大家族のお兄ちゃんは恋なんかしてる暇はない!

丸井まー(旧:まー)

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38:こーっそり※

 新年を迎えて二日目の夜。今日も一日賑やかに楽しく過ごせた。デイビッドとマリアンナのお陰である。兄弟皆ずっと笑顔だった。

 デイビーが『僕、五歳になったから一人で寝る! 上のベッドがいい!』と言い出したので、今夜は二段ベッドの下でデイビッドと一緒に寝ることになった。
 デイビッドと一緒に寝るのはちょっと久しぶりなので、なんだか妙に気まずいというか、変な緊張をしている。

 デイビッドを奥の方に寝かせて、リードは手前側に寝転がった。
 布団をしっかり二人の身体にかけると、デイビッドがぶつぶつと何かを唱えた。


「デイビッド?」

「んー。よし! 防音結界ちゃんと張れた!」

「ん? なんで防音結界?」

「普通にお喋りしてもデイビー君起こさないで済むだろ」

「あぁ。なるほど?」

「ということで、むぎゅーー」

「ははっ! ちょっと苦しいよ」


 デイビッドが布団の中でぎゅーっと抱きしめてくれた。
 変な緊張とかどこかへ行って、ひたすら安心感だけを覚える。デイビッドの体温と匂いが心地いい。
 それはいいのだが……。


「デイビッド」

「ん?」

「硬いの当たってる」

「気にするな! 全力で無視しろ!」

「いや、無理でしょ」

「いやほら。お年頃だから」

「……なんか僕もちんちん勃ちそう」

「防音結界張ってるとはいえ、流石に上でデイビー君寝てるとこでいやらしいことは駄目駄目だろ。事務の修羅場明けの強制休暇の時に俺ん家でしよう」

「んーー。……でも、ちんちん勃った」

「……うん。がっ! 頑張れ! 俺の理性! ちょー頑張れ!!」

「舐めるだけは駄目?」

「……舐めるだけならギリギリ……い、いやいやいや。上でデイビー君寝てるし! 我慢だ! リード!」

「…………むぅ」

「やだ可愛い。ちゅーだけしよ?」

「うん」


 リードが唇を尖らせると、デイビッドがリードの唇を優しく吸った。リードもデイビッドの唇を吸うと、間近に見えるデイビッドの瞳が嬉しそうに輝いた。
 ちゃんとした恋人というわけでもないのにキスをしてもいいのかな? とふと思ったが、デイビッドとキスをしていると不思議と安心して、同時になんだか下腹部がじわじわ熱くなる。

 デイビッドの足に足を絡めると、お互いに硬くなっているペニスがズボン越しに擦れ合った。
 じんわり気持ちよくて、更に下腹部が熱くなる。
 はぁっと熱い息を吐きながら口を開けると、ぬるぅっとデイビッドの舌が口内に入ってきた。
 ねっとりと上顎を舐めてくるデイビッドの熱い舌に舌を絡ませ、ぬるりぬるりと舌を擦り合わせると、それだけで気持ちよくて先走りがどっと溢れ出た感覚がした。

 リードはじっとデイビッドの熱を孕んだ瞳を見つめながら囁いた。


「ね、舐めるだけ」

「~~~~っ、こっ、こーっそりな!」


 デイビッドの頬が赤く染まっている。なんとなく耳に触れたら、いつもより熱い気がする。デイビッドが擽ったそうな顔をして、リードの鼻先にキスをした。

 布団を蹴り飛ばして、デイビッドがリードのズボンとパンツを脱がせた。
 リードが膝を立てて足を大きく広げると、デイビッドが内腿の際どいところに何度もちゅっ、ちゅっとキスをした。
 それだけで気持ちよくて、背筋がゾクゾクするほど興奮して、また先走りがどっと溢れ出た。

 デイビッドがリードのガチガチに硬くなっているペニスをやんわりと掴み、べろーっと裏筋を舐め上げた。


「あっ……はぁっ……んっ、んっ、きもちいいっ……!」


 ペニスの竿を這う熱いデイビッドの舌の感触が気持ちよくて堪らない。怖くはない。デイビッドだから。
 デイビッドが指で優しくペニスの皮を剥き、剥き出しになった先っぽをぱくんと咥えて舌で円を描くように舐め始めた。
 急速に射精感が高まり、リードは我慢できずに、すぐにデイビッドの口内に精液をぶち撒けた。

 射精しているペニスをじゅるじゅる吸われると、気持ちよくて勝手に声が出てしまう。アナルがじわっとうずうずする。アナルの中も弄って、デイビッドで満たされたい。
 しかし、流石に上でデイビーが寝ているのでセックスはできない。アナルがうずうずするのを気にしないようにして、リードは起き上がった。

 リードの精液を飲み込んだデイビッドの唇にキスをして囁いた。


「交代」

「ん。……すぐに出ちゃっても笑わないでくれよ!」

「僕もすぐに出ちゃったよ?」

「めちゃくちゃ可愛いです」

「なんで敬語? ちんちん出して。舐める」

「ん!」


 デイビッドがころんと寝転がり、ズボンとパンツを脱ぎ捨てた。
 デイビッドのペニスはビンッと元気いっぱいに勃起して、天に向かって反り返っている。
 デイビッドのペニスを舐めるのは初めてだ。なんだかちょっと興奮する。

 リードはデイビッドの股間に移動すると、デイビッドのペニスをそーっと握り、おずおずと熱くて硬いペニスの竿に舌を這わせた。
 竿は特に味がしない。熱い肉の感触が地味に舌に楽しい。竿全体をペロペロ舐めて、皮がずる剥けな亀頭にも舌を這わせる。
 先走りで濡れている亀頭をぺろっと舐めると、変な味がした。
 精液っぽい味がする気がして、先っぽだけをペロペロ舐めているとどんどん味が濃くなっていく。

 デイビッドがリードの頭をやんわりと撫でたので、目だけでデイビッドを見れば、どこか堪えるような顔をしていた。


「気持ちよくてヤバい」

「んー」

「あっ、ちょっ、たんまっ! 出ちゃう、出ちゃうっ! 吸うのはちょっと!」

「んっ、んーー」

「~~~~っ、出るっ……!」

「んっ!?」


 先っぽを咥えたまま舐め回し、デイビッドの真似をしてじゅるじゅる吸ってみると、デイビッドの足がびくっと震え、どばぁっと熱い精液が口内に飛び込んできた。
 鼻に濃い精液の匂いが抜ける。美味しくないのだが、射精しているペニスをちゅーっと吸い、喉に絡みつくような飲みにくい精液をなんとかごくんと飲み込んだ。

 はぁ、はぁ、と息を吐いているデイビッドが起き上がり、リードの頬を両手で包んで唇にキスをした。
 お互いの精液の味がする舌を絡め合うと、また下腹部がうずうず熱くなってきて、ペニスがまた勃起した。
 アナルがうずうずきゅんきゅんする。リードは熱い息を吐き、デイビッドの鼻に自分の鼻を擦りつけた。


「ね、お尻、弄って」

「……それやったらとまれる自信ない」

「とまらないで」

「う、上でデイビー君が寝てるし!」

「うーーーー。……あ」

「ん?」

「こっそり両親の部屋に行こう。我慢できないんだもん。デイビッドが欲しい」

「ド直球だと可愛さが半端ないな!?」

「ちんちん勃った?」

「ちょー勃った。……こっそり、こーっそり移動しちゃう?」

「うん。いっぱいちゅーして、いっぱい舐めて、いっぱい抱きしめて」

「どんとこーい! 可愛いなぁ! もう!!」


 むぎゅーっとデイビッドに強く抱きしめられた。
 安心すると同時に身体が熱くて堪らない。まだ触っていないのに乳首が勃っている感じがする。
 パンツとズボンを穿くと、デイビッドと手を繋いでベッドから下り、こーっそり両親の部屋へと移動した。

 デイビッドが防音結界を張っている間に、掛け布団を下にずらして、寝間着もパンツも全部脱いでしまう。
 ベッドにころんと仰向けに寝転がると、素早く全裸になったデイビッドが覆いかぶさってきた。
 デイビッドの首に腕を絡めると、デイビッドが顔中に何度もキスをしてくれる。ちょっと擽ったくて、ほっとして、身体が熱くて下腹部がうずうずする。

 リードはデイビッドの下唇をべろーっと舐め、唇を触れ合わせたまま囁いた。


「いっぱい触って」

「リード」

「ん?」

「可愛すぎて鼻血出そう」

「出すな。別のものを僕の中に出せ」


 デイビッドと顔を見合わせて声を上げて笑い、リードはデイビッドの熱い舌と手の感触に素直に喘いだ。
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