78 / 400
#76 夜這いの誘惑②
しおりを挟む
初めは夢の続きかと思った。
が、闇に浮かび上がったそのマスクは、間違いなく和夫だった。
和夫がいつのまにか、掛布団をはだけて琴子の上に覆い被さっているのだ。
信じられなかった。
ここは夫婦の寝室なのだ。
いくら和夫が異常性癖の持ち主だからといって、こんなところまで忍び込んでくるなんてー。
「や、やめなさい! 何してるの?」
琴子はもがいた。
とっさに横目で正一のベッドを見た。
幸い、正一は高いびきで、目覚めた気配はない。
「いいだろ? 俺、もうがまんできないんだ」
和夫が剥き出しの琴子の乳房を揉んできた。
「だめだったら! とうさんが起きちゃうじゃない!」
声を押し殺して叱責するが、和夫はいっこうにやめようとしない。
「大丈夫だって。かあさんが静かにしてれば気づかれるもんか。それより、いいだろ」
息を切らしながら言って、和夫が琴子の乳首にむしゃぶりついてくる。
「だめよ、やめて」
懸命に身をよじってみたが、和夫は予想外に力が強かった。
強く抱きしめられ、逃げることはほぼ不可能だった。
「好きなんだよ、俺、かあさんのこと。ずっとこうしたかったんだ。もう、我慢できないんだ」
「昼間、お口と手でしてあげたじゃない。なのにまだ足りないっていうの?」
「かあさんこそ、あれからどこ行ってたんだよ。メスの匂い、ぷんぷんさせて帰ってきて。まさか浮気じゃないだろうね」
どきりとした。
正一だけでなく、息子の和夫にまで気づかれていたのか。
無理もない、と思う。
仁美と過ごした数時間は、それほど濃密だったのだ。
「馬鹿なこと言わないで。私はただ、お隣に用事があって・・・」
そこまで口にして、琴子はついに耐え切れず、言葉を切って小さく喘いだ。
和夫が左の乳首を音を立てて吸いながら、指で右の乳首を弄んでいる。
仁美のテクニックに比べればずいぶん稚拙だが、仁美とのレズプレイ以来感じやすくなっているらしく、両の乳首に痺れるような快感が走ったのだ。
「ああん・・・だめよ・・・」
拒絶の声が弱まるのが。自分でもわかった。
夫がすぐそばのベッドで寝ている。
そのスリルが嗜虐心のツボにはまったのか、琴子は次第に和夫の愛撫に身を任せ始めていた。
和夫はパンツ一枚の裸だった。
琴子も、寝る時は、キャミソールタイプのネグリジェの下は、ショーツ一枚である。
和夫の下着の前は、異常なほど硬く膨れ上がり、火傷するほどの熱を持っていた。
琴子の乳首を吸いながら、その大きな強張りを和夫が琴子の股間にすりつけてくる。
シンプルなデザインだが、極めて生地の薄いショーツは、和夫の興奮をダイレクトに琴子に伝えてくるようだ。
狂ったようにこすりあげられて、琴子は身体の芯で何かがほどけ、生暖かい汁となって滴るのを感じ、真っ赤になった。
「好きだよ・・・かあさん」
和夫の顔が、ずるずると琴子の下半身に向かって下がっていく。
両手で乳首をつまんだまま、腹を、へそをと、少しずつ下に向かって舌を這わせていく。
股を閉じようとしたが、すでに遅かった。
琴子のむっちりした太腿のつけ根に顔をうずめた和夫が、くぐもった声でささやいた。
「ああ、いい匂いだ・・・。かあさん、ここ、舐めるよ。いいだろう?」
が、闇に浮かび上がったそのマスクは、間違いなく和夫だった。
和夫がいつのまにか、掛布団をはだけて琴子の上に覆い被さっているのだ。
信じられなかった。
ここは夫婦の寝室なのだ。
いくら和夫が異常性癖の持ち主だからといって、こんなところまで忍び込んでくるなんてー。
「や、やめなさい! 何してるの?」
琴子はもがいた。
とっさに横目で正一のベッドを見た。
幸い、正一は高いびきで、目覚めた気配はない。
「いいだろ? 俺、もうがまんできないんだ」
和夫が剥き出しの琴子の乳房を揉んできた。
「だめだったら! とうさんが起きちゃうじゃない!」
声を押し殺して叱責するが、和夫はいっこうにやめようとしない。
「大丈夫だって。かあさんが静かにしてれば気づかれるもんか。それより、いいだろ」
息を切らしながら言って、和夫が琴子の乳首にむしゃぶりついてくる。
「だめよ、やめて」
懸命に身をよじってみたが、和夫は予想外に力が強かった。
強く抱きしめられ、逃げることはほぼ不可能だった。
「好きなんだよ、俺、かあさんのこと。ずっとこうしたかったんだ。もう、我慢できないんだ」
「昼間、お口と手でしてあげたじゃない。なのにまだ足りないっていうの?」
「かあさんこそ、あれからどこ行ってたんだよ。メスの匂い、ぷんぷんさせて帰ってきて。まさか浮気じゃないだろうね」
どきりとした。
正一だけでなく、息子の和夫にまで気づかれていたのか。
無理もない、と思う。
仁美と過ごした数時間は、それほど濃密だったのだ。
「馬鹿なこと言わないで。私はただ、お隣に用事があって・・・」
そこまで口にして、琴子はついに耐え切れず、言葉を切って小さく喘いだ。
和夫が左の乳首を音を立てて吸いながら、指で右の乳首を弄んでいる。
仁美のテクニックに比べればずいぶん稚拙だが、仁美とのレズプレイ以来感じやすくなっているらしく、両の乳首に痺れるような快感が走ったのだ。
「ああん・・・だめよ・・・」
拒絶の声が弱まるのが。自分でもわかった。
夫がすぐそばのベッドで寝ている。
そのスリルが嗜虐心のツボにはまったのか、琴子は次第に和夫の愛撫に身を任せ始めていた。
和夫はパンツ一枚の裸だった。
琴子も、寝る時は、キャミソールタイプのネグリジェの下は、ショーツ一枚である。
和夫の下着の前は、異常なほど硬く膨れ上がり、火傷するほどの熱を持っていた。
琴子の乳首を吸いながら、その大きな強張りを和夫が琴子の股間にすりつけてくる。
シンプルなデザインだが、極めて生地の薄いショーツは、和夫の興奮をダイレクトに琴子に伝えてくるようだ。
狂ったようにこすりあげられて、琴子は身体の芯で何かがほどけ、生暖かい汁となって滴るのを感じ、真っ赤になった。
「好きだよ・・・かあさん」
和夫の顔が、ずるずると琴子の下半身に向かって下がっていく。
両手で乳首をつまんだまま、腹を、へそをと、少しずつ下に向かって舌を這わせていく。
股を閉じようとしたが、すでに遅かった。
琴子のむっちりした太腿のつけ根に顔をうずめた和夫が、くぐもった声でささやいた。
「ああ、いい匂いだ・・・。かあさん、ここ、舐めるよ。いいだろう?」
1
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる