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#53 奉仕する牝犬⑯
それから1週間、琴子は病室に通いつめた。
和夫の見舞いというより、己の性欲を満たすためだった。
篠崎医師が安全な時間帯を教えてくれ、その間病室は誰にも邪魔されない狂乱の園と化した。
そこでは琴子は、奴隷にも主人にもなることができた。
部屋に入るなり、すぐさま裸に剥かれた。
そして、5人の男たちの肉棒を、口に次々に突っ込まれた。
顏に精液をぶちまけられるのも、嫌ではなかった。
そんな時いつも、琴子は喉を鳴らして、5人分の精液を飲み干した。
そして、その後は足元にかしずく男たちに、決まって身体中のありとあらゆる部位を舐められ、愛撫されるのだった・・・。
琴子には、それは何にも勝る喜びだといえた。
家に帰っても夫の正一には相変わらず邪険に扱われるだけだったが、ここでは全員が琴子に愛を捧げてくれるのだ。
だが、その幸せな時間も、長くは続かなかった。
整形外科の一般病棟の患者は、程度の軽い者が多い。
まず、高木少年が退院し、次の日には、梶田がそれに続いた。
名残惜しげに琴子とキスを交わして、みんな、去って行った。
「奥さん、あんたは最高の売婦だよ」
そう言い残して更に鶴松老人が姿を消すと、安田と和夫だけが後に残った。
やがて、その安田にも退院する日がやってきた。
最後の夜、琴子のフェラでいつものように射精させられると、涙ながらに安田は言ったものだ。
「必ずまたお会いできる日が来ると信じてます。この安田吾郎、琴子さんの奴隷です。何かあったら、呼んでください。どんなことがあろうと、駆けつけますから」
そして1週間後。
和夫の退院の日の朝、琴子はタクシーで和夫を迎えに行った。
病室のメンバーは、すっかり入れ替わってしまっていた。
「和夫、起きてる?」
「ああ、かあさん、早かったね」
和夫の声に、なにげなくカーテンを開けて、ぎょっとした。
和夫は、包帯をしていなかった。
その代わり、顏にぴったりと貼りついた白いゴムの仮面をかぶっている。
眼と口の部分だけ開いたそれは、さながらデスマスクに見えた。
「長かったな。やっと出られるよ」
声を弾ませて、和夫が言った。
「病院もそこそこ楽しかったけど、これで俺とかあさんの仲も、やっと次の段階に進めるね」
「馬鹿なこと言ってないで、早くしなさい。忘れ物、ないようにね」
「準備はもうできてる」
立ち上がると、和夫が背後から腕を回してきた。
「家に帰ったら、たっぷり楽しませてあげるから。ここで習ったこと、俺が全部かあさんの躰にしてあげる。ね、いいだろう?」
そこに、看護師を従えた篠崎医師がやってきた。
だが、和夫は琴子に抱きついたまま、離れようとしない。
若い看護師の奇異の眼を痛いほど感じながら、
「お世話になりました」
頭を下げる琴子に、事務的な口調で篠崎が言った。
「奥さんこそ、お元気で」
そしてなにげに顔を寄せてくると、耳元でそっとささやいた。
「具合が悪くなったら、いつでも連絡ください。私、個人的に往診もやってるので」
和夫の見舞いというより、己の性欲を満たすためだった。
篠崎医師が安全な時間帯を教えてくれ、その間病室は誰にも邪魔されない狂乱の園と化した。
そこでは琴子は、奴隷にも主人にもなることができた。
部屋に入るなり、すぐさま裸に剥かれた。
そして、5人の男たちの肉棒を、口に次々に突っ込まれた。
顏に精液をぶちまけられるのも、嫌ではなかった。
そんな時いつも、琴子は喉を鳴らして、5人分の精液を飲み干した。
そして、その後は足元にかしずく男たちに、決まって身体中のありとあらゆる部位を舐められ、愛撫されるのだった・・・。
琴子には、それは何にも勝る喜びだといえた。
家に帰っても夫の正一には相変わらず邪険に扱われるだけだったが、ここでは全員が琴子に愛を捧げてくれるのだ。
だが、その幸せな時間も、長くは続かなかった。
整形外科の一般病棟の患者は、程度の軽い者が多い。
まず、高木少年が退院し、次の日には、梶田がそれに続いた。
名残惜しげに琴子とキスを交わして、みんな、去って行った。
「奥さん、あんたは最高の売婦だよ」
そう言い残して更に鶴松老人が姿を消すと、安田と和夫だけが後に残った。
やがて、その安田にも退院する日がやってきた。
最後の夜、琴子のフェラでいつものように射精させられると、涙ながらに安田は言ったものだ。
「必ずまたお会いできる日が来ると信じてます。この安田吾郎、琴子さんの奴隷です。何かあったら、呼んでください。どんなことがあろうと、駆けつけますから」
そして1週間後。
和夫の退院の日の朝、琴子はタクシーで和夫を迎えに行った。
病室のメンバーは、すっかり入れ替わってしまっていた。
「和夫、起きてる?」
「ああ、かあさん、早かったね」
和夫の声に、なにげなくカーテンを開けて、ぎょっとした。
和夫は、包帯をしていなかった。
その代わり、顏にぴったりと貼りついた白いゴムの仮面をかぶっている。
眼と口の部分だけ開いたそれは、さながらデスマスクに見えた。
「長かったな。やっと出られるよ」
声を弾ませて、和夫が言った。
「病院もそこそこ楽しかったけど、これで俺とかあさんの仲も、やっと次の段階に進めるね」
「馬鹿なこと言ってないで、早くしなさい。忘れ物、ないようにね」
「準備はもうできてる」
立ち上がると、和夫が背後から腕を回してきた。
「家に帰ったら、たっぷり楽しませてあげるから。ここで習ったこと、俺が全部かあさんの躰にしてあげる。ね、いいだろう?」
そこに、看護師を従えた篠崎医師がやってきた。
だが、和夫は琴子に抱きついたまま、離れようとしない。
若い看護師の奇異の眼を痛いほど感じながら、
「お世話になりました」
頭を下げる琴子に、事務的な口調で篠崎が言った。
「奥さんこそ、お元気で」
そしてなにげに顔を寄せてくると、耳元でそっとささやいた。
「具合が悪くなったら、いつでも連絡ください。私、個人的に往診もやってるので」
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