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第1章 幼少期
名前
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「エイミー、気をつけなさい。
名前をつけることで、それはそれじゃなくなるんだ。
名前は呪。祝福であり、呪詛でもある。
名とは縛りなんだよ」
エイミーの宝物 第5章より
*****
生まれてから一年半ほど経った。
僕は生まれてから殆ど放置されてる。
時々乳母が来て世話をしてくれるけど、話しかけてはくれない。
目も、合わせてくれない。
ま、前世よりは楽だけど。
あ、そうそう。名前がついに分かった。
なんか一度偉そうな人が来て、名前を決めて去って行ったんだ。
僕は死ぬ前、琥珀という名前だった。
それが関係しているのか、ただの偶然なのか。
いや、偶然にしてはあまりにも出来すぎているからそれが関係しているのであろう。
今世の僕の名前もコハクらしい。
コハク・アンバー・エケベリア・オルグ
なんか長いよね。
僕の双子の姉の名前もわかった。
ヒスイ、らしい。
ヒスイ・ジェイド・エケベリア・オルグ
僕もそうなんだけど、かなり安直だ。
アンバーは英語で、日本語の意味は琥珀。
ジェイドも英語で、翡翠という意味。
なんで英語を知っているのかという疑問は残るものの、深いことは考えないことにした。
その2日くらい後、雨が降りそうな曇天の日があった。
外が暗くて室内が明るく、窓に自分の姿が映る。
それで僕は自分の容姿を確認した。
僕は漆黒の髪だった。瞳は青で、顔の造形は前世よりも整っていた。
あと驚いたのは耳がとんがっていたことだ。
まあそれ以外は普通の赤ん坊の姿だったけどね。
これから何があるんだろう。
耐えろって行ってたけど今はまだまだ辛くない。
……考えても無駄か。
それじゃ、眠いのでお休みなさい。
名前をつけることで、それはそれじゃなくなるんだ。
名前は呪。祝福であり、呪詛でもある。
名とは縛りなんだよ」
エイミーの宝物 第5章より
*****
生まれてから一年半ほど経った。
僕は生まれてから殆ど放置されてる。
時々乳母が来て世話をしてくれるけど、話しかけてはくれない。
目も、合わせてくれない。
ま、前世よりは楽だけど。
あ、そうそう。名前がついに分かった。
なんか一度偉そうな人が来て、名前を決めて去って行ったんだ。
僕は死ぬ前、琥珀という名前だった。
それが関係しているのか、ただの偶然なのか。
いや、偶然にしてはあまりにも出来すぎているからそれが関係しているのであろう。
今世の僕の名前もコハクらしい。
コハク・アンバー・エケベリア・オルグ
なんか長いよね。
僕の双子の姉の名前もわかった。
ヒスイ、らしい。
ヒスイ・ジェイド・エケベリア・オルグ
僕もそうなんだけど、かなり安直だ。
アンバーは英語で、日本語の意味は琥珀。
ジェイドも英語で、翡翠という意味。
なんで英語を知っているのかという疑問は残るものの、深いことは考えないことにした。
その2日くらい後、雨が降りそうな曇天の日があった。
外が暗くて室内が明るく、窓に自分の姿が映る。
それで僕は自分の容姿を確認した。
僕は漆黒の髪だった。瞳は青で、顔の造形は前世よりも整っていた。
あと驚いたのは耳がとんがっていたことだ。
まあそれ以外は普通の赤ん坊の姿だったけどね。
これから何があるんだろう。
耐えろって行ってたけど今はまだまだ辛くない。
……考えても無駄か。
それじゃ、眠いのでお休みなさい。
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