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第7部 蹂躙のヤヌス
#61 監禁調教⑤
美里が最初に手に取ったのは、先に丸いゴムのついたごく普通のハンディ・マッサージ器だった。
それ自体は肩こりの治療などに使うもので、卑猥な要素はない。
しかし、2本同時に振動を始めたそれが、徐々に己の乳房に迫ってくるとなると、話は別だった。
杏里は震えていた。
怖いからではなかった。
むしろその逆である。
これからどんな辱めが始まるのかと思うと、身体がわなないて仕方がない。
美里はおそらく、じかに杏里の身体には触れてこないに違いない。
自分はきっちりスーツを着こんだまま、裸に剥いた杏里を責めるのがこれまでの常套手段だからだ。
自分だけ全裸、というシチュエーションは、いかにも倒錯的でエロチックである。
性体験がなまじ豊かな分、杏里はそうした状況の変化に敏感だ。
その性癖を美里は見抜いていた。
そして、じらされればじらされるほど、杏里が感じることも。
案の定、美里が最初触れてきたのは、首の付け根あたりだった。
そこを起点にして、2本のマッサージ器で杏里の肌を丹念になぞっていく。
杏里は目を皿にように見開いて、そのマッサージ器の描く軌跡を見守っていた。
早く。
祈るように、胸の底でつぶやいた。
早く、いちばん感じるところに、それを…。
微細な振動が肌の表面にさざ波をつくり、ゆっくりと体全体に広がっていく。
媚薬で過敏になった乳首が、そのかすかな振動に反応して、徐々に勃起していくのがわかる。
美里が2本のマッサージ器を、左右の乳房の裏に滑り込ませてくる。
その細かく震えるゴムの先端が、下から杏里の丸い乳房を持ち上げた。
尖ったふたつの乳首が口元に近づいてきた。
充血したそれは、奇麗な薔薇色にふくらみ、まるで可憐な苺のようだ。
迎え入れるように、杏里は薄く口を開けた。
ほとんど無意識のしぐさだった。
おずおずと舌を伸ばす。
がまんできず、舐めた。
「あ」
思わず声が漏れた。
乳頭に舌先が触れたせいだった。
杏里の舌は、長い上によく伸びる。
しかも乳房が大きいので、持ち上げれば乳首に十分舌の先が届くのだ。
夢中で舌を打ち振った。
「くうん」
舌先で転がされ、乳首がどんどん硬さを増していく。
普段は控えめな乳首が、今やその存在を最大限主張して、艶やかな肉の丘の頂で誇らしげに屹立している。
「ここからでもわかるわ。あなたの乳首、もう勃起してるじゃないの」
杏里の乳房をマッサージ器で持ち上げ、ぐいぐいとこね回しながら、美里が言う。
見下したような、例の冷淡な口調である。
それが杏里にはまた堪らない。
怒りより羞恥、羞恥より快感。
美里に酷い言葉を投げつけられれば投げつけられるほど、なぜか興奮が高まってくるのだ。
「こんなもので気持ちよくなってしまうなんて、なんて安っぽい女なの」
娘ではなく、女。
そう呼ばれたことすらもが、杏里には快感だった。
美里はそんな杏里の高ぶりを冷静に計算しているかのように、少しずつ責めを激しくしていく。
2本のマッサージ器で杏里の左の乳房を両側から挟むと、強く力を加え始めたのだ。
杏里の口淫を逃れた左乳が平たく変形し、小刻みに震え出した。
その先端で、まるで別種の生き物のように頭部を振りたくる、大きく勃起した乳首。
「ふううっ」
杏里は上半身をうねらせた。
「あふ、くうんっ」
疼きがすごい勢いで高まっていく。
が、肝心の乳首は放置されたままなので、そのもどかしさときたら半端ない。
美里の術策にはまるとわかっていても、悶えずにはいられない。
「下のお口から、おつゆが出てきたわ。びらびらの唇が、もうずぶぬれよ」
マッサージ器の圧力を高めながら、呆れたように美里が言う。
眼鏡の奥のそのクールなまなざしは、まっすぐ杏里の股間を見つめている。
「まだ始めたばかりだっていうのに、この子ったら、なんていやらしいのかしら」
「お、お願い…」
こらえきれず杏里が口を開いたのは、マッサージ器が乳首を無視して下腹と脇腹に当てられた時だった。
「じらすのは、やめて…。知ってるくせに…。私が何してほしいのか、先生は、よく知ってるくせに」
自分でもびっくりするほど、恨めしげな声だった。
まるで行為の途中で恋人に愛撫を中断された女のようだ。
「知ってるわ」
美里が突き放す。
「あなたが、その勃起乳首を虐めてほしがってることぐらい、百も承知。でも、してあげないの」
「どうして?」
あまりの悔しさに、杏里は涙目になる。
「気持ちよくしてくれるって、言ったじゃない?」
「いい? 子猫ちゃん。あなたは私の敵なのよ。そうそう自分の思い通りにはいかないわ」
その間にも美里が操る2本のマッサージ器は、杏里の腹から腋の下にかけてのラインをじっくりなぞっていく。
「そんな…」
杏里は、たわわなふたつの乳房の間から覗く、己の太腿のつけ根に視線を落とした。
金色に光るリングが恥丘からせり出している。
陰核も勃起している証拠である。
その下に縦に開いた唇の間からは、どうやらかなりの量の淫汁があふれ出しているようだ。
ビロードの椅子の上にあふれた蜜が黒い染みとなって、じわじわと広がっていく。
内股が濡れて気持ちが悪いほどだった。
美里の言う通りだと思う。
早い。
反応が早すぎる。
たかが家庭用のマッサージ器で身体を撫でまわされただけで、こんなに濡れてしまうだなんて…。
「あん…もう…」
切ないため息が漏れた。
ゆるゆると首を振った。
「こんなの、だめ…だめだよ」
すすり泣くような声音で、言った。
「先生の、いじわる。杏里、このままじゃ、もう、ダメになっちゃうよ」
それ自体は肩こりの治療などに使うもので、卑猥な要素はない。
しかし、2本同時に振動を始めたそれが、徐々に己の乳房に迫ってくるとなると、話は別だった。
杏里は震えていた。
怖いからではなかった。
むしろその逆である。
これからどんな辱めが始まるのかと思うと、身体がわなないて仕方がない。
美里はおそらく、じかに杏里の身体には触れてこないに違いない。
自分はきっちりスーツを着こんだまま、裸に剥いた杏里を責めるのがこれまでの常套手段だからだ。
自分だけ全裸、というシチュエーションは、いかにも倒錯的でエロチックである。
性体験がなまじ豊かな分、杏里はそうした状況の変化に敏感だ。
その性癖を美里は見抜いていた。
そして、じらされればじらされるほど、杏里が感じることも。
案の定、美里が最初触れてきたのは、首の付け根あたりだった。
そこを起点にして、2本のマッサージ器で杏里の肌を丹念になぞっていく。
杏里は目を皿にように見開いて、そのマッサージ器の描く軌跡を見守っていた。
早く。
祈るように、胸の底でつぶやいた。
早く、いちばん感じるところに、それを…。
微細な振動が肌の表面にさざ波をつくり、ゆっくりと体全体に広がっていく。
媚薬で過敏になった乳首が、そのかすかな振動に反応して、徐々に勃起していくのがわかる。
美里が2本のマッサージ器を、左右の乳房の裏に滑り込ませてくる。
その細かく震えるゴムの先端が、下から杏里の丸い乳房を持ち上げた。
尖ったふたつの乳首が口元に近づいてきた。
充血したそれは、奇麗な薔薇色にふくらみ、まるで可憐な苺のようだ。
迎え入れるように、杏里は薄く口を開けた。
ほとんど無意識のしぐさだった。
おずおずと舌を伸ばす。
がまんできず、舐めた。
「あ」
思わず声が漏れた。
乳頭に舌先が触れたせいだった。
杏里の舌は、長い上によく伸びる。
しかも乳房が大きいので、持ち上げれば乳首に十分舌の先が届くのだ。
夢中で舌を打ち振った。
「くうん」
舌先で転がされ、乳首がどんどん硬さを増していく。
普段は控えめな乳首が、今やその存在を最大限主張して、艶やかな肉の丘の頂で誇らしげに屹立している。
「ここからでもわかるわ。あなたの乳首、もう勃起してるじゃないの」
杏里の乳房をマッサージ器で持ち上げ、ぐいぐいとこね回しながら、美里が言う。
見下したような、例の冷淡な口調である。
それが杏里にはまた堪らない。
怒りより羞恥、羞恥より快感。
美里に酷い言葉を投げつけられれば投げつけられるほど、なぜか興奮が高まってくるのだ。
「こんなもので気持ちよくなってしまうなんて、なんて安っぽい女なの」
娘ではなく、女。
そう呼ばれたことすらもが、杏里には快感だった。
美里はそんな杏里の高ぶりを冷静に計算しているかのように、少しずつ責めを激しくしていく。
2本のマッサージ器で杏里の左の乳房を両側から挟むと、強く力を加え始めたのだ。
杏里の口淫を逃れた左乳が平たく変形し、小刻みに震え出した。
その先端で、まるで別種の生き物のように頭部を振りたくる、大きく勃起した乳首。
「ふううっ」
杏里は上半身をうねらせた。
「あふ、くうんっ」
疼きがすごい勢いで高まっていく。
が、肝心の乳首は放置されたままなので、そのもどかしさときたら半端ない。
美里の術策にはまるとわかっていても、悶えずにはいられない。
「下のお口から、おつゆが出てきたわ。びらびらの唇が、もうずぶぬれよ」
マッサージ器の圧力を高めながら、呆れたように美里が言う。
眼鏡の奥のそのクールなまなざしは、まっすぐ杏里の股間を見つめている。
「まだ始めたばかりだっていうのに、この子ったら、なんていやらしいのかしら」
「お、お願い…」
こらえきれず杏里が口を開いたのは、マッサージ器が乳首を無視して下腹と脇腹に当てられた時だった。
「じらすのは、やめて…。知ってるくせに…。私が何してほしいのか、先生は、よく知ってるくせに」
自分でもびっくりするほど、恨めしげな声だった。
まるで行為の途中で恋人に愛撫を中断された女のようだ。
「知ってるわ」
美里が突き放す。
「あなたが、その勃起乳首を虐めてほしがってることぐらい、百も承知。でも、してあげないの」
「どうして?」
あまりの悔しさに、杏里は涙目になる。
「気持ちよくしてくれるって、言ったじゃない?」
「いい? 子猫ちゃん。あなたは私の敵なのよ。そうそう自分の思い通りにはいかないわ」
その間にも美里が操る2本のマッサージ器は、杏里の腹から腋の下にかけてのラインをじっくりなぞっていく。
「そんな…」
杏里は、たわわなふたつの乳房の間から覗く、己の太腿のつけ根に視線を落とした。
金色に光るリングが恥丘からせり出している。
陰核も勃起している証拠である。
その下に縦に開いた唇の間からは、どうやらかなりの量の淫汁があふれ出しているようだ。
ビロードの椅子の上にあふれた蜜が黒い染みとなって、じわじわと広がっていく。
内股が濡れて気持ちが悪いほどだった。
美里の言う通りだと思う。
早い。
反応が早すぎる。
たかが家庭用のマッサージ器で身体を撫でまわされただけで、こんなに濡れてしまうだなんて…。
「あん…もう…」
切ないため息が漏れた。
ゆるゆると首を振った。
「こんなの、だめ…だめだよ」
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