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乙女も羨むさらさらするするチン毛の物語
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国内有数の商業都市トリニス。
大きな港が近いこともあり、国内外の商人達が集まっており、賑やかで栄えた豊かな街である。
ファルコは、街の警邏隊の詰所の廊下を足早に歩いていた。街の人の出入りが多い分、治安維持が中々に大変で、警邏隊はいつも忙しい。手に持っている窃盗事件に関する報告書を提出したら、次は連続空き巣事件の捜査に行かなくてはいけない。直属の上司であるムジークは既に部下を連れて捜査に出ている。ファルコも早く合流しなければいけない。ファルコは深緑色の制服をピシッと整えてから、警邏隊隊長がいる隊長室のドアをノックした。
連続空き巣事件の犯人を確保できたのは、約半月後だった。ファルコは漸く休みが取れると、疲れた溜め息を吐いた。ロッカー室でのろのろと帰り支度をしているファルコに、隣で同じく帰り支度をしていたムジークが声をかけてきた。
ムジークはファルコの直属の上司で、ファルコが副班長をしている班の班長をしている。2つ歳上で、あまり知られていないが幼馴染である。ムジークは淡い金髪と水色の瞳の、そこそこ甘めな男前な顔立ちをしており、巷の若い女達にちょっと人気がある。現在24歳のファルコは、黒髪に緑色の瞳で、かなり地味である。顔立ちそのものは悪くないと思うのだが、影が薄く、黒縁眼鏡をかけていることもあって、とにかく地味な印象を受けるらしい。
「ファルコ」
「なんですか。班長」
「折角の2連休だ。俺ん家に来いよ。ヤリまくろうぜ」
「此処は職場だ。馬鹿野郎」
「仕事が終わった瞬間からプライベートだろ」
「阿呆。せめて職場から出てからにしろよ」
「可愛い恋人からのお誘いだぞ。喜べ」
「お誘いなら、もうちょい色っぽく頼む」
「お家に来てずっこんばっこんしてぇん」
「予想以上にひでぇのがきた」
「おら。帰るぞ。溜まり過ぎて金玉爆発しそうなんだよ」
「はいはーい」
ファルコは呆れた顔を隠さずに、恋人でもあるムジークと一緒に鞄を片手にロッカー室を出た。
色気も糞もない酷い誘い方だが、恋人からのお誘いは素直に嬉しい。ムジークとの付き合いは生まれた頃からだが、恋人になったのは、つい半年前である。ファルコはムジークと一緒にいるのが当たり前で、気づいたら恋愛的な意味でも好きだったから、ムジークに猛アタックをして、なんとか恋人になった。
ファルコは、久しぶりにムジークとイチャイチャできると浮かれた気分で、ムジークと一緒に、ムジークが住んでいる官舎の部屋へと移動した。
1回どころか3回続けて夢中でセックスをした後、ファルコは荒い息を吐きながら、四つん這いになっているムジークのアナルから萎えたペニスを引き抜いた。両手の親指でアナル周りの尻肉を広げてアナルを見れば、ムジークのアナルはすぐには閉じ切らずに、ぽっかりと口を開けたまま大きく収縮していた。じっと見ていると、ひくつくアナルからこぽぉっとファルコの白い精液が溢れてきて、赤い会陰を伝いながら陰嚢にまで垂れていき、ぽたっと乱れたシーツの上に落ちていった。絶妙にいやらしい光景である。何度も強く下腹部を打ち付けた結果、赤く染まってしまったムジークの少しむちっとした大きめの尻もいやらしい。ムジークはそれなりに鍛えているが、昔からちょっとぽっちゃり気味である。着痩せするタイプなので、あまり知られていないが。服を着ていると、すらっとしているように見えるが、服を脱ぐと、特に腹や腰、尻の辺りの肉付きが多めである。胸の辺りも肉付きがよく、微妙に貧乳気味の女のおっぱいみたいな感じである。エロくて最高にいいと思う。
のろのろと身体を起こして身体ごと振り返り、シーツの上に胡座をかいて座ったムジークが、何やら不満気な顔で口を開いた。
「おい。お前のチン毛ごわごわもじゃもじゃ過ぎる。いい加減うぜぇ」
「は?普通だろ」
「いやいやいや。お前のチン毛めちゃくちゃ剛毛な上に縮れまくりの伸びまくりでごわっごわしてんだよ。ケツに当たるのが気になって集中できねぇんだよチン毛野郎」
「はぁ?ちっ。剃るか」
「剃るな。お前のパイパンには萌えねぇ」
「萌えろよ。ふざけんな。つーか、俺のパイパン『には』ってことは他の奴のパイパンには萌えんのか」
「人による」
「正直さんかてめぇこの野郎」
「ということで、街の女子に人気のトリートメントセットを買ってきた」
「チン毛の?」
「馬鹿か。髪の毛用だ」
ムジークが全裸のまま怠そうにベッドから下り、寝室から出て、紙袋を片手に戻ってきた。
ムジークから渡された紙袋の中身を覗いてみれば、可愛らしいピンク色の女受けしそうなデザインのボトルがあった。
「……『魅惑の薔薇の香りが貴女を素敵で可憐な乙女に!』って書いてあるんだが」
「可憐な乙女から香る薔薇の匂いのトリートメントだな」
「俺の股間から乙女の匂いがしていいのか」
「素直にきめぇわ」
「何で買ってきた」
「お前のチン毛をさらさらするするの指通りにするためだ」
「剃った方が早くないか?」
「お前のパイパン微妙過ぎて嫌。まるで萌えない」
「萌えろよ。頑張れよ」
「嫌。超高級な櫛も買ってきた。これを使えばどんな癖っ毛もサラサラになるとか。ちなみに俺の給料2ヶ月分のお値段」
「これ以上ない程馬鹿な金の使い方。お前そんなもん俺のチン毛に使う気か」
「今日から毎日俺がお前のチン毛を洗って手入れするわ。さらっさらにしてやんよ」
「さらさらのチン毛とか割と嫌なんだが」
「うるせぇ。剛毛チン毛野郎。お前の金玉の毛はちょっと可愛いから許せるけどチン毛は許せねぇんだよ」
「俺の金玉の毛可愛いか!?」
「お前唯一のチャーミングポイント」
「金玉の毛が!?」
「可愛いぞ。自信をもて」
「金玉の毛に!?俺、お前の独特過ぎる感性を舐めてた」
「照れる」
「褒めてねぇ」
「よし。じゃあ風呂に入るぞ。チン毛は俺が洗う。あとは自分でやれ」
「チン毛以外も洗ってくれ」
「甘ったれるな。俺はお前のチン毛しか洗わん」
「真顔で言い切った」
昔から、ムジークはたまに突飛なことを言い出すことがある。そんなところも可愛いと思うのだが、いつも巻き込まれているのはファルコだ。今回はファルコだけにしか被害がないから別に問題ないが。
毎日ムジークがファルコのチン毛の手入れをしてくれるということは、もしかしてこれは同棲していいということなのだろうか。今はファルコは隣の官舎の建物の2階の部屋に住んでいる。ムジークの部屋は4階だ。恋人になった時に同棲したいとムジークに言ったが、その時は断られた。経緯は微妙だが、ムジークと一緒に暮らせるのは素直に嬉しい。それがさらさらするするのチン毛の為でも。
ファルコは腰が痛いというムジークを肩に担ぎ上げて、ご機嫌な足取りで風呂場へと向かった。
------
「……ほんとにこいつチン毛しか洗わなかった……」
「ブラッシングしながら乾かすから、とっとと身体を拭け」
「わぁー。なんて丁寧な乾かし方ー。チン毛だけ」
「くそっ。毛が絡まって櫛がすっと通らねぇ」
「いってぇ!毛を引っ張るな!」
「毛先から少しずつ梳いていくしかねぇな」
ムジークに身体を洗ってもらえるとドキドキワクワクしていたのだが、ムジークは本当にファルコのもじゃっとしたチン毛しか洗わなかった。薔薇の香りがするシャンプーで丁寧にチン毛だけを洗い、シャンプーの泡をお湯で流した後、チン毛にだけ薔薇の香りのトリートメントをつけ、少し時間を置いてから、丁寧にトリートメントを落とした。本当にチン毛だけ。
風呂から出た後も、ざっとファルコに自分で身体を拭かせると、ムジークはチン毛だけを柔らかいタオルで優しく丁寧に拭いて乾かした。
ムジークの給料2ヶ月だという櫛を使って、チン毛を櫛で梳かれる。縮れて絡まっているチン毛が引っ張られて地味に痛い。途中から、毛先から少しずつ丁寧に櫛で梳かれ始め、ファルコはなんとも言えない気分で真剣な顔をしてファルコのチン毛を櫛で梳いているムジークを見下ろした。
ムジークが新たな小さめの小瓶を取り出した。これまた女受けしそうな可愛らしいデザインのピンク色の小瓶である。
「おい。何だそれ」
「トリートメントオイル。華やかな薔薇の香り」
「また出た薔薇」
「街の女子に大人気らしい」
「俺のチン毛がどんどん乙女仕様に……」
「これは洗い流さないタイプだ」
「薔薇の香りが標準装備のチン毛になっちまう……」
「また櫛で梳いて……よし。これを毎日やる」
「マジか」
「風呂上がりだけじゃ駄目だな。朝もブラッシングだけはするか」
「マジか」
「俺に任せろ。1ヶ月後にはお前のチン毛は乙女も羨むさらさらするするのチン毛になっている筈だ」
「乙女が羨むチン毛ってなんだ。意味が分からん」
洗い流さないタイプのトリートメントオイルをチン毛に丁寧に塗られ、また櫛でチン毛を梳かれた。薔薇の香りが股間から立ち上ってくる。女の子から香ったら胸キュンものかもしれないが、香っているのは自分のチン毛である。
本当にいっそ剃った方が早いと思うのだが、ムジークは剃らせる気がないらしい。ムジークと同棲できるのは嬉しいが、毎朝毎晩チン毛の手入れをされるのは、正直微妙である。とはいえ、ムジークは有言実行タイプで、やると言ったらやる男だ。そんなところも格好いいと思っているのだが、今回に関しては、できたらやめてほしい。乙女の香り仕様のチン毛とか誰得だ。チン毛にさらさらするするの指通りを求めるのもやめてほしい。
ファルコは、諸道具を箱に入れて、機嫌よく寝室に戻っていくムジークの後を追いながら、小さく溜め息を吐いた。
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宣言通り、毎朝ムジークにチン毛をブラッシングされ、夜は丁寧にチン毛を洗った後に手入れをされるようになり半月。ファルコのチン毛は、完全に乙女ちっくな薔薇の香りが定着してしまった。パンツを脱ぐ度に、自分の股間からふわっと薔薇の香りが立ち上ってくる。素直にキモい。間違いなく24の男の股間から香っていい匂いじゃない。
ムジークが本当に毎日ファルコのチン毛の手入れをしているからか、ファルコの剛毛チン毛は若干毛質が柔らかくなったような気がする。気がするだけかもしれないが。それでも相変わらずチリチリに縮れているし、セックスをする度にムジークに不満そうな顔をされる。
ある休日のこと。買い物から帰ったムジークが、とんでもない物を買ってきた。
機嫌よくニコニコ笑いながらムジークが見せてきたものは、女が使うヘアーアイロンである。魔石内蔵で、ストレートでも巻き髪でも自由自在にできるとか。ファルコは身の危険を感じて逃亡を試みたが、すぐにムジークに捕まった。ムジークは脱いだらぽちゃっとしてる癖に意外と動きが俊敏で、ガチムチマッチョと言ってもいいファルコよりも力が強い。
仕事で使う縄で両手足を縛られ、ベッドに転がされたファルコは、びったんびったんと暴れて喚いた。
「それは嫌だ!!怖すぎるだろ!!」
「しょうがねぇだろ。いつまで経ってもチリチリ剛毛なんだからよー」
「チン毛は縮れてるもんだろ!?」
「安心しろ。乙女も羨むさらさらするするストレートチン毛にしてやるから」
「やめて!!ホントにやめて!!こわいこわいこわいこわい!!」
「暴れるなー。火傷するぞー」
「やだーー!!ホントにやだーー!!ぎゃあぁぁぁぁ!!」
幸い火傷はしなかったが、ファルコは心にダメージを受けた。本当にペニスギリギリまでヘアーアイロンで攻められた。なんの拷問だ。恐怖しか感じない。内蔵されている魔石で熱くなっているヘアーアイロンが、本当にペニスギリッギリまで近づいた瞬間なんて、怖すぎてチビるかと思った。
ファルコが心に深い傷を負ったにも関わらず、残念ながらファルコのチリチリチン毛はストレートにはならなかった。『不良品か?』と不満そうな顔をするムジークに、げっそりとした顔でファルコは話しかけた。
「ムジーク」
「あ?」
「俺、思ったのよ」
「なんだよ」
「俺ってば髪の毛も癖っ毛じゃん。それもかなり強めの」
「うん」
「チン毛だけストレートって無理じゃね?」
「…………盲点だった」
「やる前に気づいてくれよ……」
ファルコはかなり癖っ毛である。癖が強くて伸びるとくるんくるんになるので、いつもかなり短く刈っている。ついでに言うと、髪の毛も剛毛だ。
使い終わったヘアーアイロンを片手に、ムジークが難しい顔をして、口を開いた。
「しょうがねぇ。ストレートは諦める」
「おぉ!!やった!!」
「その代わりに、とことんふわふわの柔らかい毛を目指す」
「マジかよ」
「まるでコットンのようなふわふわな毛質にする」
「無理だろ」
「やればできる」
「もうそろそろ妥協しよ?」
「嫌。お前のチン毛を乙女も羨むふわふわチン毛にしてやる」
「乙女が羨むチン毛って普通に嫌だわ」
「すこーしずつではあるが、改善方向にあるんだ。これならいける。お前のもじゃもじゃ剛毛チン毛がふわふわ柔らかになる日も近い」
「近くないんじゃないかなー」
「あ、ちょこっとだけ毛を切っておくか。鋏持ってくる」
「お前が切るの!?」
「当たり前だ。お前のチン毛は誰にも触らせない」
「急にデレるの止めてもらえませんかねぇ!?ドキッとするじゃん!!」
「ん?嬉しいか?ん?ん?」
「……嬉しいですけど何か?」
ニヤニヤ笑うムジークに、ちょっとイラッとする。ムジークの独占欲っぽい発言がぶっちゃけかなり嬉しい。ファルコは奥歯をギリギリ噛み締めながら、淡く頬を染めた。
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時は流れて半年後。
全裸のファルコの前にムジークが跪き、丁寧に高級櫛でファルコのチン毛を梳き、少し伸びたファルコのチン毛を慎重に鋏で切っている。
ふわっとした柔らかい感じになった薔薇の香りのチン毛を満足気に見て、ムジークが無邪気に笑った。
「完璧だ。ふわふわの柔らかチン毛になったぞ」
「おぉー。本当にふわふわー。変わるもんだなぁ」
自分のチン毛に指先で触れてみれば、確かに毛質が柔らかくなっており、ふわっふわしている。チン毛だけ。臍周りや下腹部の毛は以前と変わらない。本当にチン毛だけがふわっふわ柔らかくなっている。
ムジークがドヤ顔でファルコの顔を見上げた。
「想定以上に時間がかかったが、これで乙女も羨むチン毛になったな」
「乙女ちっくな薔薇の香りにすっかり慣れちゃった俺だよ」
「ふふん。いい匂いだろー」
鋏などを箱に片付けたムジークが、鼻先をファルコのチン毛に埋め、すぅーっと匂いを嗅いだ。毎朝毎晩チン毛の手入れをされていたとはいえ、ムジークに股間に顔を埋められると、どうしてもペニスが反応してしまう。じわじわと血液がペニスに集まっていき、ファルコのペニスはすぐに半勃ちになった。
ムジークが指先でファルコのふわっふわなチン毛を撫でながら、ファルコのゆるく勃ち上がったペニスの竿に頬ずりをした。
「ファルコ」
「ん?」
「このままお口でペロペロコースと俺のケツでシコシココース、どっちがいい?」
「両方」
「しょうがねぇな」
「ムジーク。俺も舐めたい」
「いいぞ」
ムジークが楽しそうに目を細めて、ファルコのペニスの先っぽに優しくキスをした。
ベッドに移動して、頭が上下逆になるように寝転がり、お互いのペニスを頬張り合う。ファルコがムジークのペニスの亀頭を優しく吸えば、ムジークがファルコのペニスのカリを舌先で擽ってくる。お互いに好きなペニスの弄り方はもう分かっている。このままムジークの口に射精して、精液をゴックンしてもらいたい気もするが、どうせならムジークの中に出したい。ぷはぁとムジークのペニスから口を離し、ファルコはムジークに声をかけた。
ベッドの上に膝立ちになって、抱きしめあって何度も何度とキスをする。唇を吸いあい、口内を舐め合って、舌を絡ませる。ぴったりと密着しているので、お互いの乳首も勃起したペニスも触れ合っている。キスをしながら身体をくねらせて、くにくにと自分の乳首をムジークの乳首に擦りつければ、ムジークの目が楽しそうに細くなった。
ファルコは唇を触れ合わせたまま、小さくムジークの名前を呼んだ。ムジークが益々楽しそうな様子になり、笑みを浮かべて身体を離した。
ムジークがファルコに背を向けて四つん這いになり、上体を伏せて、自分のむちっとした肉付きがいい尻肉を両手で掴んで大きく広げた。
若干黒みがかったムジークのアナルが丸見えになる。ムジークは体毛が薄めだからか、アナル周りに毛は生えていない。ちなみにファルコは普通にもっさり生えている。
ファルコは興奮してふんふんと荒い鼻息を漏らしながら、ムジークの尻に顔を埋め、期待で既にひくついているムジークのアナルに舌を這わせた。ムジークのアナルの皺を一枚一枚伸ばすように丁寧に舐め回し、微かに綻んできたアナルに尖らせた舌先を突っ込む。ぬこぬこと舌を抜き差ししたり、突っ込めるだけ深く舌を突っ込んで上下左右に舌を動かせば、ムジークが腰をくねらせて気持ちよさそうに低く喘いだ。
ムジークはファルコとセックスをするまでは処女だった。残念ながら童貞ではなかったが、ムジークを抱いたのはファルコが初めてだし、今後もファルコにだけしか抱かれないから、それで良しとする。男同士では結婚できないが、一定年数一緒に暮せば、一応男同士でも事実婚として認められるらしいので、別に正式に結婚できなくても構わない。遺産相続とかそういうのはできないが、お互いに何かあった時に連絡はくるようになる。それだけで十分だ。ファルコとしては、50くらいまでムジークと一緒に警邏隊で働いて、その後はのんびり小間物屋でもやろうかと思っている。ファルコの実家は小間物屋をしていて、警邏隊に入隊するまでは、ムジークと一緒に小さな頃から実家の手伝いをしていたので、多分できるだろう。
ファルコはムジークと同じ墓に入る気満々である。既に2人の墓として、街の霊園の小さな土地は買ってある。まだムジークには言っていないが。
ファルコは満足するまでムジークのアナルを舐め回し、ローションをたっぷり使って指でアナルを解すと、ガチガチに勃起しているペニスを思いっきり深くムジークのアナルに突っ込んだ。根元近くまでペニスを押し込むと、ムジークの尻にファルコのチン毛が当たる。ファルコはムジークの尻に自分のチン毛を擦りつけた。
「お前ご希望のふわふわチン毛だぞ」
「ふはっ。いい感じ。流石俺だな。いい仕事したぜ」
「ははっ。なぁ。ムジーク」
「あー?」
「一生俺のチン毛の手入れをしてくれよ」
「いいぜー。任せとけ。死ぬまで乙女も夢見るふわふわチン毛をキープしてやるよ」
「末永く頼むぜ」
「おう」
ファルコは繋がったままムジークの身体を抱きしめて、ムジークのうなじにキスをした。楽しそうな声で促してきたムジークに従い、一度ペニスを引き抜いて、今度は正常位でペニスを挿れ直す。
ムジークがゆるく微笑みながら、ファルコの首に両腕を絡めた。
「次はお前のもじゃもじゃ脇毛をふわふわにするか?」
「脇から乙女な薔薇の香りがするのは流石にちょっと」
「いいじゃねぇか。面白くて」
「素直に嫌」
ファルコはムジークと目を合わせて同時に吹き出し、そのままゲラゲラ笑い転げた。
なんだか何十年経ってもこんな感じでムジークと笑っている気がする。
ファルコは精一杯の愛を込めて、笑顔のムジークの唇にキスをした。
(おしまい)
大きな港が近いこともあり、国内外の商人達が集まっており、賑やかで栄えた豊かな街である。
ファルコは、街の警邏隊の詰所の廊下を足早に歩いていた。街の人の出入りが多い分、治安維持が中々に大変で、警邏隊はいつも忙しい。手に持っている窃盗事件に関する報告書を提出したら、次は連続空き巣事件の捜査に行かなくてはいけない。直属の上司であるムジークは既に部下を連れて捜査に出ている。ファルコも早く合流しなければいけない。ファルコは深緑色の制服をピシッと整えてから、警邏隊隊長がいる隊長室のドアをノックした。
連続空き巣事件の犯人を確保できたのは、約半月後だった。ファルコは漸く休みが取れると、疲れた溜め息を吐いた。ロッカー室でのろのろと帰り支度をしているファルコに、隣で同じく帰り支度をしていたムジークが声をかけてきた。
ムジークはファルコの直属の上司で、ファルコが副班長をしている班の班長をしている。2つ歳上で、あまり知られていないが幼馴染である。ムジークは淡い金髪と水色の瞳の、そこそこ甘めな男前な顔立ちをしており、巷の若い女達にちょっと人気がある。現在24歳のファルコは、黒髪に緑色の瞳で、かなり地味である。顔立ちそのものは悪くないと思うのだが、影が薄く、黒縁眼鏡をかけていることもあって、とにかく地味な印象を受けるらしい。
「ファルコ」
「なんですか。班長」
「折角の2連休だ。俺ん家に来いよ。ヤリまくろうぜ」
「此処は職場だ。馬鹿野郎」
「仕事が終わった瞬間からプライベートだろ」
「阿呆。せめて職場から出てからにしろよ」
「可愛い恋人からのお誘いだぞ。喜べ」
「お誘いなら、もうちょい色っぽく頼む」
「お家に来てずっこんばっこんしてぇん」
「予想以上にひでぇのがきた」
「おら。帰るぞ。溜まり過ぎて金玉爆発しそうなんだよ」
「はいはーい」
ファルコは呆れた顔を隠さずに、恋人でもあるムジークと一緒に鞄を片手にロッカー室を出た。
色気も糞もない酷い誘い方だが、恋人からのお誘いは素直に嬉しい。ムジークとの付き合いは生まれた頃からだが、恋人になったのは、つい半年前である。ファルコはムジークと一緒にいるのが当たり前で、気づいたら恋愛的な意味でも好きだったから、ムジークに猛アタックをして、なんとか恋人になった。
ファルコは、久しぶりにムジークとイチャイチャできると浮かれた気分で、ムジークと一緒に、ムジークが住んでいる官舎の部屋へと移動した。
1回どころか3回続けて夢中でセックスをした後、ファルコは荒い息を吐きながら、四つん這いになっているムジークのアナルから萎えたペニスを引き抜いた。両手の親指でアナル周りの尻肉を広げてアナルを見れば、ムジークのアナルはすぐには閉じ切らずに、ぽっかりと口を開けたまま大きく収縮していた。じっと見ていると、ひくつくアナルからこぽぉっとファルコの白い精液が溢れてきて、赤い会陰を伝いながら陰嚢にまで垂れていき、ぽたっと乱れたシーツの上に落ちていった。絶妙にいやらしい光景である。何度も強く下腹部を打ち付けた結果、赤く染まってしまったムジークの少しむちっとした大きめの尻もいやらしい。ムジークはそれなりに鍛えているが、昔からちょっとぽっちゃり気味である。着痩せするタイプなので、あまり知られていないが。服を着ていると、すらっとしているように見えるが、服を脱ぐと、特に腹や腰、尻の辺りの肉付きが多めである。胸の辺りも肉付きがよく、微妙に貧乳気味の女のおっぱいみたいな感じである。エロくて最高にいいと思う。
のろのろと身体を起こして身体ごと振り返り、シーツの上に胡座をかいて座ったムジークが、何やら不満気な顔で口を開いた。
「おい。お前のチン毛ごわごわもじゃもじゃ過ぎる。いい加減うぜぇ」
「は?普通だろ」
「いやいやいや。お前のチン毛めちゃくちゃ剛毛な上に縮れまくりの伸びまくりでごわっごわしてんだよ。ケツに当たるのが気になって集中できねぇんだよチン毛野郎」
「はぁ?ちっ。剃るか」
「剃るな。お前のパイパンには萌えねぇ」
「萌えろよ。ふざけんな。つーか、俺のパイパン『には』ってことは他の奴のパイパンには萌えんのか」
「人による」
「正直さんかてめぇこの野郎」
「ということで、街の女子に人気のトリートメントセットを買ってきた」
「チン毛の?」
「馬鹿か。髪の毛用だ」
ムジークが全裸のまま怠そうにベッドから下り、寝室から出て、紙袋を片手に戻ってきた。
ムジークから渡された紙袋の中身を覗いてみれば、可愛らしいピンク色の女受けしそうなデザインのボトルがあった。
「……『魅惑の薔薇の香りが貴女を素敵で可憐な乙女に!』って書いてあるんだが」
「可憐な乙女から香る薔薇の匂いのトリートメントだな」
「俺の股間から乙女の匂いがしていいのか」
「素直にきめぇわ」
「何で買ってきた」
「お前のチン毛をさらさらするするの指通りにするためだ」
「剃った方が早くないか?」
「お前のパイパン微妙過ぎて嫌。まるで萌えない」
「萌えろよ。頑張れよ」
「嫌。超高級な櫛も買ってきた。これを使えばどんな癖っ毛もサラサラになるとか。ちなみに俺の給料2ヶ月分のお値段」
「これ以上ない程馬鹿な金の使い方。お前そんなもん俺のチン毛に使う気か」
「今日から毎日俺がお前のチン毛を洗って手入れするわ。さらっさらにしてやんよ」
「さらさらのチン毛とか割と嫌なんだが」
「うるせぇ。剛毛チン毛野郎。お前の金玉の毛はちょっと可愛いから許せるけどチン毛は許せねぇんだよ」
「俺の金玉の毛可愛いか!?」
「お前唯一のチャーミングポイント」
「金玉の毛が!?」
「可愛いぞ。自信をもて」
「金玉の毛に!?俺、お前の独特過ぎる感性を舐めてた」
「照れる」
「褒めてねぇ」
「よし。じゃあ風呂に入るぞ。チン毛は俺が洗う。あとは自分でやれ」
「チン毛以外も洗ってくれ」
「甘ったれるな。俺はお前のチン毛しか洗わん」
「真顔で言い切った」
昔から、ムジークはたまに突飛なことを言い出すことがある。そんなところも可愛いと思うのだが、いつも巻き込まれているのはファルコだ。今回はファルコだけにしか被害がないから別に問題ないが。
毎日ムジークがファルコのチン毛の手入れをしてくれるということは、もしかしてこれは同棲していいということなのだろうか。今はファルコは隣の官舎の建物の2階の部屋に住んでいる。ムジークの部屋は4階だ。恋人になった時に同棲したいとムジークに言ったが、その時は断られた。経緯は微妙だが、ムジークと一緒に暮らせるのは素直に嬉しい。それがさらさらするするのチン毛の為でも。
ファルコは腰が痛いというムジークを肩に担ぎ上げて、ご機嫌な足取りで風呂場へと向かった。
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「……ほんとにこいつチン毛しか洗わなかった……」
「ブラッシングしながら乾かすから、とっとと身体を拭け」
「わぁー。なんて丁寧な乾かし方ー。チン毛だけ」
「くそっ。毛が絡まって櫛がすっと通らねぇ」
「いってぇ!毛を引っ張るな!」
「毛先から少しずつ梳いていくしかねぇな」
ムジークに身体を洗ってもらえるとドキドキワクワクしていたのだが、ムジークは本当にファルコのもじゃっとしたチン毛しか洗わなかった。薔薇の香りがするシャンプーで丁寧にチン毛だけを洗い、シャンプーの泡をお湯で流した後、チン毛にだけ薔薇の香りのトリートメントをつけ、少し時間を置いてから、丁寧にトリートメントを落とした。本当にチン毛だけ。
風呂から出た後も、ざっとファルコに自分で身体を拭かせると、ムジークはチン毛だけを柔らかいタオルで優しく丁寧に拭いて乾かした。
ムジークの給料2ヶ月だという櫛を使って、チン毛を櫛で梳かれる。縮れて絡まっているチン毛が引っ張られて地味に痛い。途中から、毛先から少しずつ丁寧に櫛で梳かれ始め、ファルコはなんとも言えない気分で真剣な顔をしてファルコのチン毛を櫛で梳いているムジークを見下ろした。
ムジークが新たな小さめの小瓶を取り出した。これまた女受けしそうな可愛らしいデザインのピンク色の小瓶である。
「おい。何だそれ」
「トリートメントオイル。華やかな薔薇の香り」
「また出た薔薇」
「街の女子に大人気らしい」
「俺のチン毛がどんどん乙女仕様に……」
「これは洗い流さないタイプだ」
「薔薇の香りが標準装備のチン毛になっちまう……」
「また櫛で梳いて……よし。これを毎日やる」
「マジか」
「風呂上がりだけじゃ駄目だな。朝もブラッシングだけはするか」
「マジか」
「俺に任せろ。1ヶ月後にはお前のチン毛は乙女も羨むさらさらするするのチン毛になっている筈だ」
「乙女が羨むチン毛ってなんだ。意味が分からん」
洗い流さないタイプのトリートメントオイルをチン毛に丁寧に塗られ、また櫛でチン毛を梳かれた。薔薇の香りが股間から立ち上ってくる。女の子から香ったら胸キュンものかもしれないが、香っているのは自分のチン毛である。
本当にいっそ剃った方が早いと思うのだが、ムジークは剃らせる気がないらしい。ムジークと同棲できるのは嬉しいが、毎朝毎晩チン毛の手入れをされるのは、正直微妙である。とはいえ、ムジークは有言実行タイプで、やると言ったらやる男だ。そんなところも格好いいと思っているのだが、今回に関しては、できたらやめてほしい。乙女の香り仕様のチン毛とか誰得だ。チン毛にさらさらするするの指通りを求めるのもやめてほしい。
ファルコは、諸道具を箱に入れて、機嫌よく寝室に戻っていくムジークの後を追いながら、小さく溜め息を吐いた。
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宣言通り、毎朝ムジークにチン毛をブラッシングされ、夜は丁寧にチン毛を洗った後に手入れをされるようになり半月。ファルコのチン毛は、完全に乙女ちっくな薔薇の香りが定着してしまった。パンツを脱ぐ度に、自分の股間からふわっと薔薇の香りが立ち上ってくる。素直にキモい。間違いなく24の男の股間から香っていい匂いじゃない。
ムジークが本当に毎日ファルコのチン毛の手入れをしているからか、ファルコの剛毛チン毛は若干毛質が柔らかくなったような気がする。気がするだけかもしれないが。それでも相変わらずチリチリに縮れているし、セックスをする度にムジークに不満そうな顔をされる。
ある休日のこと。買い物から帰ったムジークが、とんでもない物を買ってきた。
機嫌よくニコニコ笑いながらムジークが見せてきたものは、女が使うヘアーアイロンである。魔石内蔵で、ストレートでも巻き髪でも自由自在にできるとか。ファルコは身の危険を感じて逃亡を試みたが、すぐにムジークに捕まった。ムジークは脱いだらぽちゃっとしてる癖に意外と動きが俊敏で、ガチムチマッチョと言ってもいいファルコよりも力が強い。
仕事で使う縄で両手足を縛られ、ベッドに転がされたファルコは、びったんびったんと暴れて喚いた。
「それは嫌だ!!怖すぎるだろ!!」
「しょうがねぇだろ。いつまで経ってもチリチリ剛毛なんだからよー」
「チン毛は縮れてるもんだろ!?」
「安心しろ。乙女も羨むさらさらするするストレートチン毛にしてやるから」
「やめて!!ホントにやめて!!こわいこわいこわいこわい!!」
「暴れるなー。火傷するぞー」
「やだーー!!ホントにやだーー!!ぎゃあぁぁぁぁ!!」
幸い火傷はしなかったが、ファルコは心にダメージを受けた。本当にペニスギリギリまでヘアーアイロンで攻められた。なんの拷問だ。恐怖しか感じない。内蔵されている魔石で熱くなっているヘアーアイロンが、本当にペニスギリッギリまで近づいた瞬間なんて、怖すぎてチビるかと思った。
ファルコが心に深い傷を負ったにも関わらず、残念ながらファルコのチリチリチン毛はストレートにはならなかった。『不良品か?』と不満そうな顔をするムジークに、げっそりとした顔でファルコは話しかけた。
「ムジーク」
「あ?」
「俺、思ったのよ」
「なんだよ」
「俺ってば髪の毛も癖っ毛じゃん。それもかなり強めの」
「うん」
「チン毛だけストレートって無理じゃね?」
「…………盲点だった」
「やる前に気づいてくれよ……」
ファルコはかなり癖っ毛である。癖が強くて伸びるとくるんくるんになるので、いつもかなり短く刈っている。ついでに言うと、髪の毛も剛毛だ。
使い終わったヘアーアイロンを片手に、ムジークが難しい顔をして、口を開いた。
「しょうがねぇ。ストレートは諦める」
「おぉ!!やった!!」
「その代わりに、とことんふわふわの柔らかい毛を目指す」
「マジかよ」
「まるでコットンのようなふわふわな毛質にする」
「無理だろ」
「やればできる」
「もうそろそろ妥協しよ?」
「嫌。お前のチン毛を乙女も羨むふわふわチン毛にしてやる」
「乙女が羨むチン毛って普通に嫌だわ」
「すこーしずつではあるが、改善方向にあるんだ。これならいける。お前のもじゃもじゃ剛毛チン毛がふわふわ柔らかになる日も近い」
「近くないんじゃないかなー」
「あ、ちょこっとだけ毛を切っておくか。鋏持ってくる」
「お前が切るの!?」
「当たり前だ。お前のチン毛は誰にも触らせない」
「急にデレるの止めてもらえませんかねぇ!?ドキッとするじゃん!!」
「ん?嬉しいか?ん?ん?」
「……嬉しいですけど何か?」
ニヤニヤ笑うムジークに、ちょっとイラッとする。ムジークの独占欲っぽい発言がぶっちゃけかなり嬉しい。ファルコは奥歯をギリギリ噛み締めながら、淡く頬を染めた。
------
時は流れて半年後。
全裸のファルコの前にムジークが跪き、丁寧に高級櫛でファルコのチン毛を梳き、少し伸びたファルコのチン毛を慎重に鋏で切っている。
ふわっとした柔らかい感じになった薔薇の香りのチン毛を満足気に見て、ムジークが無邪気に笑った。
「完璧だ。ふわふわの柔らかチン毛になったぞ」
「おぉー。本当にふわふわー。変わるもんだなぁ」
自分のチン毛に指先で触れてみれば、確かに毛質が柔らかくなっており、ふわっふわしている。チン毛だけ。臍周りや下腹部の毛は以前と変わらない。本当にチン毛だけがふわっふわ柔らかくなっている。
ムジークがドヤ顔でファルコの顔を見上げた。
「想定以上に時間がかかったが、これで乙女も羨むチン毛になったな」
「乙女ちっくな薔薇の香りにすっかり慣れちゃった俺だよ」
「ふふん。いい匂いだろー」
鋏などを箱に片付けたムジークが、鼻先をファルコのチン毛に埋め、すぅーっと匂いを嗅いだ。毎朝毎晩チン毛の手入れをされていたとはいえ、ムジークに股間に顔を埋められると、どうしてもペニスが反応してしまう。じわじわと血液がペニスに集まっていき、ファルコのペニスはすぐに半勃ちになった。
ムジークが指先でファルコのふわっふわなチン毛を撫でながら、ファルコのゆるく勃ち上がったペニスの竿に頬ずりをした。
「ファルコ」
「ん?」
「このままお口でペロペロコースと俺のケツでシコシココース、どっちがいい?」
「両方」
「しょうがねぇな」
「ムジーク。俺も舐めたい」
「いいぞ」
ムジークが楽しそうに目を細めて、ファルコのペニスの先っぽに優しくキスをした。
ベッドに移動して、頭が上下逆になるように寝転がり、お互いのペニスを頬張り合う。ファルコがムジークのペニスの亀頭を優しく吸えば、ムジークがファルコのペニスのカリを舌先で擽ってくる。お互いに好きなペニスの弄り方はもう分かっている。このままムジークの口に射精して、精液をゴックンしてもらいたい気もするが、どうせならムジークの中に出したい。ぷはぁとムジークのペニスから口を離し、ファルコはムジークに声をかけた。
ベッドの上に膝立ちになって、抱きしめあって何度も何度とキスをする。唇を吸いあい、口内を舐め合って、舌を絡ませる。ぴったりと密着しているので、お互いの乳首も勃起したペニスも触れ合っている。キスをしながら身体をくねらせて、くにくにと自分の乳首をムジークの乳首に擦りつければ、ムジークの目が楽しそうに細くなった。
ファルコは唇を触れ合わせたまま、小さくムジークの名前を呼んだ。ムジークが益々楽しそうな様子になり、笑みを浮かべて身体を離した。
ムジークがファルコに背を向けて四つん這いになり、上体を伏せて、自分のむちっとした肉付きがいい尻肉を両手で掴んで大きく広げた。
若干黒みがかったムジークのアナルが丸見えになる。ムジークは体毛が薄めだからか、アナル周りに毛は生えていない。ちなみにファルコは普通にもっさり生えている。
ファルコは興奮してふんふんと荒い鼻息を漏らしながら、ムジークの尻に顔を埋め、期待で既にひくついているムジークのアナルに舌を這わせた。ムジークのアナルの皺を一枚一枚伸ばすように丁寧に舐め回し、微かに綻んできたアナルに尖らせた舌先を突っ込む。ぬこぬこと舌を抜き差ししたり、突っ込めるだけ深く舌を突っ込んで上下左右に舌を動かせば、ムジークが腰をくねらせて気持ちよさそうに低く喘いだ。
ムジークはファルコとセックスをするまでは処女だった。残念ながら童貞ではなかったが、ムジークを抱いたのはファルコが初めてだし、今後もファルコにだけしか抱かれないから、それで良しとする。男同士では結婚できないが、一定年数一緒に暮せば、一応男同士でも事実婚として認められるらしいので、別に正式に結婚できなくても構わない。遺産相続とかそういうのはできないが、お互いに何かあった時に連絡はくるようになる。それだけで十分だ。ファルコとしては、50くらいまでムジークと一緒に警邏隊で働いて、その後はのんびり小間物屋でもやろうかと思っている。ファルコの実家は小間物屋をしていて、警邏隊に入隊するまでは、ムジークと一緒に小さな頃から実家の手伝いをしていたので、多分できるだろう。
ファルコはムジークと同じ墓に入る気満々である。既に2人の墓として、街の霊園の小さな土地は買ってある。まだムジークには言っていないが。
ファルコは満足するまでムジークのアナルを舐め回し、ローションをたっぷり使って指でアナルを解すと、ガチガチに勃起しているペニスを思いっきり深くムジークのアナルに突っ込んだ。根元近くまでペニスを押し込むと、ムジークの尻にファルコのチン毛が当たる。ファルコはムジークの尻に自分のチン毛を擦りつけた。
「お前ご希望のふわふわチン毛だぞ」
「ふはっ。いい感じ。流石俺だな。いい仕事したぜ」
「ははっ。なぁ。ムジーク」
「あー?」
「一生俺のチン毛の手入れをしてくれよ」
「いいぜー。任せとけ。死ぬまで乙女も夢見るふわふわチン毛をキープしてやるよ」
「末永く頼むぜ」
「おう」
ファルコは繋がったままムジークの身体を抱きしめて、ムジークのうなじにキスをした。楽しそうな声で促してきたムジークに従い、一度ペニスを引き抜いて、今度は正常位でペニスを挿れ直す。
ムジークがゆるく微笑みながら、ファルコの首に両腕を絡めた。
「次はお前のもじゃもじゃ脇毛をふわふわにするか?」
「脇から乙女な薔薇の香りがするのは流石にちょっと」
「いいじゃねぇか。面白くて」
「素直に嫌」
ファルコはムジークと目を合わせて同時に吹き出し、そのままゲラゲラ笑い転げた。
なんだか何十年経ってもこんな感じでムジークと笑っている気がする。
ファルコは精一杯の愛を込めて、笑顔のムジークの唇にキスをした。
(おしまい)
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