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2:獣人族の集落
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ドゥルグンがナルを抱っこしたまま、木々が生い茂る傾斜のある道なき道を走り、夕方には獣人族の集落に到着した。
そこはゆるやかな傾斜のある開けた所で、ぽつんぽつんと家があり、家の側には小さな畑があった。
ナルを抱っこしてほぼ一日走っていたのに、ドゥルグンは息が荒くなっていない。獣人族の体力筋力は本当に人間とは桁違いみたいだ。
ドゥルグンが一際大きな家の前で足を止めた。地面に下ろされたので、頭一つ分くらい背が高いドゥルグンを見上げれば、ドゥルグンがナルを見下ろして口を開いた。
「人間にしては体力があるな」
「それなりに鍛えております。弓を使って狩りをするのも得意です」
「ほう? 人間が山で狩りなんぞできるのか?」
「山での狩りの仕方を教えてください。一緒に狩りに行きたいです」
「はっ。足手まといになるのが目を見えている。お前は俺の花嫁だ。女子供と一緒に木の実採りでもしていろ」
「木の実採りとやらもしますけど、狩りもしたいです。山の歩き方を教えてもらえれば、山でも狩りができます」
「気が向いたらな。おいっ! 戻ったぞ! 婚礼を始める!」
ドゥルグンが声を上げると、各家からぞろぞろと獣人が姿を現した。目の前の大きな家からも、ドゥルグンを老けさせたような中年の男獣人と、その妻と思わしき中年の女獣人が出てきた。
中年の男獣人が無表情で口を開いた。
「歓迎しよう。『神の祝福子』」
「父だ」
「ナルと申します。よろしくお願いいたします」
「『神の祝福子』とはいえ、脆弱な人間がここでまともに暮らせるのか見物だな」
「とと様。ナルは人間にしては鍛えているようです。俺が全速力で走っても笑っているだけでした。それなりに肝も据わっているかと」
「ほう? まぁいい。婚礼の支度は整っている。早速婚礼を始めるぞ」
「はい。みなの衆! 婚礼の宴を始めるぞ!」
ドゥルグンが声を上げると、獣人達がバタバタと動き始めた。
チラチラと視線を感じる。あまり好意的な視線ではない。どうやら、ナルは歓迎されていないようだ。ドゥルグンの父からの視線も冷たい気がする。
ナルはにひっと笑った。逆に面白い。脆弱な人間だと舐められているようだが、ナルをしっかりとドゥルグンの嫁として認めさせてやろうではないか。そのために何年もかけて身体を鍛え、弓の腕を磨いてきた。
宴の準備はあっという間に終わり、ナルは獣の皮が敷かれた所にドゥルグンと並んで座った。木の器になみなみと酒が注がれる。
ドゥルグンがくっと一息で酒を飲み干したので、ナルも真似して一息で酒を飲み干した。酒精がキツい。里で飲んでいた馬の乳を発酵させて作る酒よりもキツい酒だ。
喉が焼けるようなキツい酒に思わず眉間に皺が寄りそうになったが、ナルはあえて涼し気な顔をとりつくろった。
族長の妻となるのだ。獣人達から舐められる要素は少ない方がいい。
チラッと隣のドゥルグンを見れば、意外そうな顔をしていた。どうやら、ナルにはこの酒は飲めないと思っていたようだ。周りを見回せば、じろじろと観察するような目で見られている。少し居心地が悪いが、これくらいは想定内だ。
深夜遅くに宴が終わるまで、ナルはドゥルグンの隣で注がれる酒を飲みまくった。
夜空の月が煌々と輝く頃に、婚礼の宴が終わった。どうやら、人間の結婚式とは違い、特に誓いの言葉などなく、ただ皆で酒やご馳走を楽しむだけみたいだ。
ナルはにこやかな笑みを浮かべたまま、ドゥルグンに手を引かれて家の中へと入った。
囲炉裏がある部屋を通り過ぎて、家の一番奥らしき部屋へと入った。
床には獣の皮が敷かれていて、寝台はなかった。獣の皮が幾重にも重なっている所が寝床みたいだ。
ナルの嫁入り道具が全て運び込まれているので、ここが夫婦の部屋らしい。ドゥルグンがふぅと息を吐いて、繊細な刺繍が施されている服を脱ぎ始めた。
「全く。婚礼衣装がこんなに肩が凝るものとはな。お前も脱げ。湯浴みしに行く」
「はい」
ナルは花嫁衣装を脱ぎ始めた。湯浴みをしたら、初夜なのだろう。こっそり自分で女陰を弄ったことはあるのだが、体格が大きなドォルグンの魔羅は本当に入るのだろうか。
早々と全裸になったドゥルグンの股間をチラッと見れば、体格相応に大きい。ナルは、まぁなんとかなるだろうと思い、下着も脱ぎ捨てて全裸になった。
まじまじとドゥルグンがナルの身体を見てきた。ナルの股間を見て、ドゥルグンが首を傾げた。
「雄にしか見えぬのに、本当にそこだけ雌なのだな」
「そういうものらしいです」
「ふぅん。湯浴みする」
「はい」
ドゥルグンがナルの身体を片腕で抱き上げ、部屋の奥にあった扉を開けた。そこは風呂場のようで、木でできた広い浴槽には湯気が立つお湯がなみなみと溜まっていた。
酒に強い体質でよかった。かなりキツい酒をたらふく飲んだ後だが、意識はハッキリしている。湯浴みをしても問題ない。
木の床に下ろされたナルは木の桶でお湯を掬って身体にかけ、ドゥルグンから渡された草の匂いがする石鹸らしきもので身体を擦り始めた。微かにぬるぬるする石鹸らしきもので全身を丁寧に洗う。髪も丁寧に洗うと、お湯で全身のぬるぬるを流した。
先に身体を洗い終えたドゥルグンがお湯に浸かったので、ナルもお湯の中に入った。道中はとても楽しかったのだが、存外疲れていたらしい。温かいお湯に浸かると、じわぁっと身体が解れていく感覚がした。
ふぃーと気の抜けた声を出していると、ドゥルグンが声をかけてきた。
「お前、人間にしては頑丈なようだな。あれだけ飲んで顔色も変わらぬ」
「酒は好きなのです」
「ふぅん。人間にはキツい酒だろう」
「確かに酒精がキツかったですけど、美味しかったです」
「そうか。酔い潰れなかったことは評価しよう」
「ありがとうございます」
ドゥルグンが機嫌よさそうにクッと笑った。どうやらナルは嫁として及第点をもらえたらしい。
とはいえ、嫁の務めはここからが本番だ。ドゥルグンを閨で満足させなければならない。
ナルは性器以外は男の身体をしている。そんなナルにドゥルグンは興奮するのだろうか。
閨がどういうものかは母からふわっとは聞いている。が、実際にどんなものなのかはいまいち想像できない。魔羅を女陰の孔に入れること、最初のうちは痛いが堪えなくてはいけないことしか聞いていない。
里の男達はナルと一緒に狩りをしてくれたが、シモの話は一切しなかった。
ナルは少し考えて、ドゥルグンに問いかけてみた。
「ドゥルグン殿。閨とはどのようなものなのですか?」
「実際にすれば分かる」
「そうなのですが、私はどのようにしたらよろしいのでしょうか?」
「黙って足を開けばいい」
「はぁ……そういうものなんですね」
「そろそろ出る」
「はい」
ドゥルグンが立ち上がったので、ナルも立ち上がり、浴槽から出た。
酒精とお湯で身体がぽかぽかしている。少しだけ眠くなるが、初夜をきちんと済まさなければ、れっきとした嫁ではない。
身体を拭くと、ドゥルグンがまたナルを抱き上げた。そのまま部屋へ移動して、バサッと獣の皮を捲った所に下ろされる。幾重にも重なる獣の皮の上で、ナルは先程言われた通りに膝を立てて足を大きく広げた。
ナルの股間には毛が生えていない。他の体毛も薄くて、殆ど産毛みたいな感じである。『神の祝福子』は体毛が薄いらしい。
立ったままのドゥルグンが、じっとナルの身体を見下ろした。
「奇異な身体だな。雄にしか見えぬのに、あるべきものがない」
「そういうものなので」
「ふぅん。まぁいい。精々よがれ」
「よがる? とは?」
「そのうち分かる。十日はここから出ぬ。ひたすら子作りをする」
「はい。えーと、よろしくお願いいたします?」
十日も部屋から出ないのならば、食事はどうするのだろうか。多分、部屋の外から運ばれてくるのだろう。
ナルはなんだかワクワクしてきた。閨は実際どんな感じのものなのだろうか。好奇心がうずうずしてくる。ナルは元々好奇心旺盛な方だ。
ドゥルグンがナルの身体に覆いかぶさり、ナルの頬をべろーっと舐めた。
ナルは大人しくしながらも、初めての閨にワクワクして、小さく口角を上げた。
そこはゆるやかな傾斜のある開けた所で、ぽつんぽつんと家があり、家の側には小さな畑があった。
ナルを抱っこしてほぼ一日走っていたのに、ドゥルグンは息が荒くなっていない。獣人族の体力筋力は本当に人間とは桁違いみたいだ。
ドゥルグンが一際大きな家の前で足を止めた。地面に下ろされたので、頭一つ分くらい背が高いドゥルグンを見上げれば、ドゥルグンがナルを見下ろして口を開いた。
「人間にしては体力があるな」
「それなりに鍛えております。弓を使って狩りをするのも得意です」
「ほう? 人間が山で狩りなんぞできるのか?」
「山での狩りの仕方を教えてください。一緒に狩りに行きたいです」
「はっ。足手まといになるのが目を見えている。お前は俺の花嫁だ。女子供と一緒に木の実採りでもしていろ」
「木の実採りとやらもしますけど、狩りもしたいです。山の歩き方を教えてもらえれば、山でも狩りができます」
「気が向いたらな。おいっ! 戻ったぞ! 婚礼を始める!」
ドゥルグンが声を上げると、各家からぞろぞろと獣人が姿を現した。目の前の大きな家からも、ドゥルグンを老けさせたような中年の男獣人と、その妻と思わしき中年の女獣人が出てきた。
中年の男獣人が無表情で口を開いた。
「歓迎しよう。『神の祝福子』」
「父だ」
「ナルと申します。よろしくお願いいたします」
「『神の祝福子』とはいえ、脆弱な人間がここでまともに暮らせるのか見物だな」
「とと様。ナルは人間にしては鍛えているようです。俺が全速力で走っても笑っているだけでした。それなりに肝も据わっているかと」
「ほう? まぁいい。婚礼の支度は整っている。早速婚礼を始めるぞ」
「はい。みなの衆! 婚礼の宴を始めるぞ!」
ドゥルグンが声を上げると、獣人達がバタバタと動き始めた。
チラチラと視線を感じる。あまり好意的な視線ではない。どうやら、ナルは歓迎されていないようだ。ドゥルグンの父からの視線も冷たい気がする。
ナルはにひっと笑った。逆に面白い。脆弱な人間だと舐められているようだが、ナルをしっかりとドゥルグンの嫁として認めさせてやろうではないか。そのために何年もかけて身体を鍛え、弓の腕を磨いてきた。
宴の準備はあっという間に終わり、ナルは獣の皮が敷かれた所にドゥルグンと並んで座った。木の器になみなみと酒が注がれる。
ドゥルグンがくっと一息で酒を飲み干したので、ナルも真似して一息で酒を飲み干した。酒精がキツい。里で飲んでいた馬の乳を発酵させて作る酒よりもキツい酒だ。
喉が焼けるようなキツい酒に思わず眉間に皺が寄りそうになったが、ナルはあえて涼し気な顔をとりつくろった。
族長の妻となるのだ。獣人達から舐められる要素は少ない方がいい。
チラッと隣のドゥルグンを見れば、意外そうな顔をしていた。どうやら、ナルにはこの酒は飲めないと思っていたようだ。周りを見回せば、じろじろと観察するような目で見られている。少し居心地が悪いが、これくらいは想定内だ。
深夜遅くに宴が終わるまで、ナルはドゥルグンの隣で注がれる酒を飲みまくった。
夜空の月が煌々と輝く頃に、婚礼の宴が終わった。どうやら、人間の結婚式とは違い、特に誓いの言葉などなく、ただ皆で酒やご馳走を楽しむだけみたいだ。
ナルはにこやかな笑みを浮かべたまま、ドゥルグンに手を引かれて家の中へと入った。
囲炉裏がある部屋を通り過ぎて、家の一番奥らしき部屋へと入った。
床には獣の皮が敷かれていて、寝台はなかった。獣の皮が幾重にも重なっている所が寝床みたいだ。
ナルの嫁入り道具が全て運び込まれているので、ここが夫婦の部屋らしい。ドゥルグンがふぅと息を吐いて、繊細な刺繍が施されている服を脱ぎ始めた。
「全く。婚礼衣装がこんなに肩が凝るものとはな。お前も脱げ。湯浴みしに行く」
「はい」
ナルは花嫁衣装を脱ぎ始めた。湯浴みをしたら、初夜なのだろう。こっそり自分で女陰を弄ったことはあるのだが、体格が大きなドォルグンの魔羅は本当に入るのだろうか。
早々と全裸になったドゥルグンの股間をチラッと見れば、体格相応に大きい。ナルは、まぁなんとかなるだろうと思い、下着も脱ぎ捨てて全裸になった。
まじまじとドゥルグンがナルの身体を見てきた。ナルの股間を見て、ドゥルグンが首を傾げた。
「雄にしか見えぬのに、本当にそこだけ雌なのだな」
「そういうものらしいです」
「ふぅん。湯浴みする」
「はい」
ドゥルグンがナルの身体を片腕で抱き上げ、部屋の奥にあった扉を開けた。そこは風呂場のようで、木でできた広い浴槽には湯気が立つお湯がなみなみと溜まっていた。
酒に強い体質でよかった。かなりキツい酒をたらふく飲んだ後だが、意識はハッキリしている。湯浴みをしても問題ない。
木の床に下ろされたナルは木の桶でお湯を掬って身体にかけ、ドゥルグンから渡された草の匂いがする石鹸らしきもので身体を擦り始めた。微かにぬるぬるする石鹸らしきもので全身を丁寧に洗う。髪も丁寧に洗うと、お湯で全身のぬるぬるを流した。
先に身体を洗い終えたドゥルグンがお湯に浸かったので、ナルもお湯の中に入った。道中はとても楽しかったのだが、存外疲れていたらしい。温かいお湯に浸かると、じわぁっと身体が解れていく感覚がした。
ふぃーと気の抜けた声を出していると、ドゥルグンが声をかけてきた。
「お前、人間にしては頑丈なようだな。あれだけ飲んで顔色も変わらぬ」
「酒は好きなのです」
「ふぅん。人間にはキツい酒だろう」
「確かに酒精がキツかったですけど、美味しかったです」
「そうか。酔い潰れなかったことは評価しよう」
「ありがとうございます」
ドゥルグンが機嫌よさそうにクッと笑った。どうやらナルは嫁として及第点をもらえたらしい。
とはいえ、嫁の務めはここからが本番だ。ドゥルグンを閨で満足させなければならない。
ナルは性器以外は男の身体をしている。そんなナルにドゥルグンは興奮するのだろうか。
閨がどういうものかは母からふわっとは聞いている。が、実際にどんなものなのかはいまいち想像できない。魔羅を女陰の孔に入れること、最初のうちは痛いが堪えなくてはいけないことしか聞いていない。
里の男達はナルと一緒に狩りをしてくれたが、シモの話は一切しなかった。
ナルは少し考えて、ドゥルグンに問いかけてみた。
「ドゥルグン殿。閨とはどのようなものなのですか?」
「実際にすれば分かる」
「そうなのですが、私はどのようにしたらよろしいのでしょうか?」
「黙って足を開けばいい」
「はぁ……そういうものなんですね」
「そろそろ出る」
「はい」
ドゥルグンが立ち上がったので、ナルも立ち上がり、浴槽から出た。
酒精とお湯で身体がぽかぽかしている。少しだけ眠くなるが、初夜をきちんと済まさなければ、れっきとした嫁ではない。
身体を拭くと、ドゥルグンがまたナルを抱き上げた。そのまま部屋へ移動して、バサッと獣の皮を捲った所に下ろされる。幾重にも重なる獣の皮の上で、ナルは先程言われた通りに膝を立てて足を大きく広げた。
ナルの股間には毛が生えていない。他の体毛も薄くて、殆ど産毛みたいな感じである。『神の祝福子』は体毛が薄いらしい。
立ったままのドゥルグンが、じっとナルの身体を見下ろした。
「奇異な身体だな。雄にしか見えぬのに、あるべきものがない」
「そういうものなので」
「ふぅん。まぁいい。精々よがれ」
「よがる? とは?」
「そのうち分かる。十日はここから出ぬ。ひたすら子作りをする」
「はい。えーと、よろしくお願いいたします?」
十日も部屋から出ないのならば、食事はどうするのだろうか。多分、部屋の外から運ばれてくるのだろう。
ナルはなんだかワクワクしてきた。閨は実際どんな感じのものなのだろうか。好奇心がうずうずしてくる。ナルは元々好奇心旺盛な方だ。
ドゥルグンがナルの身体に覆いかぶさり、ナルの頬をべろーっと舐めた。
ナルは大人しくしながらも、初めての閨にワクワクして、小さく口角を上げた。
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