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第67話 付与魔法とセロス
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3日後、イールスが魔法研究院に向かい、メデルの部屋に向かう
「メデル様、本日は、準備が出来ましたので、付与魔法をさせて頂きたいと思ってます。宜しいでしょうか?」
「イールス、こんな早く…失敗しても良いでしょう、早速しますか?」
メデルが笑顔で言うと、魔剣作製の部屋に向かう
イールスが鎧と剣を出して、魔石に魔法陣を書き込んでいる。メデルが魔法陣を見て青ざめている
(ちょっと待ちなさい! この子何を書き込んでいるのですか!! 1個出なく3つ! ふざけているのですか!)
全部に書き込み終わる
「どうでしょうか?」
メデルを見ながら聞くと、メデルが頭を抱えている
「イールス、まさか、その剣も同じような書き込みを?」
メデルが思い出したように聞く
「はい、成功して良かったです。 構造強化と重撃と腕力強化です」
笑顔で言うと、メデルが崩れ落ちる
「監視してなかった…今更、この剣が国宝を越える剣なんて、言えない」
メデルが呟いている
イールスが鎧の魔石に魔力を流して、魔力が鎧に満ちていくと、鎧は魔力の輝きに包まれている。
続けて、ガントレットとブーツに魔力を流して、魔力が満ちてい、魔力の輝きに包まれている
「うそ…成功している…何故? この子やっぱりおかしい」
メデルが青ざめながら鎧を見ている
「良かった、成功しました」
「成功しました…成功しましたじゃない!! このデタラメな成功率何よ!! 100年ぶりに成功しましたなんて、報告出来ません」
メデルがイールスの襟を掴み締め上げながら叫ぶ
「申し訳ありません、半人前が必死に頑張った所為で、成功してしまいました」
「何で!! 何で! 成功するのよ!! 何で! この子やっぱりおかしい」
メデルが怒鳴っている
メデルが怒鳴り散らして落ち着くと、剣を見ている
「この剣は何を書き込んだの?」
「構造強化と重撃です。 魔力が押さえられるか」
「このデタラメな書き込み…」
メデルが呟いて、魔石に魔力を流すと、魔力が剣に満ちて、魔力の輝きに剣が包まれている。
「剣まで…もうどうしたら? 魔剣研究者達が何百本失敗続けていると思っているのよ!」
メデルが大声で叫ぶ
「申し訳ありません、百本に1本の成功を続けて成功してしまい、大変申し訳ありません」
頭を下げながら言う
「もう何が何だかわからないわ!!一つや二つ秘密が増えても…仕方無いですね…イールス着替えなさい」
メデルが諦めたように言うと、イールスが鎧を着てから、庭に出て、剣を振って問題が無いか確認している
力が沸いてくる、動きやすい…それに軽く剣を振れる
イールスが動きながら剣を振り、笑顔で戻ってくる
「動きやすく、疲れないかったです。凄く気に入りました」
「そうですか…イールスに手加減と言う、概念は無いですね…剣の腕も凄いですね」
「本当ですか? 一人前になれるように、頑張って鍛練します」
頭を下げて言う
「イールス、少しは、常識的な実力をを学んでくださいね」
メデルが諦めたように言う
(この子の教育どうなっているのよ! 魔法に剣の腕も…容姿も…分家の子が必死になるのも解りますが…絶対に苦労しますわ)
「時間が有りますので、もし良ければ、魔法薬の練習をさせて貰うっても宜しいですか?」
「良いでしょう…付いてきなさい」
メデルが笑顔で言うと、魔法薬の研究室に向かい、イールスが薬草の準備を始め、薬草をすり潰してから、混ぜて魔力を流しながら煮込み始める。メデルは職員に呼ばれて部屋に戻る
職員が慌てた様子で、メデルを呼びに来る
「メデル様、大変です!! イールスさんが」
職員が慌てて言う
「イールスが? あ! 放置してました! すぐに行きます」
メデルが慌てて言うと、部屋に向かい、入口から部屋を見て青ざめている
「あ! メデル様、どのくらい作れるか、試していましたが、瓶が足りなくなりました」
イールスが笑顔で言う
「瓶が…何本有りますか?」
メデルが青ざめて聞くと、机に並べられた瓶をイールスが数えている
「420本です。後これなのですが、瓶に詰められませんでした」
「420本…何ヵ月分ですか?」
メデルが職員を見て聞く
「1ヶ月分を1日で1人で作製するなんて…どうすれば良いですか?」
職員が震えている
「騎士団に引き取って貰えば… 買取り出来ますか? …なんて説明するのよ!! イールス、手加減を覚えなさい!!」
メデルが突然キレて怒鳴る
「申し訳ありません、ついつい楽しくて、作り続けていました、半人前が調子に乗って本当に申し訳ありません」
頭を下げながら言う
「誰かこの子を監視しなさい」
メデルが大声で怒鳴り、職員達がメデルを見ている
(メデル様の役目では…)
買取りの担当の職員が魔法薬を鑑定を始める
「全部できが良いです…1度時間をおいて再鑑定しますか?」
職員が苦笑いしている
「任せます! この量作った事実が問題です! 誰も止めないから、こうなります! この子に誰か常識的な事を教えなさい!!」
「メデル様とセロス様以外に居ないと思いますが…」
職員が苦笑いして言うと、セロスが笑いながら見ている
「セロス!! 笑っていないで考えなさい」
「イールス、部屋に来てほしい、買い取りたい物が有る」
セロスが笑顔で言う
「は? 何を!! セロス」
「ここで言って良いのか? 無理矢理聞き出したが、笑ったぞ」
セロスが笑いながら言う
「イールス、一緒に来なさい」
メデルが慌てて言うと、イールスを連れて出ていこうとする
「メデル様、片付けをしないと」
「あなた達やりなさい!! この子の所為でやる事が無くなったでしょ」
「メデル様、畏まりました」
職員が苦笑いして言うと、メデルに引っ張られてイールスが連れていかれる
セロスの部屋に入り、イールスの前のソファーにセロスとメデルが座る
「イールス、ダンジョンコアを譲って欲しい」
セロスが笑顔で言う
「セロス!! 何を考えているのですか!」
メデルが慌てて叫ぶ
「出所は言わない、買取価格は、金貨1000枚だ! イールス強くなったな! アーセリオドールをしつこく責めたら、やっと吐いて、笑ったぞ」
セロスが笑顔で言う
「アーセリオドール! 何故ばらす」
メデルが怒り怒鳴る
「メデル、イールスの事は秘密にするが、ダンジョンコアは、最優先事項だ! 大公家の血筋を探すのは、国家の最優先事項だ! 何個のダンジョンコアを使ったと思っている!! 」
「セロス! それは解ってますが、出所は絶対にバレます」
「その時は、3伯爵家が圧力を加えれば良い」
セロスが笑いながら言う
「イールスの為なら、侯爵家も…追求が出来ないですね…」
メデルがガッカリすると、セロスがイールスに説明を始める
「こちらがミノタウロスのダンジョンコアです」
イールスがテーブルに置く
「この大きさ、これなら確実に解るだろう!! ちょっと待っていろ」
セロスが笑顔で職員を呼び出して、金貨をもって来させる
「これが報酬だ! 受け取って欲しい」
セロスが笑顔でテーブルに並べられた金貨を見て言う
「こんな大金受け取れません、こんな石ころの為に」
「は? 石ころ…イールス! 面白い」
セロスが爆笑している
「こんな大金持って帰れません! ヘルクドール様とアーセリオドール様とメサリア様に相談させて下さい」
「アーセリオドールには伝えてある! イールス正当な報酬だ!助手に早くなってくれるなら、受け取らなくても良いぞ」
「え! それは…半人前の未熟者ですので、冒険者になります。助手になりたくないので、持ち帰りメサリア様に相談します」
頭を下げながら言う
「手紙を書いておく、持っていくように」
セロスが笑顔で言うと、手紙を書いている
イールスは手紙を受け取り、屋敷に帰りリビングに向かう
「イールス、セロスに会ったか?」
アーセリオドールが苦笑いして聞くと、ヘルクドールとメサリアがイールスを見ている
「ただいま帰りました。セロス様よりの手紙とダンジョンコアの代金です。どうしたら良いか、教えて頂きたいと思います」
イールスがテーブルに金貨の袋と手紙を出すと、ヘルクドールが読み始めて、ため息をする
「これはイールスの冒険の結果だ! イールスの持ち物である…夏前なら欲しかったが…」
ヘルクドールが苦笑いしていると、手紙をアーセリオドールとメサリアに見せて、メサリアが爆笑している
「イールス、将来必要になるだろう、大事に使いなさい」
アーセリオドールが頭を抱えながら言う
「イールス最高ですの!! 誰にプレゼントを買いますか? 楽しみですのーー」
メサリアが笑いながら言う
「こんな大金どうしたら良いか解りません、教えて欲しいです」
「イールス、事業でもすると良い、失敗してもイールスが得た資金だ」
ヘルクドールが考えてから言う
「イールスですのーー 絶対にイールスですの」
メサリアが笑っている
「メデル様、本日は、準備が出来ましたので、付与魔法をさせて頂きたいと思ってます。宜しいでしょうか?」
「イールス、こんな早く…失敗しても良いでしょう、早速しますか?」
メデルが笑顔で言うと、魔剣作製の部屋に向かう
イールスが鎧と剣を出して、魔石に魔法陣を書き込んでいる。メデルが魔法陣を見て青ざめている
(ちょっと待ちなさい! この子何を書き込んでいるのですか!! 1個出なく3つ! ふざけているのですか!)
全部に書き込み終わる
「どうでしょうか?」
メデルを見ながら聞くと、メデルが頭を抱えている
「イールス、まさか、その剣も同じような書き込みを?」
メデルが思い出したように聞く
「はい、成功して良かったです。 構造強化と重撃と腕力強化です」
笑顔で言うと、メデルが崩れ落ちる
「監視してなかった…今更、この剣が国宝を越える剣なんて、言えない」
メデルが呟いている
イールスが鎧の魔石に魔力を流して、魔力が鎧に満ちていくと、鎧は魔力の輝きに包まれている。
続けて、ガントレットとブーツに魔力を流して、魔力が満ちてい、魔力の輝きに包まれている
「うそ…成功している…何故? この子やっぱりおかしい」
メデルが青ざめながら鎧を見ている
「良かった、成功しました」
「成功しました…成功しましたじゃない!! このデタラメな成功率何よ!! 100年ぶりに成功しましたなんて、報告出来ません」
メデルがイールスの襟を掴み締め上げながら叫ぶ
「申し訳ありません、半人前が必死に頑張った所為で、成功してしまいました」
「何で!! 何で! 成功するのよ!! 何で! この子やっぱりおかしい」
メデルが怒鳴っている
メデルが怒鳴り散らして落ち着くと、剣を見ている
「この剣は何を書き込んだの?」
「構造強化と重撃です。 魔力が押さえられるか」
「このデタラメな書き込み…」
メデルが呟いて、魔石に魔力を流すと、魔力が剣に満ちて、魔力の輝きに剣が包まれている。
「剣まで…もうどうしたら? 魔剣研究者達が何百本失敗続けていると思っているのよ!」
メデルが大声で叫ぶ
「申し訳ありません、百本に1本の成功を続けて成功してしまい、大変申し訳ありません」
頭を下げながら言う
「もう何が何だかわからないわ!!一つや二つ秘密が増えても…仕方無いですね…イールス着替えなさい」
メデルが諦めたように言うと、イールスが鎧を着てから、庭に出て、剣を振って問題が無いか確認している
力が沸いてくる、動きやすい…それに軽く剣を振れる
イールスが動きながら剣を振り、笑顔で戻ってくる
「動きやすく、疲れないかったです。凄く気に入りました」
「そうですか…イールスに手加減と言う、概念は無いですね…剣の腕も凄いですね」
「本当ですか? 一人前になれるように、頑張って鍛練します」
頭を下げて言う
「イールス、少しは、常識的な実力をを学んでくださいね」
メデルが諦めたように言う
(この子の教育どうなっているのよ! 魔法に剣の腕も…容姿も…分家の子が必死になるのも解りますが…絶対に苦労しますわ)
「時間が有りますので、もし良ければ、魔法薬の練習をさせて貰うっても宜しいですか?」
「良いでしょう…付いてきなさい」
メデルが笑顔で言うと、魔法薬の研究室に向かい、イールスが薬草の準備を始め、薬草をすり潰してから、混ぜて魔力を流しながら煮込み始める。メデルは職員に呼ばれて部屋に戻る
職員が慌てた様子で、メデルを呼びに来る
「メデル様、大変です!! イールスさんが」
職員が慌てて言う
「イールスが? あ! 放置してました! すぐに行きます」
メデルが慌てて言うと、部屋に向かい、入口から部屋を見て青ざめている
「あ! メデル様、どのくらい作れるか、試していましたが、瓶が足りなくなりました」
イールスが笑顔で言う
「瓶が…何本有りますか?」
メデルが青ざめて聞くと、机に並べられた瓶をイールスが数えている
「420本です。後これなのですが、瓶に詰められませんでした」
「420本…何ヵ月分ですか?」
メデルが職員を見て聞く
「1ヶ月分を1日で1人で作製するなんて…どうすれば良いですか?」
職員が震えている
「騎士団に引き取って貰えば… 買取り出来ますか? …なんて説明するのよ!! イールス、手加減を覚えなさい!!」
メデルが突然キレて怒鳴る
「申し訳ありません、ついつい楽しくて、作り続けていました、半人前が調子に乗って本当に申し訳ありません」
頭を下げながら言う
「誰かこの子を監視しなさい」
メデルが大声で怒鳴り、職員達がメデルを見ている
(メデル様の役目では…)
買取りの担当の職員が魔法薬を鑑定を始める
「全部できが良いです…1度時間をおいて再鑑定しますか?」
職員が苦笑いしている
「任せます! この量作った事実が問題です! 誰も止めないから、こうなります! この子に誰か常識的な事を教えなさい!!」
「メデル様とセロス様以外に居ないと思いますが…」
職員が苦笑いして言うと、セロスが笑いながら見ている
「セロス!! 笑っていないで考えなさい」
「イールス、部屋に来てほしい、買い取りたい物が有る」
セロスが笑顔で言う
「は? 何を!! セロス」
「ここで言って良いのか? 無理矢理聞き出したが、笑ったぞ」
セロスが笑いながら言う
「イールス、一緒に来なさい」
メデルが慌てて言うと、イールスを連れて出ていこうとする
「メデル様、片付けをしないと」
「あなた達やりなさい!! この子の所為でやる事が無くなったでしょ」
「メデル様、畏まりました」
職員が苦笑いして言うと、メデルに引っ張られてイールスが連れていかれる
セロスの部屋に入り、イールスの前のソファーにセロスとメデルが座る
「イールス、ダンジョンコアを譲って欲しい」
セロスが笑顔で言う
「セロス!! 何を考えているのですか!」
メデルが慌てて叫ぶ
「出所は言わない、買取価格は、金貨1000枚だ! イールス強くなったな! アーセリオドールをしつこく責めたら、やっと吐いて、笑ったぞ」
セロスが笑顔で言う
「アーセリオドール! 何故ばらす」
メデルが怒り怒鳴る
「メデル、イールスの事は秘密にするが、ダンジョンコアは、最優先事項だ! 大公家の血筋を探すのは、国家の最優先事項だ! 何個のダンジョンコアを使ったと思っている!! 」
「セロス! それは解ってますが、出所は絶対にバレます」
「その時は、3伯爵家が圧力を加えれば良い」
セロスが笑いながら言う
「イールスの為なら、侯爵家も…追求が出来ないですね…」
メデルがガッカリすると、セロスがイールスに説明を始める
「こちらがミノタウロスのダンジョンコアです」
イールスがテーブルに置く
「この大きさ、これなら確実に解るだろう!! ちょっと待っていろ」
セロスが笑顔で職員を呼び出して、金貨をもって来させる
「これが報酬だ! 受け取って欲しい」
セロスが笑顔でテーブルに並べられた金貨を見て言う
「こんな大金受け取れません、こんな石ころの為に」
「は? 石ころ…イールス! 面白い」
セロスが爆笑している
「こんな大金持って帰れません! ヘルクドール様とアーセリオドール様とメサリア様に相談させて下さい」
「アーセリオドールには伝えてある! イールス正当な報酬だ!助手に早くなってくれるなら、受け取らなくても良いぞ」
「え! それは…半人前の未熟者ですので、冒険者になります。助手になりたくないので、持ち帰りメサリア様に相談します」
頭を下げながら言う
「手紙を書いておく、持っていくように」
セロスが笑顔で言うと、手紙を書いている
イールスは手紙を受け取り、屋敷に帰りリビングに向かう
「イールス、セロスに会ったか?」
アーセリオドールが苦笑いして聞くと、ヘルクドールとメサリアがイールスを見ている
「ただいま帰りました。セロス様よりの手紙とダンジョンコアの代金です。どうしたら良いか、教えて頂きたいと思います」
イールスがテーブルに金貨の袋と手紙を出すと、ヘルクドールが読み始めて、ため息をする
「これはイールスの冒険の結果だ! イールスの持ち物である…夏前なら欲しかったが…」
ヘルクドールが苦笑いしていると、手紙をアーセリオドールとメサリアに見せて、メサリアが爆笑している
「イールス、将来必要になるだろう、大事に使いなさい」
アーセリオドールが頭を抱えながら言う
「イールス最高ですの!! 誰にプレゼントを買いますか? 楽しみですのーー」
メサリアが笑いながら言う
「こんな大金どうしたら良いか解りません、教えて欲しいです」
「イールス、事業でもすると良い、失敗してもイールスが得た資金だ」
ヘルクドールが考えてから言う
「イールスですのーー 絶対にイールスですの」
メサリアが笑っている
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