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#23 エロ魔導士、ついに公式戦デビュー?
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裏門に出ると、すでにそこは甲冑に身を固めた兵士たちでいっぱいだった。
みんなが注視しているのは、川にかかった石造りの橋である。
アーチを描いた長い橋が、こちら側と対岸をつないでいるのだ。
橋の両側は切り立った崖で、数十メートル下で白く泡立つ急流が岩を噛んでいる。
落ちたら一巻の終わりに違いない。
「くそ。渡ってきやがる」
兵士のひとりがうめいた。
その声に、私は見た。
対岸の森の中から、ずんぐりした影がわらわらと現れ、橋を渡り始めたのだ。
きたならしい鎧に身を固めたオークたちだった。
昼間遭遇したゴブリンよりも、かなりでかい。
毛のないつるりとした頭。
その下に装着したゴーグル。
カエルみたいに耳まで裂けた口。
まさにモンスターの名にふさわしい。
「者ども、かかれ!」
カイルが腕を振り上げ、剣を抜いて走り出す。
「おお!」
そのあとにつづく、屈強の兵士たち。
カンカンという音が響き、橋の中央で斬り合いが始まった。
「いかん。思ったより、敵の数が多い」
つぶやいたのは、兄のラルクである。
何を考えているのか、私たちの後ろに立って、高みの見物だ。
「おい」
いきなり肩をつかまれた。
「は?」
「オークの腕力は人間の2倍。長期戦では我々のほうが圧倒的に不利だ。戦闘が長引く前に、援護を頼む」
つきつめた表情で私を見つめ、そんなことを言った。
てか、あんたは何してんのさ?
と思ったけど、
「お願い、翔子。兄者の言う通りだわ。カイルたち、もう押されてる」
ソフィアに頼まれちゃ、いやといえなかった。
確かにオーク軍の迫力は相当なものだった。
押し負けた兵士たちが次々にこん棒で薙ぎ払われ、川面に落ちていくのだ。
「それに、やりやすいようにと思って、こんなものを用意してきたの」
そう言ってソフィアが取り出したのは、大きなフランクフルト・ソーセージである。
太さも反り返り方も、成人男性の勃起したペニスそのものだ。
おフェラ初心者の私にとっては、渡りに船の小道具である。
「わかった。ふたりとも、下がって」
私はセーラー服をなびかせて、橋の手すりに飛び移った。
ほんとは、アイスキャンディにしてほしかったんだけど。
まあ、でも、この際文句を言ってはいられない。
私はカイルと切り結んでいるひと際大柄なオークに狙いを定めた。
そして両腕を天に向かって差し上げると、芝居がかった調子で、叫んだ。
「エア・フェラチオ全体化、発動!」
叫んでおいて、ソーセージを口いっぱいに頬張った。
2、3度激しく出し入れする。
舌で周囲をじゅるじゅる舐めてやる。
「あふ」
オークが、白目を剥き、フリーズした。
「うぐ」
「あひ」
「うひょ」
口々にわめいては、股間を押さえ、前かがみになる。
「今だ!」
今度は、ソフィアが叫ぶ番だった。
「カイル! 今行く! 突撃だよ!」
みんなが注視しているのは、川にかかった石造りの橋である。
アーチを描いた長い橋が、こちら側と対岸をつないでいるのだ。
橋の両側は切り立った崖で、数十メートル下で白く泡立つ急流が岩を噛んでいる。
落ちたら一巻の終わりに違いない。
「くそ。渡ってきやがる」
兵士のひとりがうめいた。
その声に、私は見た。
対岸の森の中から、ずんぐりした影がわらわらと現れ、橋を渡り始めたのだ。
きたならしい鎧に身を固めたオークたちだった。
昼間遭遇したゴブリンよりも、かなりでかい。
毛のないつるりとした頭。
その下に装着したゴーグル。
カエルみたいに耳まで裂けた口。
まさにモンスターの名にふさわしい。
「者ども、かかれ!」
カイルが腕を振り上げ、剣を抜いて走り出す。
「おお!」
そのあとにつづく、屈強の兵士たち。
カンカンという音が響き、橋の中央で斬り合いが始まった。
「いかん。思ったより、敵の数が多い」
つぶやいたのは、兄のラルクである。
何を考えているのか、私たちの後ろに立って、高みの見物だ。
「おい」
いきなり肩をつかまれた。
「は?」
「オークの腕力は人間の2倍。長期戦では我々のほうが圧倒的に不利だ。戦闘が長引く前に、援護を頼む」
つきつめた表情で私を見つめ、そんなことを言った。
てか、あんたは何してんのさ?
と思ったけど、
「お願い、翔子。兄者の言う通りだわ。カイルたち、もう押されてる」
ソフィアに頼まれちゃ、いやといえなかった。
確かにオーク軍の迫力は相当なものだった。
押し負けた兵士たちが次々にこん棒で薙ぎ払われ、川面に落ちていくのだ。
「それに、やりやすいようにと思って、こんなものを用意してきたの」
そう言ってソフィアが取り出したのは、大きなフランクフルト・ソーセージである。
太さも反り返り方も、成人男性の勃起したペニスそのものだ。
おフェラ初心者の私にとっては、渡りに船の小道具である。
「わかった。ふたりとも、下がって」
私はセーラー服をなびかせて、橋の手すりに飛び移った。
ほんとは、アイスキャンディにしてほしかったんだけど。
まあ、でも、この際文句を言ってはいられない。
私はカイルと切り結んでいるひと際大柄なオークに狙いを定めた。
そして両腕を天に向かって差し上げると、芝居がかった調子で、叫んだ。
「エア・フェラチオ全体化、発動!」
叫んでおいて、ソーセージを口いっぱいに頬張った。
2、3度激しく出し入れする。
舌で周囲をじゅるじゅる舐めてやる。
「あふ」
オークが、白目を剥き、フリーズした。
「うぐ」
「あひ」
「うひょ」
口々にわめいては、股間を押さえ、前かがみになる。
「今だ!」
今度は、ソフィアが叫ぶ番だった。
「カイル! 今行く! 突撃だよ!」
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