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激闘!魔導扇風機争奪セックス戦!
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茹るような暑さが続く夏のとある日。
ボリバルは、蒸し風呂のような室内で、ぐったりとベッドに寝転がっていた。窓を全開にしているが、湿気たっぷりのもわぁっとした熱い空気しか入ってこない。部屋の空調が壊れて2日目。そろそろ限界である。
今年の夏はかなりの猛暑だ。空調設備の故障が相次いでいるらしく、ボリバルの家の空調の修理は、早くても5日後になるそうだ。その前に、茹って死んでしまう。
ボリバルはのろのろと起き上がり、鞄に着替えやその他諸々を詰め込み、長年の悪友の家へと向かった。
長年の悪友セリノの家は、ボリバルの家から徒歩で小半時の距離にある。セリノとは、かれこれ20年程の付き合いだ。初等学校で出会い、一緒に授業中に『ちんちーん!!』と叫びながら、ちんこ丸出しで廊下を爆走した仲である。ちなみに、校長先生を筆頭に、担任の先生や親から、めちゃくちゃ怒られた。が、ボリバル達は反省することなく、何度もちんちんテロを繰り返して遊んだ。そんな馬鹿なことをやって、ゲラゲラ笑い合う仲である。
精通がくれば、セリノの兄が所持しているエロ本をパクッてきて、抜きっこしたり、抜きっこからエスカレートして、そのうち普通にセックスをするようになった。セリノとは恋人ではない。お互い、恋人はいたりいなかったりだが、恋人がいない時でも、セリノと恋人になろうとは思わない。セリノとは、一生悪友のままがいい。きっとその方が楽しい。セックスはするけど。
ボリバルが、セリノが住む集合住宅に到着し、セリノの部屋の玄関の呼び鈴を押すと、鮮やかな赤毛の新緑のような色合いの瞳をした三白眼の目つきが悪い全裸の男が顔を出した。セリノである。ちなみに、ボリバルは褪せた金髪に青い瞳をした、眠そうな顔立ちをしている。アヒル口が可愛いと言われることが多い。セリノは在宅勤務で、外国の本を翻訳する仕事をしており、ボリバルは街の警邏隊で働いている。今は夏季休暇中だ。
ボリバルは、よっと軽く手を上げた。
「なんで、すっぽんぽんなんだよ」
「空調壊れてんだよ」
「お前ん家もか!? クッソ! 当てが外れた!」
「なに。お前ん家も空調壊れてんの?」
「おう。既に2日目。修理は早くて5日後」
「死ぬな」
「死ぬよな。お前ん家、修理いつよ」
「今日の夕方」
「俺ん家の空調の修理が終わるまで、お前の家にいることが決まった」
「勝手に決めんな。まぁ、いいけど」
「あざーっす」
セリノの家も、もわっとした熱い空気で満ちていたが、勝手知ったる他人の家という感じでセリノの寝室に行くと、魔導扇風機があった。ボリバルは目を輝かせて、いそいそとすっぽんぽんになり、魔導扇風機の前を陣取って、起動スイッチを押した。生温い風が頬を撫でる。風は生温いが、一番強い設定にすると、それなりに涼しい。特に意味もなく『あーーーー』と言いながら、魔導扇風機の前で涼んでいると、後ろから背中を蹴られた。
「ちょっと痛いわね。何すんのよ」
「そこは、あたくしの場所でしてよ」
「ちょっとくらいよろしいのではなくて?」
「却下よ。家主様が優先に決まってるざます」
ボリバルは無言でセリノと見つめ合い、ぽんっと軽く手を叩いた。
「勝負しようぜ」
「勝負、とは」
「お互いに、ちんこ突っ込んで先にイッた方が負け。勝った方は魔導扇風機の主導権を握れる」
「いいだろう。このクソ暑い中、仕事する気も起きねぇし、一瞬でイカせて、地獄の中のほんの安らぎを俺のものにしてくれようぞ」
「はっはっは。早漏のセリノくぅん。それは俺の台詞だよーん」
「誰が早漏だ。包茎野郎」
「勃ったら、ちゃんと剥けますぅ。自分がズル剥けだからって偉そうにすんなー! 皮は便利なんだぞー。皮オナ最高」
「皮オナばっかしてっから、皮が伸びて余計包茎になるんじゃねぇの」
「おだまり。よし。どっちが先にちんこを突っ込むか、まずはそれを決めようぜ」
「玩具をケツに突っ込んだ状態で舐め合いっこして、先に出した方が突っ込まれるってのはどうよ」
「え、なに? もしかして、また新作買ったの?」
「おう。五点責めのすげぇやつ買った」
「なにそれ見たい」
「んー。これ」
セリノがベッドの下に置いてあった箱を取り出し、所謂大人の玩具を取り出した。セリノが手に取ったのは、初めて見るものだ。ぼこぼこした竿に亀頭部分が大きめになっていて、ちんこと金玉の根元につけると思わしき輪っかと、会陰の辺りにちょうど当たりそうな突起がついていた。セリノの趣味は、大人の玩具で一人遊びをすることである。ボリバルも玩具で遊ぶのは好きだが、どちらかと言えばセックスの方が好きだ。
「これな、ちんこの根元と金玉の付け根、会陰とちんこの裏側と前立腺を同時に責めちゃう優れもの。しかも人肌くらいに温かくなるという。勿論、魔石内蔵で、五段階の動きをするというマジやべぇやつ」
「マジかよ。高かっただろ」
「こいつ2本買うのに、俺の給料1ヶ月分が飛んだ」
「お馬鹿――! でも、そんなセリたんが、あたいだいしゅき」
「ふっ。照れる」
「つーか、何で2本も買ったんだよ。そんな馬鹿高いの」
「あ? お前と遊ぼうと思って」
「やだ。あたい、愛されてる」
「はいはーい。じゃあ、ちんことケツ出せー。ちゃんと装着できるまで、ちょっと慣れがいるから着けてやんよ」
「うぃーっす」
セリノが箱からローションのお徳用の馬鹿でかいボトルも取り出した。セリノが寝室から出ていき、小鍋を片手に戻って来て、お徳用ローションを小鍋になみなみと注いだ。
「そんなに使うのかよ」
「ぬるぬるの方が気持ちいいだろ」
「まぁな」
「つーか、このボトルでけぇし、重いし、使う度に馬鹿でけぇこいつを持つのがだりぃ」
「情緒も糞もねぇな。そこがしゅき」
「ふぅ。惚れてもよろしくってよ」
「ねーわ」
ボリバルはセリノと一緒にゲラゲラ笑いながら、セリノにアナルにたっぷりとローションを塗ってもらった。セリノが出してきた新作の大人の玩具は、指2本くらいの太さだから、わざわざ指で解さなくても、これくらいならローションの滑りを借りればすぐに入る。伊達に、10年以上セリノとアナルセックスしまくってきた訳ではない。ボリバルの過去の恋人は皆女だが、恋人がいる時も普通にセリノとセックスしていたので、ボリバルのアナルはすっかり縦割れのドスケベケツまんこと化している。セリノとセックスしたのが元カノにバレて修羅場になったこともあるが、ボリバルは細かいことは気にしていない。だって、彼女との普通過ぎるセックスじゃ物足りないんだもん。
セリノに大人の玩具を装着してもらって、セリノが自分で着けるところを眺めると、遠隔スイッチの使い方を習ってから、早速ベッドに上がる。
頭が上下逆になるように寝転がると、もはや長年の相棒の気さえしてくるセリノの勃起ちんこが目の前にあった。セリノのちんこは、亀頭が大きくてカリが太く、竿も長くて、真ん中あたりが膨らんでいる。この太いカリで引っ搔くように前立腺を擦られるとめちゃくちゃ気持ちがいいのだ。既にバキバキに勃起しているセリノのちんこを見ているだけで、口内に唾液が溜まってくる。ボリバルは特に意味もなく、セリノのちんこを両手を合わせて拝むと、早速セリノのちんこにねっとりと舌を這わせた。まだ風呂に入っていないからか、むわぁと蒸れた汗の匂いとおしっこの匂いがする。興奮するではないか。ボリバルが、セリノのちんこの匂いを堪能しながら、竿全体に唾液を馴染ませるようにねっとりと舐め回していると、勃起した自分のちんこの皮が優しく剥かれる感覚がした。敏感な亀頭と皮の境目をチロチロと優しく舐められる。悔しいが、堪らなく感じてしまう。ボリバルが逃げるように腰を引けば、セリノがボリバルのムッキリした尻えくぼがキュートな尻を掴み、ボリバルのペニスを吸いながら、自分の方に引き寄せる形で、ボリバルのちんこを深く飲み込んでいった。熱い口内の粘膜の感触が酷く気持ちがいい。セリノのちんこの亀頭を優しくあむあむしながら、ボリバルがうっとりしていると、唐突に、ケツに仕込んだ玩具が振動し始めた。
「んおぅ!? あっ、ちょ、これはっ、ちょ、ちょ、まってぇぇぇぇ!!」
「ぷはぁ。待たなーい。いいだろー。五点責め」
「よすぎるわーー!!」
「はーっはっはっは! とっととイケッ!」
「こんのぉぉぉぉぉぉ!!」
「あひぃ!? ちょ、おまっ、いきなりマックスはやめろ馬鹿ぁぁぁぁ! あぁぁぁぁ!! やべぇやべぇやべぇ!!」
「はーっはっはっは! おらおら! ついでに、ちんちんちゅーちゅーしてやんよぉ!」
「くっそ! 潮吹かせてやる!!」
「あぁっ!? ちょ、先っぽはっ、先っぽはちょっとぉぉぉぉ!! あぁぁぁっ!! 、まってまってまって! 吹いちゃうっ! 吹いちゃうからぁ!!」
ボリバルがセリノのちんこを咥えて、じゅるじゅる吸いながら、頭を前後に動かして唇でセリノのちんこを扱くと、セリノがボリバルのちんこの亀頭を掌でぐりゅんぐりゅんと強めに擦り始めた。ボリバルは色々開発済みなので、潮も吹ける。現在進行形で、ちんこの根元も金玉の付け根も中からちんこの裏側らへんや前立腺を、玩具がぶるぶる激しく振動して、強い刺激を与えてくる。気持ちよくて、楽し過ぎて、本当にヤバい。ボリバルは負けじとセリノのペニスを弄ることに専念しようとしたが、お互いに気持ちがいい弄り方は熟知しているので、ボリバルはあっけなく潮を吹きながら、ビクンビクンと大きく身体を震わせてイッた。僅かに遅れて、咥えたままのセリノのちんこから、どばぁっと濃い精液が飛び出してきた。セリノはだらしなく鼻水を垂らしながら、腰をビクビク震わせつつ、セリノの精液を吐き出しているちんこの尿道口をちゅーっと吸い、精液を全部飲み込んだ。
セリノが玩具のスイッチを切ったので、ボリバルも玩具のスイッチを切った。はぁー、はぁー、と荒い息を吐きながら、身体をゆっくり起こし、セリノの方を向けば、セリノが悪戯成功! みたいな悪ガキっぽい顔で笑った。
「俺の勝ちだ」
「出してないから、俺の勝ちだろ」
「派手に潮吹いてイッたくせに」
「でも精液は出してませんー!」
「『先にイッた方がちんこ突っ込まれる』って条件だっただろ。おら。ケツだせや」
「クッソ。この玩具優秀過ぎねぇ?」
「我ながらいい買い物したなぁ」
「あ、条件を付け加えよう。玩具突っ込んだまま、ケツにちんこ突っ込んで、早くイッた方が負け。魔導時間計測器、確かあったよな」
「いいだろう。30も経たずにイカせてやらぁ」
セリノが寝室から出て、魔導時間計測器を片手に戻ってきた。どうでもいいが、大人の玩具を突っ込んだまま、普通に歩けるって地味にすごい。慣れか。慣れの問題か。
ボリバルはセリノに大人の玩具を外してもらうと、四つん這いになった。正常位も好きだが、わんわんスタイルの方が興奮して気持ちがいい。
セリノが、指でボリバルのアナルの中に、たっぷりとローションを入れると、早くもガチガチに勃起しているちんこの先っぽを、ボリバルのアナルにくっつけた。期待でひくつくアナルに熱くて硬いものが当たっているだけで、背筋がゾクゾクする程興奮する。セリノのペニスが、玩具で解しても尚狭いボリバルのアナルを抉じ開けるようにして、ゆっくりとアナルの中に入ってきた。太い亀頭が入れば、ずるぅっと一気にちんこの根元あたりまで、ちんこが押し込まれる。敏感な粘膜同士が擦れ合い、太いカリで、前立腺をごりごりっと擦られる。脳みそが痺れるような快感に、ボリバルは腰をくねらせて喘ぎながら、セリノのアナルに入れている大人の玩具のスイッチを、最大限の強さで押した。
「おあぁぁぁ!? ちょ、それはっ、ずるいぞ! バルッ!!」
「はーはっはっは! おーら。ケツで扱いてやんよぉ。はぁっ、あっ、んおぅ、あっは!」
「あっ。ちょ、まっ、あぁぁぁぁ! くっそがぁぁぁぁ!!」
ボリバルは、ちんこを突っ込んだまま動かないセリノのちんこを、身体を前後に揺さぶるようにして、アナルで扱きまくった。セリノのちんこが、ボリバルの腹の中で、ぴくぴくと微かに震えている。これは射精間近だな、と察したボリバルは、セリノのちんこのカリで、わざと自分の前立腺を擦るように身体を動かした。前立腺が太いカリでごりごり擦れる度に、気持ちよくて、きゅっとアナルが勝手に締まり、セリノのペニスを締めつける。諦めたのか、セリノがボリバルの腰を掴み、パンパンパンパンパンパンッと肌同士がぶつかり合う程激しく下腹部をボリバルの尻に打ちつけ、ちんこを小刻みに激しく抜き差しし、裏返った声を上げて、パァンと一際強く、下腹部をボリバルの尻に打ちつけた。ボリバルの腹の中で、セリノのちんこがピクピクと微かに震えている。セリノが射精しているのを感じると、ボリバルは手元に置いておいた魔導時間計測器のボタンを押した。ボリバルが、セリノのアナルに入れている大人の玩具のスイッチを押して、大人の玩具の動きを止めると、セリノが低く唸りながら、ゆっくりとボリバルのアナルからちんこを引き抜いた。
ボリバルは荒い息を吐きながら、身体ごと振り返り、セリノに魔導時間測定器を見せた。
「記録、40,3。はっやーい! やーい! やーい! 早漏くぅん!」
「クッソ腹立つ!! 次はお前の番だごらぁ! 10でイカせてやんぞごらぁ!」
「おほほほ! 早漏君には無理じゃなくてぇ?」
「絶対にイかす。むしろ泣かす」
「やれるもんならやってみやがれってんだ!」
ボリバルは高笑いしながら、セリノに尻を向け、馬鹿にするように尻をふりふりと左右に振った。額に青筋を浮かべたセリノが、ボリバルに大人の玩具を装着した。自分が着けていた玩具を外したセリノが、ころんと仰向けに寝転がり、自分の太腿を両手で持って、足を大きく広げ、腰を少し浮かせた。足先で、ちょいちょいと手招きされる。ボリバルは楽しくて笑いながら、セリノの足の間を陣取って、勃起したままのちんこを片手で掴み、セリノの熱く濡れたアナルに、ちんこの先っぽを押しつけた。ゆっくりと腰を動かして、ちんこをセリノのアナルの中に押し込んでいけば、使いまくっている癖に締まりがいい括約筋で、ちんこの皮が自然と剥かれる。熱く柔らかいぬるついた腸壁にちんこ全体が包まれると、我慢できなくなりそうなくらい気持ちがいい。ボリバルが堪らず熱い息を吐くと、セリノがにやぁっと笑って、自分の太腿から手を離し、両足をボリバルの腰に絡め、踵でボリバルの尻を軽く蹴った。
「ほら。動けー」
「分かってらぁ」
「おっ!? あ! あぁ!! いいっ! もっと突きまくれ!」
「あーー、クッソ! そんな、締めんなっ」
「はっはっは! あ、ぽちっとな」
「あぁぁぁぁ!?」
セリノが好きな動きをしてやっていると、唐突に腹の中の玩具が暴れ回り始めた。前立腺がぐいんぐいんと強く刺激され、ちんこの裏側やちんこの根元、金玉の付け根がぶるぶると振動で刺激される。ボリバルが堪らず喘ぐと、セリノがニヤニヤ笑って、ボリバルの盛り上がった胸筋の下の方にあるちょっとぷっくりと肥大した濃い赤褐色の乳首を両手で摘まみ、ぐいーっと引っ張った。脳天に快感が突き抜ける。乳首もちんこもアナルの中も気持ちよすぎて本当にヤバい。
「あぁぁぁぁ!! ちくびはずるいっ! ちくびはずるいぃぃぃぃ!」
「はっはっはー! ほらほら、もっと激しく腰振れよ。俺をイカせてみろよぉ」
「こんのぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「あぁっ!! いいっ! いいっ! もっと! あっははっ!」
ボリバルは歯を食いしばって、下腹部に力を入れて込み上げる射精感に堪えながら、めちゃくちゃにセリノのアナルの中の前立腺をガンガン激しく擦り上げながら、必死で腰を振りまくった。ちんこが蕩けるようなセリノのアナルの中がクッソ気持ちいいし、玩具で刺激されている自分の前立腺その他も、セリノにくりくり弄られている乳首も気持ちよ過ぎて、本当にヤバい。このままでは、負けてしまう。ボリバルは身体中を暴れ回る快感に目の裏をチカチカさせながら、上体を伏せて、ボリバルの薄い胸板にあるぷっくりと女みたいに肥大した乳首に吸いつき、小さめの乳輪ごと、じゅーーっと吸った。
「あぁっ! やべぇ! クッソいいっ!!」
セリノが大きく喘ぎ、乳首を吸うボリバルの頭を両手で抱きしめて、自分の乳首にボリバルの顔を更に押しつけた。ちゅっちゅくちゅくちゅくセリノの乳首を吸いながら、セリノをイカせるべく、必死で腰を振る。高まり過ぎた快感が、今にも弾け飛びそうだ。
「あぁぁぁぁぁぁっ! むりむりむりむりっ! いっくぅぅぅぅ!!」
「んーーーーっ!!」
セリノがビクンビクンと大きく身体を震わせた。熱い液体が腹にかかるのを感じた直後、ボリバルも思いっきりセリノの腹の中に精液をぶちまけた。
はぁー、はぁー、と荒い息を吐きながら、セリノの頭元に置いてあった魔導時間計測器のボタンを押し、まだボリバルの中で暴れ回っている玩具のスイッチを切る。
ボリバルは、快感の余韻で呆けているセリノを見下ろし、ニッと笑った。
「俺の勝ち~。お前が先にイッたし、時間も143,7。完全勝利と言わざるを得ない」
「あーーっ! クッソ! マジかよ!!」
「はっはっは。これで魔導扇風機の主導権は俺のものだぁ!!」
「持ち主は俺ですけどぉ!?」
「負けたお前が悪い」
「くそったれめ」
ボリバルがゆっくりとセリノのアナルからちんこを引き抜き、悔しそうなセリノに玩具を外してもらっていると、玄関の呼び鈴が鳴った。セリノと顔を見合わせて、そのままの恰好で2人で玄関に向かう。玄関のドアを開ければ、気まずそうな顔をした男が立っていた。
「……空調設備修理業者です。お取込み中なら、また後程……」
「「今すぐ修理してくれ!!」」
「あ、はい」
ボリバルとセリノは、嬉々として修理業者の男を招き入れ、居間や、セックスの残り香しかしない寝室の空調を修理してもらった。
ボリバルが早速修理が終わった空調のスイッチを入れ、空調の前で涼んでいると、支払いをしていたセリノに声をかけられた。
「バル。金貸せ。手持ちじゃちょっと足りない」
「いいぞー」
ボリバルは全裸のまま鞄から財布を取り出し、足りない分を修理業者の男に手渡した。
「チップ代わりに混ざっていく?」
「混ざりません!! 失礼します!!」
逃げるように慌てて帰っていく修理業者の男の後姿を見て、ボリバルはセリノと一緒にゲラゲラ笑った。蒸し風呂のようだった部屋が、一気に涼しく快適になった。ボリバルはセリノに横から抱きつき、にまーっと笑った。
「第二回戦、どうよ。今度は今夜の酒を賭けて」
「いいだろう。今度こそ勝つっ!!」
「ふっ。早漏坊やが俺に勝てるかな?」
「てめぇこの野郎。……なぁ、バル」
「あ?」
「60になったらよ、結婚式挙げねぇか」
「爺と爺の結婚式とか面白すぎんだろ」
「だろ? どうよ。人生最大のネタができんぜ」
「あっは! いいぜ。60になったらな。あとどんくらいだ?」
「俺ら、今年で28だろ? 32年後だな」
「マジかよ。今のうちに式場押さえとかねぇと。ドレスはどっちが着る?」
「60になる年のはじめに勝負して負けた方」
「勿論、セックス勝負だよな?」
「当然」
「なんだそれ。クッソ面白れぇじゃねぇか!」
「はっはっは! お前の花嫁姿を拝んでやんよ!」
「抜かせ! 花嫁姿のお前をお姫様抱っこでベッドに運んでやんよ!」
ボリバルはセリノと顔を見合わせて、ゲラゲラ笑い転げた。ずっと先の約束よりも、今は今夜の酒の話だ。
ボリバルはセリノと乱れたシーツの上に飛び込んで、二回戦目へとしゃれこんだ。
(おしまい)
ボリバルは、蒸し風呂のような室内で、ぐったりとベッドに寝転がっていた。窓を全開にしているが、湿気たっぷりのもわぁっとした熱い空気しか入ってこない。部屋の空調が壊れて2日目。そろそろ限界である。
今年の夏はかなりの猛暑だ。空調設備の故障が相次いでいるらしく、ボリバルの家の空調の修理は、早くても5日後になるそうだ。その前に、茹って死んでしまう。
ボリバルはのろのろと起き上がり、鞄に着替えやその他諸々を詰め込み、長年の悪友の家へと向かった。
長年の悪友セリノの家は、ボリバルの家から徒歩で小半時の距離にある。セリノとは、かれこれ20年程の付き合いだ。初等学校で出会い、一緒に授業中に『ちんちーん!!』と叫びながら、ちんこ丸出しで廊下を爆走した仲である。ちなみに、校長先生を筆頭に、担任の先生や親から、めちゃくちゃ怒られた。が、ボリバル達は反省することなく、何度もちんちんテロを繰り返して遊んだ。そんな馬鹿なことをやって、ゲラゲラ笑い合う仲である。
精通がくれば、セリノの兄が所持しているエロ本をパクッてきて、抜きっこしたり、抜きっこからエスカレートして、そのうち普通にセックスをするようになった。セリノとは恋人ではない。お互い、恋人はいたりいなかったりだが、恋人がいない時でも、セリノと恋人になろうとは思わない。セリノとは、一生悪友のままがいい。きっとその方が楽しい。セックスはするけど。
ボリバルが、セリノが住む集合住宅に到着し、セリノの部屋の玄関の呼び鈴を押すと、鮮やかな赤毛の新緑のような色合いの瞳をした三白眼の目つきが悪い全裸の男が顔を出した。セリノである。ちなみに、ボリバルは褪せた金髪に青い瞳をした、眠そうな顔立ちをしている。アヒル口が可愛いと言われることが多い。セリノは在宅勤務で、外国の本を翻訳する仕事をしており、ボリバルは街の警邏隊で働いている。今は夏季休暇中だ。
ボリバルは、よっと軽く手を上げた。
「なんで、すっぽんぽんなんだよ」
「空調壊れてんだよ」
「お前ん家もか!? クッソ! 当てが外れた!」
「なに。お前ん家も空調壊れてんの?」
「おう。既に2日目。修理は早くて5日後」
「死ぬな」
「死ぬよな。お前ん家、修理いつよ」
「今日の夕方」
「俺ん家の空調の修理が終わるまで、お前の家にいることが決まった」
「勝手に決めんな。まぁ、いいけど」
「あざーっす」
セリノの家も、もわっとした熱い空気で満ちていたが、勝手知ったる他人の家という感じでセリノの寝室に行くと、魔導扇風機があった。ボリバルは目を輝かせて、いそいそとすっぽんぽんになり、魔導扇風機の前を陣取って、起動スイッチを押した。生温い風が頬を撫でる。風は生温いが、一番強い設定にすると、それなりに涼しい。特に意味もなく『あーーーー』と言いながら、魔導扇風機の前で涼んでいると、後ろから背中を蹴られた。
「ちょっと痛いわね。何すんのよ」
「そこは、あたくしの場所でしてよ」
「ちょっとくらいよろしいのではなくて?」
「却下よ。家主様が優先に決まってるざます」
ボリバルは無言でセリノと見つめ合い、ぽんっと軽く手を叩いた。
「勝負しようぜ」
「勝負、とは」
「お互いに、ちんこ突っ込んで先にイッた方が負け。勝った方は魔導扇風機の主導権を握れる」
「いいだろう。このクソ暑い中、仕事する気も起きねぇし、一瞬でイカせて、地獄の中のほんの安らぎを俺のものにしてくれようぞ」
「はっはっは。早漏のセリノくぅん。それは俺の台詞だよーん」
「誰が早漏だ。包茎野郎」
「勃ったら、ちゃんと剥けますぅ。自分がズル剥けだからって偉そうにすんなー! 皮は便利なんだぞー。皮オナ最高」
「皮オナばっかしてっから、皮が伸びて余計包茎になるんじゃねぇの」
「おだまり。よし。どっちが先にちんこを突っ込むか、まずはそれを決めようぜ」
「玩具をケツに突っ込んだ状態で舐め合いっこして、先に出した方が突っ込まれるってのはどうよ」
「え、なに? もしかして、また新作買ったの?」
「おう。五点責めのすげぇやつ買った」
「なにそれ見たい」
「んー。これ」
セリノがベッドの下に置いてあった箱を取り出し、所謂大人の玩具を取り出した。セリノが手に取ったのは、初めて見るものだ。ぼこぼこした竿に亀頭部分が大きめになっていて、ちんこと金玉の根元につけると思わしき輪っかと、会陰の辺りにちょうど当たりそうな突起がついていた。セリノの趣味は、大人の玩具で一人遊びをすることである。ボリバルも玩具で遊ぶのは好きだが、どちらかと言えばセックスの方が好きだ。
「これな、ちんこの根元と金玉の付け根、会陰とちんこの裏側と前立腺を同時に責めちゃう優れもの。しかも人肌くらいに温かくなるという。勿論、魔石内蔵で、五段階の動きをするというマジやべぇやつ」
「マジかよ。高かっただろ」
「こいつ2本買うのに、俺の給料1ヶ月分が飛んだ」
「お馬鹿――! でも、そんなセリたんが、あたいだいしゅき」
「ふっ。照れる」
「つーか、何で2本も買ったんだよ。そんな馬鹿高いの」
「あ? お前と遊ぼうと思って」
「やだ。あたい、愛されてる」
「はいはーい。じゃあ、ちんことケツ出せー。ちゃんと装着できるまで、ちょっと慣れがいるから着けてやんよ」
「うぃーっす」
セリノが箱からローションのお徳用の馬鹿でかいボトルも取り出した。セリノが寝室から出ていき、小鍋を片手に戻って来て、お徳用ローションを小鍋になみなみと注いだ。
「そんなに使うのかよ」
「ぬるぬるの方が気持ちいいだろ」
「まぁな」
「つーか、このボトルでけぇし、重いし、使う度に馬鹿でけぇこいつを持つのがだりぃ」
「情緒も糞もねぇな。そこがしゅき」
「ふぅ。惚れてもよろしくってよ」
「ねーわ」
ボリバルはセリノと一緒にゲラゲラ笑いながら、セリノにアナルにたっぷりとローションを塗ってもらった。セリノが出してきた新作の大人の玩具は、指2本くらいの太さだから、わざわざ指で解さなくても、これくらいならローションの滑りを借りればすぐに入る。伊達に、10年以上セリノとアナルセックスしまくってきた訳ではない。ボリバルの過去の恋人は皆女だが、恋人がいる時も普通にセリノとセックスしていたので、ボリバルのアナルはすっかり縦割れのドスケベケツまんこと化している。セリノとセックスしたのが元カノにバレて修羅場になったこともあるが、ボリバルは細かいことは気にしていない。だって、彼女との普通過ぎるセックスじゃ物足りないんだもん。
セリノに大人の玩具を装着してもらって、セリノが自分で着けるところを眺めると、遠隔スイッチの使い方を習ってから、早速ベッドに上がる。
頭が上下逆になるように寝転がると、もはや長年の相棒の気さえしてくるセリノの勃起ちんこが目の前にあった。セリノのちんこは、亀頭が大きくてカリが太く、竿も長くて、真ん中あたりが膨らんでいる。この太いカリで引っ搔くように前立腺を擦られるとめちゃくちゃ気持ちがいいのだ。既にバキバキに勃起しているセリノのちんこを見ているだけで、口内に唾液が溜まってくる。ボリバルは特に意味もなく、セリノのちんこを両手を合わせて拝むと、早速セリノのちんこにねっとりと舌を這わせた。まだ風呂に入っていないからか、むわぁと蒸れた汗の匂いとおしっこの匂いがする。興奮するではないか。ボリバルが、セリノのちんこの匂いを堪能しながら、竿全体に唾液を馴染ませるようにねっとりと舐め回していると、勃起した自分のちんこの皮が優しく剥かれる感覚がした。敏感な亀頭と皮の境目をチロチロと優しく舐められる。悔しいが、堪らなく感じてしまう。ボリバルが逃げるように腰を引けば、セリノがボリバルのムッキリした尻えくぼがキュートな尻を掴み、ボリバルのペニスを吸いながら、自分の方に引き寄せる形で、ボリバルのちんこを深く飲み込んでいった。熱い口内の粘膜の感触が酷く気持ちがいい。セリノのちんこの亀頭を優しくあむあむしながら、ボリバルがうっとりしていると、唐突に、ケツに仕込んだ玩具が振動し始めた。
「んおぅ!? あっ、ちょ、これはっ、ちょ、ちょ、まってぇぇぇぇ!!」
「ぷはぁ。待たなーい。いいだろー。五点責め」
「よすぎるわーー!!」
「はーっはっはっは! とっととイケッ!」
「こんのぉぉぉぉぉぉ!!」
「あひぃ!? ちょ、おまっ、いきなりマックスはやめろ馬鹿ぁぁぁぁ! あぁぁぁぁ!! やべぇやべぇやべぇ!!」
「はーっはっはっは! おらおら! ついでに、ちんちんちゅーちゅーしてやんよぉ!」
「くっそ! 潮吹かせてやる!!」
「あぁっ!? ちょ、先っぽはっ、先っぽはちょっとぉぉぉぉ!! あぁぁぁっ!! 、まってまってまって! 吹いちゃうっ! 吹いちゃうからぁ!!」
ボリバルがセリノのちんこを咥えて、じゅるじゅる吸いながら、頭を前後に動かして唇でセリノのちんこを扱くと、セリノがボリバルのちんこの亀頭を掌でぐりゅんぐりゅんと強めに擦り始めた。ボリバルは色々開発済みなので、潮も吹ける。現在進行形で、ちんこの根元も金玉の付け根も中からちんこの裏側らへんや前立腺を、玩具がぶるぶる激しく振動して、強い刺激を与えてくる。気持ちよくて、楽し過ぎて、本当にヤバい。ボリバルは負けじとセリノのペニスを弄ることに専念しようとしたが、お互いに気持ちがいい弄り方は熟知しているので、ボリバルはあっけなく潮を吹きながら、ビクンビクンと大きく身体を震わせてイッた。僅かに遅れて、咥えたままのセリノのちんこから、どばぁっと濃い精液が飛び出してきた。セリノはだらしなく鼻水を垂らしながら、腰をビクビク震わせつつ、セリノの精液を吐き出しているちんこの尿道口をちゅーっと吸い、精液を全部飲み込んだ。
セリノが玩具のスイッチを切ったので、ボリバルも玩具のスイッチを切った。はぁー、はぁー、と荒い息を吐きながら、身体をゆっくり起こし、セリノの方を向けば、セリノが悪戯成功! みたいな悪ガキっぽい顔で笑った。
「俺の勝ちだ」
「出してないから、俺の勝ちだろ」
「派手に潮吹いてイッたくせに」
「でも精液は出してませんー!」
「『先にイッた方がちんこ突っ込まれる』って条件だっただろ。おら。ケツだせや」
「クッソ。この玩具優秀過ぎねぇ?」
「我ながらいい買い物したなぁ」
「あ、条件を付け加えよう。玩具突っ込んだまま、ケツにちんこ突っ込んで、早くイッた方が負け。魔導時間計測器、確かあったよな」
「いいだろう。30も経たずにイカせてやらぁ」
セリノが寝室から出て、魔導時間計測器を片手に戻ってきた。どうでもいいが、大人の玩具を突っ込んだまま、普通に歩けるって地味にすごい。慣れか。慣れの問題か。
ボリバルはセリノに大人の玩具を外してもらうと、四つん這いになった。正常位も好きだが、わんわんスタイルの方が興奮して気持ちがいい。
セリノが、指でボリバルのアナルの中に、たっぷりとローションを入れると、早くもガチガチに勃起しているちんこの先っぽを、ボリバルのアナルにくっつけた。期待でひくつくアナルに熱くて硬いものが当たっているだけで、背筋がゾクゾクする程興奮する。セリノのペニスが、玩具で解しても尚狭いボリバルのアナルを抉じ開けるようにして、ゆっくりとアナルの中に入ってきた。太い亀頭が入れば、ずるぅっと一気にちんこの根元あたりまで、ちんこが押し込まれる。敏感な粘膜同士が擦れ合い、太いカリで、前立腺をごりごりっと擦られる。脳みそが痺れるような快感に、ボリバルは腰をくねらせて喘ぎながら、セリノのアナルに入れている大人の玩具のスイッチを、最大限の強さで押した。
「おあぁぁぁ!? ちょ、それはっ、ずるいぞ! バルッ!!」
「はーはっはっは! おーら。ケツで扱いてやんよぉ。はぁっ、あっ、んおぅ、あっは!」
「あっ。ちょ、まっ、あぁぁぁぁ! くっそがぁぁぁぁ!!」
ボリバルは、ちんこを突っ込んだまま動かないセリノのちんこを、身体を前後に揺さぶるようにして、アナルで扱きまくった。セリノのちんこが、ボリバルの腹の中で、ぴくぴくと微かに震えている。これは射精間近だな、と察したボリバルは、セリノのちんこのカリで、わざと自分の前立腺を擦るように身体を動かした。前立腺が太いカリでごりごり擦れる度に、気持ちよくて、きゅっとアナルが勝手に締まり、セリノのペニスを締めつける。諦めたのか、セリノがボリバルの腰を掴み、パンパンパンパンパンパンッと肌同士がぶつかり合う程激しく下腹部をボリバルの尻に打ちつけ、ちんこを小刻みに激しく抜き差しし、裏返った声を上げて、パァンと一際強く、下腹部をボリバルの尻に打ちつけた。ボリバルの腹の中で、セリノのちんこがピクピクと微かに震えている。セリノが射精しているのを感じると、ボリバルは手元に置いておいた魔導時間計測器のボタンを押した。ボリバルが、セリノのアナルに入れている大人の玩具のスイッチを押して、大人の玩具の動きを止めると、セリノが低く唸りながら、ゆっくりとボリバルのアナルからちんこを引き抜いた。
ボリバルは荒い息を吐きながら、身体ごと振り返り、セリノに魔導時間測定器を見せた。
「記録、40,3。はっやーい! やーい! やーい! 早漏くぅん!」
「クッソ腹立つ!! 次はお前の番だごらぁ! 10でイカせてやんぞごらぁ!」
「おほほほ! 早漏君には無理じゃなくてぇ?」
「絶対にイかす。むしろ泣かす」
「やれるもんならやってみやがれってんだ!」
ボリバルは高笑いしながら、セリノに尻を向け、馬鹿にするように尻をふりふりと左右に振った。額に青筋を浮かべたセリノが、ボリバルに大人の玩具を装着した。自分が着けていた玩具を外したセリノが、ころんと仰向けに寝転がり、自分の太腿を両手で持って、足を大きく広げ、腰を少し浮かせた。足先で、ちょいちょいと手招きされる。ボリバルは楽しくて笑いながら、セリノの足の間を陣取って、勃起したままのちんこを片手で掴み、セリノの熱く濡れたアナルに、ちんこの先っぽを押しつけた。ゆっくりと腰を動かして、ちんこをセリノのアナルの中に押し込んでいけば、使いまくっている癖に締まりがいい括約筋で、ちんこの皮が自然と剥かれる。熱く柔らかいぬるついた腸壁にちんこ全体が包まれると、我慢できなくなりそうなくらい気持ちがいい。ボリバルが堪らず熱い息を吐くと、セリノがにやぁっと笑って、自分の太腿から手を離し、両足をボリバルの腰に絡め、踵でボリバルの尻を軽く蹴った。
「ほら。動けー」
「分かってらぁ」
「おっ!? あ! あぁ!! いいっ! もっと突きまくれ!」
「あーー、クッソ! そんな、締めんなっ」
「はっはっは! あ、ぽちっとな」
「あぁぁぁぁ!?」
セリノが好きな動きをしてやっていると、唐突に腹の中の玩具が暴れ回り始めた。前立腺がぐいんぐいんと強く刺激され、ちんこの裏側やちんこの根元、金玉の付け根がぶるぶると振動で刺激される。ボリバルが堪らず喘ぐと、セリノがニヤニヤ笑って、ボリバルの盛り上がった胸筋の下の方にあるちょっとぷっくりと肥大した濃い赤褐色の乳首を両手で摘まみ、ぐいーっと引っ張った。脳天に快感が突き抜ける。乳首もちんこもアナルの中も気持ちよすぎて本当にヤバい。
「あぁぁぁぁ!! ちくびはずるいっ! ちくびはずるいぃぃぃぃ!」
「はっはっはー! ほらほら、もっと激しく腰振れよ。俺をイカせてみろよぉ」
「こんのぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「あぁっ!! いいっ! いいっ! もっと! あっははっ!」
ボリバルは歯を食いしばって、下腹部に力を入れて込み上げる射精感に堪えながら、めちゃくちゃにセリノのアナルの中の前立腺をガンガン激しく擦り上げながら、必死で腰を振りまくった。ちんこが蕩けるようなセリノのアナルの中がクッソ気持ちいいし、玩具で刺激されている自分の前立腺その他も、セリノにくりくり弄られている乳首も気持ちよ過ぎて、本当にヤバい。このままでは、負けてしまう。ボリバルは身体中を暴れ回る快感に目の裏をチカチカさせながら、上体を伏せて、ボリバルの薄い胸板にあるぷっくりと女みたいに肥大した乳首に吸いつき、小さめの乳輪ごと、じゅーーっと吸った。
「あぁっ! やべぇ! クッソいいっ!!」
セリノが大きく喘ぎ、乳首を吸うボリバルの頭を両手で抱きしめて、自分の乳首にボリバルの顔を更に押しつけた。ちゅっちゅくちゅくちゅくセリノの乳首を吸いながら、セリノをイカせるべく、必死で腰を振る。高まり過ぎた快感が、今にも弾け飛びそうだ。
「あぁぁぁぁぁぁっ! むりむりむりむりっ! いっくぅぅぅぅ!!」
「んーーーーっ!!」
セリノがビクンビクンと大きく身体を震わせた。熱い液体が腹にかかるのを感じた直後、ボリバルも思いっきりセリノの腹の中に精液をぶちまけた。
はぁー、はぁー、と荒い息を吐きながら、セリノの頭元に置いてあった魔導時間計測器のボタンを押し、まだボリバルの中で暴れ回っている玩具のスイッチを切る。
ボリバルは、快感の余韻で呆けているセリノを見下ろし、ニッと笑った。
「俺の勝ち~。お前が先にイッたし、時間も143,7。完全勝利と言わざるを得ない」
「あーーっ! クッソ! マジかよ!!」
「はっはっは。これで魔導扇風機の主導権は俺のものだぁ!!」
「持ち主は俺ですけどぉ!?」
「負けたお前が悪い」
「くそったれめ」
ボリバルがゆっくりとセリノのアナルからちんこを引き抜き、悔しそうなセリノに玩具を外してもらっていると、玄関の呼び鈴が鳴った。セリノと顔を見合わせて、そのままの恰好で2人で玄関に向かう。玄関のドアを開ければ、気まずそうな顔をした男が立っていた。
「……空調設備修理業者です。お取込み中なら、また後程……」
「「今すぐ修理してくれ!!」」
「あ、はい」
ボリバルとセリノは、嬉々として修理業者の男を招き入れ、居間や、セックスの残り香しかしない寝室の空調を修理してもらった。
ボリバルが早速修理が終わった空調のスイッチを入れ、空調の前で涼んでいると、支払いをしていたセリノに声をかけられた。
「バル。金貸せ。手持ちじゃちょっと足りない」
「いいぞー」
ボリバルは全裸のまま鞄から財布を取り出し、足りない分を修理業者の男に手渡した。
「チップ代わりに混ざっていく?」
「混ざりません!! 失礼します!!」
逃げるように慌てて帰っていく修理業者の男の後姿を見て、ボリバルはセリノと一緒にゲラゲラ笑った。蒸し風呂のようだった部屋が、一気に涼しく快適になった。ボリバルはセリノに横から抱きつき、にまーっと笑った。
「第二回戦、どうよ。今度は今夜の酒を賭けて」
「いいだろう。今度こそ勝つっ!!」
「ふっ。早漏坊やが俺に勝てるかな?」
「てめぇこの野郎。……なぁ、バル」
「あ?」
「60になったらよ、結婚式挙げねぇか」
「爺と爺の結婚式とか面白すぎんだろ」
「だろ? どうよ。人生最大のネタができんぜ」
「あっは! いいぜ。60になったらな。あとどんくらいだ?」
「俺ら、今年で28だろ? 32年後だな」
「マジかよ。今のうちに式場押さえとかねぇと。ドレスはどっちが着る?」
「60になる年のはじめに勝負して負けた方」
「勿論、セックス勝負だよな?」
「当然」
「なんだそれ。クッソ面白れぇじゃねぇか!」
「はっはっは! お前の花嫁姿を拝んでやんよ!」
「抜かせ! 花嫁姿のお前をお姫様抱っこでベッドに運んでやんよ!」
ボリバルはセリノと顔を見合わせて、ゲラゲラ笑い転げた。ずっと先の約束よりも、今は今夜の酒の話だ。
ボリバルはセリノと乱れたシーツの上に飛び込んで、二回戦目へとしゃれこんだ。
(おしまい)
30
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楽し〜
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感想をありがとうございますっ!!
本当に嬉しいです!!
お楽しみいただけて、本当にめちゃくちゃ嬉しいです〜!!
萌えと性癖を詰め込みまくって、非常に楽しく執筆いたしました!!
お読み下さり、本当にありがとうございました!!