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30:フローラのお相手探し
抱っこ紐でシェンリーを抱っこして、デイビーとミアと手を繋いで歩いていると、後ろから声をかけられた。
割と仲がいい先輩のフレッドだった。娘さんも一緒である。
フレッドは三人の子どもの父親で、一番上の子はデイビーと同い年だ。
「おはよう。リード。今日も大変だな」
「おはようございます。慣れてますから大丈夫です」
「ちょっとずつ顔色がよくなってはきてるけど、あんま無理するなよ」
「はい。ご心配ありがとうございます」
「さて。お姫様。今日も保育所でお友達と楽しく遊んでおいで」
「はぁーい」
「デイビー。ミア。いい子でね」
「うん」
「おにいちゃんは?」
「お兄ちゃんはお仕事です! いつもの時間に迎えに来るよ。今日は帰ったら一緒に絵本を読もうか」
「うん! いま! えほん!」
「お家に帰ってからね」
「…………むぅ」
ミアは前ほど派手に泣き喚いたりしなくなってきたが、まだちょっとごねる。なんとかシェンリーも含めて保育所に預けると、足早に職場へ向かい始めた。
一緒に歩いているフレッドがぽんぽんとリードの肩を叩いた。
「毎朝ほんとにお疲れ様」
「ははは。ちょっとずつマシになってきてるんで。……一時期は大変でしたけどね……」
「あー。見てるだけでヤバかったもんなー」
「あ、フレッド先輩。ちょっとお聞きしたいことがあるんですけど」
「ん? なんだ?」
「上の妹からいい人を紹介して欲しいって頼まれてるんですよ。まぁ、実際にお付き合いするのは成人してからになるかと思うんですけど。最低条件が家事育児ができて、優しくて穏やかな性格の人らしいんですけど、心当たりないですか? 中身重視で見た目はまるで気にしないらしいです」
「妹ちゃんって何歳?」
「今年の冬で十四です」
「んーー。あっ! モブリットはどうだ? 料理が趣味でいつも弁当作ってきてるし、下にまだ小さい弟がいるらしいから、ある程度は育児もできる筈だぞ」
「あーー! モブリット君がいましたね! 癒し系な感じだし、フローラにはいいかも! ダメ元で話してみようかな……おっとりしてて人がいいから結婚相手にはすごくいいですし、誰かと結婚される前に、早めに紹介しておいた方がいいですよね」
「だなぁ。まぁ、まずは恋人がいないかを確認するとこからだな」
「勤務時間が終わったらちょっと話してみます」
「そうしろよ。モブリットは優しいし、おっとりしてて人当たりもいいからなぁ。いい旦那になると思うぞ。まぁ、美男子ではないけど、見た目は気にしないんだろ?」
「『男は顔より中身!』って言ってたんで大丈夫です」
モブリットは後輩の一人で、確か今十九歳だ。フローラとそこまで極端に歳が離れていないし、癒し系オーラが出ているような気がするおっとりさんだ。
おっとりした性格をしているが、とても真面目で仕事が速くて正確で、細かい気遣いもしてくれる。
リードは勤務時間が終わったら早速モブリットに話してみようと決めると、ちょっとうきうきしながら事務室に入った。
勤務時間終了の鐘が鳴るとすぐに、モブリットの元へ向かった。
モブリットへ妹と見合いみたいなものをしてみないかと頼んでみると、モブリットがきょとんとした顔をした。
「リード先輩の妹さんって間違いなく美人さんですよね。僕みたいなおデブちんとは釣り合わないですよ」
「見た目はどうでもいいらしいから大丈夫! それに君の体型ってふにふに温かそうでいいと思うよ。抱き枕にしたい感じ」
「えー。そうですか?」
「今、恋人とか好きな相手がいなかったら会うだけ会ってもらえないかな? 今週末は両親も祖父母もそれぞれデートに行くらしいから不在でちょうどいいんだ。駄目かな……」
「えっと、多分妹さんから断られると思うんですけど、会うだけ会ってみます。妹さんは何がお好きですか?」
「フローラは甘いものならなんでも好きかなぁ。あ、パイはあんまり食べたことがないから喜ぶかも」
「んー。じゃあ、南瓜のパイを焼いていきますね」
「南瓜をパイにするの? ご飯?」
「いえ。おやつやデザートです。弟が好きだから、よく作るんですよ」
「あ、そういえば南瓜のタルトを食べたことがあるなぁ。南瓜も甘いものになるんだ。まぁ、南瓜自体が甘いからかな?」
「フローラさん? やリード先輩のご兄弟に気に入ってもらえると嬉しいですねぇ。『美味しい』って食べてもらえるのが一番嬉しいので」
「あ、それは分かるよ。じゃあ、今週の休日の午前中に魔術協会の前で待ち合わせしてもいいかな? お昼ご飯は気合を入れて作るから、よかったら一緒で食べない?」
「わぁ! ご馳走になりますー」
「ありがとう! 楽しみにしてるよ」
「はい。僕も気合を入れてパイを作りますね」
モブリットが了承してくれて何よりである。
帰宅後、フローラにモブリットのことを伝えると、フローラの顔が嬉しそうに輝いた。
「お兄ちゃん! 何着ればいいかな!? 髪型どうしよう!」
「お気に入りの青いワンピースは? 髪は僕が結い上げてあげるよ。せっかくだし、白いリボンを買おうか。それくらいなら僕が買うし」
「ありがとう! お兄ちゃん! 家庭的ないい男は早めに捕まえとかなきゃ!」
「うん。まぁ、焦ることはないと思うけどね」
「私、まだまだ世間知らずだし。顔だけのクソ野郎に泣かされるよりも、ちゃんとまともな人を紹介してもらう方がいいわ。お父さんみたいな無責任クソ野郎とだけは絶対に結婚したくないけど、結婚して実際に子どもができないと一緒に育児もしてくれるか分かんないし。自分で手探りでいい相手を見つけるより、信頼できる人からの紹介の方がずっと安心」
「そっかー。まぁ、それもそうか」
「今週末、おばあちゃん達も無責任クソ野郎もいないんでしょ? なんならデイビッドさんもうちに呼んだら? 家デートしたらいいんじゃない?」
「あ、それいいかも。デイビッドにお願いしてみようかな。いや、お昼ご飯を一緒に食べる予定なんだけど、デイビッドの方が料理上手だし」
「お兄ちゃんのご飯も美味しいわよ。あ、あれ食べたい。挽肉を型に入れて焼いたやつ」
「いいよー。奮発して作っちゃう! あ、パンは胡桃入りのを作ろうかな。せっかくの機会だしね」
「やったー! 胡桃入りのパン大好きー! 休みの日が早く来ないかしら!」
「あはは。兄弟しかいないし、気兼ねなく楽しもうね」
「うん! どんな人かほんとに楽しみだわ!」
ワクワクしている様子のフローラにほっこりして、リードはフローラの頭をやんわりと撫でた。
モブリットの人柄はある程度知っているから安心できるし、あとは本人同士の相性がよければいい。
フローラがお嫁に行くのは寂しいが、フローラにもたくさん幸せになって欲しい。変な男に引っかかって泣かされるのは心底腹立つので、リード的にもモブリットとうまくいってくれたら、それが一番いい。
夕方の家事をバタバタこなしつつ、合間にシェンリーの世話をしながら、明日の昼休憩の時にデイビッドにお願いしなきゃな、と思った。
翌日の昼休憩の時にデイビッドにフローラのお見合いのことと一緒に昼食を作って欲しいことを話すと、満面の笑顔で承諾してくれた。
「一緒にめちゃくちゃ美味い昼飯を作ろう! モブリットってあのぽちゃっとしてる癒し系の人だろ? フローラちゃんの相手にはいいんじゃないか?」
「だよね。二人の相性がいいと嬉しいなぁ。モブリット君なら安心だし」
「うまくいくように、一緒にサポートしようぜ!」
「うん! よろしく。デイビッド」
「任せておけ! リードに頼られて俺は嬉しい! 家デートもできるしな! 親達は晩飯の時間には帰るのか?」
「おじいちゃん達も両親も晩ご飯まで食べて帰ってくるんだって。どっちもデート」
「暢気にデートしてる時期じゃないとツッコミを入れたいところだが、今回に関しては好都合だな」
「うん。どっちがいても、なんかごちゃごちゃ煩そうだしね」
「フローラちゃんのために頑張ろうぜ」
「ありがとう。デイビッド」
デイビッドが嬉しそうにニッと笑い、リードの頭を優しく撫でた。
デイビッドの大きな手の温もりになんだか安心する。不思議に思うけれど、全く不快じゃない。むしろ、もっと撫でて欲しい。
リードがデイビッドの手に頭を擦りつけると、デイビッドが満面の笑みでわしゃわしゃーと優しくリードの頭を撫で回した。
お互いに満足したら、デイビッドの膝枕で昼休憩が終わる少し前まで仮眠して、リードはスッキリした状態で仕事に戻った。
割と仲がいい先輩のフレッドだった。娘さんも一緒である。
フレッドは三人の子どもの父親で、一番上の子はデイビーと同い年だ。
「おはよう。リード。今日も大変だな」
「おはようございます。慣れてますから大丈夫です」
「ちょっとずつ顔色がよくなってはきてるけど、あんま無理するなよ」
「はい。ご心配ありがとうございます」
「さて。お姫様。今日も保育所でお友達と楽しく遊んでおいで」
「はぁーい」
「デイビー。ミア。いい子でね」
「うん」
「おにいちゃんは?」
「お兄ちゃんはお仕事です! いつもの時間に迎えに来るよ。今日は帰ったら一緒に絵本を読もうか」
「うん! いま! えほん!」
「お家に帰ってからね」
「…………むぅ」
ミアは前ほど派手に泣き喚いたりしなくなってきたが、まだちょっとごねる。なんとかシェンリーも含めて保育所に預けると、足早に職場へ向かい始めた。
一緒に歩いているフレッドがぽんぽんとリードの肩を叩いた。
「毎朝ほんとにお疲れ様」
「ははは。ちょっとずつマシになってきてるんで。……一時期は大変でしたけどね……」
「あー。見てるだけでヤバかったもんなー」
「あ、フレッド先輩。ちょっとお聞きしたいことがあるんですけど」
「ん? なんだ?」
「上の妹からいい人を紹介して欲しいって頼まれてるんですよ。まぁ、実際にお付き合いするのは成人してからになるかと思うんですけど。最低条件が家事育児ができて、優しくて穏やかな性格の人らしいんですけど、心当たりないですか? 中身重視で見た目はまるで気にしないらしいです」
「妹ちゃんって何歳?」
「今年の冬で十四です」
「んーー。あっ! モブリットはどうだ? 料理が趣味でいつも弁当作ってきてるし、下にまだ小さい弟がいるらしいから、ある程度は育児もできる筈だぞ」
「あーー! モブリット君がいましたね! 癒し系な感じだし、フローラにはいいかも! ダメ元で話してみようかな……おっとりしてて人がいいから結婚相手にはすごくいいですし、誰かと結婚される前に、早めに紹介しておいた方がいいですよね」
「だなぁ。まぁ、まずは恋人がいないかを確認するとこからだな」
「勤務時間が終わったらちょっと話してみます」
「そうしろよ。モブリットは優しいし、おっとりしてて人当たりもいいからなぁ。いい旦那になると思うぞ。まぁ、美男子ではないけど、見た目は気にしないんだろ?」
「『男は顔より中身!』って言ってたんで大丈夫です」
モブリットは後輩の一人で、確か今十九歳だ。フローラとそこまで極端に歳が離れていないし、癒し系オーラが出ているような気がするおっとりさんだ。
おっとりした性格をしているが、とても真面目で仕事が速くて正確で、細かい気遣いもしてくれる。
リードは勤務時間が終わったら早速モブリットに話してみようと決めると、ちょっとうきうきしながら事務室に入った。
勤務時間終了の鐘が鳴るとすぐに、モブリットの元へ向かった。
モブリットへ妹と見合いみたいなものをしてみないかと頼んでみると、モブリットがきょとんとした顔をした。
「リード先輩の妹さんって間違いなく美人さんですよね。僕みたいなおデブちんとは釣り合わないですよ」
「見た目はどうでもいいらしいから大丈夫! それに君の体型ってふにふに温かそうでいいと思うよ。抱き枕にしたい感じ」
「えー。そうですか?」
「今、恋人とか好きな相手がいなかったら会うだけ会ってもらえないかな? 今週末は両親も祖父母もそれぞれデートに行くらしいから不在でちょうどいいんだ。駄目かな……」
「えっと、多分妹さんから断られると思うんですけど、会うだけ会ってみます。妹さんは何がお好きですか?」
「フローラは甘いものならなんでも好きかなぁ。あ、パイはあんまり食べたことがないから喜ぶかも」
「んー。じゃあ、南瓜のパイを焼いていきますね」
「南瓜をパイにするの? ご飯?」
「いえ。おやつやデザートです。弟が好きだから、よく作るんですよ」
「あ、そういえば南瓜のタルトを食べたことがあるなぁ。南瓜も甘いものになるんだ。まぁ、南瓜自体が甘いからかな?」
「フローラさん? やリード先輩のご兄弟に気に入ってもらえると嬉しいですねぇ。『美味しい』って食べてもらえるのが一番嬉しいので」
「あ、それは分かるよ。じゃあ、今週の休日の午前中に魔術協会の前で待ち合わせしてもいいかな? お昼ご飯は気合を入れて作るから、よかったら一緒で食べない?」
「わぁ! ご馳走になりますー」
「ありがとう! 楽しみにしてるよ」
「はい。僕も気合を入れてパイを作りますね」
モブリットが了承してくれて何よりである。
帰宅後、フローラにモブリットのことを伝えると、フローラの顔が嬉しそうに輝いた。
「お兄ちゃん! 何着ればいいかな!? 髪型どうしよう!」
「お気に入りの青いワンピースは? 髪は僕が結い上げてあげるよ。せっかくだし、白いリボンを買おうか。それくらいなら僕が買うし」
「ありがとう! お兄ちゃん! 家庭的ないい男は早めに捕まえとかなきゃ!」
「うん。まぁ、焦ることはないと思うけどね」
「私、まだまだ世間知らずだし。顔だけのクソ野郎に泣かされるよりも、ちゃんとまともな人を紹介してもらう方がいいわ。お父さんみたいな無責任クソ野郎とだけは絶対に結婚したくないけど、結婚して実際に子どもができないと一緒に育児もしてくれるか分かんないし。自分で手探りでいい相手を見つけるより、信頼できる人からの紹介の方がずっと安心」
「そっかー。まぁ、それもそうか」
「今週末、おばあちゃん達も無責任クソ野郎もいないんでしょ? なんならデイビッドさんもうちに呼んだら? 家デートしたらいいんじゃない?」
「あ、それいいかも。デイビッドにお願いしてみようかな。いや、お昼ご飯を一緒に食べる予定なんだけど、デイビッドの方が料理上手だし」
「お兄ちゃんのご飯も美味しいわよ。あ、あれ食べたい。挽肉を型に入れて焼いたやつ」
「いいよー。奮発して作っちゃう! あ、パンは胡桃入りのを作ろうかな。せっかくの機会だしね」
「やったー! 胡桃入りのパン大好きー! 休みの日が早く来ないかしら!」
「あはは。兄弟しかいないし、気兼ねなく楽しもうね」
「うん! どんな人かほんとに楽しみだわ!」
ワクワクしている様子のフローラにほっこりして、リードはフローラの頭をやんわりと撫でた。
モブリットの人柄はある程度知っているから安心できるし、あとは本人同士の相性がよければいい。
フローラがお嫁に行くのは寂しいが、フローラにもたくさん幸せになって欲しい。変な男に引っかかって泣かされるのは心底腹立つので、リード的にもモブリットとうまくいってくれたら、それが一番いい。
夕方の家事をバタバタこなしつつ、合間にシェンリーの世話をしながら、明日の昼休憩の時にデイビッドにお願いしなきゃな、と思った。
翌日の昼休憩の時にデイビッドにフローラのお見合いのことと一緒に昼食を作って欲しいことを話すと、満面の笑顔で承諾してくれた。
「一緒にめちゃくちゃ美味い昼飯を作ろう! モブリットってあのぽちゃっとしてる癒し系の人だろ? フローラちゃんの相手にはいいんじゃないか?」
「だよね。二人の相性がいいと嬉しいなぁ。モブリット君なら安心だし」
「うまくいくように、一緒にサポートしようぜ!」
「うん! よろしく。デイビッド」
「任せておけ! リードに頼られて俺は嬉しい! 家デートもできるしな! 親達は晩飯の時間には帰るのか?」
「おじいちゃん達も両親も晩ご飯まで食べて帰ってくるんだって。どっちもデート」
「暢気にデートしてる時期じゃないとツッコミを入れたいところだが、今回に関しては好都合だな」
「うん。どっちがいても、なんかごちゃごちゃ煩そうだしね」
「フローラちゃんのために頑張ろうぜ」
「ありがとう。デイビッド」
デイビッドが嬉しそうにニッと笑い、リードの頭を優しく撫でた。
デイビッドの大きな手の温もりになんだか安心する。不思議に思うけれど、全く不快じゃない。むしろ、もっと撫でて欲しい。
リードがデイビッドの手に頭を擦りつけると、デイビッドが満面の笑みでわしゃわしゃーと優しくリードの頭を撫で回した。
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