまらなかった。見ず知らずの人間たちに、この身体をもてあそばれ、傷つけられて、それでいて、誰にも感謝されない、こんなむちゃな人生が…。でも、いつの間にか気づいたの。心がいくら嫌がっていても、体はそうじゃないってことに」
「体はそうじゃないって…。それ…どういうことですか…?」
いずなが不思議そうに訊いてくる。
そうだ。
この感覚は、今の彼女にはわからない。
「どんなにひどい目に遭っても、私の身体は、進んでその状況を受け入れ、楽しんでいるんだってこと。私の身体は、すべてを快感に変えてしまう。そうして、次はどんな快感を味わえるのかと、いつもわくわくしてる。だから私の身体は、心と無関係に挑発的な衣装を纏いたがるの。スカートはいつも超ミニ。下着は必ず大人用。体育の時はブルマしか穿かないし、水着もほぼハイレグでTバック。私の身体は人に見られるのが大好き。よこしまな視線を感じるとドキドキする。重人が聞いたらきっと変態って罵るわ。でもね。いつからかな。そんな体に、無条件に従うことにしたら、気持ちがすーっと楽になったんだ。たぶんこれが、タナトスとしての目覚めなんじゃないかって思う。つまり、今のいずなちゃんに欠けてるのは、その部分。どんな事象も快感に変えられるんだっていう、その実体験」
「そんな…無理です」
いずなが泣き出しそうな顔になった。
「ここ1ヶ月、練習で、映画館や、バスの中で、少し、その、実技訓練をさせられました。でも、私、怖くて、気持ち悪くて、とてもじゃないけど、周りの人に快感を与えるなんてこと、できませんでした。ましてや、そんなふうに、自分が気持ちよくなるなんて…」
「こればっかりは、その瞬間が来るのを待つしかないものね。まあ、だから重人と由羅は、私に手本を示せって言ってるんだろうけど…」
杏里がそこまで言った時だった。
「決まったよ」
奥から出てきて、重人が言った。
「え? 何のこと?」
顔を上げると、自慢げに重人が言葉を継いだ。
「杏里がいずなの前で、最高のパフォーマンスを発揮できる所が見つかったのさ」
「何それ? どこよ?」
何とはなしに、嫌な予感がした。
どうも、重人の面白がっているような口調が気に入らない。
「この春、隣町にオープンした、『パノラマランド』。たいした距離じゃないから、バスが嫌ならタクシーを呼んでもいいよ」
「パノラマランドって?」
胡散臭い名前である。
「簡単に言えば、スーパー銭湯さ」
いつのまにか、柱にもたれていた由羅が言った。
「どうせ裸になるんなら、それが当たり前の環境がいい。そうだろう?」
「ちょ、ちょっと…」
杏里は茫然と、ふたりを見た。
銭湯で、タナトスの力を発揮しろっていうの?
さすがにそれは、初体験だけど…。
何が起こるか、予想もつかないよ。
「よし、決まった」
重人がにんまりと笑う。
由羅は馬鹿にするように、鼻の頭にしわを寄せている。
「しょうがないわね」
杏里は肩をすくめた。
いずなに啖呵を切った手前、今更嫌とは言えやしない。
「でも、先に言っておくけど、どうなっても知らないからね」
嫌な予感はするけれど、ワクワク感を隠し切れないのは気のせいか。
「私…怖い」
いずなが細い肩を震わせた。
「大丈夫。ここは任せて」
杏里はにっこり微笑むと、いずなの唇に、そっと人差し指を押し当てた。
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