最強への道 〜努力は俺を裏切らない

ペンギン

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1章 始まりの街

4話 出会い

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翌日の朝早く

 俺は街中をコソコソと慎重に進んでいた。
 どうやら朝はあの化け物も眠っているのか、遭遇していない。

 俺が今向かっているのは市の図書館だ。

 田舎の図書館にしてはかなり大きく沢山の文献がある。
 俺が求めるものもあるだろうと考え向かっているのだ。

 ふぅー、特に危険もなく無事到着だ。
だが、まだ緊張を解くわけにはいかない。

 館内にも外と同様に酷い状態の死体があるが、奴らは居ないようだ。
 一応、周囲と図書館内を詮索し、敵がいない事を確認した。

 では、探すとしよう

 えーと、スポーツ?関連はと
 ……あった

「最強の柔術」
「空手の奥義」
「初心者の剣道」

 結構あるな…だが俺が求めるのはスポーツ格闘技ではなくて

 棚を隅々まで探していると、棚の一番下でひっそりとその本は置かれていた。

「最強への道 」

 少し言葉に惹かれてページをめくって見ると、案外丁寧なイラスト付きの鍛錬方法、ナイフ術などが書かれていた。

 よし、これだ!これにしよう!直感的にバシッと来た。
 後は適当に必要と思った本をリュックに詰め込み、図書館を後にした。
 途中でホームセンターによって包丁やナイフをゲットし、展示場の家に帰った。
 途中、奴らに見つかりそうになったが、何とか逃げることに成功した。

 家に帰った俺は早速本を開いて見る!

「最強への道」
 STEP1 基礎体力


 えーとどうやら最初はひたすらに基本体力を鍛えるらしい。

 "腕立て 20回
  腹筋 20回
  背筋 20回
  スクワット 20回"

 あれ?案外簡単そう、と思ったが下まで読む事で納得する。

 "以上を50セット。
 これ以上やれば死ぬと思うまで行う。
 想像しろ…やり遂げ無ければ、爪を剥がれて全身をノコギリで切り刻まれる地獄を味わうという事を 
 ちなみにこの程度最強への道のりにおいてはウォーミングアップにもならない"

 想像しただけで恐ろしい
 だが生き残るためには、やるしかないのだ。
 俺は目を閉じて、決心を固める。

 すぅーーはぁーー

 弱ければ死ぬ

 甘えは捨てろ

 生き残るためには道は一つだろ

 よし!

 "このヤバそうな本を信じて、最後までやり切る。"

 この変わり切った世界での俺の方針が定まった。
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